【能年玲奈】声優で受賞しても現在は干されたまま?のんの知られてない7つの真実

能年玲奈と言えば、事務所からの独立騒動勃発で、突如“のん”に改名して世間をアッと驚かせましたが、いったいどんな人なのでしょうか?また、最近露出が少ないと思っていたら、着実に仕事をしているようです!?

能年玲奈、改め「のん」とは?

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で、ヒロイン・天野あきを演じ、国民的アイドルになった能年玲奈(当時)。社会現象にまでなった『あまちゃん』が、その年の大晦日の紅白歌合戦で一夜限り復活した時は、日本中が喜びに沸きました。

あまちゃん後の初仕事にも注目が集まり、紡木たく原作の『ホットロード』の主役・宮市和希を演じることが話題になりました。何度もドラマや映画の話が持ち込まれ、連載から25年の時を経て、「能年玲奈(当時)が、和希役なら」と、やっと原作者がOKしての実写化でした。

本作は興行的にも成功を収め、映画賞新人賞を総なめにしましたが、実は撮影終了後の2014年1月に「事務所を辞めたい」と、本人が所属事務所に申し出ていました。まさか2年5ケ月後に、能年玲奈が「のん」に改名する事態になるとは、この時点で誰が予想したでしょうか!?

じぇじぇ!あまちゃんで絶頂期に

『あまちゃん』は、2013年4月からの上半期に放送され、ヒロインオーディションは、その1年前の2012年4月に行われました。オーディション会場に能年玲奈(当時)が現れたとたん空気が一変、「とりあえずヒロイン候補が一人見つかった」とNHKはホッとしました。

芝居が一番下手くそだった(らしいです)のに、1,953人の中からヒロイン役に選ばれた能年玲奈(当時)。暗くて猫背な今までにないヒロインが誕生した瞬間でした。NHK制作統括の訓覇圭(女優・石田ひかりの夫)が、何度注意してもダメだったので、途中で「猫背を直す」のは諦めたらしいです。

思い切った設定と、過剰な情報で展開する速いテンポを演じるキャストたちに、お茶の間は釘付けで、「日本の朝8時を変えた」歴史的な作品だと思います。当然、能年玲奈(当時)の好感度も急上昇し、放送中からCM契約数もうなぎ登りでした。

急転直下?洗脳?事務所独立騒動で「のん」に改名するまで

2015年4月に東スポが、「所属事務所に無断で1月に個人事務所設立」と報道して、問題が明るみに出ました。東スポの記事では、「個人事務所は、能年玲奈(当時)に演技指導をした滝沢充子が役員を務め、能年が滝沢に洗脳されている」というショッキングな内容でした。

この報道の影響か、能年玲奈(当時)唯一のラジオレギュラー番組は2015年9月に終了。CMもなくなり、メディアから一切消えましたが、2016年7月から「のん」に改名して再スタートすることが伝えられました。

能年玲奈は本名ですが、所属事務所から「能年玲奈で仕事をするときは契約満了後もウチの許可を取れ」という内容の警告書が届いたための策でした。ちなみに、滝沢とは、所属事務所が能年への演技指導を依頼したことで知り合い、現在も良好な関係のようです。また滝沢は東スポを名誉棄損で訴えています。

のんトリビア1

新垣結衣に憧れてニコラオーディションでグランプリ受賞!

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能年玲奈(本名)は、小中学生向けのローティーンファッション誌『ニコラ(新潮社)』でモデルをやっていた新垣結衣に憧れて、中学生だった13歳の時に専属モデル(ニコモ)を選ぶ「第10回ニコラモデルオーディション」に自ら応募しています。

当時としては過去最多の5,986人の応募者の中から、書類選考を経て最終選考の12人に残り、見事グランプリを受賞。2006年~2010年までニコモを務めました。新垣結衣のニコモでの活動期間は、2001年~2005年3月までなので、残念ながら二コラで一緒に仕事をする機会はなかったようです。

ニコモの応募資格はプロダクションや劇団に所属していない10歳(小4)〜15歳(中3)までの女の子で、身長150㎝以上が条件です。オーディションに合格した後に全員がプロダクションに所属し、ニコモ活動を始めますが、活動期間は高校卒業までです。

のんトリビア2

その新垣結衣と同じ芸能事務所「レプロ」に念願の所属!

