夏目友人帳アニメ5期の名言・名シーンTOP10!アナタのお気に入りは何位?

夏目友人帳アニメ5期の感想を語りたくて名言・名シーンをTOP10にしてみました。好きなシーンが多すぎて数を10個に絞るのも順位をつけるのも難しかったです。明日にはもう順位が変わっていそうなくらい。ご自分のランキングとの違いを楽しんでいただく気持ちでご覧いただけたら嬉しいです。

『夏目友人帳』が好きすぎるのでアニメ5期の感想を語らせてください!

その人気故に長寿アニメシリーズに一本となった『夏目友人帳』。本作の主人公夏目貴志は妖怪を見ることができる能力を持っていて、同じく強い妖力を持っていた祖母レイコから友人帳を受け継ぎます。夏目が死んだら友人帳をもらうと約束したのと引き換えに夏目の用心棒をしているニャンコ先生(斑)をはじめとする妖怪や、人間たちとの交流を描いた作品です。

アニメ5期は夏目の周囲の人たちの話も多く描かれました。第1話では今までほとんど出てくることのなかった祖父と思われる人の話がレイコの口から語られます(妖怪の記憶の中のレイコですが)。また祓い屋である名取周一・的場静司の高校生の頃の話や、夏目を引き取った藤原夫妻のお話などもあります。

この記事では『夏目友人帳伍』から名言・名シーンTOP10を私なりに選び、感想とともに振り返ってみました。1話の中で2・3度泣いてしまうこともあるので、10個に絞るだけでもとても苦しく、きっと優秀な受験者がいっぱいいる就職採用試験の面接官はこんな気持ちなんじゃないかって思いました。

その上順位をつけるとなると本当に難しかったです。なんとか順位をつけてはみましたけれども、書きながらも何度も入れ替わりました。数ヵ月後にもう一度見て選んだらまた違う場面がランクインするでしょうし、順位も違う物になると思います。

ですのでご自分とのランキングの違いを楽しんでいただくというような気持ちでお読みいただけたら嬉しいです。

【第10位】名取さんが渚カヲルに見えてしまう現象

第3話「あの頃は君に私の味方になって欲しかったんだと思う。力になって欲しかったんだ。でも今は君の力になれるのが嬉しいよ」(名取周一)

声優さんが石田彰さんで一緒ということもありますが名取さんが夏目を気にかけてやさしく話す感じに、碇シンジにやさしく声をかける渚カヲルを思い出します(話しかける意図とかはたぶん違うのでしょうけど。懐かしいです)。

マンションのチャイムを押すのが夏目とわかって、名取さんはすごくびっくりして、でもとても嬉しそうに迎え入れます。いつも落ち着いている名取さんのイメージがあるので(ニャンコ先生と喧嘩したりはしますが)、ちょっとほっこりした気持ちになります。

第8話は名取周一と的場静司が高校生の頃出会ったときのお話ですが、高校生のときはもっと名取さんが感情的だったのがわかります。「苛立ちは薄らいで周りにもっとやさしくできるかもしれない」と名取さんの悩みや迷い、決意などが描かれています。

「正しいものはきっと周りを傷つけない」「この道を行けばいつか何かに出会えるだろうか」そう高校生のときに思った名取さんが、その後夏目に出会い、やさしく力になってあげているのを見ると、この道を行って出会えた1人が夏目なのかなと思えて嬉しい気持ちになります。

【第9位】夏目貴志をこっそり見守る名取さん

第4話「やれやれ夏目。なんとか解決できたようだけど、相変わらず危なっかしい子だ」(名取周一)

的場の依頼を断りきれず、祓い屋仲間を襲う祓い屋をおびき出すための会合に参加せざるを得なくなってしまった夏目をこっそりと見守ってくれていたのは名取さんでした。的場に連れられている間、式の格好をしていたため余興をしろと言われたり。

凶面に襲われた人に駆け寄ったところ、夏目が襲ったと勘違いされ取り押さえられそうになったり。その都度、相手の足を何かが掠めて夏目を守ってくれました。その掠めたものが名取さんが夏目を守るために送った紙人形だったのです。

