少し怖い?チャーリーとチョコレート工場がもっと楽しくなる8つのトリビア

2005年に公開された『チャーリーとチョコレート工場』。瞬く間に全世界で大ヒットした作品を覚えていらっしゃるでしょうか。ウィリー・ウォンカという不思議な役を演じたジョニー・デップがとても印象的な作品でした。この映画は、1971年「夢のチョコレート工場』という映画のリメイク作品として作られました。不思議の国の王子様のようなジョニーが主演の『チャーリーとチョコレート工場』の秘密を知ったら、きっとこの映画が何倍も楽しくなるはずですよ。

今でも大人気の『チャーリーとチョコレート工場』!

2005年に公開された全世界で大ヒットした『チャーリーとチョコレート工場』。ティ厶・バートン監督のファンタジー・コメデイーのこの作品は公開からすでに12年が経過しているにも関わらず、今なお人気を博している映画の1つです。

チョコレートの包み紙の中に入ったゴールデンチケットを当てた子供達が工場に招待され、不思議な世界を体験するストーリーです。劇中に出てくるこのウォンカバーは2008年から日本でも販売され、もちろんゴールデンチケットも入っており、当選者にはウォンカのチョコレート工場ではなくウォンカの特大キューブリックがプレゼントされたんですよ。子供はもちろんファンタジー・コメデイー好きには堪らない映画でしたよね。

チャーリーとチョコレート工場のあらすじと結末

「チャーリーとチョコレート工場」の主人公ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカのチョコレートはあまりの美味しさから、誰からも愛されていたspecialなチョコレートでした。しかし、実はウィリー・ウォンカは幼い頃に体験したあることのために孤独と寂しさを抱えた人だったのです。

ある日、そんな多くの人に愛されていたチョコレート工場にはウォンカのチョコレートを妬む人がレシピなどを盗むために従業員になりすまし潜入。彼らの裏切りにショックを受けたウォンカは工場を閉鎖し、そこで働く人々をも全員解雇し工場を閉鎖しました。

誰もが再開を待ちわびていたところ、15年後ついにチョコレート工場が再び再稼働。そのチョコレートの中には5人の子供達をチョコレート工場へと招待するという金のチケットが入っていました。

そんな夢のような金の招待状を手にれた5人の子供が、工場内部へ招待されることになったため世界中のウォンカのチョコレートファンの話題になりました。その当選者の中には、工場の近くに住む主人公の貧しい暮らしをしているチャーリー・バケットもいました。

チャーリーの他にも オーガスタス・フループというドイツのデュッセルドルフのお肉屋さんの息子で、チョコレートが大好物で毎日チョコレートを食べている肥満児の男の子や、バイオレット・ボーレガードというジョージア州に住む賞獲りに異常なほど命をかけておて、ガムを常に噛んでいる少女もいました。

そしてイギリスのバッキンガムシャーのナッツ工場の社長令嬢ベルーカ・ソルトというお金持ちの家で甘やかされて育ったわがままな性格の何でも欲しがる少女やコロラド州デンバー在住で高校地理教師の息子マイク・ティービーという秀才気取りの男の子が金の招待状を手に入れました。

招待された当日ラッキーにも招待状を手に入れた5人の子供とその付き添いの10人が工場の前に集まりました。彼らが工場に入り、小さな扉を開くとそこはとても工場の中とは思えないほどおとぎの国の様な世界が広がっていました。

ウィリーは「ここにある全ての物は食べられ、流れてる川は溶けたチョコレート、滝が一番重要でチョコレートと空気を掻き混ぜふんわり軽くさせる、滝でチョコをミックスさせる工場は世界中でここだけだ」と自慢して工場内のガイドツアーが始まります。

その不思議な工場の中では、ウィリーが森の奥で探し出してきたウンパ・ルンパと呼ばれる人間の様な小さな生き物が沢山働いていました。皆同じ顔をしており誰が誰なのかも分からない感じです。

工場をウィリーが色々と案内しながら、次々と不思議なトラップ?で脱落していく当選者達ですが、最後に残ったチャーリーを見てチャリーの家族にチャーリーにウォンカは工場の全てを譲ると言い出します。しかしチャーリーは家族と離れるのなら工場なんなんていらないと言い出します。

その答えにウィリーはとても驚きました。実はウィリーがゴールデンチケットを入れたのには理由がありました。彼は数か月前に髪をカットをした時に自分の髪の毛の中に白髪を見つけ、この命と同じくらい大切な工場の跡取りがいないことに気づき、今回の招待状を考えたのです。その上、最近ではウィリーは以前のようにチョコレート作りに夢中になれずに悩んでいました。

