のだめカンタービレは映画も必見!興行収入75億突破の完結編を観るべき理由

音楽漫画としては非常に評価が高く、アニメ版も実写版も生まれた「のだめカンタービレ」。漫画の実写版は一般的には評価が分かれることが多いのですが、この作品は実写版も評価が高いのです。まだ、漫画は見たけど、まだ漫画も見ていない人も、リアル「のだめ&千秋先輩」の世界に入ってみよう!!!

リアルのだめ上野樹里が出演する「のだめカンタービレ」とは?

2010年、上半期映画ランキングで2位、3位を記録し、全体では興行収入が78億2000万円に達した、映画「のだめカンタービレ 最終楽章」。日本ではおなじみではなかった楽曲が使用され、その曲の素晴らしさから、日本にクラシックブームを起こしたこの作品。実際に漫画とのコラボレーションで様々なクラシックCDが発売されていました。

何を隠そう、私もテレビドラマからのファンで、原作本もすべて読みました。ただし、映画は・・・当時は、多忙を極めており、わざわざ劇場版の前売券を買ったもの見に行けず、DVDで見る形に・・・。これ劇場版だったら音響もっとよかったんだろうな・・・と、後悔を与えてくれた作品です。

では、まずはのだめカンタービレの話の振り返りを見ていきましょう!

知っている人も知らない人も、「のだめ」のおさらい!

まず、この作品は二ノ宮知子さんの原作の漫画で、漫画は全25巻、累計発行部数は3700万部と、少女漫画では歴代4位となり、大ヒット作品です。世界でも6ヶ国8地域の出版社で刊行されており、日本でも英語版が発売されていました。当時、この作品を見て、英語を勉強しようとしていた人もいましたね。

その後、テレビアニメ版、テレビドラマ版、そして劇場版と様々な形で届けられた作品です。世界でもブームを巻き起こし、日本だけではなく韓国でもドラマ版が放映されていました。

そして、この作品を語る上では重要な2人の人物の足跡を見ていきましょう!

千秋先輩とのだめの愛の道のりと、2人の音楽のプレリュード

ここからは、映画版につながるまでのストーリーの簡単な流れを、千秋・のだめ視点で確認しておきましょう。なお、内容は映画版の直接のつながりがある、テレビドラマ版の流れを基準とさせていただきます。

桃ヶ丘音楽大学ピアノ科に通う、千秋 真一(玉木 宏)は、自他ともに認める音楽の才能溢れる好青年。しかし、ある事件がきっかけとなり、ここ日本を離れることができなかった。千秋は指揮者として世界で活躍をする夢を持つが、実現できずにいた。ある日、ピアノ科の一番の講師、江藤(豊原 功補)と音楽感(?)の違いで対立して破門とされてしまう。その夜、元カノの多賀谷 彩子(上原 美佐)にも負け犬扱いをされ、泥酔状態で家に戻る。

隣人の家で一晩を明かすこととなり、それが同じピアノ科の1年後輩の野田 恵(上野樹里)に出会う。のだめは千秋先輩に対して思いを馳せていた、思わぬ巡りあわせで大興奮。一方、千秋としては最低最悪の巡りあわせ、変人女に言い寄られ、しかも次の担当講師はのだめと同じ、谷岡(西村 雅彦)だった。これも運命とのだめに追いかけまわされる千秋。



その後、桃ケ丘のオケの指導に理事長の友人である、世界的な指揮者フランツ・シュトレーゼマン(竹中 直人)がやってくる。のだめは胸を触られ、シュトレーゼマンを殴り、気絶させてしまう。代理として、白羽の矢が立ったのが千秋。

ひょんなことから千秋はSオケの指揮者に。しかし、オケは奥山 真澄(小出 恵介)以外は、演奏技巧が疑われる学生ばかり、

コンマスの峰 竜太郎(瑛太)をはじめ、完璧主義の千秋の音楽指導に耐えられないオケ学生が続出。しかし、そんなオケもシュトレーゼマンの指導であれば上手くいくことで千秋は苦悩する。

