映画「ブラック・スワン」が魅せる狂気!ナタリー・ポートマン主演の傑作を徹底解説!

銀幕の妖精と呼ばれたかつてのあの名女優を思わせるような気品溢れる顔立ちと、クラシックな雰囲気の魅力溢れるナタリー・ポートマン。子役から最も成功した女優さんとしても取り上げられることが多いことでも知られています。彼女は、優秀な学歴や身体能力の高さで話題になることもたびたびあります。そんな彼女がアカデミー賞主演女優賞を受賞した「ブラック・スワン」をナタリーのプロフィールと共にご紹介させていただきます。

正統派美人女優ナタリー・ポートマンはまさに才色兼備

感動した映画 観終わった後、初めて鳥肌が立ちました。 #映画好き #映画観賞 #ブラックスワン

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正統派美人女優として日本でも人気の高いナタリー・ポートマン(Natalie Portman、本名:Natalie Hershlag,ナタリー・ヘルシュラグ)は、1981年にイスラエルで生まれました。

父は、イスラエル人の産婦人科医。そして母は、ユダヤ系アメリカ人の元アーティストです。3歳の時にアメリカのワシントンD.C.に移住して、4歳からバレエのレッスンを始めました。こちらの記事もチェック!

ナタリー・ポートマンは6ヶ国語を操るハーバード卒の才女

アメリカに移住してから、ヘブライ語と英語を習ったのちにニューヨーク州にあるユダヤ人の小学校に入学します。高校時代の成績はオールAで化学の実験論文がJournal of Chemical Educationという雑誌に掲載されているほど優秀でした。

10歳の時に化粧品会社のレブロンのモデルとしてスカウトされました。高校時代には、すでに芸能の世界に入っているにも関わらず成績も優秀とはさすがです。まさに才色兼備のナタリー・ポートマンです。

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その後、1999年にハーバード大学とイェール大学に現役で合格しました。彼女はハーバードへ進学し心理学を専攻し2003年に卒業します。

2004年春にはヘブライ大学大学院にて中東問題の研究に参加し、2006年にはコロンビア大学にてテロリズムと対テロ作戦について、ゲストとして講義を行ったほどでした。

その上ナタリーは、女優としての名声を確立後も、イスラエルのヘブライ大学で中東問題を学びました。英語やヘブライ語に加えて、フランス語、ドイツ語など計6ヶ国語を話すことができるといいます。

驚くことには、ナタリーが通っていたハーバード時代というのは、映画「スター・ウォーズ」シリーズの撮影も重なっていたそうです。本当に努力家の賢い女性なのだと分かりますね。

普通の一般の学生がハーバード大学に通ったとしても、きっとものすごく大変なのに彼女がハーバードに通っていた時期には驚かされます。

いつ勉強していたのでしょうね?「スター・ウォーズ」の撮影で、ハードなスケジュールだったはずなのに、普通の学生と同じ様に卒業するとは本当に驚きです。まさに完璧すぎるキャリアですね。

映画デビュー作で名演技!大出世したナタリー・ポートマン

Günaydın ?. . . . #leon #leontheprofessional #mathilda #NataliePortman

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ご存知の方も多いかと思われる「トランスポーター」シリーズの製作をしたリュック・ベッソン監督の最高傑作である「レオン」。日本で2015年3月に公開された映画です。

ナタリーはその時13歳、ニューヨークに住む孤独な少女、マチルダをデビュー作として演じて世界中で名声を得ることになります。あの可愛かったマチルダがナタリーだと気がつくと驚きますよね?

Day 21: Favorite photo with her husband They are so cute?? #30daysofNataliePortman

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そんな彼女の私生活は、これからご紹介する「ブラック・スワン」で共演したバンジャマン・ミルピエと婚約し、2011年には男児を出産し、翌年には正式に結婚しました。

そして、今年2月に第二子となる女の子が産まれています。きっと素敵なママをしているのだと思います。

「リシェス・オブリージュ」 の精神!FINCAの親善大使を経験

FINCAは、貧困層への金融サービス「マイクロファイナンス」を展開しているサービスのリーダー的な団体なのです。

女性の為の経済力や学力向上への支援はもちろんのことなのですが・・・・実は12歳の時、ナタリーはすでに環境保護劇団一座に入ったと言われています。驚きですよね?そんな彼女はこんなふうに言っています。

Good night?

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「いちばん大切なのは、人々が達成感を得て、人生のかじ取りを自分で行えるようになることです。究極的に人は、自分で成功をクリエートしたいと望んでいるもの。援助してくれる誰かを待ってはいないんです」

ナタリー・ポートマン

Day 25: Favorite hairstyle ❤ #30daysofNataliePortman

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そしてこんなふうにも言っています。筆者も同じ考えです。

「私の目標は、人々の貧困への意識を変えることでした。貧しい人々を問題ではなく解決の糸口だと、施しの対象ではなく困難に立ち向かう英雄だと、思ってほしかったのです」

(英文)
“My goal was to change how people saw poverty.I wanted people to see poor people as the solution,not the problem, and as the heroes,not the charity cases.”