ウィリーは自分の気持ちや心が沈んでいるから、大好きなチョコレートにも情熱を注げないことにも気づき、ウィリーはチャーリーに質問します。「落ち込んだ時に慰めてくれるものとは何?」と聞くとチャーリーは何の迷いもなく「家族だよ」と答えました。

ウィリーはありえないよ、気持ちが悪いなという感じで「ウェ」と言います。どうして大切な家族なのにそんなことをいうのかと不思議に思ったチャーリーはウィリーにどうして家族が嫌いなの?と聞くと「あれをやれ、これはやるなとうるさいもん、それじゃクリエイティブな発想は出来ない」と言います。

その答えを聞いたチャーリーはあれやこれやというのは「子供を守ろうとしているんだよ。愛しているから、信じないなら聞いてみなよ」とウィリーに言います。チャーリーは嫌がるウィリーを彼の父である歯科医師の父の元に連れて行きます。

何十年かぶりに父の家に行ってみると、家の中には「ウォンカ」の新聞記事や切り抜きなどが額縁に入れ沢山大切そうに飾られていました。患者として歯科医師の父の元を訪れたウィリーの歯を見た父はウィリーである事に気づきます。ウィリーは本当は自分が大切にされていたんだと気づき、ウィリーと父はチャーリーのおかげで和解する事が出来たのです。

その後、ウィリーはチャーリーにもう一度ウォンカの工場を継いでくれないかと頼みます。チャーリーはある条件をつけてその申し出を受けることにしました。その条件とは、ウィリーを家族に迎え入れ共に家族として一緒に暮らすということでした。

チャーリーはチョコレート工場を手に入れ、ウィリーは家族を手に入れ彼らは幸せに暮らしました。という家族愛を描いたstoryです。心に寂しさや孤独を抱えていたウィリーにとってチャーリーをチョイスしたことは彼の人生を大きく変え、家族の愛はとても大切で永遠なんだということを教えてくれたstoryですよね。

チャーリーとチョコレート工場は吹き替え声優もスゴい!

『チャーリーとチョコレート工場』の吹き替えの声優さんですが、これはDVDとテレビで放映した金曜ロードショーでは声優さんが違うという豪華さになっています。今回は、DVD化された声優さん達をご紹介します。主人公のウィリー・ウォンカ役のジョニー・デップの声は藤原啓治さんが演じています。

彼は、青年役から老人役まで出来る声優さんで、『クレヨンしんちゃん』では主人公・野原しんのすけの父役(ひろし)などを演じています。そしてウィリーの父役クリストファー・リーの声が家弓家正さんです。2014年にすでにお亡くなりになっていますが、洋画吹き替えではフランク・シナトラを数多く担当したベテランの声優さんです。

チャーリー役のフレディ・ハイモアの声を池田恭祐さんです。中学を卒業するまで子役として多くのテレビドラマや映画にも出演していた経歴を持っており、2003年にはファインディング・ニモでカメを演じたりしています。

その他にもバイオレット役のアナソフィア・ロブの声に久野美咲さん。彼女は、2003年に韓国映画の吹き替えで声優デビューされたのですが、現在はアニメやゲーム作品への出演が増えている独特の存在感のある声をお持ちの声優さんです。

ベルーカ・ソルト役ジュリア・ウィンターの声は小幡真裕さんが演じています。タレントであり声優・ナレーターをしていて中居正広の「金曜日のスマたちへ」にも出演経験のあるお若い女性です。

マイク役のジョーダン・フライの声には海鋒拓也さんが起用されました。ハリー・ポッターシリーズやデイズニー映画の吹き替えも沢山なさっている方です。オーガスタス役のフィリップ・ウィーグラッツの声は千葉皓敬さんが演じています。彼も若手の俳優さんであり声優さんです。数々のCMやTBS系のドラマにも出演しています。

ちなみに、テレビで放映した金曜ロードショーの吹き替えの声優さんを少しだけご紹介すると、主人公のウィリー・ウォンカ役のジョニー・デップの声は宮野真守さんが演じました。彼は小学生時代から劇団ひまわりに所属し、主に舞台などで活動し、声優活動のほか、歌手活動もこなすマモ様などと呼ばれる超イケメンです。

声優主演男優賞、声優アワード助演男優賞と歌唱賞など多くの賞を受賞し機動戦士ガンダム00などにも声優として出演しています。そしてウィリーの父のウィルバー・ウォンカ役クリストファー・リーの声は久米明さんです。

数々の映画にも出演し俳優としても声優としても大活躍されている方です。チャーリー・バケット役のフレディ・ハイモアの声には冨澤風斗さんが担当されていました。きっと声優さんが大好きな方々にはこの豪華さがお分かりになると思います。

かわいい!?小人ウンパルンパの俳優はこの人!


