鬼滅の刃が光ってる!ジャンプで今一番面白い作品をネタバレ込みで徹底解説!

王道ストーリーを軸に鬼と人との壮絶な戦いが繰り広げられる【鬼滅の刃】ページをめくる手が止まらない!次号が気になって仕方ない!ジャンプで話題沸騰の作品を広めたい!今一番熱い作品です!

【鬼滅の刃】大正時代×鬼のバトル!レトロな世界観が圧倒的!

2016年から週刊少年ジャンプにて連載を開始した大注目作品【鬼滅の刃】!個人的にもオススメの作品を熱く紹介したいと思います!作者『吾峠呼世晴』(ごとうげ こよはる)本作の前進でもある【過狩り狩り】でトレジャー新人漫画賞にてトレジャー新人漫画にて佳作賞、見事デビューへの道を開きます。
2017年6月現在、単行本は6巻まで発売されており連載一周年を記念して人気投票などの開催で盛り上がっていますね!本作のストーリーは“ジャンプらしからぬ”と評されることも多いようですが、筆者は逆に『ジャンプらしい』と感じています。
あらすじとしては、大正時代が舞台のレトロな世界観…主人公の竈門炭治郎と、その家族…母・幼い妹弟たちはつつましながら生活を送り、炭を売って生計を立てていました。ある日、炭治郎が炭を売りに下山した帰りが遅くなってしまい、一夜を明かして帰ると、家族が鬼達に無残に殺された現場を目にします。

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なんとか息があった妹の禰豆子が突如、炭治郎に襲い掛かってきた事に驚愕!禰豆子は鬼の血が身体に入りこんだことにより鬼化してしまっていたのです。取っ組み合いになり鬼になるな!と呼びかけるも、理性を失いかけている禰豆子に声は届きません。
そこに現れたのは帯刀した1人の青年、富岡義勇。彼は鬼化した禰豆子を斬りつけようとするも炭治郎に止められ“飢餓状態にある鬼は人を殺して喰う”筈でしたが、禰豆子は炭治郎を守るように義勇に牙を向けました。
鬼の血に抗い強靭な精神力で理性を保っている禰豆子を見て義勇は刀を納め、自身の師匠でもある鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)を訪ねるように告げ、そして炭治郎と禰豆子の厳しい修行の日々が始まります。炭治郎は禰豆子を人に戻す為に刀を握り、禰豆子は兄や人を守る為に戦う鬼となるのでした。

竈門炭治郎←主人公の名前が読めない問題

大正時代が舞台という事もあり、登場人物達の名前は一風変わったもの…と、いうよりも“なんと読んでいいか分からない”名前のキャラクター達が多く登場します!まず、主人公の竃門炭治郎…なんと読むか分かりますか?
本作においてはレベル1と言っていい簡単な読み方問題、正解は『かまど たんじろう』と読みます、すみじろうではなく『たんじろう』です。そして、炭治郎の妹…筆者は正直な話し初めて見た時全く読めませんでした!
鬼化してしまった可愛い妹の名前は竈門禰豆子『かまど ねずこ』と読みます…難しすぎる…。しかし!主人公達よりも更に、更に難解な名前のキャラクターが、というより難解な名前のキャラクターしか登場しません!

一風変わった名前のキャラクター“しか”登場しないのはなぜか?

作者によると、『奇抜に見えるけど実在する』姓名との事ですが、ちょっとした漢字の勉強にもなりそうですよね(笑)そんな本作の一風変わった名前のキャラクター達を簡単に紹介したいと思います!
竈門炭治郎(かまど たんじろう)…本作の主人公、額に火傷痕のような痣があり、赤みがかった瞳と髪の毛が特徴の15歳。6人妹弟の長男で、善逸いわく“泣きたくなるくらい優しい音”がするらしい。
鱗滝から水の呼吸法と壱から壱拾の剣術を仕込まれ鬼を狩る鬼殺隊へ入隊し、禰豆子が人間に戻る為の手がかりを探している。強敵、鬼蜘蛛の累との戦いで父から受け継いだ『ヒノカミ神楽』の舞を用いた事をきっかけに『火の呼吸法』の謎を突き止める事も、目標の一つになった。

竈門禰豆子(かまど ねずこ)…炭治郎の妹で、兄の留守に鬼の襲撃に遭い傷口から入った鬼舞辻無惨の血により鬼になってしまった。強靭的な精神力で鬼の本能である人の血を欲し人を喰らう事を制御する強い心を持った少女。
普段は、陽の光を浴びれないので背負い箱の中に入って炭治郎におぶわれており、その際は身体を縮ませている。鱗滝から、人を守るように暗示を掛けられている為、戦闘時に負傷した人間をかばう役目を担う。念のために竹筒を噛まされているので話すことはできない。
吾妻善逸(あがつま ぜんいつ)…炭治郎とは鬼殺隊の同期で共に行動する少年、雷の呼吸法を使うも本来は六つある型のうち一つしか会得できなかったが、壱の型『霹靂一閃』を最高値まで昇華させた、ある意味“才能の塊
しかし、女性にめっぽう弱く本人の精神も非常に弱い為、剣術を繰り出す際は気を失った状態でしか放つことが出来ないという弱点を持つ。