そのためオケの指導に更に厳しくなる千秋だが、指揮を見ないで楽譜に必死にかじりつく演奏をされ、千秋は倒れる。シュトレーゼマンからの忠告で、千秋は最終的にSオケをまとめあげ、定期演奏会を成功させる。

その後、学祭の演奏会にシュトレーゼマンとピアノ共演を行い、千秋はシュトレーゼマンに音楽が楽しいものであることを改めて教わった。これをきっかけに千秋の周りが動く、Aオケのコンマスだった、ヴァイオリンの三木 清良(水川 あさみ)や、他の大学や留学組で、チェロの菊池 亨(向井 理)、オーボエの黒木 泰則(福士 誠治)らと、R☆Sオーケストラを結成し、公演に向けて練習を開始する。

のだめは学祭の演奏会後からくひたすらピアノを弾く毎日。千秋との共演をしたくても、シュトレーゼマンが言った。「このままではダメだ」という言葉が気になり、がむしゃらに練習するも、何が良くないのがわからない。



そんな時、千秋はのだめとの連弾を行う。その連弾でのだめはハリセン江藤に認められ、コンクールに出ることに。コンクールの課題曲と格闘する毎日、ただ、ハリセンはのだめは自分の手に負えるような人物ではないのかと思い始める。

コンクールでは上々な評価を受けどんどんと審査を通過、しかし、そのコンクールで幼少期で流血事件を起こしたピアノ教室で同じ生徒だった男の子に出会い、雲行きは怪しく…。のだめはファイナルまで残ったが、突貫で行った音楽を最後覚えきれずに失敗してしまう。だが、そのコンクールで審査員であった、コンセルバトワールのオクレール先生に興味を持たれる。

失意のままのだめは実家に帰省。それを千秋が実家まで追いかけていき、「一緒に留学しよう」、「お前のピアノが聴きたい」と抱きしめ、のだめは完全復活。ヨーロッパへの留学への準備を始める。最後には、千秋留学前のR☆Sオーケストラが組まれ、喝さいを浴びてフィナーレとなった。



その後、ヨーロッパへ旅立った2人。千秋は指揮者コンクールで1位となり順風満帆の船出となったが、のだめは言葉がわからないことや、コンセルバトワールの高度な授業についていけなく、失意のまま自分は何でこんな場所にいるのかと自問自答する。千秋もシュトレーゼマンの演奏旅行でいないため不安が募る。

そんな中、千秋がシュトレーゼマンの代役として孫Ruiと共演したことを知り、とにかく難しい曲を弾かなければと思うが、のだめを呼んで指導するオクレール先生にも認められず八方ふさがりに…。しかし、音楽と楽譜に真摯に向き合っているうちにその音楽の意味がわかるようになっていく。

オクレール先生の紹介で、教会のピアノリサイタルに参加し、音楽の楽しさを再度認識したのだめ。千秋先輩との久々のキスで劇場版に入っていく。

以上が、劇場版までの道のりです。ここまでの流れがわかればそのまま映画に入っても大丈夫です。ただ、やっぱり映画版を見る前にその前のドラマ版はすべて見てほしいですけどね。

千秋先輩とのだめのターニングポイント!~前編~


では、いよいよ映画の本編に入っていきましょう。前編となる作品は、2009年12月19日に公開され、キャッチコピーは「この冬、映画館がコンサートホールに変わる」、「待っててくださいね先輩。今すぐに追いつきますから。」と、直接的にはテレビドラマ版の延長線上に位置付けられる作品になっています。コンセルバトワールに留学したのだめと、指揮者として華やかにデビューした千秋。この作品は主に千秋の活躍までの道のりを表しています。

また、この作品は2010年の公開映画作品で邦画の中では興行収入6位の41億円を記録し大ヒット。公開2日間で31万人の観客動員数、3億円の興行収入を記録しています。また、香港、マカオ、シンガポール、台湾でも上映されて、特に香港では公開第1週目ではつとう2位になるなど、海外でもヒットした作品となりました。