行方不明になっていた的場が夏目に宛てた手紙も名取さんが持っていました(破り捨ててしまいます)。表だってではなくこっそりと守るところがとても名取さんらしくジーンとします。

5期は祓い屋である名取周一、的場静司の関わる話がとても印象に残っていて第10位と第9位は名取さんのセリフにしました。5期の第3話・第4話そして第8話のお話を見ると的場の冷たい感じのする判断にも正しいかどうかは別として理由があることが伝わってきます。

名取・的場の関係性は決してあたたかなものではないですが、こういう繋がり方もあるのかなと思います。名取さんは道は違えたと言ってはいますが、影響を受け合っている気がするのです。そして正解はひとつではないことを教えてくれます。

【第8位】夏目貴志とニャンコ先生の深い絆

第4話「契約はしていません。約束したんです」(夏目貴志)

同じく第4話で的場の別邸をさるときに的場に「君はどうやってそんな大妖と契約を?」と聞かれたときの夏目の答えがこのセリフです。ジーンと来てしまったのです、ものすごく。

別邸で夏目がピンチのとき、名取さんももちろん守ってくれましたが、その都度その都度ニャンコ先生も守ります。「何か重量感のあるものが足に」とか「俵型のたぬきっぽいものに噛まれた」とか言われながら。

ニャンコ先生があんまり素直じゃなかったり、夏目がやさしすぎるのでたまに意見が合わなかったりするけど、ニャンコ先生は夏目のことをものすごく大事に守ってます。

憎まれ口を叩いてようが何だろうが実際守ってくれているのですから。口で言っていることよりむしろ行動が物語ってます。そのことを夏目もちゃんと受け取っていて(夏目もニャンコ先生のことを大切に思っていて)、契約とかじゃなく「約束」なんだと言ったのだと思います。

「約束したんです」って夏目が言ったとき、心なしかニャンコ先生の顔がとても誇らしげに見えます。2人の(ニャンコ先生を1人を数えていいのかは疑問が残りますが)強い絆を感じるシーンでとても大好きなので第8位にしました。

そして5期もニャンコ先生が新聞読むシーンやCMみたいに教壇に立つ場面狭いところを通ろうとしておしりが挟まって動けなくなるといった先生のかわいいシーンも相変わらずたくさんありました。ご紹介できず残念ですが明記だけさせていただきます。

【第7位】それは多分「恋」ですよね

第5話「禁じた奴はやさしいのだな」(モサモサした妖怪)

多軌透は家の中で気配を感じるようになり、また祖父の術で妖怪が困っているのではないかと祖父の陣を書いたところモサモサした妖怪に助けを求められます。多軌に助けられたモサモサした妖怪は多軌の使った陣が禁術と聞いて「禁じた奴はやさしい」と話します。

なぜなら多軌に助けられた妖怪は、多軌に目をまっすぐに見つめられてから、この地を離れがたくなってしまっていたからです。この地に残っても多軌の目に自分が映ることはない。妖怪は気持ちが募りすぎて黒板に想いを書き綴っていました。

黒板の文章の最後は「この気持ちを人はなんと呼ぶのだろうか」。結べない縁なら最初から禁じるほうがやさしい。切なすぎます。友達を探してもらったうさぎの妖怪は多軌が一生懸命力に探してくれる姿に人間を嫌いではなくなります。

多軌が怪我をしたときなどは声をあげるほど心配します。でもそのうさぎ妖怪がお礼をいう声も多軌には届かない。見えないのならばいないのと同じだとモサモサした妖怪は言います。第5話は多岐のやさしさが妖怪たちに伝わり嬉しい半面、切なさの募る回です。

【第6位】普段賑やかな中級妖怪のしんみりとした言葉に涙する

第11話「阿呆なのは我らか。いつか散るとわかっていても性懲りもなく、見入ってしまうのだから」(一つ目の中級妖怪)

短命の花、白霧花を見せようと夏目を拉致した中級妖怪たち。「思った通りの無知」「むっちむち」とか言って夏目をちょっとムッとさせたりしつつ、そのまま担いで連れて行ってしまいます(中級妖怪2人のコンビ大好きです!)。

