東のエデンにおけるセレソンの名言シーン12選!少年と少女の11日間の軌跡!

東のエデンの名シーンをご紹介!日本を救うことを義務づけられたセレソンメンバーの栄光と挫折、喜びと悲しみが交錯します。話題の攻殻機動隊の前時代を描いたこの作品。物語の端々にその世界観が感じられます。

東のエデンの簡単なあらすじとご紹介!

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「迂闊の月曜日」と呼ばれたテロ事件。日本各地に10発ものミサイルが落下します。奇跡的に犠牲者は出なかったことで、人々の記憶からも次第に失れつつあります。3カ月後のアメリカ。大学卒業旅行でホワイトハウスに訪れた森美 咲(もりみ さき)は記憶喪失の滝沢朗と出会うのです。

日本を救うことを義務付けられたセレソンゲームの参加者・滝沢は自らの記憶を取り戻すため、森美咲と共に日本へ帰国。他のセレソンとの死闘の末、彼がたどり着いた日本を救う手立てとは一体?

セレソンとは


ゲームの参加者は12人。100億円チャージされたノブレス携帯と、専属コンセルジュである人工知能ジュイスが与えられます。それぞれの手段で日本変革を行わせ、勝利者はたった一人。負けた者は12人の中のサポーターによって処分されるという過酷なゲームです。

No,1 物部大樹 本作の裏主人公。彼が目指す日本の未来の姿とは!

元財務官僚・物部大樹(もののべたいじゅ)。キレ者の彼は日本を国家規模でダイエットさせるためにノブレス携帯を用い暗躍。10番のセレソン・結城と共闘し、日本各地にミサイルを落した「迂闊の月曜日」関係者の一人。

自らが表舞台に立つことなく、裏から日本を動かそうとする彼は、大多数の力ない国民を切り捨てることも厭わず、後に滝沢朗との軋轢を生むことに。

「国民というのは一億人のエゴイスト集団だ。君だってそれは痛いほど知ってるんじゃないのかな?」

セレソンゲームも終盤に差しかかり、物部の前に立つのはやはり滝沢朗です。苦笑いを浮かべながら物部は滝沢にある提案をします。「君にお願いに来たんだ。このゲームを辞退してくれないか、と」驚く滝沢に物部は自ら考える国家改造論を語るのです。

理路整然と語る物部の言葉に圧倒される滝沢。ため息を吐きながら物部にある決断を迫ります。「じゃあさ、物部さんが総理大臣になってよ。俺なんかより物部さんの方がピッタリだ!」虚を衝かれ、すぐには言い返せない物部。

互いの言葉に感化され触発される二人。水と油、陽と陰といった所でしょうか。手を握れば大きな力になるとわかっていても決して交わることはない。物部のプライドの高さがそうさせているのでしょうね。

素直になれば世界は大きく開けると思うのですが、肥大した物部のプライドがそうさせないのでしょう。ダイエットをするのは物部の心かもしれませんね。

No.2 辻 仁太郎 反逆の異端児!彼が目指した日本プロデュース計画の全貌が明らかに。

辻仁太郎(つじじんたろう)は裏原にブランドショップを立ち上げ、青山、銀座などの一等地へと店舗拡大。業界の先駆者として様々なモノをプロデュースし、巨万の富を得ます。暴力団とも関わり裏社会にまで人脈を伸ばしています。

行きつくところまで行きついたことへの喪失感が彼の精神を不安定なものにしていきます。自宅の引きこもることも多くなったある日、ノブレス携帯が届けられるのです。

「せっかく俺がうまいこと一億総被害者にしてやろうと思ってたのに。六十五年加害者やってきてうんざりしてんだぜ、国民はさあ」

クルーザーの最上階デッキで優雅にくつろぐ・辻。1番の物部にジュイスを破壊され、ノブレス携帯を封じられた辻ですが、焦っている様子は皆無。不敵な笑みすらこぼしています。

ゲームのアガりの道筋が見えた辻。9番の滝沢に殺意を抱く、10番の結城を差し向け彼を殺害させる。時の首相の隠し子と噂される滝沢は、日本に降り注いだミサイル攻撃は外国からのものだと主張していると誤報が流れています。