「チャーリーとチョコレート工場」のウィリーも不思議な世界の王子様のように独特ですが、storyの中でも特異で不思議な世界観をかもし出しているキャラクターがウンパルンパと呼ばれている小人ですね。この小人、不思議な歌やダンスで盛り上げていて全員見た目が同じというのもちょっとキモかわいい感じがします。

彼の名前は、コーディプ・ロイさん。ケニアのナイロビ出身の132cmの小さな俳優さんです。彼はスタントマンや人形師もしているそうです。ネバーエンディング・ストーリーやスター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還などその他沢山の有名映画に出演しています。

身長が小さいながらもその存在感の大きさはすごいです。CGなどの作りものではなく、彼でなければ演じられないキャラクターが映画のstoryを面白く、かつ印象的にさせているんだと思います。

出演していた子役が美男美女に成長!


チャーリーを演じたフレディ・ハイモア(本名アルフレッド・トーマス・“フレディ”・ハイモア)はロンドン出身の25歳のとてもハンサムは俳優さんになりました。ケンブリッジ大学を主席で卒業している秀才です。ここ数年は、俳優業はおやすみしているのか?出演作がありません。

幼い頃「ネバーランド」で放送映画評論家協会賞若手男優賞などを受賞し、注目されこの「チャーリーとチョコレート工場」に出演しました。その後は「ライラの冒険 黄金の羅針盤」で声だけ出演しています。

そしてガムをくちゃくちゃと噛んで態度の悪かったバイオレットを演じたアナソフィア・ロブはコロラド州のデンバー出身の23歳。現在も女優さんをしています。

2012年には「セックス・アンド・ザ・シテイ」のキャリーの過去を描いたTVドラマにキャリー役で出演しました。現在は、ニューヨーク大学に通っています。随分と大人のレデイーになられて綺麗になりました。

超お嬢様なワガママなベルーカを演じたジュリア・ウィンターはストックホルム出身の24歳。彼女は「チャーリーとチョコレート工場」以来、映画の出演はしておらず、2006年頃にイギリスのTV番組に出演したのを最後に公けの場所に現れていません。2009年頃の写真を見る限り、素敵なお嬢さんになった感じがしますね。

秀才気取りのマイク役を演じたジョーダン・ポール・フライは、ワシントン州出身の24歳184センチの長身でとてもイケメンな男の子に成長しています。今も本数は少ないけれど、俳優さんは続けているようです。

そして、チョコレートが大好きな太った男の子のオーガスタス役を演じたフィリップ・ウィーグラッツはドイツ出身の24歳です。2013年までは俳優さんをしていたようですが、現在はどうされているのかはちょっと確認できませんでした。しかし、大きくなった5人の子供達がそれぞれにこれからもそれぞれに活躍してくれるといいですね。

ウォンカ役のジョニー・デップはチープなチョコが大好き

甘~いチョコレートをテーマに描かれた映画に出演するのは二度目のジョニー・デップ。一度目は2000年に「ショコラ」という映画に出演しています。「ショコラ」はある母と子が傷ついたり、悩んでいる人の心をそれぞれにあったチョコレートで癒していく?様子がstoryになっています。アコースティックギターを片手にジプシーの一団のリーダー役を演じます。

この「ショコラ」のジョニーもチョコレートつながりで素敵なので必見ですよ。ジョニー・デップは高価なチョコよりもチープなチョコのほうが好きなんて噂もありますが・・・・果たして真相はどうなんでしょう?ジョニー様がチープなチョコレートが好きといっても、チョコレートのお値段も様々ですからね。

高いから美味しいというわけでもないので、もしそれが本当ならば、彼の好みの味がたまたまそれだっただけなのかもしれませんし、彼にとってのチープがいかほどかもわかりませんからね。なんと言ってもジョニー様ですから。庶民とは違う気がするのは筆者だけ?・・・

チャーリーとチョコレート工場は撮影中腐ったチョコを使用していた!?

