【酒井高徳】 新潟が生んだ最高の主将5つの魅力!ドイツで成した快挙も紹介!

サッカーのドイツブンデスリーガには数多くの日本人選手が所属しています。その中で、日本人でありながらチームの主将に任命された選手がいます。それがハンブルガーSVの酒井高徳選手です。そんな酒井選手についてまとめてみました。

酒井高徳とは

酒井高徳選手は1991年3月14日生まれの26歳。ポジションはディフェンダーで、現在はドイツブンデスリーガのハンブルガーSVに所属しています。
サッカーを始めたのは10歳の時。三条サッカースポーツ少年団、レザーFSジュニアユースを経てアルビレックス新潟ユースに入団。
2008年にトップチーム昇格、翌2009年にはJリーグ戦初出場を果たしています。

そして2011年12月23日にドイツブンデスリーガのVfBシュトゥットガルトへ期限付き移籍し、継続した活躍を見せ2013年1月に完全移籍を果たしました。
その後、2015年に同リーグのハンブルガーSVへと完全移籍し、現在に至っています。

また、U-15世代から継続してサッカー日本代表にも選出されており、現在のA代表においてもレギュラー格の選手となっています。特に、2012年のロンドンオリンピックでは同世代代表のベスト4進出に貢献し、大いに注目を集めました。

魅力①実はハーフで兄弟全員がスポーツ選手!

日本人離れした顔立ちの酒井選手ですが、実はお父様が日本人でお母さまがドイツ人という日独ハーフ。生まれも日本ではなくニューヨーク・シティという超国際派。
お父様の仕事の都合で2歳の時に新潟県に移住。その為、兄弟そろって語学はまるで駄目だったんだとか…。

子宝に恵まれた酒井家はなんと四兄弟。しかも全員がスポーツ選手という驚くべきアスリート一家なのです。
長男の酒井高喜さんは名門天理大学を卒業した柔道家、次男の酒井選手は勿論プロサッカー選手、三男の酒井宣福さんと四男の酒井高聖さんもプロサッカー選手。

宣福さんと高聖さんもアルビレックス新潟のトップチーム昇格を果たしたJリーガー。兄弟3人がJリーグ入りを果たすという驚異の蹴球一族です。
そして現在の酒井選手はドイツの地で、宣福さんはファジアーノ岡山で、 高聖さんは福島ユナイテッドFCでサッカーに邁進しています。

魅力②酒井高徳のプレースタイルは?

酒井選手のポジションは主にサイドバック、現在のクラブと日本代表ではボランチを務めることもあります。あくまでも主戦場はサイドバックですが、中盤を引き締める役割を担うこともしばしば。所属するハンブルガーではチームの要請に応じて働く酒井選手は非常に高く評価されているようです。

酒井選手は身長176cmと決して大柄ではありません。しかし、そのフィジカルの強さには定評があり、外国人選手相手にも決して当たり負けしません。また、そのスピードやスタミナも高く評価されており、現代サッカーに不可欠な要素を兼ね備えていると言えます。

フィジカルの強さのみならず、両足を使いこなせる点や各種のポジションを器用にこなせる点も高評価ポイントです。また、チャンス創出能力も高く、前線に決定的なパスを供給しています。ブンデスリーガで十二分に通用する水準であり、それは通算167試合出場という数字にもあらわれています。

魅力③酒井はブンデスリーガ史上初の日本人キャプテン!

大快挙!ブンデスリーガ史上初の日本人キャプテン誕生!