アジア諸国は怒り心頭。全て辻が仕組んだ策略です。偽造パスポートで外国人国籍となった結城に滝沢殺されることで、日本は加害者の国から被害者の国となるのです……凄い発想ですね。

戦後日本が背負い続けて来た重たい十字架を有耶無耶にする禁じ手。これがもし成功していたら、日本はどうなっていたでしょうか。怖いと思う反面、どこかワクワクしてしまう自分がいます。ヤバいですよね。

No.3 北林とし子 平凡な老婦人。一日一善が彼女の人生観。

北林(きたばやし)としこさん。福岡在住の老婦人。セレソン主催者・亜東才蔵とは古い知人で偶然東京へと赴いた際、亜東の運転するタクシーに乗車したことがきっかけでセレソンの一人となります。

認知症となっても彼女は、一日一善をモットーにボランティア活動を続けている模様。100億円もすべてそこに投入しているようです。亜東才蔵の過去を知る数少ない人物の一人です。

「ありがとう、才蔵さん。お元気で」

亜東は今回のセレソンゲームに満足し終了させることを宣言します。くしくもこの日は八月十五日、終戦記念日です。朝の三時にとし子さんは目覚めます。今いるのは福岡の病院です。

とし子はふと亜東との約束を思い出します。「いつかこの国をよくして見せる」忘れることの出来ない言葉。携帯電話から彼の声が聞えます。〈ノブレス・オブリージュ。今後も君たちがこの国の潜在的な救世主たらんことを、切に願う〉

それを聞いたとし子さんは何かを察した様子。彼女は最後に亜東に向け別れの言葉を紡ぐのです。心にグッと突き刺さりますね。もう二度とこの二人は出会うことはないんでしょうね。せつないです。

No.4 近藤勇誠・正義の人になれなかった刑事の転落人生。

近藤勇誠(こんどうゆうせい)所轄の生活安全課の刑事。極端すぎる正義感を持つ彼はノンキャリアでありながら30歳の若さで捜査一課に配属されます。しかしその後、警察OBが関わる内偵捜査で失態をおかし、責任を負わされる形で安全課へ左遷となるのです。

意気消沈する彼にノブレス携帯が届けらます。自分の正義を貫くために警察機構の変革をジュイスに願うのですが、ジュイスは警察関係者への賄賂という形でそれを行おうとするのです。

自分がもっとも嫌っていたことでしか、正義が貫くことができないこと知り、彼は絶望します。その後、ギャンブルと女へと依存していくのです。

「俺だって最初は、正義をなそうとしてたのによお」

早朝の新宿。カラスと鳩が飛び交う中、映画館前の広場で近藤はイラついています。9番の滝沢からノブレス携帯を奪った所まで良かったのですが、持ち主の指紋認証がなければ携帯を操作できないことを後で知るです。

チャージしてある金額がゼロになれば、サポーターと呼ばれる人物に殺される。一刻も早く現金を奪わなければと焦る後藤の前に、突然、妻が現れます。

「一生遊んで暮らせる金って、何?」 震える声で彼女は問い詰めます。それは先ほど愛人へ送ったメールの文面。間違って妻の元へ送られていたことに後藤は気づきます。

「これでおしまい」彼女はそう告げると果物ナイフで後藤の腹部を突き刺します。自業自得。絵に描いたような転落人生の末路です。死に方を選べるならこれだけは勘弁してほしいものです。

No.5 火浦元 理想の高齢医療を目指す救世主

火浦元(ひうらはじめ)。火浦総合病院の院長。脳神経外科医として名声を得ていましたが、事故の後遺症で一線から退きます。酒におぼれる日々を過ごし家族とも疎遠となります。

荒れた生活を続けていたある日、ノブレス携帯が届くのです。心機一転、自分が目指す理想の高齢者医療を目指すため医療都市化を発案、実現するために多方面にお金をバラまきます。

火浦は自らの死を重く考えていない様子。始めからゲームをアガることは考えていません。

「私には気前のいい神に思えるがね」

クスリで眠らされた滝沢は建設中の工事現場に放置されています。目の前には火浦の姿が。「国が切り捨てようとした高齢者を、人的資源として雇用できる”産業”を、街ぐるみで一〇〇億かけて作ったってことさ」