嘴平伊之助(はしびら いのすけ)…猪の被り物と毛皮を身にまとった少年、炭治郎と同期…ではあるが、師匠を持たず鬼殺隊員から力比べの戦利品として日輪刀を奪い、自身も鬼殺隊へと入隊した。粗野で乱暴と、人としての常識を兼ね備えていない部分が目立つ。
我流の獣の呼吸法を使い敢えて刃こぼれさせた日輪刀・二刀流の戦闘を得意とし、猪の被り物を取ると意外にも素顔は美しい顔立ちをしている。しかし、本人は自身の顔の造りをあまりよく思っていない様子。

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珠世と愈史郎(たまよ ゆしろう)…鬼舞辻無惨により鬼化した珠世と、珠世により鬼化した少年、愈史郎は鬼でありながら人を喰らわず医者として生活している。鬼舞辻無惨による“呪い”を自力で解除している禰豆子同様に精神的に強く優しい珠世。
彼女と対象的に若い鬼の愈史郎は他者に攻撃的かつ排他的な態度を取る。本来、人が鬼になるには鬼舞辻無惨の血を必要とするが、愈史郎はそれを介さずして生まれた珍しい例である。珠世は自身の血液を使った幻術の使い手、愈史郎は鬼特有の血鬼術『目隠し』などを使い戦う。

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)…鬼の始祖と言われ、自身の血を使い人を鬼に変える事が出来る唯一の鬼にして鬼殺隊の因縁の相手、炭治郎にとっては家族の仇にあたる。千年以上の時を生き、姿・性別を変え人の中に紛れ生活することも。
珠世いわく『臆病』と言われる性格だが、人でも鬼でも容赦なく殺す様は手下の鬼たちからも恐れられており臆病な様子は微塵も見せていない。過去に日輪の耳飾りをした人物との因縁から、同じ耳飾りをする炭治郎に目を付けている。
炭治郎の耳飾りは、父の形見で作中では明らかになっていないが執拗に耳飾りへ反応を示す鬼舞辻無惨の様子から、炭治郎の父もしくは竈門家の血縁者と鬼舞辻無惨の間にはなんらかの関係があると見て間違いないだろう。

ネタバレを含みつつこれまでの【鬼滅の刃】を紹介!

さて、あらすじから大体のストーリーは紹介しましたので、続いて成長した炭治郎達の実力や今後の展開などネタバレを含みつつ紹介・考査したいと思います!まず、鬼殺隊に無事に入ることが出来た三人は、伝書鳩ならぬ鎹鴉(かすがいがらす)から鬼退治の依頼を受け現場に向かうというのが主な流れ。
本来ならば、徒党を組むという事はしないのかもしれませんが炭治郎を中心に寄生虫のように引っ付く善逸と何かと勝負を挑む負けず嫌いの伊之助、そして禰豆子の四人で行動し炭治郎と伊之助の剣術で鬼を斬り善逸と禰豆子はサポートに当たっています。

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後述する『胡蝶しのぶ』の蝶屋敷と呼ばれる施設にて療養を兼ねて、それぞれの呼吸法を昇華させた『全集中・常中』を身に着けた三人の実力は、ほぼほぼ並んだといっていい状態になりました。一番弱そうに見える善逸は弱いということではなく才能はある…らしいですし、今後に期待!
ただし、炭治郎においては父が舞っていた『ヒノカミ神楽の舞』を応用した技を繰り出すことが出来る事から、秘めた力を供えていることが分かります。後に火の呼吸は存在しないと知りましたが、炎の呼吸法はあるという矛盾にたどり着きます。
炎の呼吸を使う煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)から、代々柱には炎・水の使い手がおり、そして風・岩・雷というのは基本的な呼吸法だと知ります。そして、枝分かれして増えたのが蟲や霞、恋などの呼吸法だと。