酒井選手はドイツブンデスリーガのハンブルガーSVに所属しています。漫画好きの方ならピンときたのではないでしょうか?
そう、かの有名なサッカー漫画『キャプテン翼』で若林君が所属したあのクラブです。かつては元日本代表の高原直泰選手も所属していました。

ハンブルガーSVは1887年に創設された超名門クラブ。ブンデスリーガからただの一度も降格した経験がなく、同リーグでは6回の優勝を誇り、かつてはUEFAチャンピオンズリーグでも優勝したことがあります。
その他にも数多くのタイトルを獲得し、マンフレート・カルツ、ホルスト・ルベッシュといった伝説的選手が栄光の時代を築き上げました。

近年はやや低迷しているとはいえ、我々日本人からしてみれば憧れのクラブと言っても良いでしょう。そんな超名門クラブでなんと酒井選手は主将を務めているのです。
それも一回限りのゲームキャプテンなどではなく、常設のチームキャプテン。これは日本人選手史上初の大快挙なのです。

一体ナゼ?日本人酒井高徳がキャプテンに就任した理由

酒井選手が名門ハンブルガーのキャプテンに就任する。このニュースは現地では驚きをもって迎えられたようです。
と言うのも、それまではヨハン・ジュルーがチームキャプテンを務めており、いわば”主将交代劇”とも言える一幕となったからです。

近年のハンブルガーは15位→7位→16位→16位→10位と低迷を続け、なんとか一部に踏みとどまるという状態が続いていました。
そして今季は更に状況が悪化、クラブ史上初の二部降格すら危ぶまれる事態となったのです。昨年9月、ついにブルーノ・ラッバディア監督が解任され、新たにマルクス・ギズドルが監督に就任しました。

このギズドル監督こそが酒井選手をキャプテンに抜擢した人物です。前任のラッパディア監督はシュトゥットガルト時代に酒井選手を指導した恩師ともいうべき存在。
この解任劇は酒井選手の立場を悪くするのでは…と思われました。しかし、実際はより重責ある立場に任じられたのです。

ギズドル監督の絶大な信頼「キャプテンにふさわしい」

新たに就任したギズドル監督はチームにテコ入れを開始します。敗戦続きで暗くなった雰囲気を改め、勝者のメンタリティを注入することはチームの立て直しに不可欠なことでした。
その改革の一手となったのが酒井選手のキャプテン就任だったのです。

ギズドル監督は酒井選手の人格面を極めて高く評価し、そのオープンかつ誠実で、コミュニケーション能力に長けた性質がキャプテンに相応しいと考えたそうです。
そして何より、常に全力でプレーし、グラウンドの上で倒れるまでチームの為に尽くす酒井選手のプロ意識に強い信頼を置きました。

チームの為に献身的に戦い続ける男。これこそがギズドル監督が求めたキャプテン像であり、チームに必要な“新しい風”でした。
そしてそれは前任キャプテンであるヨハン・ジュルーにとっても納得できるものであり、この驚くべき交代劇はすんなりと進んだと言います。

キャプテン・サカイがチームをギリギリのところで立て直す!

今シーズン初勝利!長かったけど折れずに続けた結果。勝ったからといってシュチュエーションはあまり変わらないけど最後まで信じて闘えば成し遂げられる。キャプテンとしてもチームとしても…? #酒井高徳 #初勝利 #初アシスト #2人して俺を取り合ってる #そんなに好きか #モテモテだな #仕方ないから #今日は抱き合ってやるか Auswärtssieg und 3 Punkten!!!! Man kann immer schaffen wen du daran glaubst und wir haben heute gezeigt wie wir auf als Mannschaft aufgetreten sind. Es war sehr wichtig Schritt gewesen!! Liebe Fans, vielen Dank für eure Unterstützung und gehen wir uns zusammen weiter richtige Richtung !!!!?

