【キングダムネタバレ予想】羌瘣・李牧・桓騎死亡?今後起きる9つの仮説を史実から徹底考察!

ヤングジャンプで連載中の人気漫画キングダムが今後どのような展開になっていくのか、9つの仮説を史実から紐解き考察していきます。

ネタバレ大予想1

信が蒙恬と一緒に歴史的大敗を経験し、飛信隊幹部x名戦死?

大国・秦の注目株である若手武将、信と蒙恬と王賁。キングダムではこの3人から目が離せない状況になっています。中でも仲が良さそうな信と蒙恬、実はこの二人は史実では大軍を任され一緒に戦うことになります。
紀元前225年の楚攻略戦です。秦王・政が楚攻略のために必要な兵数を聞くと、王翦将軍は「60万」と答えます。一方信は「20万で十分!」と3分の1の兵数を答えます。自信家の信らしい回答ですね。信の笑い声と貂の驚く顔と共に絵が脳内で再生されます。
そんな信を頼もしいと感じたのか、政は信に楚攻略を任せました。二人の友情はこのときまで続いているんですね。

信は蒙恬と共に20万の大軍を率いて出陣します。20万の軍を二つに分けて進軍したと史実にはあるので、信と蒙恬は同格の将軍だったのでしょうか。
ふたりは次々と楚軍を撃破!楚の首都・郢(えい)周辺を攻めているところ、合従軍の際、信をやたらとライバル視し、さらに蒙恬とも一戦交えていたあの項燕が現れます。合従軍での絡みは伏線だったんですね。
秦軍は項燕率いる部隊に奇襲され、2箇所の塁壁を破られた上、7人の武将を失うという大敗北を喫しました。蒙恬の部隊もいますから、飛信隊の幹部だけではないと思いますが、7人のうち何人かは今登場している飛信隊のメンバーであることは間違いないでしょう
ちなみに、このあとは王賁の父・王翦と蒙恬の父・蒙武が交代し、楚を滅しました。

ネタバレ大予想2

中国統一のキーマンは悪役呂氏四柱の”法家”の李斯?

呂不韋四柱の一人として、序盤より存在感を見せていた李斯。呂不韋が失脚したあとは一体どうなるのでしょうか。
李斯も呂不韋同様に失脚?いやいや、逆に秦王・政に重く用いられるという史実では全く予想外の展開が繰り広げられています。その理由は、李斯が法律に強いという特技を持っていたからでした。

現代では法律によって国が運営されていることが当たり前ですが、キングダムの時代では法律によって国を治めるという発想はまだまだ未熟でした。しかし、政が思い描く中華統一を果たすためには、これまで敵だった国々を支配下に置かねばなりません。
そんなときに役立つのが法律です。税金も、兵役も法律を基準にして執行することで、秦は国は富み、兵は強くなっていき、天下統一へのバックボーンが作られていきました。
さらに、支配下に置いた国々にも同様の法律を守らせることで、統一国としての意識が生まれるようになったのです。李斯はまさに秦国の縁の下の力持ちでした。

ネタバレ大予想3

既に片鱗が?政はどこかのタイミングで暴君に変わる?

キングダムに登場する秦王・政は、主人公・信との間に固い絆が結ばれており、合従軍の際にも落城必須の叢(さい)にて危険も顧みず自ら先頭に立って戦うなど、めっちゃいい奴なのです。
ところが、後の「始皇帝」であることをどれだけの人が覚えているでしょうか。始皇帝と聞くと、万里の長城を作ったり、重税をかけたりとあんまりいいイメージがないですよね。政はいつから始皇帝へと変わるのでしょうか?

「始皇帝」という名称はもちろん中国統一を成し遂げた後のことですが、暴君の片鱗を見せはじめたのは、呂不韋が失脚したあたりからでしょうか。謀反を起こした宦官の嫪毐(ろうあい)はもちろん、実母の子どもたち(異父兄弟)も処刑しています。キングダムのストーリーでは実は子どもたちは逃したという設定になっているのですが、結局母親を塔に監禁して監視下におくという厳しい面を見せています。
外交においても政自身が主導権を握り、家臣を動かすその姿は、王様らしいといえばそうなのですが、実権を握った権力者そのもの。
これがどのようにエスカレートして暴君・始皇帝に変わっていくのか今後注目ですね。

ネタバレ大予想4

ラスボスでなく中ボス?李牧は割ともうすぐ死ぬ?

現在キングダムでは趙に攻め入っていますね。やはりここで注目されるのは合従軍を企てた李牧の対応です。敵にすると本当に怖い存在なのです。史実ではこの趙攻略がどのように行われるのでしょうか。
現在の趙攻略戦は李牧の活躍で秦を退けることになります。それでも趙攻略を諦められない秦は、重要人物である李牧を排除するために趙王と仲違いさせる謀略を企てます。それにまんまとはまった趙王は李牧を更迭しようとしますが、それを李牧が拒んだために趙王によって誅殺されてしまうのです。

李牧いない趙なんて王翦にとっては赤子の手を捻るようなもの。趙の首都・邯鄲は落城し、王は捕らえられ、趙は滅亡するという結果に。「李牧さえいれば」と趙王は思ったのかどうかわかりませんが、李牧がいれば趙の滅亡も秦の天下統一も、もっと時間がかかっていたかもしれません。

ネタバレ大予想5

昌平君は最後の最後に秦を裏切り、壮絶な死を遂げる?

