【柿谷曜一朗】唯一の欠点は素行?技巧派選手の意外な素顔

わずか4歳でセレッソ大阪ユースでサッカーを始め、16歳でプロデビューした柿本曜一郎。小さい頃から天才と言われ同年代の香川よりも上手いともてはやされてきた彼だが、早熟に付きものの大きな挫折が大人になってあらわれた。天才を苦しめるもう一つの顔に迫っていきたい。

柿谷曜一朗とは


どうして神童と呼ばれた子供は大人になるとこうも桁違いな挫折を繰り返してしまうのだろうか。2014年24歳で渡ったスイスのクラブ・バーゼルでは2018年までの移籍契約だったが3年も早く2015年に帰ってきてしまった。

スイスカップでハットトリックを見せるなど幸先の良さを見せたが、ふとした怪我から復帰の一ヶ月後急に他の選手にポジションを奪われてしまった。監督は彼を構想外と断定した。かつてセレッソで格下と思っていた乾貴士にポジションを奪われた時と同じ過ちを海外でしてしまったわけである。

日本の監督や選手から異能の才能と認められる柿本曜一郎だが、この妙にうだつの上がらない理由はなんだろう。彼のもう一つの顔、遅刻罰金制裁チーム追放を受ける素行の悪さにその秘密は隠されているのかもしれない。天才の運命を変えた苦悩の道のりを追っていこう。

・柿谷曜一朗の来歴をチェック!

幼少期からプロまで

4歳からセレッソ大阪のユースチームでサッカーを始めた柿本曜一郎は追手門高校在学中の16歳に早くもプロサッカー選手になった。その圧倒的な技術やボールタッチの早熟さは当時では香川真司よりも上手いともてはやされていた。

アーセナルやインテルのユースチームに参加し、17歳でワールドカップにも出場しMVPを取るなど、将来海外で活躍する選手として日本サッカー界はおおきな期待を寄せた。U-17にして出場時間900分という数字を叩き出し、試合に出まくっていた。

しかしマリノスから移籍してきた乾貴士にポジションを奪われた頃から急にプロ意識にかける行動をとるようになった。練習には連続で遅刻し、チームから罰金を受けた。監督は愛想をつかし半ば追いやるように彼を徳島ヴォルティスへ期限付きの移籍を言い渡した。

海外へ移籍

やっぱかっけえな。 #柿谷曜一朗#セレッソ#8#J1#似てるとか光栄ですわ。

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2013年東アジアカップで初めて日本代表に選出され、続いて2014年ブラジルワールドカップに出場を果たした。この勢いそのままにスイスのクラブチームバーゼルからお呼びがかかり、24歳の時に初めて正式に海外移籍を果たした。

しかし1年そこそこで試合に出れなくなってしまう。原因は柔軟性に欠けるという理由から。確かにクラブユースで育った彼には当時流行りのカウンターサッカーからの得点を得意としており、何かフォワードとして独自のプレーにかけていた。

敵の裏をく得意の場面では得点を決めることはできたものの、海外が求めるフォワード像にあっていなかった。難しいがなにかこうFW特有の自信や気概みたいものを感じなかったのだ。失敗に弱いところもあり、ミスを怖がるプレーも目立った。悔しいが2015年に再び3度目のセレッソ大阪に帰ってきてしまった。

超技巧派!柿谷曜一朗のプレースタイルは?

持ち味のボールテクニック

柿谷曜一郎の凄さはいわゆる見せるサッカーをできることである。海外で成功した本田圭佑と中田英寿のような選手は意外だがテクニック系の選手でない。もちろんテクニックもあるが彼らは準備や体力などの基本的な姿勢を加え、総合点で選手として評価してもらおうとする選手である。

一方柿谷はユースで育った選手特有のテクニシャン系の選手である。ボールタッチがとにかくうまい。ボールを持つとピッチがわくほどで、タッチの軽さからパスまでの時間が短く、仲間が追いつけないほどの反射神経と経験則がある。

技巧は日本代表でもトップレベルだろう。しかし小さい頃からずっとピッチをわかすプレーを好んでいたので、チームの調和を崩すことで度々Jリーグでは批判の対象になっていた。自分が楽しめないとサッカーが面白くない、と本人はきっと思っていたことだろう。