能年玲奈(本名)は、ニコモ合格後、憧れの新垣結衣が所属するレプロエンタテインメントに所属し、本名と同じ“能年玲奈”を芸名として、デビューしました。レプロの会社概要によると、会社設立は1999年2月に、となっていますが、当時の社名は「レヴィ」でした。

その後、2001年4月に「レヴィプロダクションズ」に社名変更していますが、奇しくも同じ年に新垣結衣が所属タレントになっています。さらに、2006年4月にレプロエンタテインメントに社名変更し現在に至っていますが、驚くことにこの年に能年玲奈(当時)が所属タレントになりました。

現在、その他にレプロに所属するタレントは、長谷川京子、吉川ひなの、羽田美智子、川島海荷、池内博之、中村蒼、ユージなど。突然の出家で話題になった清水富美加も能年玲奈と同様に、サイト上では今も所属タレントです。

のんトリビア3

ダンディ坂野好き?子どもの頃はお笑い芸人になりたかった

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2015年3月、 第31回浅草芸能大賞新人賞を受賞した際に、能年玲奈(当時)が「小学生の時の憧れがダンディ坂野だった」と告白しています。その頃、板野のギャク「ゲッツ&ターン&リバース&ステップステップ」を何秒でやれるかを友達と競い合い、「最盛期は1秒で出来た」と。

のんは兵庫県出身なので、お笑いの聖地・大阪や吉本新喜劇などの関西のお笑いが根付く文化圏で育っていますが、関東芸人のダンディ坂野(実際は、石川県出身で人力舎のスクールJCAからサンミュージック所属)に憧れたというのは、関西人では少数派だと思います。その感性に、「のん」の個性を感じます。

子どもの頃はお笑い芸人もなりたかったそうですが、『あまちゃん』では、コメディエンヌだったと思います。宮藤官九郎の脚本は「サラッとした笑い」が特徴なので、まさに関東のお笑いです。

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「のん」名義で2016年に6個も受賞している!



「のん」に改名しての初仕事は、2016年11月12日に公開された、こうの史代原作、片渕須直監督・脚本のアニメーション映画『この世界の片隅に』の主人公・すず役で、声優への挑戦でした。小規模配給の本作は話題を呼び、上映館が全国に広がるロングランで、配給元のテアトルの株価を9年ぶりに高値に引上げました。

のんは本作で、第38回ヨコハマ映画祭・審査員特別賞、第31回高崎映画祭・ホリゾント賞、第71回毎日映画コンクール・女優主演賞(ノミネート)、第26回東京スポーツ映画大賞・女優主演賞(ノミネート)、第11回声優アワード・特別賞など6つの賞を受賞しています。

片淵の熱烈なラブコールでの起用でしたが、徹底した調査や時代考証を元にした綿密な仕事は、主人公・すずのドキュメンタリーと錯覚するほどで、のんの高い演技力が貢献していると思います。

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演技指導に「女優をやらないと生ゴミね」と言われた?

能年玲奈(当時)は、堀越高校トレイトコース進学を機に上京し、演技指導のレッスンも始めました。すでにモデルをやっていたので、女優になる気持ちはなく、当時の所属事務所から言われるままレッスンをやっていました。

途中で演じることの面白さに気づき、セリフ覚えもよかったらしいのですが、稽古中に悩み過ぎて、演技がストップすることがあり、その時に演技指導の講師だった滝沢に、「あなたは女優をやらないと生ゴミね」と言われたのだとか。

堀越進学後も、東京暮らしに馴染めず引きこもりの時期があったようですが、あまちゃんのクランクアップ後も、ほとんど外に出ず家に引きこもる生活を送っていたようで、あまちゃん終盤の番宣でNHKに出演した際に、「仕事をしていないときはほとんど生ゴミです」と言った主旨の自虐ネタを披露していました。

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.好きな女優ランキング(文春)で新垣結衣を抑え、のん1位!

