【血界戦線】アニメ2期決定!秀逸なOP/EDで物議を醸した伝奇アクション6つの魅力

待ちに待った待望の2期が放送されることになった『血界戦線』。2年の沈黙で内容を忘れてしまった人もいるかもしれません。放送が予定されている秋に向けて、アニメ第1期と原作漫画の魅力を6つの要素にわけて余すところなくご紹介したいと思います!

第2期決定「血界戦線」をおさらい!

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『血界戦線』は2015年の春期に放映された内藤泰弘による漫画を原作としたアニメです。アニメ制作会社ボンズによって制作されました。監督に松本理恵を、脚本に古家和尚を迎え入れています。現在までに12話が放映されており、その第2期にあたる『血界戦線 & BEYOND』が2017年秋に放映予定です。

物語の主人公は雑誌記者の少年レオナルド・ウォッチで、秘密結社ライブラの新人と間違われることで物語は始ります。巻き込まれた先で超常現象による事件を解決することで正式なメンバーに採用。「神々の義眼」を持つことでレオは正式なメンバーとして迎え入れられ、癖のあるメンバーに翻弄されながら様々な事件を解決していくのでした。

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原作漫画は2008年に『ジャンプスクエア』で読み切りが掲載され、その後2009年に『血界戦線 -魔封街結社-』というタイトルで連載が開始されました。2015年からは続編の『血界戦線 Back 2 Back』が『ジャンプSQ.CROWN』にて連載中です。

技名を叫んでから殴る漫画」というコンセプトの通り、技と技のぶつかりあうベタな戦闘漫画ですが、その演出のカッコよさはピカイチです。男くさい演出の多い漫画・アニメですが、日常シーンにも力を入れており、キャラクターたちのコミカルな一面を知るのことができるのも本作の楽しさのひとつです。

魅力①血界戦線は世界観が秀逸!

現実と異世界の交差がたまらない世界観

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『血界戦線』の舞台は現実世界にファンタジー世界が融合した独特な世界観を持っています。かつてニューヨークと呼ばれる街がありました。実にアメリカ的で現実世界のニューヨークにそっくりです。しかしそのニューヨークの街は一晩で一変してしまいます。現実世界と異世界が混ざり合い、1つの別世界と化してしまうのです。街はそれ以降、ヘルサレムズ・ロットと呼ばれるようになります。

ヘルサレムズ・ロットの風景は異様です。建物のなどの風貌は現実世界のアメリカの都市そのものなのですが、上空は常に雲でおおわれています。そして行きかう人々は人間だけでなく、人間世界に普通に溶け込んで暮らしている異形の姿がみられるのです。現実世界と異世界、あり得るとあり得ないがごちゃまぜになった秀逸な世界観になっています。

こんなところにスティーブン・キングの影響が!

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一夜にしてニューヨークが異界と混ざり合ってできたヘルサレムズ・ロットですが、その設定にスティーブン・キングへのリスペクトが現れています。その影響が見られるのはキングが第2作目として発表した『呪われた町』です

英語の原題は「セイラムズ・ロット」で、舞台である町の名前にもなっています。その「セイラムズ・ロット」というのは愛称です。正式には「エルサレムズ・ロット」といいます。それに地獄を意味する「ヘル」をかけ合わせれば、「ヘルサレムズ・ロット」のできあがりです。キング・ファンならすぐにピンとくる名前ではないでしょうか。アニメ最終話ではキング原作の映画『シャイニング』についての言及もあります。

魅力②多彩な登場キャラが立ちすぎている!