お若いのに、こんなふうに立派な意見を言える気品と威厳が備わったナタリー・ポートマンは、2003年にFINCA(国際地域社会援助協会)の親善大使となりました。

彼女は忙しい合間を縫って、自らウガンダ、グアテマラ、エクアドルなどに赴き自身の目で確かめ、講演会や会議でその実情を報告するほど時間と労力をFINCA(国際地域社会援助協会)に注いできました。

「セレブリティはチャリティを宣伝するものだけど、私は口先だけにはしたくない」というふうに、自分の信念をもって行動するナタリーはとても立派だと思います。

彼女こそ、「リシェス・オブリージュ」の精神を次世代へとつないでいく正統派セレブリティなのかもしれません。

やはり見た目だけではなく、銀幕の妖精と呼ばれ慈善活動に力を入れていたオードリー・ヘップバーンをナタリーに重ね合わせてみてしまう筆者がいます。本当に立派で素敵な女性ですよね。

So: I decided I'd just go on with the challenge and when I'm at the end I'll do the first ones, which, I know doesn't make sense but to me it does ?

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ちなみに、“リシェス・オブリージュ”とは、“富多ければ徳高きを要す”という意味です。仏語で豊を意味する“リシェス”とは、実は単なる富裕層などのことではないのかもしれません。

施しをするだけではなく、自立出来る力を与えてあげることこそが本当は本人にとってとても大切なのかもしれませんね。

彼女のようなお若い方が“リシェス・オブリージュ”の精神を次世代へとつないでいってくれることこそこれから先未来を担っていく子供たちにも必要なのかもしれません。

#natalieportman

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まさに非の打ちどころのない才女で美しい彼女のキャリアや生き方は、子役経験を積んで来ている次世代の女優さんのロールモデルにもなっています。

レオンのマチルダ役の面影を残しつつ・・・・ナタリー・ポートマンは現在も女優として成長し続けています。2人の母となった彼女の今後の活躍も楽しみですね。

男性の憧れであるナタリー・ポートマンの映画「ブラック・スワン」

さて、そんなナタリーが演じた「ブラック・スワン」(Black Swan)はダーレン・アロノフスキー監督作品で、2010年に公開されたサスペンス映画です。

脚本は、マーク・ヘイマン、アンドレス・ハインツ、ジョン・マクローリンの3名によるものです。怖い&痛い描写がかなりある映画なのでR15になっています。

ある時は、少女のようなあどけない表情を作り、またある時には娼婦のようなセクシーな表情を浮かべる男性にとっては堪らない可愛らしくもあり色気もあるナタリー

Epígrafe do TCC ? #BlackSwan

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まさに男性にとってはミューズと言えるような存在の彼女が主演しています。

彼女が演じる「ブラック・スワン」は彼女にとって名声の証となるものを手に入れさせました。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞など数々の主演女優賞を受賞しています。

ナタリーのバレエを踊る可憐な姿と迫力ある踊り、そして自分の中の抑えられていた欲望や欲求などを自制する様子は必見です。

ブラック・スワンの感想&解説

ナタリー・ポートマン主演のこのアメリカのサイコスリラー映画ブラック・スワン」ですが、まず感想はホラー映画ではないのに・・・怖いです。でもナタリーポートマンの名演技が光る作品になっています。

ナタリー演じるニナが妖艶に見えたり、少女のように見えたりします。途中痛々しい描写や恐ろしい描写に引き込まれ終わったと同時に思わず息を飲む感じです。

#natalieportman #blackswan

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この映画にはとにかく鏡のシーンが沢山出てきます。その鏡を使ってのニナの心理描写の表し方がまさにリアルな感じがします。

主人公のニナが夢見ていたプリマドンナの座を得てから、自分にないものを手に入れようと模索し成長していこうとする中で、プリマドンナとなった彼女の重圧と心の闇を描くことがメインになっています。

誰だって出来ればトップの座に付きたいと願い想い、そして憧れだったものが現実になって地位を手にすると、今度はその地位を失わないように焦りや恐怖がつきまとうようになる。

自分が勝手にライバルだと思いこんだ女性に地位を奪われないか心配で怯える日々・・・・するとそれは、幻覚となって姿を変え、自身を壊し始めていく姿はとても恐ろしいです。

見事な心理描写はドキュメンタリー映画!

