『だがしかし』のアニメに駄菓子業界震撼!2期放送の可能性も考察した!

駄菓子とコメディーちょっぴり恋模様(?)の異色のコラボマンガ『だがしかし』。アニメ化で話題になり、原作コミックは現在も好調な売り上げを記録しています。そんなだがしかしのアニメ2期はあるのか―筆者の考察を織り交ぜて2期の可能性に迫ります!

新感覚!駄菓子×コメディーアニメ『だがしかし』

『だがしかし』小学館の週刊少年サンデー2014年から現在まで連載されている漫画です。作者はコトヤマ先生でボツやネームで行き詰まって苦肉の策で出した『主人公は駄菓子屋』が通って今に至ります。
コミックスは現在累計230万部を突破し、今年の3月に7巻が発売されその部数は今も伸びています。2015年にアニメ化が発表され、2016年1月にTBSやAT-X他で放送が開始されました。

舞台は田舎町、なつかしの駄菓子屋そして謎の美少女―

簡単なあらすじですが、とある半島の海沿いにある田舎町で駄菓子屋『シカダ駄菓子』の一人息子、鹿田ココノツは漫画家を目指しています。しかし父親の鹿田ヨウから駄菓子屋を継いでくれと告げられます。
もちろんココノツは嫌がります。そんなある日に都会から謎の巨乳美少女、枝垂ほたるがヨウを訪ねに駄菓子屋にやってきます。ほたるはお菓子メーカーの令嬢だと告げ、ココノツにライバルとして試すといきなり言い出します。
そして謎のテンションの中、うまい棒の最高の組み合わせで満足させてみなさいと声高々に語るほたる・・・これがほたるとココノツ初の出会い、『だがしかし』の始まりになります。

駄菓子に対する情熱×ハイテンションなコメディとの化学反応!

物語はココノツとほたる、その他にヨウとココノツの幼馴染である遠藤サヤ、遠藤豆(とう)兄妹の5人を中心に進みます。原作では大体1話ごとに1つのお菓子について触れています。アニメでは前、後半パートで大体2つずつのお菓子に触れます。
この『だがしかし』のスゴさは作中の駄菓子トリビア(?)です。「ベビースターラーメンがなぜ『ベビースター』という名前が付いているのか」など思わず「へえ~!」と口に出てしまう知識が紹介されています。
またこの年まで知らなかった駄菓子のことを知ることができたり、駄菓子だけでなくおはじきなどの懐かしい遊びまで取り上げて子供でも大人でも面白おかしく楽しめるのがこの『だがしかし』の魅力です。

アニメ『だがしかし』を彩る豪華声優陣!

だがしかしのキャラクターを声優と共に紹介!

それでは次に『だがしかし』に登場するキャラクターをより細かく紹介します。もしまだアニメやマンガを知らない方でもキャラクターに魅力を感じたら是非漫画やアニメをご覧になってください!

鹿田ココノツ(CV.阿部敦)

ココノツはだがしかしの主人公で『シカダ駄菓子』のせがれです。父親であるヨウからもほたるからもしつこく店を継ぐように迫られますが本人は漫画家志望で継ぐ気はさらさらありません。あだ名は『ココナツ』でどちらかと言うとついこっちで覚えてしまいます。
しかしココノツ自身、駄菓子の知識が豊富で本人が望んでいないものの店舗の改善点を指摘してしまうなど『駄菓子屋としての才能』を所々で見せてしまいます。また自分の顔を1秒間だけポテトフライのマスコット『ポッチくん』に変えられる特技を持っています。

主人公ココノツを演じるのは阿部敦さんです。出演作では『とある魔術の禁書目録』の上条当麻、『バクマン』の真城最高、『弱虫ペダル』の泉田塔一郎など演じています。
阿部さんはだがしかしの出演で小学校の時は近くの駄菓子屋に行ってお菓子を買ったり、アーケードゲームの『ストリートファイター』などで遊んでいたとインタビューで語っています。

枝垂ほたる(CV.竹達彩奈)

次に紹介するのは銀髪巨乳の美少女、枝垂ほたるです。ほたるは大手菓子メーカー『枝垂カンパニー』の社長令嬢です。また『世界一の菓子メーカーを自分でつくる』という大きな夢があります。
ほたるが田舎町に来たのはココノツの父であるヨウを自社に引き抜くためでしたが、ヨウがココノツが店を継ぐまで離れないと知るとどうにかこうにかして継がせようとします。
どこかおかしいテンションで駄菓子を熱く語ったり子供たちに『ボス』と呼ばせたり見た目より子供っぽいところがあります。また登場時はよく変なポーズで現れたり、くじ運がない、メンコなどの遊びが超絶下手です。