プレーヤーとしての評価

曜一朗(2017/04/01@キンチョウ) #cerezo #柿谷曜一朗 #セレッソ大阪

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プロデビュー当初の柿本曜一郎のプレーはまだユースらしいテクニックやクラブで教わった戦術を用いた得意プレーを前面に出してサッカーをしていた。サッカー選手としての意識が変わったのが徳島ヴォルティスへ島流しにあった頃から。

監督から記者会見で堂々とメディアへ遅刻のことや素行の悪さを暴露されてから、何か精神の改善がなされたようだった。ネットでも嘘か本当かわからない喫煙の疑惑なども話題になっていたほど、その素行の悪さが目立ってしまったからだ。

しかしもともと真面目で前向きな選手であり、チームにも溶け込むのが早く山口蛍や清武など仲のいい選手がたくさんいる。仲間の信頼も厚い。それだけにやらなければ、そう思ったのかもしれない。ただ日本の監督からプレーヤーとして評価されることは少なくなった。

日本代表に選ばれない理由はプレーにあった

2017.4.8 #柿谷曜一朗 #セレッソ大阪 #セレッソ

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2014年のブラジルワールドカップ以降代表から選出されていない柿谷曜一郎だが、その原因は彼のプレースタイルだった。ザックジャパンはユースチーム伝統のパスサッカーを懸念して本田のワントップフォワードにした。

テクニックやスピードは柿谷もフォワードとして相当な技術を持っている。しかし本田のように気概一本でピッチを走りきることができない。皮肉だが本田のようにかつてユースで挫折して高校サッカーで育った人間の方が精神力もあり活躍の幅が大きかったのだ。

そうは言っても柿谷の方が創造的なサッカーができる。つま先を使ったボールテクニックなんて職人のような長く磨かれたものがある。いろんなプレーの仕方を知っているので誰も思いつかない次の一手を出して相手を抜くこともできる。柿谷は本来ファンタジスタと呼ばれてもいいような選手だ。

柿谷曜一朗の意外な欠点とは?

遅刻や選手としての意識の低下、そして目をみはるようなプレーがない。というのがよく言われる柿谷曜一郎の欠点だが、本当の彼の欠点は多分ここぞで結果を出す能力がないところだと思われる。

スイスのバーゼルでも彼が急に試合に出れなくなったものの、1年半で18試合4ゴールという結果を残した。テクニックやプレー単体でみれば他の選手に劣っていなかったが、監督にアピールする結果は残せなかった。

その原因はコミュニケーションにあり、語学があまりうまくなかったことでチームとの会話も少なかったようだ。監督は彼をあまり好んでいなかったようで、こういう状態だとピッチで大きな結果を残さなければいけない状況になってしまうのだ。

妻である丸高愛実との仲が良すぎる!

柿谷曜一郎は2016年12月8日にタレントの丸高愛実と結婚している。すでに約2年半前から交際しており、現在もそのラブラブぶりは連日インスタグラムで公表されている。話題の種は丸高の料理の意外なうまさである。

タレントとしておバカキャラを演じたりしている丸高愛実だが、実はアスリートフードマイスターという資格もとっている。最近ではマーくんと結婚した里田まいさんがとって話題になっていたが、いわゆるアスリート飯を作れる資格である。

インスタには和食洋食からなんでも本当に料理上手な写真がのせられている。モルディブ旅行やツーショット写真などいつも二人の写真が上がっているのも彼らのラブラブ具合がうかがわれる。ん、これは彼女にのろけ始めてから不調になったのか、とちょっと疑ってしまうほどである。

柿谷曜一朗はまだまだ成長中!

さてこれから柿谷曜一郎はセレッソ大阪でどんな活躍を見せてくれるのだろうか。思えばこれが3回目のセレッソ復帰になったが、その理由はセレッソが柿谷に日本サッカーで成長してほしいと思っているからである。

2017年久しぶりのJ1昇格を果たしたセレッソ大阪。柿谷と一緒に川崎フロンターレの杉本健勇や優秀な中国人選手も集まり機運も高まっている。リーダーでエースの8番を着る柿谷に対する新監督ユン・ジョンファンは彼に茶髪を許すなどして素行に対する許容もでかい。

心が広いのはそれだけ彼に期待をよせているからだろう。そして選手のだいぶ入れ替わったセレッソでまだ27歳の柿谷はもう古株、選手としての信頼を大事にしている様子もうかがわれる。柿谷が活躍を見せるのはやはりセレッソ大阪。2017から大きな飛躍をするだろう。

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