ニナの精神状態はまさにホラー映画のように感じられました。彼女の心理描写を表すシーンではとにかく怖いシーンが多い。

その中で感じられるのは、トップになった誰もがきっと心の中に抱く極限の精神状態の心の闇は到底普通の人には分からない世界なのかもしれないなと感じるはずです。

ニナが見る幻覚や妄想は本当に背筋が凍るほど怖しいです。足が折れ曲がるようにしてスワンの足になるシーンや背中の傷から黒い羽が生えてきて全身を黒い羽が覆い尽くすシーンがあるのですが・・・

そのシーンなどは怖いだけではなく、気持ち悪さと不気味ささえ感じられます。終いには、ライバルを刺し殺す幻覚を見てしまうのですが、刺したのは自分自身だったことも怖いです。

ナタリー・ポートマンは、この「ブラック・スワン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。一年もの間レッスンで厳しい練習を積み重ねたバレエはしなやかで繊細でとても素敵です。

そして、プリマドンナの心の奥の喜びや苦悩を覗かせるような演技は、 まるでナタリー自身の人生を投影しているかのようにも感じられるくらい役に入り込んでいたように感じました。

実はこの「ブラック・スワン」は、今敏監督の「パーフェクトブルー」に影響を受けていると言われているそうですから、ご興味のある方はご覧になられてみてもいいかもしれません。

魅せる狂気!ブラック・スワンの真実~ネタバレあり~

Perfection is not just about control. It's also about letting go. #blackswan #darrenaronofsky #natalieportman #film #dance #ballet

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ニナ・セイヤーズ(ナタリー・ポートマン)はニューヨークのバレエ・カンパニーに所属している若手のバレエダンサー。元バレエダンサーである母親のエリカ(バーバラ・ハーシー)に溺愛され、彼女は人生の全てをバレエに捧げて生きてきました。

過保護すぎるくらい大切にされバレエだけのために生きてきたので、もうティーンではないのに母の言葉は納得出来ずとも絶対なものでありました。

そんなニナに新作である「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れます。

ニナは、有名な演出家のトマ・ルロイ(ヴァンサン・カッセル)にオデット(白鳥)に相応しい純粋さと美しさ、そして技術を持っていると評価され褒められるのです。

しかし、白鳥の湖は、オデール(白鳥)だけではなく、オデイール(黒鳥)も演じなければなりません。いわゆるクラスに1人はいる優等生タイプの清純なニナにとっては、邪悪で男を誘惑出来るくらい官能的なブラックスワンも演じねばならないのはとても難しいと言われてしまいます。

そして、彼女自身も言われずとも黒鳥を演じることに抵抗があり悩んでしまうのです。

今までの白鳥の湖とは違い、官能的な解釈を加えて全く新しい作品には新しい女王が必要ということで、ニナが結局は選ばれたのですが、必然的に以前のプリマだったベスがプリマから下ろされてしまいました。

そこへ、新人として気は優しい感じなのですが、一見すると意地悪そうでセクシーな色気を持っている自由奔放なリリーがきたことで、ニナはリリーの方がスワンにむいているのではないかと思い込んでしまいます。

その重圧からか?そこから精神が徐々におかしくなっていきます。ある日、鏡の前で自分の背中を見て、背中の皮膚がとれる幻覚を見てしまいます。厳しい練習の中、トーマスから、「君のバレエは不感症のバレエだ」と指摘されてしまいます。

同時にリリーのような官能的な雰囲気を出せ!彼女のように演技ではない色気や雰囲気を出せるようになれ!性的な悦びを感じられるようになれ!と命令されてしまいます。

母親にバレエだけに打ち込む生活をさせられていたニナにとっては、なるべく避けようとしてきたことだったために、そのことからもどんどんと現実と悪夢の狭間をさまよい、自ら心の闇に囚われていってしまいます。

トマの新作発表のパーティ会場で、ニナはベスに変わって新しいプリマとして出資者たちに披露されました。

なぜかそのお披露目のパーテイの途中、自分の指先のささくれが気になり、トイレにこもってささくれを剥そうとすると指が裂けて血だらけになってしまいます。

しかし、驚いて自分の手をもう一度見ると、血が溢れ出していた指は裂けているどころか、なんともなっていないことにぎょっとしてしまい、自分が見た幻覚に茫然としてしまいます。

その翌日のこと、ニナに主役の座を追われて精神が崩壊したベス(ウィノナ・ライダー)が、走る車に自ら飛び込んで重症を負ったという知らせを聞きます。

それはニナにとってますます心を重く苦しめる原因の1つになってしまいます。主役の座を追われるということがどのくらい辛く苦しいことなのか、今のニナにはベスの気持ちが痛いほど分かりました。

そんな時にリリーがニナが何かあった時のための代役に選ばれます。代役を用意するのはいつも通りのことで決して特別なことではなかったのですが、そのことにより、ますますニナは追い詰められていきます。

娘の異変に気がついたニナの母は心配してバレエから遠ざけようとしましたが、それは無理でした。彼女にせっかく掴んだ主役の座を止める気配などこれっぽっちもありませんでした。