ウィーンの楽友協会で名門のテジャンオケで指揮者デビューを果たした千秋。ここからは順風満帆に指揮者の道を歩もうとしていたが、指揮者コンクールで勝ったジャンに、華のある指揮者を欲しがるテジャンオケの常任指揮者を奪われてしまう。やはり、簡単には行かない。

悪名高い、シュトレーゼマンの事務所のエリーゼから来た仕事は、「パリのル・マルレオーケストラでの常任指揮者」デビュー、これがいわくつきのオケ…。たしかに、歴史の長いオケではあるが、最近はいろいろな事情によって、楽団員の大量離脱で、レベルは下がる一方…。

そのため、演奏会収入も減っていき、千秋は「安くて若い有望な指揮者」がほしいオケにとってはうってつけの人物としてマルレオケで指揮を振ることに…。しかも、このオケの独裁者、コンマスのシモンとの関係も上手くいかないまま、最初の公演を行う。

その公演でチェレスタの演奏をのだめに頼んだ千秋だったが、オーケストラのアシスタントのテオ(なたぎ武)らの勘違いから、孫Rui(山田 優)がゲストと思われてしまい、のだめのはその役を明け渡してしまった。始まったオーケストラの定期演奏会は何とも言えないボロボロ、前途多難の船出となった千秋であったが…。

といった内容で始まるのが前編です。その他の物語は結末のネタバレになってしまうのでここでは明かせません。のだめについても、コンセルバトワールの進級に向けた大事な場面。千秋とのだめの微妙な気持ちの距離感も見つめていくと面白い作品となります。テレビドラマでも登場した、孫Ruiや黒木君。そして、R☆Sオケの峰や真澄ちゃんも登場するこの作品。

私としては、一番のおすすめはこの後にマルレオケが楽団員を募集するときにオーディションを開くのですが、そのオーディションで千秋とコンマスのシモンとの意気投合さ、これは本当に面白い。はじめは敵対すると思っていた2人も、本当は心の中で考えていたことが同じというあの部分を明確に表現しています。成長する2人をこの先の未来はどのように待ち受けているのかが必見です。

凸凹コンビ、のだめと千秋の恋の行方は!?~後編~


後編となる作品は、2010年4月17日に公開され、キャッチコピーは「さらば、のだめ」、「先輩、お別れデス。」と、2人がそれぞれの道へ旅立っていく雰囲気を出したコピーの名にふさわしく、指揮者として活躍していく、千秋とピアニストして飛躍するのだめを描いています。この作品は主にのだめの不安と飛躍を中心に描かれています。

この作品は2010年の公開映画作品で邦画の中では、前編に続く興行収入8位の37億円を記録し大ヒット。初日からの公開2日間は、前編をしのぐ43万人の観客動員数、5億円の興行収入を記録しています。また、舞台挨拶については合計18回を、監督、キャストを4班に分けて、東京、大阪、神奈川で行いました。これは東宝の映画で、史上最も多い挨拶数となります。

パリに来て1年半が経過し、順調にのだめは課題をこなし、オクレール先生にトレビアンの評価を受けて成長していきます。しかし、早くコンクールに出たいのだめはオクレール先生に懇願しますが、オクレール先生は「今の楽曲に向き合えていない状態でコンクールは禁止」と、のだめに言いつけます。更にのだめには悪いことが、なんと千秋が三善のアパルトマンを出ていき、引っ越すという始末に…。

二重のショックで倒れるのだめ、そんな中、千秋はのだめの鬼門である孫Ruiとピアノコンチェルト共演することになりました。同じくしてその時、R☆Sオーケストラの清良が国際コンクールのバイオリン部門に出場することで、峰と真澄ちゃんが応援に日本から訪れます。

パリを走るのだめ。洋服と風景の色味がいい #のだめ #nodamecantabile #のだめカンタービレ #上野樹里 #Nodame #uenojuri

ⒿⓊⓇⒾ ⓊⒺⓃⓄ ♛ 上野樹里 ♛ Ⓕⓐⓝさん(@alicesthorn)がシェアした投稿 –



峰らの訪問で、のだめは気持ちを取り戻します。そして、清良は3位入賞と堂々たる結果、サプライズで応援しに来ていた峰と出会い抱擁します。その頃、ピアノ部門を見ていたのだめは、いつか先輩と「ラヴェルのピアノコンチェルト」をしたいと千秋に話しますが、それは孫Ruiとウィルトールオケで共演する曲だったのです・・・。

