【ステファン・カリー】初の満場MVP獲得者の素顔!名言も紹介

NBAにおいてトッププレーヤーの一人として活躍するステファン・カリー。決して大きくないその身体でコートを駆け抜けるその姿にファンも急増中の人気選手である。カリーはいったいどんな選手なのかくまなく紹介していく。

ステファン・カリーのプロフィール

ステファン・カリーは191㎝86㎏、NBAゴールデンステート・ウォーリアーズに所属するプレーヤーでポジションはポイントガードを務める。父のデル・カリー、弟のセス・カリーもNBAプレーヤーというアスリート一家である。

背番号は30でこれも父、弟とともに同じ番号だ。NBAにおいて象徴的存在のステファン・カリーは超人気選手であり、2016‐17シーズンにおいてカリーのユニフォームが一番売れているというデータからもその人気ぶりがうかがえる。

カリーが来てからというもの弱小チームだったゴールデンステート・ウォーリアーズは着実に力をつけ、今やウェスタン・カンファレンス屈指の強豪にまでのし上がっている。では一体ステファン・カリーとはどんなプレーヤーなのだろうか。

ステファン・カリーの選手としてのキャリアは?

カリーはノースカロライナ州シャーロット・クリスチャン高校でチームを強豪へと導く活躍を見せたが、有名大学からの奨学金オファーを受けることができなかった。それは彼が183㎝72㎏と小柄で痩せ体系だったからである。

カリーはオファーを受けた大学の中から地元のデビッドソン大学への進学を決意、強豪校相手に大活躍を見せたことで一躍注目を言浴びる存在となる。2年生時に1試合平均25.5得点、3年生時には28.9得点を挙げる選手にまで成長していったのだ。

3年生でのシーズン終了後にNCAAオールアメリカン1stチームに選出されるまでに、実力を評価されたカリーは、NBAドラフトにアーリーエントリーすることを表明。活躍の舞台をNBAへと移していくことになる。

2009年NBAドラフト全体7位でゴールデンステート・ウォーリアーズに入団したカリー。ヘッドコーチのドン・ネルソンがカリーにMVPプレーヤー、スティーブ・ナッシュのような才能を感じ別の選手の指名を取りやめ彼を獲得したという。このコーチは本当に見る目がある。

新人王投票2位の活躍を見せ主力として活躍したカリー。3年目は怪我によりほぼ棒に振ってしまうが4年目に満を持してブレイクを果たす。チームを6年ぶりのプレイオフに導き強豪相手に大活躍を演じカリーの名前はNBA中に知れ渡ることになるのだ!

筆者がカリーを知ったのもちょうどこの時期で乗せると止まらないこのプレーヤーに夢中なった。バスケセンスの塊であると一目でわかるそのプレーの数々に鷲掴みにされてしまったのだ。

2014‐15シーズンにスティーブ・カーHCが就任してからチームは大躍進!クレイ・トンプソンなどチームメイトも順調に成長し67勝15敗でウォーリアーズ史上最高成績を残したのだ!カリー自身もMVPを獲得している。

この頃のカリーは手が付けられないような活躍を見せていたし、ウォーリアーズのチームとしてのまとまりが半端ではなかったと思っている。決してカリーに頼りすぎないスタイルの中でカリーものびのびとプレーしていたように思う。

この年カリーとウォーリアーズは40年ぶりにNBA制覇、ついにチャンピオンとなったのだ。翌年もMVPに選出される活躍を見せたものの前年NBAファイナルで破ったキャブスにリベンジされNBA連覇は逃し、今シーズンを迎えている。

ステファン・カリーのプレイスタイルを紹介

ステファン・カリーの最大の特徴はその3ポイントシュート能力にある。まずはとにかく試投数が異常に多い事、さらにその成功率が通常の選手に比べて高い事が挙げられる。そして普通の3ポイントシューターと決定的に異なる特性が彼には加わる。

通常味方のスクリーンプレイでマークを外すがカリーはボールハンドリングに極めて優れているため、自分一人でシュートスペースを作り出せる。なのでカリーは普通のシュートを打つようにどんどん3ポイントシュートを打ってしまうのだ。

タイミングさえ外せばシュートを打たれるのでマークマンは密着しようとするがそうすればドリブルでカットインしてシュートするか味方にアシストを決めてしまう。守る方からすれば実に厄介な選手なのだ。

カットインからのトリッキーなパスやダブルクラッチなどで観客を魅了したかと思えば、3ポイントラインよりかなり離れた距離からでもシュートを決めてしまう。カリーは羨ましすぎる能力の持ち主なのである。

またクラッチタイム(=土壇場)にも強く、チームを救う決勝ゴールを多く決めることができるのも特徴の一つだ。さらにフリースローの成功率も90%を超えるのでファールで止めることさえも難しい。そして一度のってしまうと手が付けられなくなってしまう。

こうなるとカリーの”ショータイム”を止めることができるのは誰もいなくなってしまうのだ。そして筆者が特筆すべきと感じるのが、それらをいとも簡単にかつとても自然にやっているように見えてしまうのがカリーの本当にすごさではないかと思っている。

NBA史上初、満票MVP!ステファン・カリーの成績が凄い!

カリーはこれまで2度のMVP(最優秀選手賞)に選出されている。1度目は2014‐15シーズン、カリーは1試合平均23.8得点4.3リバウンド7.7アシスト3PT成功率44.3%FT成功率91.4%の成績で、チームは史上最高の成績と年間最高勝率を記録した!