とても寒かったので風邪をひいてしまった夏目のために熱冷ましの薬をもらおうとオオツノ様のところに行った中級妖怪たちは倒れたたくさんの石灯篭を直すことで薬を譲ってもらいます。苦労して熱冷ましの薬を手に入れることはできましたがそれは人には効かないものでした。

中級妖怪たちがもう人間のために何かしようとなど思うかとブツブツ言いながら帰っていきますが、白きり花をお見舞いに持っていこうと摘みに行きます。結局夏目のためにいろいろやってしまう中級妖怪たち。完全にツンデレです。

中級妖怪たちの薬のおかげで治った(効くはずがないのに)。ありがとうという夏目に、一つ目の中級妖怪は阿呆なお方だとつぶやきます。そして最後にこのセリフを言うのです。第5期の最後話の最後が中級の言葉ってところもすごく心にきます。

しかもいつもみたいな明るい騒がしい感じの声じゃなくて、しんみりとこんな言葉を言うからそのギャップにやられてしまいます。中級―――――!と叫びたくなります。

【第5位】たった一度の触合いに胸を焦がす妖怪に切なくなる

第2話「もう一度、もう一度だけ私に駆け寄ってきてくれはしないか」(少女妖怪)

第2話は小さな少女妖怪がゲスト。雨の中をはしゃいで走り回る少女の妖怪を人の子と思い、タオルで頭を拭いてくれた男性に、次の日タオルを返しに行ったものの、もうその男性の目に少女妖怪が映ることはありませんでした。雨の日は毎日バス停に向かい雨の中はしゃいでみせて、もう一度だけその人の目に映りたいと通い続けて約50年……。

「もう一度だけ私に駆け寄ってきてくれはしないか」今、こうして書いていても涙が出てきます。自分には見えているのに自分が思いを寄せる人の目に映ることができない。どんなにか切ないだろうと。この話を聞いた瞬間走り出した夏目の気持ちにとても共感します。

人の出会いは多く、男性は少女妖怪のことは覚えていませんでした(切ない)。それでも夏目の計らいで代わりの新しいタオルをいただくことができます。「今日は晴れていてよかった。綺麗なタオルが濡れなくてよかった」

一度の出会いが、その思い出のこもった1つのものが心の支えになることがあるんだって思います。涙が、涙が止まりません。そしてこの少女妖怪がとてもかわいい!ということもとても大切なので記しておきたいと思います。

【第4位】自分の叶えたいことよりも夏目を選んだ妖怪

第9話「何の捧げものもありませんが、朱遠様に拾っていただいた命、お側で御恩を返したいのです」(三ッ皿)

9話のゲストはシイタケのような妖怪、三ツ皿。命の恩人であり立場の差を超えて友と呼んでくれた朱遠様の修行に同行したいと三ッ皿が着飾る準備をする途中、ほかの妖怪が美味な人の子などの貢ぎ物をすれば願いを叶えてもらえるかもしれないと話しているのを聞いてしまいます。

一緒に準備を手伝ってくれた夏目も人の子。準備が終わり帰ろうとした夏目を三ッ皿は呼び止めます。そこへ朱遠さまの一行が通りがかります。「朱遠様の列にどうぞお入れください」と頭を下げたところ「何も持たぬが何を捧げる?」と角妖怪に聞かれ一旦は夏目を見つめます。

しかし夏目を差し出すのは辞め「何の捧げものもありませんが、朱遠様に拾っていただいた命、お側で御恩を返したいのです」「ご一緒したいのです。修行も励みます」と気持ちを伝えます。

連れてはゆけぬと朱遠様に直接言葉をかけられ一行は空へと上がって行きます。三ッ皿は涙が止まりません。きっと何にかえても一緒に行きたかったでしょう。でも夏目を差し出すことはしなかった。

人目もはばからずわんわんと泣く三ッ皿の心の内を考えると私まで悲しくなってしまいました。その上、一度は差し出そうとしてしまった夏目が三ッ皿の頭を撫でるのです。トドメを刺された気分です(私が)。

どんなに願っても叶わない願い。一度は裏切ろうとしてしまった自分を助けてくれた人(夏目)。私まで涙が出てきてしまいます。

【第3位】あきらめないという決意に心を動かされる

第9話「住む世界が違っても近づくためにはあがいてみたい」(三ッ皿)