共演を見たのだめは失意の中、ピアノレッスンに打ち込み、ついにオクレール先生からコンクールのOKが、しかし、「イツマデ ツヅケレバイイノ」とのだめは抑えきれない不安が爆発し・・・。

#交响情人梦 #のだめカンタービレ 🎵周末又看了一遍 果然还是觉得好棒 #Classical

Jiayunさん(@shuukeke)がシェアした投稿 –



この作品でのだめはついにピアニストとしてデビューします。しかし、このデビューによって音楽とどのように向き合えばいいのか更にわからなくなってしまう。千秋はのだめに対して何ができるのか、そして2人の恋の行方はどうなってしまうのかというのが!?そこが一番の見どころです。

今までのキャストもそうですが、この作品テルミン弾きのコンセルバトワールの作曲科のヤドヴィの声をあの蒼井優さんが行っているのも見どころの作品です。このヤドヴィ、のだめ再生の非常に重要なキーパーソン、あとは本編で確認してみてください。

この劇場版2作品、1つだけ見るのはとてももったいない作品です。2本揃って一気に見た方が内容がわかるのでないでしょうか。作品の息遣いを感じてください!!!

名曲だらけの最終楽章、素敵な楽曲をご紹介!

好きだな… #のだめカンタービレ#ピアノ協奏曲

Eri Takaさん(@takahas_)がシェアした投稿 –

のだめカンタービレと言えば、豪華な若手キャスト陣だけではありません。やはり、漫画と実写との大きな違いは音声が入ること、そしてその楽曲の音楽が有名な音楽家たちによって奏でられることです。こんなにも素晴らしい名曲を、素晴らしい音楽家が生演奏し、それを映画館で聞けたとなると本当に、スクリーンがオーケストラになるというのは間違いではなかったと思います。

今回の映画では、のだめオーケストラだけでなく、海外の有名な、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団やロンドン・フィルハーモニー管弦楽団といった名だたる管弦楽団が演奏に加わっていたり、日本の東京フィルハーモニー交響楽団や、有名な演奏者も加わっていました。そうそうたる布陣で挑んだこの映画やはり、演奏の迫力は尋常ではありません。

では、今回はその中でも、物語を展開する上で重要となった3つの音楽を紹介していきます。

① モーリス・ラヴェル「ボレロ(Borero)」 ~ ル・マルレオーケストラで千秋が初めて振った、”ボロ”ボレロ ~

さあ、1曲目はやはり物語を進めて行く上で重要な、マルレのボロ”ボレロ”が入ります。劇中でちゃんと演奏されなかった唯一の作品です。ル・マルレオーケストラの常任指揮者に選ばれた千秋であったが、このオケは非常に問題が山積するオケだった。

腕のいい楽団員は引き抜かれ、残った団員の士気は低く、コンマスとの関係にも不協和音が、そんな中で行った定期演奏会。予想できた結果となり、千秋はその手腕を酷評されると最悪の結末…。

このシーンでは良いようには使われませんでしたが、本当のボレロは様々な映画、ドラマ、CMで使われる非常に有名な曲で、記憶に新しいところではユースケ・サンタマリア主演の「交渉人 真下正義」。フィギュアスケートのトリノ五輪金メダリストのプルシェンコ氏が使った、優雅なバレエ音楽です。私もこの音楽が好きなんですが、のだめではあまり良い形で使われなかったので残念です。

② ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調より 第1楽章 ~ のだめが千秋先輩と共演したかった曲で、孫Ruiと千秋が共演したピアノコンチェルト ~

三木清良がパリの国際コンクールに出場し、ヴァイオリン部門で3位に入賞した。その時に行われたピアノ部門のファイナリストが弾いていた曲が、このラヴェルのピアノコンツェルトだった。この曲をいつか千秋と共演したときにやりたいと告げる。しかし、この曲はあののだめにとって鬼門である、孫Ruiとの共演曲であった。マルレとの共演は大成功。しかし、更にのだめは不安を募っていく…。

