ゴルゴ13が連載50周年を目前にしても支持され続ける6つの理由

ゴルゴ13と言えば、日本を代表する長寿漫画の一つです。何故そんなに人気があるのか?その魅力は、主人公が独り歩きしてしまう程深く、簡単には語り尽くせないので、ザックリと6つに絞って紹介してみようと思います!主人公ディーク東郷は、お喋りな奴は信用しないので!

長寿漫画ゴルゴ13とは?

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1968年から、一度も連載を休んだ事が無く現在進行形という、恐るべき記録を誇るハードボイルドアクション漫画の代表作と言っても過言では無いでしょう!仕事は国際的A級スナイパー、殺し屋!

その規模は世界のチンピラ、ギャングはおろか、そのボスを操る黒幕にも、ゴルゴ13に狙われたら運の尽きと恐れられ、世界各国の政府すらゴルゴ13には借りがあり、捕まえる事が出来ない関係。

しかし、男の美学が彼にはあり、その政府すら時には狙撃する!絶対に漫画の主人公になってはいけない?!極秘の人物というスケールのデカさ、破格過ぎるブッ飛び加減が、最大の魅力!

ゴルゴ13長寿の理由① 主人公・ゴルゴ13のキャラの濃さが半端じゃない

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デューク東郷。またの名をゴルゴ13として裏の世界では恐れられる、超A級スナイパー。彼はどんな厳重な警備下においても速やかに標的を狙撃し、一切証拠を残さない事でも有名

弾丸が流される距離の風速を計算し、標的の額を一発で撃ち抜く人間業を超えた仕事をし、その完璧さゆえ「こんな事が出来る人間は世界中にアイツしかいない。」と仕事でバレる。

女を抱けば昇天させ、普段から殺気を感知し、ジャングル戦では兵士より格上、接近戦でも圧倒的な強さで、頭も良く無口で無表情。東洋人で凄く目立つ気もするが決して捕まらない!

ゴルゴ13長寿の理由② ゴルゴ13は絶対に失敗しない

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彼の狙撃の腕は人間業を超えている事で有名だが、裏社会に敵が多い彼は逆に狙われる事も少なくない。彼の仕事の邪魔をされたり依頼自体が罠の時もあるが、彼は何しろ頭がいい。

無表情に淡々と、敵の心理戦の上を行くのがゴルゴ13だ!彼を狙った物は必ず消される運命。例え相手がさっき一緒に寝た女でも、殺し屋となれば一瞬で豹変し額を撃ち抜かれる!

色仕掛けも通用しないゴルゴ13の生きる世界に色恋の情けは無用。恐るべしデューク東郷。獣の様に勘が鋭く、彼曰く強くて臆病だからこそ生き残れると言う。だから失敗しない!

徹底的に調べ終わるまで待って、想定し、備えて、実行する。

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賢いゴルゴは、標的の生活パターンが掴めるまでは、決して焦らずに森でも、ジャングルでも時には近くのアパートを借り何日も潜伏し、灯りを一切付けず徹底的に観察し続け、ここだという隙を見つけます。

そういったアナログな張り込みをやったかと思えば、相手によっては最新のハイテク機械を駆使するなど手段を選びません。そしてそれに必要な場合、銃を特注する事もあります。すべてキャッシュ払いです。

裏の世界に通じた腕のいい協力者達が各方面、世界中に多過ぎず居て、報酬も弾みます。口止め料も入っているのでしょう。それに比べて狙撃する時は100%に近い自信を持って一瞬で終わらせます!

脚本も失敗しない!

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ゴルゴ13のストーリーは、色んなタイプの脚本家が毎回入れ替わっているのをご存知だろうか?これだけの長寿漫画になると、脚本家もゴルゴ13ファンという事になっきます。

「デューク東郷に、こういう事をやらせたい」など次から次へアイデアが無数にあり、順番待ちの状態だからこそ、ストーリーが半端無く濃い。時事情勢も深くタイムリーで勉強になります!

デューク愛の強さから、彼の台詞や立ち振舞いはより、ふるいにかけられ洗練されていく。作者曰く自分が死んでもゴルゴ13の連載は終わらないんじゃないかと冗談めくほどファンが熱い!

ゴルゴ13長寿の理由③ オムニバス形式なのでどこからでも読める

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前編と後編などの2話連続ものもあるにはあるが、ゴルゴ13は基本的に一話完結ものが多い。なのでラーメン屋や病院などの待ち時間程度で、気持ち良く読み切れる定番でもある。

ゴルゴ13が我々、庶民に爆発的ヒットとなった理由として、庶民的な暮らしの隙間にワールドワイドな世界に読みきりで一瞬でも連れてってくれる、手軽な夢の乗り物のような要素。

様々な人が脚本を書いているので、国際情勢、領土問題、財界、企業、テクノロジー、芸術文化、スポーツ、ゴルゴ自身の話と各回テーマがバラエティに富んで飽きないのも魅力!

ゴルゴ13長寿の理由④ 物語のハードボイルドさに痺れる

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映画のワンシーンの様な、読み応えのある緊張感や哀愁が作品の中に強烈に漂います。さいとうたかを氏の画力と映画で言うカメラ割りの巧みさで、情景で心理を表現しています。

そこに主人公であるデューク東郷の性格がビシッとハードボイルド作品の輪郭を明確にしています。冷酷なようで心の温かさを彼はちゃんと別に持っているのですが、滅多に見せません。

彼の世界では命取りになるので慎重ですが恩義を決して忘れない男でもあるのです。何しろゴルゴ13のモデルは、あの高倉健さんであり本人が実写版で出演した作品もあるんです!

