レアル・マドリードが世界最強である6つの理由。選手・メンバーが異次元すぎる件

サッカーを知らない人でも、もしかしたらその名前だけは聞いたことがあるかもしれない世界最大のサッカークラブチーム、レアル・マドリード。レアルが世界最強ともいわれる理由を6つの観点から探っていく!

世界最強のクラブ「レアル・マドリード」

レアル・マドリードは正式名称『レアル・マドリード・クラブ・デ・フットボール』、スペインの首都マドリードをホームタウンとするスポーツクラブである。スペインのプロサッカーリーグであるリーガ・エスパニョーラに所属している。

同リーグに所属する人気チームのFCバルセロナの永遠のライバルとして人気を二分し、両者の対戦は”エル・クラシコ”(伝統の一戦)と呼ばれ、世界各地のサッカーのダービーマッチの中でも最も注目される試合となる。

下手をすればどこかのナショナルチームよりも強いかもしれない、それくらい各国の代表クラスが名を連ねる戦力を持ち、世界中にファンを持つほど魅力にあふれたレアル・マドリード。その強さと凄さの理由を探っていこう。

リーガ・CLで最多優勝記録を保持

レアル・マドリードは先述したリーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビジョン(日本でいうJリーグのJ1ディビジョン)に所属しており、リーガ・エスパニョーラ創設以降一度のそのディビジョンから降格したことがない。

つまりレアルはその昔からずっとリーガの強豪として君臨し続けてきたクラブなのである。同リーグにおいて最多記録となる32回の優勝記録を誇っている、日本のプロ野球でいう読売巨人軍のような存在なのだ。

レアルのチームカラーは白であることから”El Blanco”(白い巨人)という愛称で親しまれていることからもわかるように、まさにリーガ・エスパニョーラの巨人としてその力を見せ続けているのである。

また各国の強豪チームによりそのタイトルを競うUEFAチャンピオンズリーグ(昔はUEFAチャンピオンカップ)においても、歴代最多となる11回もの優勝を飾っている。レアルはスペインだけではなく、世界に誇る強豪なのだ。

まさに名実ともに世界最高であるレアルは毎年リーグの優勝争いに絡むいわゆる常勝軍団なので、下位のチームに負けるとそれだけでニュースになってしまう。負けることを許されないのでプレーヤーとしては相当のプレッシャーがあるのだろう。

それでも各個人の能力が凄まじく高く、それでいてチームとして機能もしているのでレアルに勝つことはなかなか、いや相当難しい。それだけの戦力を長年保持し続けているチームこそレアル・マドリードなのである。

世界No.1のクラブ収入を誇る

レアルはただのビッグクラブというわけではない。世界最強のクラブであり世界一収入のあるクラブチームなのだ。人気チームだから有名選手のユニフォームの収入も多いだろうがまったくもってそんなレベルの話ではない。

世界的な監査法人のデロイトというところが発表した2012‐13シーズンのレアル・マドリードの収入は前年から9億円増収して5億1890万ユーロ、何と訳738億円だというのだ。これは本田圭佑が所属しベルルスコーニ元首相がオーナーを務めるイタリア・ACミランの倍に相当する。

スタジアム、テレビ、マーケティングの確固たる3本の収入軸を持ち、また早くから広告を兼ねたプレシーズンのワールドツアー、選手の肖像権の半分をクラブが持つ契約など人気に加えてクラブの経営手腕も優れている、世界一の優良企業クラブチームがレアル・マドリードなのだ。

20世紀最高のクラブに認定

先述した潤沢な収入を背景にレアルには世界のビッグネームを次々に集まってくる。そしてレアルでプレイすることが(もちろん他にもビッグクラブはあるのだが)サッカープレーヤーの憧れになる。

さらに有力選手が集まるという構図でレアルは常に強豪であり続けるのである。リーグでもチャンピオンズリーグでも優勝を争い続けるレアルをFIFA(国際サッカー連盟)は”20世紀最高のクラブ”として認定した。

これはレアルの輝かしいキャリアや、サッカー発展における貢献をたたえるものである。この表彰があった2000年以降レアルは新しく就任したペレス会長とともに世界が熱狂した“あの時代”へと突入していくのである。

まさに異次元!一時代を築いた銀河系軍団

2000年に入ってから新しく就任したペレス会長は当時のスーパースターでポルトガル代表ルイス・フィーゴを当時の史上最高額の移籍金で、しかも最大のライバルFCバルセロナから獲得する。

この他にも長くレアルの中盤を支えることになるフランス代表クロード・マケレレなども獲得したレアルは2000‐01シーズンでリーガ優勝を飾る。そしてここから世界中の有力選手を次から次へと獲得していくのである。

2001年には誰もが知るフランス代表ジネディーヌ・ジダンを獲得しチャンピオンズリーグ優勝を果たす。2002年にはブラジル代表ロナウド、アルゼンチン代表エステバン・カンビアッソを獲得するなど戦力を拡大し続けた。