この作品は、のだめが好きな「跳んだり」、「跳ねたり」するとても楽しい雰囲気の曲で、ピアノの鍵盤が楽しそうに飛び跳ねているのが見えそうな曲です。今までの作品を見ていると、本当にこの曲はのだめにあった作品と言えます。

③ ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11 ~ のだめとシュトレーゼマンが共演した曲 ~


この曲は、のだめがシュトレーゼマンと共演した作品という形で登場します。千秋先輩にプロポーズしたのだめだったが、冗談と取られたのだめ、その後やってきたシュトレーゼマンに思いのたけを号泣し語った後に、ピアノを演奏後に、「千秋なんて忘れて、私と一緒に行きましょう」と言われ、ロンドンの公演に飛び入りでピアノ奏者として登場。その演奏に世界中がほれ込む結果に。

非常に有名な曲らしいのですが、これを聞くまでは私は知りませんでした。最初は重厚感ある非常に重い曲なのかと思いきや、最後には華やかな音楽で終わります。このピアノコンチェルトを聞き、千秋は自分が日本にいた理由を「のだめ」を連れてくるためだと思っていましたね。

でも、3つ紹介しましたが、のだめと言えば、やはりこれ!!!何といってもベト7(ベートーベン 交響曲第7番イ長調作品92)劇場版でもオープニングに使われており、「ザ・のだめカンタービレ」の楽曲です。この曲を聴けば、のだめと分かる曲で、のだめがこの曲を日本で広めたといっても過言ではありません。私もこの曲知りませんでしたからね。

今回は、3つに絞って紹介しましたが、マルレで千秋が弾き振りをしたバッハの「ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052」の作品も有名で、私も好きですし、その他にものだめの進級試験に使われたチャイコフスキーの「トルコ行進曲」も有名で名曲。

その他にも、最後の2人の連弾に使われた、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448/375a」も物語を構成するには重要な楽曲と、正直選ぶのが大変なほどの名曲ぞろい。皆さんも自分のお気に入りの曲を選んで聴いてみてくださいね。

鮮やかなヨーロッパ巡りによるロケ!ホンモノは凄かった!

近すぎて入らん! Cathédrale Notre-Dame de Paris!! #PARIS🇫🇷 #のだめカンタービレ

の・ダーメさん(@nodame.encore)がシェアした投稿 –

今回の劇場版以外にも、その1年前に放送されたテレビドラマスペシャル版でも、多くの現存施設での海外ロケーションが行われました。実際に、日本版でも最終回には「R☆Sオーケストラ」の最終公演に、サントリーホールが使われているなど、ホンモノにこだわったロケーションを行っていました。

では、その中でも特に印象に残る海外ロケをいくつか紹介していきましょう。(この画像はパリのノートルダム大聖堂となります。)

① ヨーロッパ編のシンボル!2人とフランクとターニャが住む三善のアパルトメント

この青い門、既に実写版のファンであればすぐに気づきますよね?そう、千秋とのだめが最初に住むアパルトメントです。まさに、ヨーロッパ編のシンボルです。プラハでヴィエラ先生のオーケストラを見て、パリに来た翌日の観光後から住み始めたこの若き音楽家たちに優先的に貸しているアパルトメントです。

ここで、フランクとターニャに出会い、様々な出会いや出来事が始まっていきました。そして、のだめカレー事件の現場でもあります(のだめカレー事件については実際に作品を見てください)。

ちなみに、この施設は実際はアパルトメントではなく、オルセー美術館の裏にある台湾領事館の門となっています。領事館なので、あまり周辺をうろつき回ると何か疑われる可能性があるので、観光に訪れる方はくれぐれも注意を!!!