枝垂ほたるを演じるのは竹達彩奈さんです。『けいおん!』の中野梓や『俺の妹がこんなに可愛いはずがない』の高坂桐乃、『ソードアート・オンライン』のリーファ/桐ヶ谷直葉など出演しています。
またこの作品では『Hey!カロリーQueen』というタイトルのエンディングテーマも担当しています。実は竹達さんも小さい頃、駄菓子のスペシャリストだったそうで家から1分のところに駄菓子屋があり、通いつめていたと話しています。

遠藤サヤ(CV.沼倉愛美)

だがしかしもう1人の女の子、遠藤サヤちゃんです。両耳に開けたピアスと金髪、八重歯がトレードマークです。また家が『喫茶エンドウ』という喫茶店であり看板娘で留守がちの親に代わってマスターをしています。
スレンダー美人気が強い性格をしていますが変人奇人が多いキャラの中で比較的常識人で怖い物が苦手です。また幼馴染のココノツに対して恋心を抱いています。
本人には自覚がありませんが、おはじきやベーゴマ、メンコなどの昔の遊びに関して才能が突出していてほたるから『サヤ師』と呼ばれています。ちなみに筆者の一番のお気に入りキャラクターです。

サヤ師を演じるのは沼倉愛美さんです。沼倉さんといえば『アイドルマスター』の我那覇響や『蒼き鋼のアルペジオ―アルス・ノヴァ―』のタカオ、『ハナヤマタ』の常盤真智など出演しています。
ほたる役の竹達さんと一緒にニコニコ動画で放送された『TVアニメ「だがしかし」ニコニコ生放送〜ミッドナイト DA・GA・SHI SHOW』でパーソナリティを務めていますが、以前から関わりが深いことはよく知られています。

遠藤 豆(CV.鈴木達央)

次はココノツのもう1人の幼馴染でサヤ師の双子の兄である遠藤豆です。くれぐれも『えんどうまめ』と読んではいけません。常にサングラスを着け、アロハシャツとちょっとヤンチャな雰囲気がありますが、携帯ゲームやカードゲームが好きです。
サヤ師に度々ちょっかいを出しては鉄拳制裁を食らっていますが、妹の恋路を心配するなど基本的に妹思いです。肉体労働はあまり好みませんが、女の子のことになると努力を惜しまないという下心があります。
なにかと感化されやすく、度々お金がないのに無駄遣いしてしまう癖もあります。ちなみにインなんとかさんが出ているアニメの人物とは違いますよ!

豆くんを演じるのは鈴木達央さんです。『バカとテストと召喚獣』の坂本雄二や『うたの☆プリンスさまっ!』の黒崎蘭丸、『Free!』の橘真琴など演じています。
またバンド『OLDCODEX』のボーカルTa_2としても活動しています。なんとなくヤンチャなイメージがありますが学生時代はゲームとか好きでインドア派だったと話していて、ちょっと豆くんと似ている気がします(笑)

鹿田ヨウ(CV.藤原啓治)

最後はシカダ駄菓子の八代目店主であり、ココノツの父親である鹿田ヨウです。息子の駄菓子の才能に気づいてからなにかと店を継がせようとほたると一緒に策を練ったりしますがどれも空振りに終わります。
菓子業界の中ではその名を知っているものが多いらしく、また町内でも変人として知れ渡っているようです度々店番をココノツの押し付けてサボったり、注文したお菓子を陳列せずに自分で食べたりとちょっと問題行為が多いです。
ココノツの母である奥さんは何らかの事情で実家に帰省中みたいですが、この変人と関わってるのが嫌になったのかどうなのか・・・気になるところですね。

演じるのはベテラン声優の藤原啓治さんです。『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしでお馴染み、その他にも『交響詩篇エウレカセブン』のホランド・ノヴァクや『鋼の錬金術師』のマース・ヒューズを演じています。
あと洋画の吹き替えでも多数演じられています。父親役を演じることが多いですが藤原さんはまだ独身です。またよく仕事ではサングラスをかけていることでも知られています。藤原さんがそのまま実写でヨウをやっても良さそうですね。

だがしかし、アニメの評価は?円盤売上は?

