カイジ「沼」編ストーリーまとめ!圧倒的名言も紹介っ・・・!

カイジシリーズでも特に人気の高いのが「沼」編です。そんな「沼」編について、ストーリーや登場人物、名言の数々など思わず見たくなるような魅力を紹介していきます。

カイジ「沼」編とは?

作者は福本伸行で、カイジシリーズの第2シーズン「賭博破戒録カイジ」の5巻から沼編は始まります。5巻~13巻までの計8巻なのでそれほど長くはない話数ですが、密度の濃い話になっています。

実写の映画でも公開され、アニメのカイジでも放送されている話なので見どころも満載です。

ストーリー



伊藤カイジは、帝愛からの借金の末に地下労働施設で働くことになりました。しかしそこでのチンチロ対決で圧勝し、80万円を元手に外の世界へと期限付きで出ることができました。

地下労働施設での仲間のために自分の借金返済のために、帝愛の経営するカジノにある高レートパチンコ「沼」に挑みます。カジノ経営者の一条が作ったその台はいくつもの難関が存在し、挑んだ客をことごとく飲み込んでいきました

当れば一気に6億~7億というパチンコ台だからこそ攻略するためには下準備と人員、金が必要になるのですが、カイジはその3つを駆使して挑んでいきます。一条の考え抜いた対抗策をどのようにして打破してくのか?それに係わった人間はどうなるのか?意外な結末!など見ているだけでわくわくさせられる展開が盛りだくさんの作品です。

登場人物



登場人物は主人公のカイジの他に3人います。1人目は坂崎です。この男はカイジが地上に出てすぐに出会った男で、ガードマンをしながらずっと「沼」の攻略を考えていた人物です。

次にカジノのオーナーの一条です。「沼」の考案者で、カイジたちの動きに目を光らせている人物です。自らを搾取する側の人間だと自覚し傲慢なところもかなりあります。

最後の1人は、金融屋の遠藤です。カイジとは1作目からの付き合いなので唯一のカイジの知り合いです。遠藤がいなければ資金が調達できないので重要な役割とも言えますが、根は悪人です。

重要な人物がカイジ以外は3人しかいませんが、それだけで手に汗握る話を展開できるのはある意味凄いです。

パチンコ「沼」は攻略不可?

カジノの目玉であるパチンコ「沼」が攻略が難しいのは、3つの難所があるからです。1つ目は、釘の森です。これは玉が釘の間を通らないように隙間をかなり狭くしてあります。ここでほとんどの玉が弾かれてしまいます。

2つ目は落ちてきた玉を弾き出す役物です。これで釘の森を通ってきた玉もほぼ完全にブロックしてしまいます。これには見ている人もあからさま?と疑問に思ってしまうほどです。

最後に残っているのが3段クルーンですが、これが一番厄介です。1段目は3分の1の確率で2段目へ到達し、2段目は4分の1の確率で3段目へ到達、3段目は5分の1の確率で大当たりに到達します。3段クルーンに到達して大当たりに入るまでの確率はなんと48分の1です。1000万使っても5にも満たない数の玉しか3段クルーンに到達しないので、その難しさが分かると思います。

カイジ「沼」編の名言10選!



カイジと言えば名言は欠かせません。ギャンブルの中で使われている言葉ですが、仕事や日常でも意味のある言葉が多いです。

だからこそ、共感したりその言葉を元に変わるきっかけにもなりますので、今後の参考にしてみてはいかがでしょうか?

第10位 「あの悪魔……3段クルーン」

「沼」を分かりやすく表現した言葉でもあります。この台を打つ者に入りそうで入らないという希望を永遠に与え続けている魔物という感じです。

やっている人を見ると分かりますが、あと少し……あと少し……という気持ちが前面に押し出されてきます。しかし実際は入らない。この焦らせるだけ焦らせることがギャンブルをやる人間を虜にしてしまう現象とも言えます。

第9位 「それでも進むしかないんだろう……そこに橋……希望がある限り」



坂崎が「沼」に挑戦し、2000万円をすってしまいそこからもう後には引けない状況になってしまします。本来なら、ここで止めておけばまだ自分の金だけで済みますが、そこから先の金は人から盗んだ金のため、犯罪者へとなってしまいます。

冷静ではないために降りなければいけないと分かっていても突っ込まざるを得ない状態になってしまっているからこその言葉です。

第8位 「ある意味桃源郷……!」



自らの金が全て溶けると分かっていてもやり続ける坂崎が崩壊していく瞬間です。視界がぼやけて、あらゆるものが歪み、自分の体からあらゆるものが放出される感覚に襲われます