ノブレス携帯の電子マネーは医療産業都市を建設するため、有力議員への献金や、天下り役員への退職金などに使われていたことを臆面もなく語る火浦。すでに携帯残高はゼロとなっています。

火浦を見ていると、どこか中年の侘しさを感じてついつい応援してくなりますね。願わくば、北斗の拳のラオウの如く「わが生涯に一片の悔いなし」と思える人生を送ってもらいたいものです。

No.6 直元大志 自称・世界が驚嘆する映画監督。

直元大志(じきもとたいし)。映画製作関係者。周囲から正当な評価がなされていないと嘆く彼の元にノブレス携帯が届きます。世界を唸らされる映画を製作することで、ゲームのアガりを目論む直元。

滝沢の存在を恐れた直元。ストーカーのように彼の行動を追いかけるうちに、滝沢をメインにした映画の構想が天啓のように脳内に閃くのです。

「ジュイス、シナリオ書き換えて!今から俺『ヒドゥン』!敵は宇宙からの侵略者ってことで」

滝沢と恋人・咲を追跡する直元は遊園地へと向かいます。二人は仲良く木馬に乗り楽しそうな雰囲気。サーカステントの脇に隠れ、カメラを回す直元の心中は嫉妬の大波が荒れ狂っています。

サーカステントの脇のビニールシートがめくれあがり、中に置かれた火炎放射器を見つけます。直元の頭の中に脳内麻薬が大量に分泌され、誰も踏み込めない世界へと誘うのです。

すぐに直元はジュイスに電話をかけます。意味不明な彼の発言にもう匙を投げている様子のAIジュイス。〈もうどっちでもいいです……〉「どっちでもよくないんだよお!」喰い気味の直元。目がイッています。

二人?の掛け合いは漫才のボケとツッコミのようでとても楽しめます。意思疎通がこれほど上手く噛みあわないと笑えますね。M1に出場すればいい所まで行けるかも。……それはないか!

No.7 篁カオル 謎に包まれた詐欺師。

篁カオル(たかむらかおる)。年齢不詳の詐欺師。アニメ、小説などには登場はせず、ドラマCD『No,7』などで詳細が語られています。1番の物部とは企業恐喝を行った際、敵対され敗北の屈辱を味わっています。

9番の滝沢とは友好関係を築き、ワシントンへ旅立つ際、滝沢の真横に席を予約していた物部の座席予約をキャンセルするなど、物部からの介入を阻止しています。その後フェラーリ車を盗んだことが露見し、白バイ警官に逮捕されています。

「何も生み出さないオッサンをだまくらかして金を掠め取る」

町工場を営む父親は、資金繰りが上手くいかず自殺してしまいます。篁カオルの心の中に芽生えた社会に対する怒り。彼を詐欺師にした大きな要因の一つなのかもしれません。

「100億円あったら何に使いますか?」冗談とも取れる運転手の言葉に、悪びれもせず彼は答えます。数日後、ノブレス携帯が彼の元へ届けられます。東のエデンの神山健治監督は、篁カオルのことを黒い滝沢と呼んでいるそうです。

「カッコいいヤツで、でも詐欺師で、女の子も騙しちゃうようなヤツなんですよ」どこか憂いをおびた篁カオルの活躍シーンを、アニメでも見てみたいですね。深夜枠で放送してくれないでしょうか。

No.8 立原憲男 サッカー好きのサラリーマン。好きが高じて日本代表監督に。

「俺が監督になったらワールドカップ優勝は固いよ」

立原憲男(たちはらのりお)。サッカー好きの平凡なサラリーマンだった彼に、ノブレス携帯が届けられます。何もやらなければサポーターに殺されるという脅迫観念にかられた彼は、日本監督になることを申請します。

国際試合の予選通過さえできなかったことでマスコミから激しいバッシングの嵐。追い詰められた彼は「日本代表に金メダル」をという申請をジュイスに出すのですが、ジュイスが出した結論は、立原の監督更迭という皮肉な結果を生むのです。

日本代表監督を更迭された立原。おぼつかない足取りで国立競技場の前をうろついています。大きなため息をつき、引き返そうとしたときノブレス携帯から電子音が鳴り響きます。