② 千秋とのだめの大きな一歩を描いた、プラハのスメタナホール



ここは、劇場版でもスペシャルドラマ版でも、千秋、のだめ共に重要な一歩を踏み出すために描かれた場所です、千秋にとっては、初めて出場したプラティニ国際指揮者コンクールの本選で使われた場所、のだめにとっては、シュトレーゼマンとピアノコンチェルトでオーケストラと初めて共演した場所となりますので、物語にとっては非常に重要な場所です。

まず、3次予選で同じく候補者のジャンの指揮と演奏を聴いた千秋は、それ以上の演奏をしなければならないと焦り、オケとの亀裂を生じさせ、失敗してしまう。しかし、当人の予想に反して本選出場が決定。音楽を楽しむことを忘れ、失敗した千秋はその感覚を取り戻すべく、再度気持ちを入れ替えて本選に臨む。3次予選で失敗した、ティルも今度は最高の演奏に仕立て上げる。

そして、昔から指揮をしたいと夢見ていたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲で完璧な演奏で見事にコンクール優勝を果たした記念の場所で、千秋の指揮者人生の起源となりますね。



そして、のだめは、コンセルバトワールのオクレール先生からトレビアンを貰うも、コンクールには参加させてもらえずに、千秋が音楽家としてはどんどん先に行ってしまうことに不安を感じていく。何でこんなに頑張っているのに、いつになったら千秋先輩と共演できるのか…

不安に駆られるのだめに対して、シュトレーゼマンは「千秋なんて忘れて」という言葉で、何とほぼ強引にピアノコンチェルトを行い、オーケストラデビューをさせてしまう。という、物語後半の非常に大事な場面に使われています。

この場所はチェコ・プラハの市民会館のホールとなります。ちなみに、日本ではこの会館”スメタナホール”通っていますが、実際にはたくさんのホールの中の1つ。観光でクラシックを楽しむ方は、ホールの確認に注意してください。また、スメタナとはチェコの作曲家で、中学で習う「モルダウ」を作った人のことです。

③ ポンデサール(芸術橋) ~ ラストシーンでのだめと千秋がキスをする橋 ~

さあ、海外ロケカットの最後はラストシーンです。のだめと千秋が連弾によって、音楽の楽しさ、そしていつだって最高を目指ならないと気づき、完全復活を果たす。そして、ラストシーンでは千秋、のだめが橋の上でキスをして、いつも通りの天使とマングースで”fin”となるカットです。

このカットは恋人としての2人の更なる歩みを描いている最後の場面です。また、このポンデサール、一昨年までは世界中の恋人たちが、永遠の愛を確認するために橋に南京錠をかけることで有名だった橋です。しかし、橋が南京錠によって倒壊しそうで、市当局が撤去したことで有名になった橋です。

いかがでしたか?今回は3つだけしか紹介できませんでしたが、この他にも素晴らしいロケ地はたくさんあります。皆さんもお気に入りのカットの場所がありましたら、それを見に行くために旅行するというのもいいと思いますよ。

漫画とアニメの最終楽章は是非、映画版で!



どうでしょうか?のだめの劇場版の魅力が伝わりましたでしょうか?ホンモノの音楽と、ホンモノの場所での海外ロケは非常に圧巻です!!!ここまで、作品の情感と世界観を最大限に引き出して、実写化した作品が未だかつてあったでしょうか?

本当に脚本もそうですが、キャストが本当にのだめそのものの世界を表しており、野田恵は上野樹里さん、千秋真一は玉木宏さん、いや全ての出演者がこの作品にかけてはならない存在そのものです。まだ見ていない原作ファンがいたら見てください。きっと、これなら満足ですよ!

そして、興味はあるけどまだ見ていない方々、今週末にでもレンタルショップで借りてくるなり、DVDを購入して見てみて下さい。きっと、その前も気になっておそらくファンになることは間違いなし!!!

#anime #animeillustration #nodamecantabile #のだめカンタービレ

Anime_illustrations_loveさん(@anime_illustrations_love)がシェアした投稿 –

さあ、既に見た人も、まだ見てない人も、みんなで「のだめカンタービレ」という、変態の森にいる登場人物と、音楽たちに会いに行きましょう!皆さん、お待ちしています!!!

のだめカンタービレ 最終楽章 前編
(2014-07-16)
売り上げランキング: 17,410
のだめカンタービレ 最終楽章 後編
(2014-07-16)
売り上げランキング: 16,225