【るろうに剣心 伝説の最期編】結末は漫画版と違う?映画完結編を紹介!

『るろうに剣心 伝説の最期編』は、前作『るろうに剣心 京都大火編』の続編にあたる作品で、原作とはかなり違う流れで構成された実写映画作品です。ここでは、『るろうに剣心 伝説の最期編』の魅力を紹介していきます。

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』とは?

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』は、二部構成で制作された実写映画の続編であり、『週刊少年ジャンプ』で大ヒットした『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚』をベースに実写映画化したものです。

この手の原作が漫画やアニメの作品は、実写映画にしたら不評なことが多いですが、このるろうに剣心は違いました。アクションシーンが一流のハリウッド映画のように本格的で、剣心を演じた佐藤健さんの身体能力が非常に高かっため、原作以上に見ごたえのある実写映画となりました

その興行収入は3作全て合わせると120億円を超え、特に京都大火編は51億を超える大ヒットで、とても話題になった作品です。今や知らぬ人はいないるろうに剣心ですが、面白ポイントをいくつかピックアップして紹介していきたいと思います。

伝説の最期編のストーリー

京都大火編のラストで、志々雄真実のすぐ側までいった剣心ですが、さすがの剣心も多勢に無勢で、志々雄はおろか瀬田宗次郎と剣を交わす間もなく海に落ちてしまいました。そこで、たまたま剣心の師匠である比古清十郎が現れ、剣心が目覚めるまで自分の住処へとかくまってくれていました。

目覚めた剣心は、今の自分の実力では志々雄はおろか、宗次郎にすら勝てないと自覚し、比古清十郎に飛天御剣流奥義「天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)」の伝授を乞うことにします。

比古清十郎に奥義を伝授された剣心は、迎えに来た操(みさお)と共に一度京都に向かい、東京湾に到着した志々雄一味を倒すため、東京に足を進めようとします。しかし、その行く手を四乃森蒼紫(しのもりあおし)が阻むのでした。

伝説の最期編の見所①剣心と比古清十郎の修行シーン

比古清十郎を演じたのは、福山雅治さん。福山さんと佐藤さんは事務所が同じで仲がよく、佐藤さんはいつも福山さんの物腰を見ながら勉強させていただいていたようです。一方の福山さんも、あまりに激しいるろうに剣心のアクションシーンに驚愕、佐藤さんの身体能力に感心していました。

比古清十郎という人物は、最強の剣術である飛天御剣流の継承者であり、剣心の師匠です。そのため、メチャメチャ強いのですが、飛天の剣を俗世の争いごとに利用することを嫌い、山奥で隠遁生活をしています

作中でも純粋な実力はナンバーワンかもしれない比古清十郎ですが、佐藤さんのクイックリーな動きに対し、福山さんは重く力強い一撃で対応するかのような身のこなし。あまりの余裕に、剣心が雑魚扱いされている所が斬新でした。

伝説の最期編の見所②俳優たちのアクションが素晴らしい!

映画るろうに剣心の最大の魅力ですが、アクションシーンが下手な時代劇の10倍は良いことです。もう少し言い方を良くすると、最新のハリウッド映画以上に素晴らしいアクションシーンが満載と言った方が良いかもしれません。

このアクションシーンのレベルの高さに一躍かったのは、主人公の剣心を演じた佐藤健さんの身体能力です。もともとブレイクダンスが大好きだったという佐藤さんは、壁宙や前宙を作中でも繰り広げ、他の俳優とはレベルの違う動きを見せてくれました

キャストの皆さんも、口をそろえて佐藤さんの身体能力を評価しており、佐藤さんがいたから良いシーンを撮れたと言っていました。先輩俳優も多い中、このるろうに剣心では、佐藤さんは皆から頼られるエースだったようです。

伝説の最期編の見所③原作とは全く違うシナリオ

漫画やアニメを原作としている実写映画作品は、内容が原作と全く同じになることも多々ありますが、このるろうに剣心は違いました。実写作品一作目は、ある程度は原作に忠実な内容でした、京都大火編の後半から徐々にオリジナルストーリーに入っていき、伝説の最期編では完全に原作と別作品になっています

そもそも、原作では志々雄や宗次郎と戦う場所は船の上ではなかったのですが、今作では巨大戦艦の中で戦うという熱い展開をみせました。そして、蒼紫と戦う所も普通の街道だったり(原作では室内)、原作との相違点がありました。

しかし、この映画るろうに剣心に関しては、監督の大友啓史(おおともけいし)さんは、そもそも原作に似せて作ろうとは思っていなかったようです。全然違う作品になっても良いから、個々を生かして演技してほしいという要望があったようで、そのおかげで佐藤さんはのびのびと剣心を演じられたようです。

伝説の最期編の見所④現実の九頭竜閃は普通の連続攻撃だった!