〈ノブレス・オブリージュ。今後も君たちがこの国の潜在的な救世主たらんことを、切に願う〉記憶を失う立原。なぜ自分が競技場の前にいるのかも思いだせません。立ち尽くす立原の心の中は、不思議と今まで感じたことのない安らぎを得ています。

記憶が消えても、立原ジャパンの体たらくは日本サッカーの歴史に汚点として残るでしょうね。酒の席で必ずネタにされ、嫌な思いをすることでしょう。笑い話になる日は訪れるのでしょうか。

No.9 滝沢朗 心優しき撃墜王。本作の表の主人公。

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滝沢朗(たきざわあきら)。本作の心優しき主人公。幼少の頃、母親に置き去りにされ、中学卒業まで政治家・飯沼誠次郎の世話になります。その後飯沼の下を飛び出し、新聞配達の奨学生として住み込みのアルバイトに従事。

滝沢の「お金をもらう練習」という発想にセレソン主催者・亜東は面白みを感じノブレス携帯を届けるのです。他のセレソンが申請した日本へ向けてのミサイル攻撃を事前に知った滝沢は、200人のニート達と共に住民を避難させ、被害を最小限に食い止めるのですが。

世間からはテロ加担者としてのレッテルを貼られ、共に行動した200人のニートたちを非難の声から守るため、ドバイへと緊急避難させる滝沢。自らがテロ首謀者として非難を一身に浴びるのです。

その後セレソンの存在を世間に知らしめるためにアメリカへ渡航。拷問対策のために記憶消去するなど、行動力がハンパないです。

「驚いた?ああでも言わないと、あいつら勝手なことばっかやって、なかなか力を合わせないからさ」

ショッピングモールの屋上の寂れた遊園地。朝日が昇り、滝沢を照らしだしています。これから10番の結城が申請した60発のミサイルが日本各地に発射されます。

滝沢は向かいの屋上にいる200人のニーツたちに、ミサイルの止める術をサイトに書き込むよう指示します。ニーツたちは一斉に携帯を打ち始め、その中で最適な方法が抽出され、ジュイスによって完璧に実行されるのです。

滝沢は指鉄砲を空に構え「バン!」「バン!」と言葉を飛ばします。降り注ぐミサイルは滝沢の申請により次々にミサイルによって撃破されていきます。その姿はまさに撃墜王!滝沢の勇姿にシビれます。

序盤の最高の見せ場。西部のガンマンさながらの滝沢の頭上を、F15が飛び去る光景は最高にカッコいい。

No.10 結城亮 ツキに見放された悲しき人。

結城亮(ゆうきりょう)。派遣社員として働く京都在住の30代。真面目に労働しても報われない社会に絶望した彼は、搾取し続ける世間へ怒りの矛先を向けます。

自分をバカにした連中に正義の鉄槌を下すため、日本各地に10発ものミサイルを発射させた危ない結城くん。しかし事前に携帯履歴で情報を知った滝沢に阻止されて、被害者ゼロという想定外の結果となり苦虫を噛みしめます。

「ジュイス、お願いがあるんです。ナンバー・ナインを、滝沢朗を……射殺してください」

再び結城は、日本に向けて60発ものトマホークミサイルを発射させるのですが、今回も滝沢の介入により未然に防がれてしまうのです。結城の滝沢憎しはもう爆発寸前です。結城はジュイスに連絡し、滝沢暗殺を指示するのですが、すぐさま却下されます。

滝沢の王様申請がネックとなり、滝沢個人に関する全て申請が却下され続けるのです。呆然とする結城の不幸はさらに続きます。結城は事情により気温マイナス1度の最悪の環境の中に居るため、ジュイスに申請し、タクシーを呼ぼうとするのですが、すぐに却下されます。

今まで共同歩調をとっていた1番・物部の申請の所為だと知らされ、憤激する結城。仲間だと信じていた人間に簡単に裏切られてしまいます。すべての不幸が彼の背中に重く伸し掛かっている感じがしますね。

