【ロビン・ファン・ペルシ】オランダの至宝が世界から注目される5つの理由!

サンフレッチェ広島移籍が騒がれているトルコの怪物ロビン・ファン・ペルシ。言わずと知れたオランダ代表の得点記録保持者であり、プレミアリーグ得点王の彼が日本にくることは驚きだがその動向はどうなるのだろう。彼の偉大すぎる歴史を振り返りながら予想していこう。

ロビン・ファン・ペルシとは

ロビン・ファン・ペルシはオランダ代表、マンチェスターユナイテッド所属のFWである。一試合で三つのポジションを兼任したこともあり多彩で優秀な選手である一方、交通事故を起こしたり仲間と喧嘩したりと悪童な一面も持つ人物だ。

芸術家の家に産まれながらも18歳でユースを経てプロのトップチームにデビュー。2004年にアーセナルに移籍してからは名将ベンゲル監督のもとで才能が開花。ウィング、トップ下と様々なポジションを芸術的な直感で繰り出す多彩なプレーで貢献。

2011年にはキャプテンに就任し、得点王に、そしてPFA最優秀選手に選ばれた。ワールドカップオランダ代表の主将も任された男だがすでに33歳、彼は2017年に入ってサンフレッチェ広島への移籍も囁かれている。その真相を解きながらこれから彼の偉大な歴史を振り返って行く。

理由①ファン・ペルシのこれまでの活躍が凄い

プロ入り

TBT at my first club Excelsior Rotterdam. Can you spot me?

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彼が頭角を現したのは18歳、SBVエクセルシオールでプロデビューを果たしてからすぐ。多彩なテクニックとその器量の良さから人気を集め、翌年にはUEFAカップで優勝し、オランダ代表にも選出された。

最も活躍したのはFCアーセナルに移籍してから。一時怪我で離脱を強いられたが復帰後から一転。11アシストを決めてアーセナルの契約を見事に延長させた。素行の悪かった若かりしペルシを名将ベンゲル監督が見出しその才能は開花。

カーリングカップ、チャンピオンズリーグで決勝ゴールをきめ、ゴールを量産。強豪クラブ相手に大健闘したことでレアルマドリードからお呼びがかかり2009年に移籍。勢いそのままに得点王やオランダ代表のキャプテンに選ばれ一躍スター選手になった。

マンチェからトルコへ



ヨーロッパでは小さい頃から同じユースクラブで育ち、そのまま難なく同じプロのチームに昇格していくことが多い。メッシのような優秀でクラブに忠実な選手もその例だ。しかしペルシは問題行動の多さもあって4つのクラブに移籍した選手だ。

彼が落ち着いたのはアーセナル、ベンガル監督に拾われたことから。そこで品行方正が直され、次に移籍したマンチェスターユナイテッドでようやく落ち着いた感を見せた。当時得点を作っていたルーニーの右腕になり、怪我のカバーまで負った。

一時ライバルのアーセナルからマンチェへの移籍は裏切り行為と囁かれたがマンチェは彼を獲得したおかげで得点を大きく上げることができた。そして30歳を迎えた時にトルコのフェネルバフチェへ移籍を果たし、現在にいたる。

理由②プレースタイルも注目の的

至宝のストライカー



誰が騙されやすいかという記者の質問にルーニーはかつてロビンの名をあげている。「ピッチの外では彼は頭が切れないよ」そう言われるペルシだがピッチの上ではテクニック多彩な超優秀選手。ストリートサッカーで育った彼のテクニックはまさに芸術的。

勝ち残ること以外ルールのないストリートサッカーの世界で磨いてきた彼のテクニックは自信過剰とも思わせるボールテクニックをピッチで見せつけ、まるでフットサルかと思わせるほどボールタッチが早い。

そして彼の屈強な体から作り出すダイビングヘッドも特異なものがある。シュッとした顔立ちや素晴らしい肉体が宙を浮いた姿は切り抜かれてウェブデザイナーによって様々な場所にコラージュされてしまった。世界中でこの「ダイビングヘッドコラ」が流行してしまったのだ。

アシスト王



ストライカーとして有名なペルシだが、アシストの才能も多分に持ち合わせている。アーセナルで頭角を現した時もアシストを量産したことだ。足元のテクニックやボールタッチが得意なのでパスを送るもの非常にうまい。