放送開始後、大きな反響!

2016年1月にアニメがスタートした『だがしかし』は放送開始後から話題になりました。数字としてdアニメストアによる『今期何観る?2016冬アニメ人気投票』では総合第7位を獲得しています。
またアニメ!アニメ!による『2016年冬アニメ何見てる?』では第1位ソニー・コンピュータエンタテインメントによる1月放送開始の冬アニメの第1話を対象とした『速報トルネ番付』でも1位を獲得しました。
さらには駄菓子メーカーに『だがしかし』の放送を見た視聴者から問い合わせの電話が殺到したり、ブタメンなどだがしかしとのコラボ商品を出したりと駄菓子の売上にも大きく貢献しました。

アニメ円盤は爆死?

これだけ話題になり冬アニメの覇権になるだろうと言われていました。だがしかし、アニメ1巻はBD、DVD合わせて2000枚弱の売上でそのほかの巻も売上は芳しくありません。2期を製作するボーダーと言われている5000枚には程遠い結果となっています。
調べてみると当時の視聴者の意見では「5分、10分アニメなら見られるが20分丸々だとテンポが悪く感じる」といった意見が多かったです。また原作の読者からは話を無理やり繋げていたことを指摘する人もいました。
確かに漫画では1つのお菓子で10ページほどの話なので無理やり違う巻と巻を繋げてなんとか20分の放送枠を確保した感じは否めません。筆者自身も20分の枠だと長かったように感じます。

原作コミックは売上好調!アニメ効果はアリ!

出典:https://www.amazon.co.jp

だがしかし、アニメは不調となりましたがそれでもアニメ効果は大きかったと思います。なぜなら1話放送後、原作の売上が倍増し大きな話題になりました。放送開始前は1~2巻で45万部でしたが、放送後に4巻で累計120万部を突破しました。
そして今では6巻累計230万部売り上げています。このご時世、コミックスの売上がなかなか伸びない中、この伸び率は異常なくらいでした。これもアニメを見た原作の読者のおかげかもしれません。
放送後ツイッターなどで、アニメを見たなら原作コミックを手に取るべき!と多くの人が声を上げていたように思います。そういった効果もあり内容の面白さも相まって、発行部数が伸びたのではないかと考えています。

アニメだがしかしの2期はあるのか?

出版社の目的は果たされた?

アニメ円盤の売上は振るわずとも放送後のコミックスの売上が急増し大きな話題になった『だがしかし』ですが、率直に言いますと2期はなかなか厳しいかもしれません。まず1つに出版社としては十分な結果が出たことです。
アニメ放送前だと1巻辺り20万部前後だった売上が、今では1巻辺り約40万部の売上となっています。円盤が売れずともこれだけの部数を発行できれば出版社として大きな成果を上げたことになるでしょう。
『だがしかし』が安定の人気作となっていれば無理にアニメ化しなくとも大丈夫だと筆者は考えています。

放送時間と時間帯に見直しが必要?

また視聴者の間で多かった意見である『時間の問題』です。5分~10分アニメで放送するのが丁度いいという意見は私もその方がいいのではと思いました。元々原作での1話で1つのお菓子に触れるので短いほうがテンポがいいと思います。
それか放送枠の中かアニメの終わりに話の中で取り上げたお菓子の製造過程など映像として流したら面白いと思います。あくまで筆者自身の考えですが・・・また時間帯も早くできればと思います。
内容はほたるの胸とサヤ師の足がけしからん以外は深夜でなくとも放送できる内容です。むしろ親子で見ても楽しめるはずの作品なのでもっと早い時間に放送できればもっとウケるはずだと思っています。

だがしかし、面白ければそれでいい

いろいろな意見がありますが、究極『だがしかし』がマンガだろうがアニメだろうが面白くてついつい小腹が空いて駄菓子を手に取りたくなってしまったら、もうアナタも『だがしかし』の虜です。
原作では新キャラクターの女子大生『尾張ハジメ』が登場し新展開になっています。もし2期があるとしたら4巻までにやっていない話と新キャラクターを絡めた話になるでしょう。
アニメも個人的には機動戦士ガ〇ダムなどのパロディネタでクスッときて結構楽しめました。またアニメでしか紹介されていないお菓子もあるので是非一度アニメも視聴してみてください!
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