大谷翔平が史上最高の選手である8つの理由。驚愕の成績にメジャーも脱帽

現在のNPBを席捲するスタープレーヤーである大谷翔平。プロの世界で4番でピッチャーというありえないことを可能にできるのは間違いなく彼しかいない。彼がなぜ史上最高の選手なのかその理由を紹介しよう。

日本史上最高の野球選手「大谷翔平」



大谷翔平は193㎝97㎏、NPB北海道日本ハムファイターズに所属するプレーヤーである。投手と野手の両方を主力としてこなすことができるプロ野球史上でも極めて稀な”二刀流”としてMLBからも注目を集める若者である。

2017年に開催された第4回WBCでも日本代表に選ばれ世界中から注目されていたが足首の怪我から調整が遅れ出場を辞退。ファンは非常に悲しんだ。筆者としても世界でどこまで通用するか見て観たかったのでとても残念だった。

大谷に対しては賛否が分かれていたがそれをねじ伏せ納得させるような成績を残す大谷には”日本史上最高の選手”の呼び声が高い。では何故大谷がそう呼ばれるのか。次の8つの理由から紹介していこう。

理由1.高校生の時にすでに160km/hを記録

大谷は岩手県出身でリトルリーグでも活躍した野球少年だった。地元のスターで甲子園を沸かせた菊池雄星(現西武ライオンズ)に憧れて彼の出身校である花巻東高校へと進学する。1年生の秋からエースを務めて最速147㎞/hを記録する。

高校生でその球速でも十分なのだが、実は入学時に当時の日本最速となる163㎞/hを出すことを大谷は目標に掲げていた。なので大谷にとってはまだまだ満足できる球速ではなかったのである。

2年生春には最速151㎞/hを記録し夏の甲子園でも150㎞/hの速球を披露した。そして3年夏の岩手大会準決勝でアマチュア野球史上初となる球速160㎞/hを記したのだ!160㎞/hを投げる高校生として大谷は一躍注目の存在となるのである。

理由2.プロ入り前にメジャーリーグも熱視線

大谷はカ国際大会の日本代表としてもプレイしていたこともあり、NPBだけではなくMLBからも熱視線が注がれていた。本人も日本かアメリカどちらでプレイするかは『五分五分』と語っておりその進路に注目が集まっていたのだ。

メジャー球団との面接を経て大谷は高校入学時からの夢であり憧れだったMLB挑戦を表明!数年前に田沢純一がアマチュアから直接MLBへ渡る事例があり、NPBを経由せずにMLBへ向かう選手がさらに増えていく、そんな流れになるかと思われた。

しかしドラフト会議直前に日本ハムファイターズが大谷のドラフト1位指名を表明。単独指名の後、入団交渉でアマチュアからのメジャー挑戦の難しさやマイナーの現状を示した資料と”二刀流”育成プランなどを提示し説得。ついに大谷は日本ハム入団決意するのである。

理由3.プロでも二刀流を両立できてしまう天才的な野球センス

日本ハムに入団した大谷は春季キャンプにて投手野手両方の練習メニューをこなし、オープン戦で投手、右翼手、指名打者として試合に出場する。その年のシーズン開幕戦高卒新人として出場。ここから大谷の伝説が始まっていく。

基本的には打者メインとして出場しながら5月には投手として初登板、6月には投手として初勝利を挙げる。同じ6月の広島戦で『5番・投手』として出場、7月には初ホームランを放つなど、話題を振りまき続けた。

高卒新人ながら二刀流をこなすセンスもすごいし、怪我以外で一度も一軍を離れることがなかったことが期待の大きさと合わせてそのポテンシャルの高さを示していると思う。そしてこの活躍は全くの序章に過ぎなかったのである。

理由4.NPB史上初の二桁勝利&二桁本塁打を記録

2年目の2014シーズンはさらに大谷は進化を見せる。オールスターゲーム史上最速の162㎞/hをマークすると10月には公式戦でも162㎞/hをマーク!自らの速球にさらに磨きがかかり、大物ぶりをいかんなく発揮する。

さらに打撃でもプロのピッチャーへの慣れに加えて進化したバッティングが開花、最終的に24試合登板11勝4敗、防御率2.61、打者として86試合出場打率.274、10本塁打、31打点を記録。NPB史上初の”同一シーズンで二桁勝利と二桁本塁打”を達成した!