でも同情はできませんね。自らの不幸をすべて世間の所為にして、日本各地にミサイル攻撃するなんて、最悪でしょう。すべてが自業自得、因果応報と言った感じでしょうか。

No.11 白鳥・ダイアナ・黒羽 ジョニー狩り事件の連続殺人鬼。

白鳥・ダイアナ・黒羽(しらとり・ダイアナ・くろは)30代後半の妖艶美女。西欧系の父の血を色濃く受け継ぎ学生の頃からモデルとして活躍。その後外国人モデル事務所の社長としてその敏腕ぶりを発揮します。

母親に暴力を繰り返す養父に憤り、激情の赴くままに殺害してしまいます。後悔の念はなく、あるのは女に手を挙げる最低な男への復讐が成されたことへの充足感だけだったようです。

彼女はその後何人もの性犯罪者の大事な部分(ジョニー)を切り落とし、殺害するのです。

「何だ、イイ子がいるんじゃない。私をその気にさせておいて、変な男。でも気に入ったわ……」

ジョニー狩りの今回の被害者が咲の友人だと知り奔走する滝沢。犯人の正体が11番のセレソンだと分かり、ここにセレソン同士激しいバトルが展開していきます。滝沢の仕掛けた罠により、ジョニー狩りの行っていたホテルから遠ざけられる黒羽。

仕返しとばかりに、バイクで走行中の滝沢の前を走るタンクローリーを、横転させ激突させるのです。かろうじて回避した滝沢はすぐさま次の一手を打ちます。ホテルを買収し時間稼ぎを試みるのです。舌打ちする黒羽はすばやくホテルを買い直します。

時間稼ぎが功を奏し、間一髪のところで間に合った滝沢は、黒羽と対峙します。黒羽の男に対する歪んだ感情は滝沢によって氷解していきます。「ジョニーに愛をもらったこと、ねーんだ?」その真摯な眼差しに黒羽の全身は打ち震えます。

男なら一度は言ってみたいセリフですね。確固たる自信がなければ吐けませんが。黒羽も滝沢のような人間に早く出会えていれば、もう少し違った人生があったのかもしれませんね。

No.12 Mr.OUTSIDE セレソンゲームの考案者。

Mr.OUTSIDE(ミスター・アウトサイド)。その正体は昭和の亡霊と称され、現在100歳となる老齢の亜東才蔵。日本社会において絶大な権力をバックに、自らが出来なかった日本を変革を行うため、独断と偏見で選抜した他の11人のセレソンの命運を握り続けていた人物です。

普段はタクシー運転手として従事し、気になった人間に「100億円やるからこの国をよくしろと言われたら、その金どう使います?」と投げかけ、納得のいく答え聞けた者に100億円がチャージされたノブレス携帯を届けるのです。

「おまえじゃ、この国を何も変えられんだろう」

亜東才蔵は当時総理大臣の江田を呼びつけます。「今日からな、セレソンゲームはじめるから。まあ、よろしく」決定事項のように言われ、江田は戸惑いながら、とうとうボケが始まったのだろうと高をくくります。

「迂闊の月曜日」。後にそう呼ばれる日本へ向けての10発ものミサイル攻撃。江田は亜東と再び面会し、ミサイル攻撃は亜東が選んだセレソンと呼ばれる人間の仕業と知らされ、戦慄します。

その後に起きた日本に向けての60発ものミサイル攻撃に、江田は土下座をして亜東に止めるよう直談判するのですが、亜東は不気味な笑いを浮かべそれを退けます。こんな老人が現実世界に存在しないことを願いますね。

神山監督によると亜東は義体化しているとのこと。100歳になる亜東がピンピンしている謎が解けた気がします。

滝沢は取り巻く人たち(まとめ)

「でも、私も同じだ……。滝沢くんを裏切った、みんなと同じだよ……」滝沢の苦しみを知った森美咲の悲しい一言です。この作品のヒロイン的立ち位置の彼女の一途さに、心を癒された人は多いでしょう。

この作品にはセレソンメンバー以外にもたくさんの個性豊かなキャラクターたちが登場します。咲に一途な想いをよせ土壇場でヘタレる大杉やサークルのリーダー的存在の平澤。説教癖がありますが、とても仲間思いの優しい人物です。

幼児体型のみっちょんは毒舌家のくせに人見知り。おネエは性別不明の謎多き人物、サークル内ではお母さん的存在です。主人公・滝沢を取りまく人たちがより一層物語を面白くしています。