いわゆる現実逃避ですが、その感覚が快感にも囚われるほどの壊れっぷりに同情してしまいます。しかしここまでになってしまうと人間終わりですね。

第7位 「登れ……この天啓を辿り……地上まで……!」



パチンコ「沼」の攻略法が閃いたカイジが放った言葉ですが、一瞬でも運を掴んだらそれを離さないで突っ走ることが大事だということを表しています。

運は気まぐれで待ってはくれないから貴重なチャンスということですね。カイジはそんなきまぐれな運を掴んだ!と感じたからこそ一気に走ることを決めました。人生でも大事なことかもしれません。

第6位 「望みに進むのが……気持ちいい人生ってもんだろ!」



最後の金が尽きてしまい、遠藤に相談して1000万円を貸すように説得する時に使った言葉です。1000万の金で逃亡してその先の人生を惨めに暮らすより、その金で大金を当ててもっと望んだ暮らしをした方が良いと言います。

人生で妥協して自分の望まない人生を送ることもあります。時には冒険して成功し自分の思い描いた人生を歩んでみてはどうだろうか?という意味ですが、大金が掛かっているだけに半分麻痺しているところもありますね。ギャンブルを抜きにしたら良い言葉だと思います。

第5位 「まるで亡霊のダンス……浮遊し乱舞するだけ……」



大当たりの3段目のクルーンまで玉が到達するものの、一条の仕掛けによってなかなか大当たりの穴に入らない……たくさんの銀玉がその穴だけを避けてくるくると回っているのを例えた言葉ですが、正にその通りです。

カイジから見たら何で入らない!どうして!の連続だからこそ亡霊のダンスにしか見えないのでしょうね。自らの秤を超えてしまうようなことをしていると、視界が歪んであらゆるものが違うものに見えてしまうのか?と思わずぞっとしてしまいます。

第4位 「散っていった人間たちの……悔恨……怨嗟の涙……その結晶」



パチンコの玉を表現した言葉ですが、「沼」に挑んでいった人間たちはみんな破滅していきました。そんな人間たちの涙がこのパチンコの玉そのものだと話しています。銀玉と涙を掛けている辺りがなかなかの名言でもあります。

しかしこの「沼」に挑んだ人間は、一条の策略の上で絶対に勝てない無謀な戦いをしてきたから、金だけを強奪されたと言っても過言ではありません。だから怨念に近いものが込められているのでしょう。

第3位 「俺の未来を塞ぎ続けてきた……この鬼峰を今……越える」



自分の今までの状況を例えにしたカイジの言葉ですが、山に例えているところで積み上げてきたものが報われる感じになっています。

人生も鬼峰の連続かもしれません。しかしそれを越えなければ輝かしい未来もないのです。途中で諦め、挫折してしまうとそこで停滞してしまいます。

努力をして報われたいのならば、一定の所まで来て諦めるのではなく最後までてっぺん目指して登りきらなければならない!ということですね。登り切ったらきっと素晴らしい景色が見えるはずです。

第2位 「勝利……その結果の生還……そのこと事態を感謝している」



カイジは結末こそ勝利したものの、分配という意味では託された仲間にできなかったことを気にしていました。しかしそんなカイジの心配をよそに黒服の男がカイジに告げたのがこの言葉です。

金よりも生還が一番ありがたいことだったということですが、命あってのものだねとはこのことでしょう。金を得られなくても死んだ生活から脱却ができるのならそれで十分だということです。

第1位 「お前らが喰らってきた……破産者の……金…命…魂…希望…絶望…その全て……吐き出せっ!」

「沼」シリーズ最大の見せ場です!カイジが勝利を確信した時に口にしました。今まで誰も「沼」を攻略することが出来ずに数々の人間が無残に散っていったので、カイジはその遺恨を晴らし、代弁しています

この瞬間は手に汗を握ってしまい、思わず前のめりになってしまうほどの緊張感があります。一条とカイジの勝負の結末に相応しい言葉でもあり、読者までもカイジと同じ気持ちになり吐き出せ!と叫んでしまいそうです。

アニメ版カイジは?



カイジはアニメにもなっていますが、「沼」編は「逆境無頼カイジ 破戒録篇」の2期目に放送されました。第2期は2011年4月から9月まで放送され全26話で構成されています。

アニメと原作の大きな違いはありませんが、アニメで見る方が臨場感や緊張感が伝わってきますし、見やすくなっています。原作の雰囲気も味があって良いのですが、躍動感を楽しむならアニメもおすすめです!

天国と地獄を疑似体験できるカイジ「沼」編



日常では味わうことのできない狂気的なギャンブルのパチンコ沼ですが、架空の世界だと思うとそれも見ていて楽しいものです。

破滅に向かう人間の心情もよく分かりますし、金に狂う人間の心情も冷静だからこそ分かるのです。これがもしも自分だったら?と考えるだけでぞっとしてしまいますが、万が一の成功を考えると夢も膨らみます。

負けたらまともな生活はできないと思うと、今ある自分の生活がありがたいものだということも感じさせてくれます。そんな刺激を与えてくれるカイジ「沼」編は、短いながらも読みごたえ十分な作品です。

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