主人公レオナルド・ウォッチ

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多彩でクセのあるキャラクターであふれている『血界戦線』ですが、主人公のレオナルド・ウォッチはクセという面では弱いかもしれません。お人好しで素直な性格をしており、周りにいる濃いキャラクターのせいでいつもツッコミ役に徹しています。しかし濃すぎるキャラクターの中にあって、中和剤のような役目の彼の性格は物語にピッタリです。

しかし単なるツッコミ役で他キャラを目立たせるための道具だけにとどまっていません。彼は過去に妹がその視力を差し出す代わりに、レオは「神々の義眼」と呼ばれるすべてを見通す力を授かります。視力に関わるすべての能力を手に入れたレオはその力で事件解決に尽力するのです。主人公としての威厳を保っています。同時に親しみやすいです。

秘密結社ライブラの面々

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主人公が所属するライブラという組織には個性的なキャラクターたちがたくさんいます。リーダーであるクラウス・V・ラインヘルツは野獣と紳士が混ざったようなキャラクターです。風貌は野獣のようにがっちりとしていますが、言動は紳士的です。類まれなるリーダーシップもあります。

ザップ・レンフロはクズの遺伝子のすべてを受け継いだクズの中のクズです。短気で暴力的、多くの女性のところを渡り歩くヒモ、さらに度を越した悪戯で仲間に迷惑をかかえるなどクズすぎる行動がみられます。その反面でやられた仲間の復習などはまっさきに行動にでるなど熱い男でもあります

チェイン・皇は男に免疫のない可愛い一面をもつ紅一点です。しかし辛辣で毒舌な性格の持ち主でもあります。酒豪です。戦闘は苦手で、サポート役に徹してメンバーを助けてくれます。

裏で怪しげな会議をする怪しげな面々

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『血界戦線』には13王と呼ばれる人知を超えた領域にいる者たちが登場します。秘密結社ライブラが解決する超常現象に加担していたりと色々と怪しい面々です。良くある悪いヤツらが作戦会議するシーンは謎めいており、とてもワクワクします。それぞれが特異な能力を有しており、その強さは未知数です。

魅力③アニメ/原作共にとにかく演出がかっこよすぎる!

『血界戦線』の魅力はなんといっても戦闘シーンでの演出のカッコよさです。漫画版では構図や角度などの演出が憎いほど素晴らしく、テンションがあがります。特に敵との対峙シーンや、これから技を繰り出すぞという時の演出は秀逸です。そこにアニメ版の動きが加わると、アクションはより臨場感があふれ、緊迫したものになります。

技名を叫んでから殴る漫画」ということで、カッコいい技名がコマにバーンっと描かれるのが『血界戦線』の特徴です。アニメ版でもその演出は受け継がれており、特に技名のシーンが一度映像が静止すると、これからカッコいい技がくるぞという期待感も高まります。なんといっても男たちの技のぶつかり合いが面白い作品です。

魅力④血界戦線アニメ版はオリジナル展開に!

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アニメ版『血界戦線』ではオリジナルのストーリーが展開されます漫画版には登場しないクセのあるキャラクターたちが登場し、物語の主軸も彼ら依存なので漫画を読んでいる人でもアニメ版から入った人でも、どちらの媒体でも新たな発見をすることができます。なのでアニメ版も漫画版も両方楽しむことをぜひおススメしたいです。

そのアニメ版のオリジナルのキャラクターは不思議な双子です。妹のホワイトは自称「幽霊」な病弱少女で、心臓が弱く入院しています。兄のブラックは絶望王をその体に宿し、二重人格のように振る舞います。絶望王もアニメオリジナルのキャラクターで双子を利用してレオの「神々の義眼」を狙ってきました。

魅力⑤「血界戦線」名シーン&名言TOP3!