プレミアリーグではアシスト王に輝いているだけあって彼は周りを見る能力に長けている。ストリートの特性なのか相手がどんなプレーをする選手なのか見極めるのがうまい。相手を見極めたらすかさずカウンターでディフェンスを破りゴール前へボールを運ぶ。

シュートのコントロールが高いだけあってクロスのパスも正確だ。タイミングばっちりのボールを送り込んでたくさんのアシストを産んだ。ゴール前で負けないフィジカルもあるので自分がシュートチャンスを逃しても拘りなく仲間にすぐにアシストするところも彼の強みの一つだ。

理由③ただの怪我では倒れないタフさ

ファン・ペルシはアーセナルからマンテェスター時代からずっと怪我の多い選手である。アーセナル2006年には骨折し一時チームを離脱していたが復帰後にすぐにレギュラーを取り戻し得点を量産し契約を延長。彼ほどタフな選手はこれまで見たことがない。

とにかくフィジカルが強いペルシはストリート育ちなだけあってその接触の数も多い。ヨーロッパではトップ10に入る怪我の多い選手であり、2016年アクヒサル・ベレディイェスポル戦では失明しかけるほどの怪我を負っている。

怪我が多い原因は攻撃の種類が多いこと。ボレーにダイビングヘッドに、クロスやセンタリングからの競り合いも多い。自然と接触が多くなるので当然怪我も多い。しかしそのほとんどは怪我をうまく回避しているのも事実だ。普通の選手なら怪我しているところでも彼の屈強さが回避している。

理由④実は問題児?喧嘩歴をもつファン・ペルシ

Fenerbahce-Antalyaspor

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オランダ代表の旧エースとの確執が囁かれていたほど、仲間内との揉め事も多いペルシ。練習中に仲間と意見のぶつかり合いをしたり、とにかく問題の多かったフェイエノールトでは「未熟なストライカー」とも言われていた。

彼の育ったロッテルダムのクラリンゲン地区はもともと少し荒れた地域。芸術家の父を持つことも関係しているのか、感情的になり喧嘩も多かったと言う。不良少年の彼はこのロッテルダムでストリートサッカーに明け暮れて育った。

そんな未熟だったフェイエノールトの彼を大人にしたのはアーセナルの名将ベンゲル監督。以前から彼がピッチの上では妙に冷静に振る舞うのを密かに知っていた監督は厄介払いのように放り出されたペルシを獲得し品行方正から改めさせて見事マンチェのエースに仕立て上げたのだった。

理由⑤ペルシは別名・卓球の王?卓球プロと戦ったことも!?

Special moment today with Opa Wim & Fred the Red at the theatre of dreams.

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実はヨーロッパでは卓球がブーム。クリスチャーノ・ロナウドやメッシも卓球を愛好する選手の一人だ。小さな卓球台がサッカーグランドと似ているためかサッカー選手が卓球を好むことはよくある。ペルシももちろんその一人だ。しかもかなりうまい。

ブラジルのロナウドは彼を「サッカーよりも卓球がうまい」と評価している。ヨーロッパでは彼を卓球王の異名も持っている。きっかけはチームの仲間と卓球の試合をしていたことからだった。彼が異様にうまいのに気づいたテレビ局はプロの卓球選手と勝負もさせている。

勝負を引き受けたのはイギリス代表のダリアス・ナイト。もちろん敗れたが4点も獲得するほどかなりの大健闘だった。卓球はどうやら動体視力が上がるらしく、日本では香川真司も卓球を好んでやっている。クリロナはプロにスカウトされたほどだという。

ペルシが広島に移籍?

現在33歳のファン・ペルシはすでに引退の噂も囁かれているが、2017年になんとサンフレッチェ広島に移籍の話が持ち上がった。その移籍金はなんと7億9000万。ドイツ代表のルーカス・ポドルスキの日本移籍騒動に引き続きついに日本の外人選手獲得が続いている。

きっかけは名スカウトマンのフェネルバフチェが彼に関心を寄せていると明らかになったてから。真相は一体どうなのだろう。ペルシは現在クラブとの契約が終わっていない。そして広島がこの移籍金を本当に払えるくらいの経済力があるのが疑わしい。

しかし本当にペルシが日本に来るなら歓迎だ。日本の海外組の選手たちがJリーグに戻ってきているので日本のクラブチームもかなりのレベルが上がってきている。現在広島は海外選手がロペスしかいないが、ペルシが入ったらかなり強いチームになるきっかけになるだろう。期待して待とう。