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さて、降格待ったなしの状況にあったハンブルガーSV。新監督と新キャプテンを迎え、なんとか残留に向けて新体制を発足させました。
酒井選手が就任する前の順位はダントツの最下位。まさに救いようが無い状況であり、ちょっとした変化ではどうにもならないと思われていました。

ところが、酒井選手のキャプテン就任後はチームに明確な変化が訪れます。それまではてんでバラバラにプレーしていた選手たちが一致団結し始めたのです。
無論これはギズドル新監督の貢献もあるでしょう。しかし、キャプテン・サカイの貢献も大であることは現地のサポーターも認めています。

こうした変化は数字にも表れ始め、11月中旬からウインターブレーク前までを3勝2分1敗という成績で乗り切ることが出来ました。負けっ放しのハンブルガーはギリギリで生まれ変わりました。
現在は15位まで順位を上げ、入れ替え戦に進む16位のアウグスブルクを僅かに上回っています。ここからが正念場と言えるでしょう。

魅力④酒井高徳とドイツサポーターとの信頼が熱い!

Ganz wichtig Punkte gestern!!!??? #gs24 #3punkte #zuhause #volksparkstadion #nurderhsv

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ドイツの地において酒井選手はとにかく誠実な人物として知られています。まだドイツ語に不慣れな時期から現地紙のインタビューに誠実に応え、たとえ自分にとって不利益なことでもチームを第一に考えて行動する。そんな酒井選手をドイツメディアは「真のチームプレーヤー」と称えています。

そうした酒井選手の誠実さはサポーターとの間にも熱い信頼関係を築いています。低迷するチームを率いるキャプテンとして、試合中は勿論のこと、SNSなどでも熱いメッセージを発し続け、悔しい敗戦の後にもチームの団結を呼びかけ続けているのです。特に、ダービー敗戦後に酒井選手がSNSで公開した文章には絶賛の声が寄せられました。

そんな酒井選手に対し、サポーターからは時に厳しい声が寄せられつつも、その人柄やキャプテンとしての資質を称える声が後を絶ちません。
酒井選手に対してずっとこのクラブに残ってほしいとの声も数多く聞こえてきます。

魅力⑤サッカーだけでなくファッションにも気を遣う!?

さて、試合中はまさに闘将とも言える酒井選手ですが、一歩ピッチの外に出ればイマドキの若い男性としての一面を見せてくれます。実は酒井選手はファッションにこだわりを持っており、SNS上ではたびたび自慢のコーデを紹介しています。試合を見ると怖そうな人なのかと思ってしまいそうですがちょっと安心ですね。

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ファッションには並々ならぬこだわりを持っている様子の酒井選手。配色やバランスなどを意識しながら、値段を抑えつつもいかに高級そうに見えるかという点にこだわっており、何度も試着を繰り返すそうです。まさに日本代表のお洒落番長です。

また、時にはこんなお茶目な写真も投稿している酒井選手。試合中は厳しい姿勢を見せつつも、普段はニコニコしているギャップがこれまた面白いですね。オンとオフを切り替え、チームの雰囲気をただ厳しく暗いものとしないこともキャプテンの重要な責務です。まさに酒井選手は適任なのかもしれません。

日本においても酒井選手は優しい人柄で知られているようです。日本代表では怒ったところを一度も見たことが無いと言われるほどなんだとか。こんな朗らかな人柄が酒井選手がドイツの地でチームメイトやサポーターに愛される理由なのかもしれません。

酒井高徳は日本サッカーにとってどのような存在か(まとめ)

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ブンデスリーガで日本人史上初のキャプテンに就任した酒井選手。既にリーグ戦だけで138試合に出場しており、このままいけば長谷部選手の日本人出場記録を更新することは確実と見られています。その存在は日本サッカー史上において極めて重要な存在であることは言うまでもありません。

数多くの選手がドイツの地へと渡りましたが、その中で成功を掴んだのはほんの一握り。酒井選手はその数少ない例であり、香川真司選手らと共に日本人海外組の看板を背負っていると言ってもいいでしょう。これは、今後欧州へ渡るであろう若い選手達にとっても非情に重要なことです。

また、サッカー日本代表においても重要な存在となっています。ハンブルガーと同じく酒井選手に代表キャプテンを任せてみてはどうかという声もあり、いずれは長谷部選手に代わって酒井選手が不動のキャプテンとして君臨することになるかもしれません。