第3位アニメ2話の追跡シーン

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見える力があるため、クリーニング車に偽装していた人さらいの異形に捕まってしまったレオ。一緒にいたザップは不意打ちをくらいやられてしまいます。しかし血を自由に操る能力を持つ彼は糸状にした自分の血でレオを追跡していたのです。

ここから繰り広げられるライブラのメンバーによる追跡と救出シーンが熱いです。血の糸を引火させると炎がレオの元まで疾走し、人狼であるチェインがそれを追って位置を把握します。そしてカッコいい車でレオの元へとクラウスを運び、クラウスの怒涛の一撃! その流れが完璧でカッコよすぎて、一気に作品のファンになってしまうほどです。

第2位「奪うならわたしから奪いなさい!(『血界戦線』第1話より)」

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主人公レオの秘密について明かされる名言です。異界から大いなる存在がレオと妹のミシェーラの前に現れます。その何者かはどちらかに「神々の義眼」を授ける代わりに、もう一方の視力を捧げるという選択肢を兄妹に強いてきました。戸惑うレオとは対照的にミシェーラは自分の視力を奪えとこの名言を発します

レオは自分が妹を守れず盲目にしてしまったことを悔やみました。そして妹の視力を取り戻す方法を探すため秘密結社ライブラに加わることを決意します。この事件がときおり、レオの行動理念になっていたりと、大切な役割を果たしている名言です。

第1位「手始めに世界を救うのだ(『血界戦線』第1話より)

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シンプルでカッコいい名言です。ライブラのリーダーであるクラウスがまだ結社加入前のレオに言いました。手始めという軽い言葉に、世界を救うという仰々しい言葉が組み合わさっています。それだけにインパクトのある名言で、アニメのプロモーションでキャッチフレーズとしても取り上げられました。アニメ『血界戦線』を観るきっかけにもなった人も多い名言です。

魅力⑥アニメ版OP/EDが秀逸すぎると話題に!

Hello,world!/ BUMP OF CHICKEN


オープニング曲に抜擢されたのは言わずと知れた人気ロック・バンドBUMP OF CHICKENです。日常と非日常が混ぜ合わさった世界観を持つ『血界戦線』において、非現実世界を日常に溶け込ませてしまった歌詞には脱帽させられます。アニメのタイアップとして書かれた曲ですが、実は原作漫画の雰囲気に近い楽曲でもあります。

抑揚のない歌い方の始まりは日常と非日常を混ぜ合わせた感覚に近いです。しかし歌が進むにつれて、歌い方も盛り上がり、本編への期待が高まります。オープニング映像も登場人物たちの日常風景から段々と異世界の様相と戦いへと進んでいく演出にも鳥肌が立ちます。『血界戦線』のファンだけでなくBUMP OF CHICKENも唸らせるほどの完成度が高く、アニメ世界への入り口として最適な曲です。

シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN

https://www.youtube.com/watch?v=3exsRhw3xt83
人組のロック・バンドUNISON SQUARE GARDENによるエンディングは高い声と軽快なリズムが特徴的な楽曲です。異世界と混ざってしまった世界で超常的な事件が巻き起こるストーリーの終わりとして、日常感あふれる『シュガーソングとビターステップ』は日常へと戻る入口に最適な曲となっています。

エンディングに流れる演出もキャラクターたちが音楽に合わせて踊りを踊るという、非常に日常的でほのぼのとしています。敵も味方も戦いを忘れて楽しくしている姿が微笑ましいです。異世界の仰々しさを忘れさせてくれて、前へと続いて行く日常生活に戻してくれます。耳に残る曲で、何度も聞きたくなるエンディング曲です。

カッコいい男たちが活躍する『血界戦線』

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『血界戦線』はアニメも原作漫画もとにかくカッコいいです。「技名を言って殴る」シーンにはバトルものとしての醍醐味が凝縮されており、カッコよくて濃い登場人物たちはキャラクターものとして楽しめます。現実と異世界が混ざり合った世界観も面白く、多くのアニメ・ファンたちを魅了してきました。

そんなアニメ『血界戦線』の続編にあたる『血界戦線 & BEYOND』が今秋放映予定ということで、ファンが楽しみにしていないわけはありません。前回で仲間意識と熱い友情をみせてくれたキャラクターたちが、次回作でどんな困難に立ち向かいどんな活躍をみせてくれるのか、非常に楽しみです。