しかし、同時に彼女が幻覚を見る回数はどんどんと増えていきました。そして迎えた公演初日にニナはいつもと違う自分に興奮していました。

トーマスも繊細で可憐なだけであったいつもの彼女ではない彼女に気がつき言いました。「自分の障害となっているのは、自分自身だ。自分を解き放て」と・・・・

そして踊り始めたニナですが、始まったばかりの時にリフトされたところから降りるときに転倒をしてしまいます。プリマが転倒するなんていう失態にトーマスは怒鳴ります。

楽屋へ戻ったニナは自分の楽屋にいるリリーを見つけると、「あなたにはムリだったのよ。代わるわ」と言われ、ニナは激しく怒ります。

ニナはリリーと揉み合いになってしまいリリーがぶつかって割れた鏡の尖った破片を床から拾い上げて、握り締めリリーの腹部に突き刺してしまいます。

血だらけになった遺体を浴室に隠し、何もなかったのように凛とした姿で舞台に登場し、興奮したニナは狂気を帯びてブラックスワンを熱演します。

鳴り止まない拍手喝采の中、楽屋に戻ったニナでしたが、殺害したはずのリリーが「演技、最高に良かったわ」と声をかけに楽屋に挨拶に来ます。

さすがに驚きを隠せないニナでしたが、扉を閉じてから先ほどの事の真相を考え直してみました。

しかし、今日は舞台初日。こんなことで舞台を降りることは出来ないと思ったのか?それともプリマとしての根性なのか?・・・ニナはそのまま舞台に立ちます。

そして見事にラストまでスワンを演じきりました。会場は割れんばかりの拍手でスタンディングオベーションの中、劇団員たちがニナの傍に駆け寄ります。

倒れて起き上がらないニナを見てリリーが腹部の出血に気づき、トーマスが救急車を呼びます。

何をしたんだ?」というトーマスの問いかけに、画面の中のスポットライトの明るさがさらに増し、ニナは「完璧だったわ」と満足そうに笑みを浮かべました。・・・・・

まさに、狂気としかいいようがないこのラストシーン。自身がプリマとして踊りきったことのただ1度きりの達成感だけのためにここまですなんて・・・

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Padme Amidala-Natalie Portman?さん(@padmeamidala_natalieportman)がシェアした投稿 –

主役という重圧はこんなふうに弱く自身のなさから人を変えてしまうのかと感じます。自身が体験してみないと分からないことなのかもしれません。

しかし、鏡というものはある意味不思議な生き物のよう・・そして神秘的なものを秘めている気がします。

自分が望む望まざるに関わらず、覗き込む者に自分とうり二つのものを映し出してくる・・・あるはずのないものが見えたりする・・・なんて思ったらとても恐ろしいですね。

壊れていく心、狂っていくプリマドンナはさすがR15

「ブラック・スワン」という題名なので、きっとバレエの映画なんだろうなと思って観るとあまりのホラー感に驚きます。オデットとオデイールという白鳥の湖ならではの役どころも見所です。

人間の心の奥は「天使」と「悪魔」が共存していると言われています。そんな人間の心を、オデット=善とオデイール=悪というふうに捉えられ役によって表現しているとも言われています。

白と黒の衣装もこのストーリーの中で効果的に響くのかもしれません。

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イメージ的には、清らかで心優しい乙女のオデットと、妖艶でずる賢い悪女のオディール。というのがストーリーでも現れているかもしれませんね。

ご存知ない方の為に・・・・白鳥の湖とは、チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽であり、その音楽に振付られた多幕バレエ作品なのです。

この中に出てくるオデットは、白鳥に姿を変えられた人間のプリンセスです。姿は白鳥になったとしても、人間の心を持っています。

そして、オディールは悪魔ロットバルトの娘であり、オデットの振りをしてジークフリード王子を誘惑して結婚を申し込ませる悪魔の娘なのです。

最後は、戦いの末に王子は悪魔を倒すのですが、白鳥たちの呪いは解けず・・・絶望した王子とオデットは湖に身を投げて来世で結ばれる・・・というのが王道のようです。たまにハッピーエンドになっている作品もありますが・・・

やはり、ダーレン・アロノフスキー監督作品としての特徴が出ている感じがしますね。

人が堕ちて行く様子を描くのがとても上手なダーレン監督ならではの作品です。ニナがプリマドンナになってから、あまりの重圧とライバルへの敵対心によって、徐々に心理的に押し潰されていく様子は見ている方もすごく辛い気持ちになります。

ストーリーが進んでいくとどこまでが幻覚?でどこからが現実なのかよく分からない感じになることこそがこのストーリーの見所かもしれません。

この「ブラック・スワン」は、一度観たら忘れられない映画の1つになることでしょう。鏡を見るのが怖くなってしまうかもしれませんが・・・・

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