呂不韋四柱の中である意味最初に政の側についたとも言える昌平君。今では秦の宰相としてその戦略眼を活かして、秦の中国統一に欠かせない存在となっています。その昌平君、もしかしたら秦を裏切るかもしれません。
史実では、紀元前223年に楚の負蒭(ふすう)王が秦に捕らえられ亡くなると、楚の重臣である項燕によって楚王に取り立てられ、秦と戦うことになるのです。お忘れの方も多いかもしれませんが、昌平君は楚の公子でしたよね。秦には人質として預けられていたという設定でした。

合従軍の時などあれだけ秦のために一生懸命働いていたのに意外すぎるかもしれませんが、能力が高いのでそれに応じた役職が与えられていたのであって、楚人であることまでは忘れられなかったということでしょうか。
結局昌平君は、王翦、蒙武に敗れて戦死します。キングダムのストーリーとしては、同じ元・呂不韋四柱の蒙武に討ち取られる方がドラマティックかもしれません。

ネタバレ大予想6

羌瘣(きょうかい)と楊端和のどちらかは死亡する?

キングダムでは超重要ポジションの飛信隊副長・羌瘣山の民の王・楊端和。登場回数とキャラクターの濃さの割に、史実では超あっさりな情報しか残っていません。
「秦始皇本紀」という歴史資料では、紀元前229年に行われた第二次趙攻略戦で「王翦、羌瘣、楊端和と趙を攻めた」とあり、現在連載中のキングダムでは副長レベルの羌瘣が将軍クラスの扱いを受けています。もしかしたら今の戦で信以上の大手柄を挙げ、将軍になるのかもしれません。
羌瘣に関しては同じく記述がもう一つ。紀元前228年、「王翦とともに趙王・幽穆王を捕らえ趙を滅ぼす。さらに兵を率いて燕を攻めた」とあり、翌年まで生きていたことが明らかになっています。


ところが楊端和のほうは王翦、羌瘣と一緒に趙を攻めていたはずなのに、結果だけをみると王翦、羌瘣が趙を平定したことになっています。楊端和だけが記録から消えているのです。史料から考えると、楊端和は趙平定の戦で戦死した可能性が高いことが想像できますね。

ネタバレ大予想7

桓騎は李牧に破れ、最後の山場でラスボスとして登場する?

現在キングダムで進行中の趙攻略戦。史実ではこの戦で桓騎は李牧に敗れます。それを契機に趙は秦軍を退けるのですが、ここで桓騎は死んだとも逃亡したとも言われています。
これまでのキングダムを見ていくと、あの天性的な戦勘が鋭い桓騎が、いくら三大天の一人とはいえ、李牧にあっさりと敗れて死ぬわけがありません。すると、逃亡したという説の方が、キングダムでは採用される可能性が高いような気がしてきます。

逃亡した説を見ていくと、桓騎は燕の樊於期(はんおき)という将軍と同一人物ではないかと疑われています。確かに名前も似ていますね。実は経歴も近く、樊於期は政の少数精鋭化政策に反対して秦から燕に亡命した人物なのです。
そしてこの樊於期、燕の荊軻という人物と結託して政の暗殺を企み、あと一歩のところまで追い詰めたことで有名です。政が最も命の危険にさらされたという意味では、桓騎はラスボスになる可能性があると言っても良いのではないでしょうか。

ネタバレ大予想8

結局一番裏切りそうな王翦は最後まで裏切らない?

最初は何を考えているかわからない謎の多い人物だった王翦も段々と存在感を増してきました。それもそのはず。キングダムに登場する将軍たちの中でもかなり史料による情報が多い人物なのです。その史料が増えてくるのも趙攻略あたりから。
現時点では何を考えているのかわからないが、とにかく石橋をたたいて渡る堅実さで戦が上手という印象ですよね。一時期は野心を持っているという噂まで出るくらいの最も怪しい人物だったのですが、実は死ぬまで秦を裏切らずに天寿を全うするという、キングダムに登場する人物としては非常に珍しい人生を歩んでいます。

王翦は秦の中国統一には欠かせない人物で、趙のほか、燕、代、楚を打ち破るというとてつもなく大きな戦果を挙げている大将軍なのです。老年になると信など若い将軍たちが重用されるようになって、廉頗将軍のように活躍の場を求めて他国へ亡命するかと思いきや、信の失敗の尻拭いを行うなどとても頼りになる存在でした。
疑り深い始皇帝に対してマメに連絡をとるなどし、身の保全を図ったことで天寿を全うできたとも言われています。
負けない戦をしないキャラもここまでくると死ぬまでポリシーが徹底していると言わざるを得ませんね。

ネタバレ大予想9

信・王賁・蒙恬。最も活躍する六大将軍は王賁?

新しい六大将軍の座を狙っている仲良し(?)三人組の信・王賁・蒙恬。この中で最も活躍をするのは誰なのでしょうか。
まずは主人公の信ですが、燕の滅亡と中心人物である太子丹を打ち取るという手柄を挙げますが、次の楚攻略では蒙恬とともに大失敗。最後に斉を三人で滅ぼすという戦果を挙げています。

次に蒙恬。信とともに楚攻略で大失敗を犯し、斉攻略に成功。その後は政の後継者である扶蘇を支える役割を与えられ、匈奴攻略で成果を挙げています。

最後、王賁は燕、魏、斉の三国を滅ぼすという成果を挙げ、最終的には候に取り立てられています。史実から戦果を見る限りでは三国を滅ぼした王賁が最も活躍したと言えるのではないでしょうか。
読者目線では主人公に最も活躍してもらいたいという気持ちはありますが、どのように描かれていくのか、今後の展開が楽しみです。
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原 泰久
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