「チャーリーとチョコレート工場」は撮影中ずっと同じチョコを使っていたためにチョコは腐り、相当ひどい匂いがした。なんて噂がちまたにはありますが、あれは嘘です。工場の中で子供たちを案内するシーンには全てチョコレートで作られた庭園や滝などが現れて子供には堪らない世界ですよね。

夢の世界のようなあれらも実際には川や滝も本物ではなく、ものすごくチョコレートに似せて作られた質感やなめらかさなどがチョコレートと同じような素材が使われていました

もちろん映画を見ていただければお分かりになると思いますが、すべてが偽物ではなく不思議な庭のモニュメントや芝生やロリポップキャンデーの木、ピンクの大きなサトウキビ、大きなハムバグキャンディーなどはすべてパティシィエによって作られた本物だそうですよ。

チャーリーとチョコレート工場のウォンカチョコは実在!イチゴ味も!

まさに、チャーリーとチョコレート工場の映画の世界をそのまま体験できるようなパッケージのチョコレートがネスレから発売されました。映画の中で登場するウォンカチョコです。定番はキャラメル味なのですが、2015年に売り出された新作のフレーバーは、いちご味の「WONKA 15」ウォンカ いちごです。

15をいちごと読むなんて・・・ちょっとふざけ過ぎ?な感じもしますね。でもそれもこの映画感だからこそだと思えばアリですね。中にはフリーズドライのいちごの粉やキャラメルなどが入っていてちょっと酸味のあるチョコレートです。

チョコレートのお味は・・・・日本製のチョコレートだと思って召し上がるとちょっとビックリするかもしれません。現在もネット通販などで手に入ります。

現在売り出されている製品名はユーリカモーメント(Eureka moment)。意味は“ひらめきの瞬間”という意味なんですよ。いちごチョコを食べて、あなたにユーリカモーメントが訪れるかもしれない!?なんていうコンセプトのようですのであなたもぜひ1度お試しあれ!

チャーリーとチョコレート工場には有名映画やバンドのパロディ要素がたくさん!

この「チャーリーとチョコレート工場」には沢山のオマージュが含まれています。例えば、ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を作って、リボンをカットするシーンではウィリーを演じるジョニー・デップが主演した「シザーハンズ」のオマージュだと言われています。

それにマイク・ティービーが出てくる場面では「2001年宇宙の旅」やヒッチコックの「鳥」そして「サイコ」などのいずれもとても有名な映画へのオマージュや、クイーンやビートルズなどのロックバンドを連想させるような曲調や雰囲気が所々に演出されこの映画の1つのスパイスとして上手に混ざっています。

その上にバートン監督お得意のブラックジョークが盛り込まれ独特でありつつもとても素敵な感じの仕上がりになっています。

ティム・バートン監督の大人向けファンタジーの家族愛は必見です!

ティム・バートンは、アメリカの映画監督・兼プロデューサーで脚本も執筆するまさに鬼才といえる監督です。高校を卒業後、なんとディズニーの奨学金を受けてカリフォルニア芸術大学に入学!さらにウォルト・ディズニー・スタジオにアニメーション実習生として雇われるという実績も……。

しかし、クローゼットの中に座り込んで出て来なくなったり、机の上に座ったり机の下に潜り込んだりといった不思議な行動をすることでも有名でした。

そんな彼の作品はどこか風変わりでとてもインパクトのある作品ばかりです。シザーハンズやアリス・イン・ワンダーランド なども彼の監督作品です。きっと名前を聞けば誰もがお分かりになりますよね?ファンタジーですが、ある意味ちょっと不気味だったり、怖い感じの世界感の表現の中にも愛することの大切さや家族としての愛情は時に刃になる。そんな感じを抱かせます。

当たり前だと思っている「家族の愛の大切さ」を改めて教えてくれるこのチャリチョコは必見!

いかがでしたでしょうか?「チャーリーとチョコレート工場」なんていう題名に騙されて?真面目でいい子のチャーリーが主人公と思いきや?実はstoryの主人公はウォンカだということに気がつくとまた違った見方が出来ると思います。

ロアルド・ダール原作の「チョコレート工場の秘密」という子供向けファンタジー小説のリメイクが前作とは違い小説に忠実に描かれているようです。児童小説とは言っても内容を見るとちょっとブラックな内容にも感じられますよね。

それもこれもバートン監督が1964年代の児童書に現代のエッセンスを加えたからなのかもしれませんね。そしてジョニー・デップが見事にこの不思議なキャラクターを演じている「チャーリーとチョコレート工場」ぜひご家族で家族の愛を確かめながら休日にでもお楽しみくださいね。

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