これまでバッティングが好きなピッチャーが1シーズンに何本かホームランを打つことはあったが、大谷のように投手野手どちらも同時に完璧にこなせる選手はもちろんいなかった。まさに新人類とでもいうべき大谷の登場とその進化はまだまだ私たちを驚かせることになる。

理由5.NPB史上初の投手と指名打者の2部門でベストナインに

2016シーズンに投手として10勝4敗、打者として打率.322本塁打22本67打点を記録し、2度目の同一シーズン二桁勝利と二桁本塁打どころか、これまたNPB史上初の”10勝、100安打、20本塁打”を達成する。やはりこの大谷という男、ただ者ではないのである。

この年の11月のパ・リーグのベストナインが発表され大谷はNPB史上初の投手と指名打者の2部門でベストナインを獲得する。これにはただ二刀流として凄いという以外にも大谷が影響をもたらした部分がある。

これまでのベストナイン(野球記者の投票により選出)は投票規定により投手部門と打者部門の重複投票が禁止(無効票となる)されていたのだが、大谷の大活躍を考慮しその規定を変更したためにダブル受賞が可能となった。まさに”二刀流”として認められた瞬間だったのかもしれない。

理由6.数々の名監督・名選手が大谷の才能に脱帽

そもそも例が少ない二刀流については大谷が入団するときから賛否両論分かれていたし、現在も尚その”論争”は尽きない。大谷を素材としてみた時に投手野手どちらがいいのか見る人によっても意見が分かれるのは仕方がないとは思うのである。

例えばダルビッシュ有は投手専念を、イチローは打者専念を勧めているし、松井秀喜や田中将大は本人の意思を尊重した選択を勧めている。長嶋茂雄は入団時はピッチャーを勧めていたが、現在の成績をみて二刀流を辞めろなんで言えない、そのままでいいと意見を変えている程である。

また野村克也や落合博満などの名監督たちも二刀流を続けることを勧めている。このような名だたる選手・監督から様々意見の違いはあるが、共通するのは大谷に才能・実力がずば抜けておりどちらにしても超一流のものである事を証明していると思う。

理由7.165km/hのストレートと151km/hのフォーク

https://youtu.be/WDvXWNgxrG4先述した2016年シーズンのクライマックスシリーズファイナルステージ第5戦、勝てばパ・リーグ制覇かつ日本シリーズ進出という状況のこの試合。ここで大谷の伝説に新たな1ページが刻まれることになる。

3番・DHで先発出場した大谷はリードした9回にDH解除で投手として登板。野球好きにはこれだけでもしびれるシチュエーションなのだが、クローザーとして1イニング登板、つまり全球全力投球が許された状況でリミッターを外した大谷は凄まじい快投を見せるのである。

第1球目から163㎞/hを記録すると、ソフトバンク二人目の打者に吉村を迎えた場面で日本最速の165㎞/hを記録!さらに3人目本多の場面では151㎞/hのフォークを披露!圧巻のピッチングにより3人で仕留め見事パ・リーグ制覇を成し遂げたのである。ゲームの世界でしか起こらないようなことを大谷は現実に起こしたのであった。

理由8.打者でも三冠王を狙える潜在能力

二刀流としての地位を確立した大谷。特に投手での日本最速記録を持つ速球に注目が集まりやすいのだが、打者としての評価も著しく高いものがある。二刀流として活躍するために打席数が制限されているのだが実はこんなデータがある。

2016年の7月26日から31日まで大谷は打者に専念して試合に出ていた。大谷も一プレーヤーなので好不調の波があるものの、その間の成績が21打数10安打2本塁打5打点、打率が.476だったのだ。

この成績は本塁打・打率がパ・リーグ1位、打点も1位タイというものだった。もし大谷が打者に専念し試合にフル出場したどうなるのか、シミュレーションしてみるととんでもない可能性を秘めていることが分かったのである。

大谷の同僚で不動の4番の中田翔と同じだけ打席が回ってきた(1試合当たり4.41打席)とすると2016年の8月時点で94試合出場打率.354、27本塁打、76打点の成績を残すことになるのである。あくまでたらればの話なのだが。

この時点で打撃3部門でいずれもパ・リーグの強打者巧打者を抑えトップの成績を残していることになる。あくまでもシミュレーション上の話なので実現は難しいかもしれないが、それでも大谷の打撃の凄さがわかるデータなのである。

現役選手からも投手よりも打者としての能力に対して評価が高い傾向にある。大谷がバッターに専念したら広角に大きな打球が打てるし、足も速いので内野安打も稼げる。かつての最強バッター落合博満とイチローを足して2で割ったような選手になりそうな気がして、考えただけでもワクワクしてしまう筆者である。

歴代最高の野球選手へ

投げては日本最速記録、打っては3割20本。これでまだ大谷は22歳なのでこれからまだまだ能力を伸ばすことを考えれば、今後の大谷は末恐ろしい選手になる事は間違いないと思う。そもそも日本のプロ野球80年の歴史でこんな選手は誰一人いないのだから。

現在の大谷を見て二刀流や専念論についての議論はあるにせよ、その能力がとんでもないことは誰もが認めるところにある。そして大谷が今までには考えられなかった“何か”をやってくれると野球ファンも期待しているのだ。

野球界でも類を見ないパイオニアであるプレーヤーであり、そして異次元とも思えるその能力を伸ばし続けて誰も見たことがないことを現実にできる選手になってほしいし、大谷ならばきっとやってくれると思う。大谷と同じ時代を生きることができて幸せな筆者である。

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