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一連の騒動以来、能年玲奈(当時)擁護の唯一のメディアが文春でした。2015年4月に開店休業状態だった能年を直撃して「私は仕事がしたい」という悲痛な叫びを引き出しました。その後も能年の母親にインタビューし、東スポ報道全否定を訴えていました。

そんな、文春独自のアンケート企画「好きな俳優」の「好きな女優」部門で、のんがV2を達成しました。アンケートは2017年3月に文春オンラインの無料メルマガ会員を対象に実施された、約6,900人の結果です。

能年玲奈(当時)は、2015年3月は綾瀬はるかに次いで2位。2015年12月は綾瀬を上回って初の1位と、「能年の姿が見たい!」とラブコールを送るような結果でした。今回はのんとして初めてでしたが、2位の新垣結衣をダブルスコアで抑えての堂々の1位。文春の“のん擁護キャンペーン”の成果と文春読者のインテリジェンスを感じます。

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芸名ではなくガチ本名「能年玲奈」を前事務所が「使うな」命令?

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のんは、本名の能年玲奈を使っての芸能活動ができない状況にあります。レプロは、『能年玲奈を使うなとは言っていない』と主張しています。「契約条項に、〝能年玲奈〟という名前はレプロの許可なしで使えないという条項が入っているので、今後も芸能活動を続けるのなら、将来的に名前の問題が出てくる可能性もある」。

だから、「まずは話し合いが必要」という趣旨の文書を送ったにすぎないと。そして、“話し合い”としてレプロが要求しているのは、レプロ代表取締役社長の本間憲と能年玲奈(当時)のサシでの話し合いです。

雇用関係にある2者間がこじれている状況で、2人だけで会うことはあり得ないでしょう。特に使用人(この場合は、能年玲奈(当時))にとっては、パワハラになりかねない状況を招くことを、レプロは理解できていないのでしょうか。

“のん”のこれからに期待すること

のん(元能年玲奈)とは

いかがだったでしょうか。のん(元能年玲奈)を漢字一文字で表現すると「惑」ではないかと思います。惑とは、心が何かにとらわれて正しい判断ができなくなる。まどう。まどわすという意味です。「惑」を使った言葉でのんに一番ぴったりなのが、魅力によって人の心をひきつけ、まどわせる意味の「魅惑」です。

『この世界の片隅に』が話題になった時、いち早くのんを招聘したのは、民放ではなくNHKの“あさイチ”でした。2017年3月からはLINEモバイルのCMも決まり、2018年3月までの契約でJA全農岩手の「純情産地いわて宣伝本部長」に就任。

2017年4月 には、岩手銀行のイメージキャラクターとして入校式にも出席。芸能界としがらみのない、IT業界や地方団体がオファーしている構図です。芸能界の圧力に歯向かって、個人事務所を立ち上げるまさに“あまちゃん”を地で行っています。

もはや『のん』でも『能年玲奈』でもどちらでもいい!?

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もはや、『のん』でも『能年玲奈』でもどちらでも構わないのですが、今後も”のん”で活動することは、レプロをどんどん追い詰める気がしてなりません。レプロの対応は、日本の芸能界ではこれまで当たり前だったことが通用しない世の中になっていることを示唆しているのではないでしょうか。

良い悪いは別として、現在のグローバルスタンダードはアメリカです。日本の政官財もそれに合わせてきたことは、事実です。そうであるのなら、日本の芸能界も転換期にあるのではないでしょうか。

今は、SNSで情報を発信できる時代です。アーティスト性の高いインフルエンサーは縛られることを嫌い、芸能事務所に所属せず個人で活動したがります。芸能事務所にとっては「逃した魚は大きい」ということが起こります。そこにどう取り組んでいくか、真価が問われます。

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