元からレアルに在籍していたブラジル代表ロベルト・カルロス、スペイン代表ラウル・ゴンザレスも加え、2003年には日韓ワールドカップでも活躍したイングランド代表デイビッド・ベッカムまで獲得しレアルには世界のスター選手があふれることになる。

潤沢な資金で数々にスター選手が集まるレアルは”銀河系軍団”と呼ばれた。しかしチームは爆発的に強いというわけではなく、またスター軍団をまとめ上げる監督にも恵まれず責任を取ってペレス会長は辞任してしまうのである。

しかし2009年の新会長選にて再選を果たしたペレスは、前回同様にスター選手を買い集め始めた。それは“新銀河系軍団”と言われ世界のサッカー界に再度旋風を巻き起こし、衝撃を与えることになる。

豪華すぎるレアル・マドリードの現メンバー・選手たち



現在のレアルもスター軍団と呼ぶにふさわしいメンバーが揃い世界有数の戦力を誇っている。そりゃこれだけ集まれば強いに決まっているのだろうけれども、ライバルのバルセロナも相当の戦力を誇っているので補強は致し方ないところでもある。

ペレスが再度会長氏就任して最初のレアルに連れてきた選手こそ、世界が誇るCR7ことポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドである。マンUファンである筆者からしたらとてもとても悲しかった。ベッカム、ファン・ニステルローイの次はクリロナかよ!と感じたからだ。

しかしマンUでもルーニーとのコンビで結果を残しまくっていたロナウドが、レアルに移籍してからはサイドアタッカーから屈指のストライカーへと成長。彼の秘めていたポテンシャルの高さにはただただ脱帽なのである。

そして同じFWにはフランス代表カリム・ベンゼマがいる。MF陣もタレントぞろいでドイツ代表トニ・クロース、ブラジルW杯で活躍したコロンビア代表ハメス・ロドリゲスクロアチア代表ルカ・モドリッチ、そして鳴り物入りで入団した快速ウィング、ウェールズ代表ガレス・ベイルが名を連ねる。

目が眩むほどのタレント軍団の最終ラインを守るDF陣にはポルトガル代表ペペが君臨し、サイドからはスペイン代表セルヒオ・ラモスが守備と攻撃の鍵を握っている。地元スペインと世界から集まったスター選手がレアルのフィールドには立っているのである。

ウィ〇レなどの有名なサッカーゲームのレアルを選んでプレイすると、好き放題できるばかりか友達からひんしゅくを買ってしまう事すらある(当時レアル禁止令が出たほど)。まさにスター軍団と呼ぶに相応しいラインナップだ。

指揮を取る監督も世界最高クラス

これだけのスター軍団をまとめ上げるとなれば監督の人選も大変である。個性的な選手たちをまとめ上げる人望に加えて、戦術や技量裁量に長けていることが求められるし、なんせレアルは負けてはいけないチームだからである。

90年代に指揮を執ったのはビセンテ・デル・ボスケ。スペイン代表をW杯制覇に導き、欧州選手権(EURO)・チャンピオンズリーグ・W杯の3つを監督として唯一制した知る人ぞ知る名将である。

その他にも元イングランド代表監督のファビオ・カペッロや、こちらも名将のフース・ヒディングなどサッカーファンなら誰もが知っているような”世界の名指揮官”が指揮を執っていた。

2010年にはプロとしての実績ほぼなし、通訳出身ながら名将として名を馳せるジョゼ・モウリーニョが監督に就任。そして次にその職に就くのが元ACミラン監督のカルロ・アンチェロッティという何とも豪華なリレーとなっている。

このように選手同様豪華な指揮官を呼ぶのにももちろん資金が必要だがそこはさすがレアル、何の心配もないと言って過言ではないだろう。アンチェロッティの後にはレアルの元プレーヤーであり、リバプールやインテルで指揮を執ったラファエル・ベニテスが監督に就任する。

短期政権となったがその後は泣く子も黙るレジェンド、ジネディーヌ・ジダンがレアルの監督として帰還し指揮を執っている。失礼であることは百も承知だが、中堅レベルのナショナルチームの歴代監督を集めてもここまで豪華にはならないと思う。そこはやはりレアル、選手も監督も超一流なのである。

スター軍団の躍進は続いていく!

2017年4月現在、レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラにてFCバルセロナを抑えて首位に立っている。今シーズンもやはり、レアル対バルセロナの構図でリーガの日程は進んでいくのだろう。

個の能力もさることながらジダンが監督に就任以降、チームとしてのまとまりが強くなったように感じるレアル・マドリード。バルセロナの爆発的な得点力に対して総合力で戦いを挑める陣容を整えている。

今月末に予定されている対バルセロナの天王山エル・クラシコは壮絶な試合になるに違いない。レアルのレアルとしてのプライドがバルセロナとどう対峙するのか、今から楽しみで仕方がない筆者なのである。