こちらも第9話から。ひとしきり泣いた三ッ皿は自分が夏目を捧げものとして差し出そうとしたことを告白しようとしますが、すべてを理解しているニャンコ先生が止めさせます(きっと踏みとどまったのだから言う必要などないと思ったんだと思うとニャンコ先生はやさしいなと思います)。

これからどうするのだ?というニャンコ先生に、姿だけを取り繕ってもだめだと気づいた三ッ皿は修行への覚悟を話します。「小物だから連れていけぬなら大物になるよう修行する」「住む世界が違っても近づくためにはあがいてみたい。お側にふさわしくなるようやってみたいのだ」

三ッ皿が新たな決意を語っていると先ほどの朱遠様一行の中にいた角妖怪が戻ってきます。「捧げ物などいらぬ」ここに書かれた修行を覚悟があるならこなしてこられよと三ッ皿と同じ位かそれ以上もある書物を残して去っていきます。

「きっとやれる。そうだろ」という三ッ皿の決意に満ちた言葉が力強いです。自分が新たな決意をすれば、新たな道が見えてくるんだと感じ、さっきまで三ッ皿と一緒に泣いていたのにまた、このシーンでまた泣いてしまいました。

【第2位】こんな夫婦に私もいずれなりたい

第10話「早くあの人の隣へ帰りたい」(藤原塔子)

第10話は夏目を引き取った藤原夫妻のお話です。水族館に行きたいと言い出した妻・塔子さんに「なぜ?」と質問はしたものの次の休みに行こうとすぐに一緒に行ってくれる夫・滋さん。すぐ行ってくれるっていうのはとっても嬉しいことです。水族館での穏やかな表情もとても素敵です。

久しぶりの旅行の準備を鼻歌交じりでする塔子さんですが、中学のお友達と2人で旅行に来た夜、布団の中で寂しくなってしまいます。「いつかあの人を失う日がきたら私は生きていけるかしら。いつか私を失ってもあの人は生きていけるかしら」「早くあの人の隣へ帰りたい」と布団の中で涙します。

見ているだけで涙が出てくる。なんて素敵な夫婦なんだろうって思います。こんな素敵な夫婦に私もいずれなりたい。

【第1位】見えないカラスを見ようとしてくれる塔子さん

第10話「それはきっと美しく白く光って見えにくいのね」(藤原塔子)

1位のセリフは第10話の最後の塔子さんのセリフにさせていただきました。カラスが黒と白2羽いると話す夏目ですが塔子さんには黒い方の1羽しか見えません。でも塔子さんは「それはきっと美しく白く光って見えにくいのね」と考えるのです。

涙、我慢できませんでした。今まで夏目は見えなものが見えるために怖がられてきました。でも塔子さんは見えなくても夏目の言っているカラスを見ようとしてくれます。「滋さんと2人で守ってあげたい」という気持ちが表れている言葉です。

10話は夏目を引き取るかどうかを滋さんが塔子さんに相談する場面も素敵です。滋さんのやさしさに塔子さんが泣き出してしまうのです。塔子さんもやさしいから滋さんのやさしさを受け取れるのだと思います。こんな風に家族を大切にできたらって思います。

『夏目友人帳』がずっとずっと続いていきますように

夏目友人帳アニメ5期は塔子さんにやられっぱなしだったなと思います。第10話に関して言えば涙流しっ放しでした。ですので第1位、第2位は塔子さん絡みとなりましたが、本当は10個すべて全部同率1位にしかたったくらいです。

それ以上に、本当はもっとたくさんのシーンを紹介したかったです。夏目友人帳を見ると毎回泣いてしまうという話を知人にしたら「あれは友達がいない人は泣くんですよ」って言われて落ち込んだ覚えたあります(冗談のつもりだったみたいですが、私にとっては友達いないが事実すぎたので)。

というわけで最後は夏目の学校の友達の画像にしてみました。これからもずっとずっと『夏目友人帳』が続いて欲しいです。せめて私に友人ができるまでは(いや、できてからも)お願いします!

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