しかし翌年は更なる快進撃を見せる!開幕から24連勝を記録し、最終的に73勝9敗というNBA史上最高成績をマーク。カリーもNBA史上最多のシーズン3ポイントシュート成功数402本という偉業を成し遂げたのだった。

さらには得点王にアシスト王などを獲得したカリーはNBA史上初の満票でのMVPを獲得したのである。何の文句もないMVPだろうし、このシーズンはカリーのためのシーズンだったと言っていいと思うのである。

言葉から滲み出る成功の秘訣!名言TOP5!

191㎝とNBAの中でもかなり小柄な方に分類されるステファン・カリー。彼がNBAで大活躍しMVPに得点王、さらにはNBAチャンピオンまで獲得するプレーヤーになるまでには並々ならぬ努力の継続があったものと考える。

父親のDNAだけではここまでの成功は絶対に成しえなかっただろうし、もちろんチームスポーツなのでチームメイトの活躍ももちろん不可欠なのだが、それでもカリーがNBAの世界においてカリーでいられるということは我々の見えないところで自分を追い込んでいるからに他ならない。

小さくたってやれるんだ!という勇気を筆者はカリーからもらっているし、筆者の他にもカリーに勇気づけられているファンは多いと思う。そこでカリー自身やカリーにまつわる名言で彼の考え方や取り組み方を紹介する。

名言1.もっとバスケットボールがうまくなりたい

“俺はもっと上手くなる。シュートが上手くなる天井にまだ達していないんだ”

出典:http://howdoispk.com

こんなにもシュートが綺麗で上手なプレーヤーはなかなかいないものである。そしてそれでいて出し惜しみなどせずに、次々と次のゴールを狙う選手もなかなかいないものである。これだけシュートを決められる選手にこう言われたら、他のプレーヤーはもっともっと練習するほかないのかもしれない。

名言2.失敗を恐れない

“失敗しないとどうやって成功するかわからないだろ?”

出典:http://howdoispk.com

カリーは当初アグレッシブだがターンオーバーで自らボールを失いやすい傾向にあった。それでも彼はゴールに向かうことも難しいパスを通そうとすることもやめようとはしなかった。そして一つ一つの失敗と向き合い改善した結果NBAのトップ選手にまで上り詰めたのだ。

名言3.家族の存在

“バスケットボール以上に大切なものが有る。一番大切なのは家族で、何があっても互いに支え合い、愛し合う事だ”

出典:http://howdoispk.com

カリーには愛する家族がいる。NBAファイナルの記者会見に娘を連れてきて記者の笑いを誘ったこともあるし、SNSを見ていると彼が家族を大切にしていることがよくわかる。そして自分の両親や兄弟も同様に深く愛している。カリーの根底にあるのは家族への愛情と感謝なのだ。

名言4.ケビン・デュラントの友人の言葉

“バスケットボールを一度もプレイしたことがなく、運動選手でもない友人が、僕にこう言ったんだ。『ステフ・カリーのプレイを見ていると、自分にもバスケットボールがやれる気がする』とね。それで僕は彼女に、『じゃあ俺のプレイを見てどう感じる?』と聞いた。自由に、楽しそうにプレイしている姿は、NBAや他のスポーツに関わり合いが無い多くの人の心にも響くものなんだ。”

出典:http://www.nba.co.jp

これはカリーの言葉ではなく、ウォーリアーズ移籍を決めたスタープレーヤーのケビン・デュラントがある賞の授賞式で話した言葉である。ウォーリアーズに移籍を決めた理由の一つとして、彼の友人の言葉が鮮明に脳裏に残ったと応えている。

カリーのプレイを見た人の純粋な感想であり、自分にもできそう!と人に思わせることは相当難しいことなのだが、カリーを見ているとなんだかそういう気分になってくることに関して筆者はこの女性に同意する。スポーツをしない人にも響くのがカリーのプレイであり佇まいなのだ。

名言5.これからの人生に言えること

“何をするにしろ自分がなれるベストな自分になること。誰かの人生を生きる必要は無い”

出典:http://howdoispk.com

本当に大切なのは他の誰かや何かになるのではない。”自分がなれるベストな自分になること”こそ皆が目指すべきもので最も大切なことなのだと思う。そしてそれは人それぞれ違って当然なのだ。だから他人のご機嫌をうかがうことなく、自分にストレートに生きるべきなのである。ステフ、ありがとう。

リベンジを目指していよいよ大詰め!!

昨シーズンNBAファイナルまで進出しながら惜しくもチャンピオンの座を逃したステファン・カリーとウォーリアーズ。2016‐17シーズンも好調を維持しウェスタン・カンファレンス1位の成績でNBAプレイオフへと進出した。

MVP&得点王経験者のケビン・デュラントを獲得したことは多くの批判を集めたが、それはもう一度NBAチャンピオンに返り咲くため、そして昨年の王者であるレブロン・ジェームス率いるクリーブランド・キャバリアーズへのリベンジを果たすためなのだ。

ただ同じ地区にはクリッパーズやスパーズなどの強豪が揃い一筋縄にはいかない。チャンピオンへの険しく厳しい道のりはまだ始まったばかりなのだ。苦く辛い経験から一年。カリーの真価が問われるときはもうそこまでやってきているのである。