原作では回避不能技として天翔龍閃と共に比古から剣心に伝授された九頭竜閃(くずりゅうせん)。原作ではかっこいいエフェクトがかかり、いかにも強そうな技でしたが、なんと映画ではただの連続攻撃だったという驚きのシーンがみれます。

映画でも比古と剣心が九頭竜閃を使い、比古が剣心に奥義を伝授するための修行をしている時と、剣心が蒼紫にとどめを刺す時に九頭竜閃を使います。もちろん、原作のようなエフェクトがかかるわけもなく、ただ淡々と普通の連続攻撃を仕掛けるだけに留まっていました

しかし、本格アクション映画のるろうに剣心において、下手なエフェクトはかえってマイナスだったと思うので、これはこれで正解だと思います。いきなりエフェクトが入っても、実写映画の場合だと引いてしまうので、リアリティーを重視した九頭竜閃も良いです。

伝説の最期編の見所⑤十本刀ナンバー2の雨水があっさり死亡!

原作では十本刀のナンバー2として存在感を放ち、斎藤一をそれなりに苦戦させた雨水。映画でも活躍するかと思われていましたが、なんと一瞬で斎藤一に殺されるというあり得ない展開をみせました。

むしろ、ナンバー3である安慈の方が活躍しており、原作で存在感があった雨水は、映画では雑魚扱いされていたのが少し哀しいです。雨水には映画で良い所が全くなく、雨水の活躍を期待していたファンは失望したことかと思います。

伝説の最期編の見所⑥剣心VS宗次郎が一つの山場!

原作でも物凄く人気があった瀬田宗次郎。宗次郎は神木隆之介さんが演じられていましたが、間違いなく映画の中で最も原作のキャラクターとのマッチング度が高かったのは、神木隆之介さんの瀬田宗次郎だと思います

そんな宗次郎ですが、京都大火編ではかなり余裕に剣心に勝利しました。一度負けた相手と真剣勝負をするのは、さすがの剣心でも精神力を使う所だと思いますが、時間にしたら短い戦闘シーンで、非常に迫力のある戦いをみせてくれました。

予告にもあった神木さん(宗次郎)の、「イライラするなぁ……!」という台詞が妙に印象的です。それをみるだけでも伝説の最期編は見る価値があるかも? しれないので、後半の剣心VS宗次郎は見物です。

伝説の最期編の見所⑦皆で向かっても勝てない志々雄の強さ!

藤原竜也さんが演じられていた志々雄真実ですが、原作以上に強い感じがして圧巻でした。というのも、連戦で体力を消耗していたとはいえ、剣心をいとも簡単に戦闘不能にしたリ、あの斎藤一が手も足もでないという程の強さをみせたからです。

そして、蒼紫・左之助・剣心・斎藤の四人がかりで攻めても、志々雄は余裕で一人ずつ倒していき、しまいには素手の左之助には刀を使わないで倒してあげるという心優しいお姿までお見せしてくれました

この映画の志々雄ですが、全身火傷していなかった一体どれだけ強かったのでしょう。いくらなんでも全身火傷というハンデは現実では大きいはずですが、比較的体力が残っていた新選組最強クラスの斎藤一を軽くあしらった強さは異常だと思います。

映画『るろうに剣心』でぜひ追憶編を!

非常にアクションシーンのできが良く、世界的にみても好評だった映画るろうに剣心。ここは、同じく世界的に大ヒットしたオリジナルアニメ『るろうに剣心 追憶編』を実写映画で見てみたいです。

追憶編は、剣心が緋村抜刀斎だった幕末の時代を描いた作品。剣心の最初の妻である巴との出会いと別れを描いています。とても哀しく、そして心に残る作品で、なぜ剣心の頬には十字傷があるのか、殺さずを誓ったのかということがわかる素敵な作品です。こちらもぜひ、お時間がある時に見てみてください。

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