心で泣くデュークの背中は哀愁たっぷり。

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ゴルゴ13は、いつでもどこでも自分の仕事スタイルを貫く。相手が大統領でも関係無いし、街角の女でも態度は同じというところが凄い。変わらないデュークの周りが右往左往する人間模様。

必要とあらば戦場にも行き、陸から海から空からでもたった一人で標的を狙撃する。それに必要な最新型のマシーンや武器をわざわざ特注する姿も、冷静沈着でビジネスライクです。

依頼者の思想や情は聞かない主義で、当然標的とその周りにも一切見て見ぬふりを演じます。それがまたシブい!すべて胸にしまい込んだ男の表情。まさにハードボイルドの真骨頂。

ゴルゴ13長寿の理由⑤ ハードボイルドすぎてもはやギャグになっている

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決してディスってる訳ではありません!ゴルゴ13のたまらない魅力に取り憑かれた人なら解る作品愛なので悪しからず。先ず冒頭でも紹介した通り、世界的に極秘の存在ゴルゴ13。

彼を表社会で知る者は殆ど皆無。この設定である以上、付きまとう最大の矛盾が長寿連載。彼の秘密を次々とこんなにバラしていいのか?彼のプライベート休暇はヨットで読書だって?

彼の今後の休暇が危ぶまれる。そして彼の下着は白いブリーフだ。とても感銘深いものがある。だが彼とベッドを共にする世界レベルの女達は、そこはスルー。世界の男は白ブリーフだ!

おれの後ろに立つな!

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これはゴルゴ13のイメージを決定付けた、名セリフでシーンとしては依頼者などが、依頼内容を話している最中などに、不用意にゴルゴの背後に周ってしまった時に、警告として怒鳴られます。

その場合、反射的に野性ゴルゴは撃ってしまいそうになる性なので「お前、撃たれたいのか?」と言っているようなもんです。これをやりたがる中毒者が続出してしまう程、影響力のある台詞です。

ゴルゴ中毒者は増殖し、いつしかギャグになってしまい工事現場の看板などでもパクられる程の社会現象になっていったのです。生活圏にも登場するほど絶大な人気がある証拠でもあります!

好みのタイプはゴルゴ13女性多し?!

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惚れたら負けという言葉がピッタリな罪な男、デューク東郷。世界一頼り甲斐のある男がモテない筈がありせん!決して結婚などしない人生なのは百も承知でお近づきになりたい。

そんな台詞を女性に言わせてしまう程、男の中の男魅力がプンプンな訳です。しかも、最近の女子なんかにはハードボイルド過ぎて可愛いなんて言われてしまう現代日本、困ったもんです。

どちらにせよ、ゴルゴ13は今も昔も女性の隠れファン率多し。意外な女性人気には驚きます。情報でフラフラのこんな時代だからこそ、獣のような強さと賢さが求められているのでしょう!

ゴルゴのスーパー射撃?!

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えっ?!んな馬鹿な!と内心ではツッコミを入れたくなるが、ゴルゴ・ファンはそんなアンビリーバボーな衝撃展開を楽しみにしているのです!最新鋭の装甲車をジャックした凶悪犯をどう狙撃するか?

ゴルゴは猛スピードで迫って来る装甲車の真下に潜り込み、急所である運転席の真下から一発狙撃する。よくよく考えると、いくら車高が高い装甲車とはいえショットガンを真下から構えられるのか?

しかも身体を支えながら片手で?などとよくよく考えてはいけません!エンターテインメントしてくれているのです!ゴルゴ13は不可能を可能にする世界でただ一人のNo.1スナイパーなのです!

ゴルゴ13長寿の理由⑥ アニメも高クオリティ

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アニメ版ゴルゴ13は俳優・館ひろし氏がデュークの声優をしています。低音でボソボソっとした感じが雰囲気バッチリです。情景描写もアニメの魅力である光の表現が見事です!

とくにゴルゴ13は夜の街が多い中、煙草の煙や、暗がりのバーの灯り、車のヘッドライト、暗闇の拳銃の鈍い金属反射、ベッドシーンの身体の汗ばみなど、細かい描写に優れています。

少し画面が湿った様な、70年代のハードボイルド・アメリカ映画フュイルム顔負けの臨場感を綺麗に表現しています。セクシーな女性脇役も美人揃いで、思わず見入ってしまいます!

ゴルゴ13を秘密を知った奴は……(まとめ)

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ゴルゴ13を必要以上に詮索すると大きな力で阻止され、運が悪ければ消されます!これを書いている自分も危ないですが、読んでいるあなたも狙われる可能性があります?!

一番は産みの親で作者である、さいとうたかを氏が危ない!?脚本家も危ないですねぇ。その家族すら、おちおち学校や会社、近所のスーパーにも行けません。気をつけてください。

と言う事で、これ以上の裏社会コードネーム”G”について喋る事は出来ません!作者曰く、生きている間はファンが終わらせてはくれない漫画ゴルゴ13を生涯、隠れて見届けます!

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