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そして、炭治郎たちは、乗る者が次々と姿を消すと言われる機関車に乗り鬼退治に向かいますが、その鬼は既に機関車に乗り込んでいたのです!嗅覚・聴覚・触覚が優れている炭治郎・善逸・伊之助ですが自分たちが鬼の手中にいるとは気づく間もなく、深い眠りへと堕ちていきました…。
煉獄は父や弟との思い出、炭治郎は家族のぬくもり、善逸は禰豆子との幸せを…伊之助においては探検を楽しむ夢の中に縛られてしまいます。唯一、禰豆子だけが術にはまらず兄達のピンチを救いますが、それでも状況は良くなる事はなく…。
機関車の中に巣食い、柱でもある煉獄をも苦しめた鬼の正体は、魘夢(えんむ)『眠り鬼』と呼ばれる者でした。元はそこまで強くない鬼ですが、鬼舞辻無惨により血を新たに注入されると同時に力が増幅し日輪の耳飾りをした炭治郎を狙っていたのです。

夢の中から一番に目を覚ましたのは炭治郎、次いで伊之助、煉獄が目を覚まします!善逸は…強さが引き出されるのは意識を失った時、なので眠っていても問題がないようです(笑)そして魘夢を追い詰めていく鬼殺隊員たち、鬼の頸にたどり着いた炭治郎と伊之助の働きにより魘夢を倒すことが出来ました!
しかし、安心したのも束の間…鳴動と共に現れたのは、鬼舞辻無惨の部下の中でも力を有する十二鬼月、上弦の参『猗窩座(あかざ)』突如現れた強敵に気圧される煉獄や炭治郎。猗窩座は柱である煉獄に『鬼になれ』と誘います。

拒絶する煉獄、意地でも諦めない猗窩座の激しい戦いが勃発!ただただ見ている事しか出来ない炭治郎たちの目の前で繰り広げられる戦い…しかし、勝負は猗窩座に分があったのか…煉獄の胸に深々と突き刺さる猗窩座の腕…。
あまりに一瞬の事で何が起きたのかさっぱりですが、技を極限まで鍛え上げた煉獄ですら上弦の鬼には手足出ずという事なのでしょうか、それともワザと受けたのか…全ては明らかになっていませんが、非常に続きが気になりますね!

鬼を狩る政府非公認組織『鬼殺隊』その中でも最高位の『柱』とは…

さて、詳しく説明するのが遅れてしまいましたが炭治郎達が属する『鬼殺隊』という組織は産屋敷耀哉(うぶやしき かがや)を当主に、それぞれ9人の柱と呼ばれる幹部的な立場の下に、炭治郎たちが存在しています。炭治郎たちにも位があり、十干から始まる階級を割り振られています。
入隊したばかりの炭治郎・善逸・伊之助たちはそれぞれ癸(みずのと)という階級で、隊士達の中でも一番下の位になります。ちなみに、鬼から人を守るれっきとした組織ですが政府非公認の扱いとなり、帯刀をしている現場を見つかるとやっかいな事になったりも…。
旅の途中、傷ついた身体を休ませる場所は藤の花の家紋の民家で、過去に鬼から救われた家々が藤の花の家紋を持ち鬼殺隊達を無償で尽くしているらしく非公認組織の彼らにとってはありがたい存在です。

柱のメンバーが人外レベルの猛者たちでヤバすぎる

鬼殺隊の柱達は、外見からも分かるように一般の隊士たちとは一線を画するものがありますね…なんというか、鬼よりも怖い外見をした者もいるように感じます…。柱に順位はないようですが炎の呼吸法の使い手、煉獄を筆頭に基本的な水・風・岩と恋・霞・蛇・音・蟲で構成されています。
炎柱|煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)…父も元炎柱として活躍していた事が明らかになり、若くして亡くなった母からの願いを心に秘め、家に残してきた弟の事を想う優しい兄の一面も。声が大きく、思ったことを口に出さずにはいられない豪快な印象を炭治郎に与える。
水柱|富岡義勇(とみおか ぎゆう)…鬼に家族を喰われた炭治郎を自らの師匠である鱗滝の元に預け、鬼殺隊へ入隊を促した人物。口数少なく他の柱とのコミュニケーションを取らない事から、付き合いにくいイメージを持たれている。禰豆子の事は師匠の鱗滝と共に心配している様子。

風柱|不死川実弥(しなずがわ さねみ)…顔、身体いたるところに傷があり隊の中でも鬼に関して人一倍強い憎悪を燃やしている様子が伺える青年、産屋敷以外の者には口も悪く態度も横暴。禰豆子と炭治郎が柱の前に捉えられた際に、誰よりも強く禰豆子を糾弾して鬼の本能を引き出そうとしていた。
岩柱|悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)…『可哀想だから』という、自身の中の物差しにより対象の人物を図り最終的には殺してしまおうと決断をする変わった人物。炭治郎や禰豆子に慈悲の念を抱くと見せかけ、弱いので可哀想・みすぼらしいので可哀想とバカにしているような事を言う、僧侶風の柱。
恋柱|甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)…周りにいる男女見境なく、勝手にトキメキを感じ頬を染めている不思議な柱。どのようにして鬼と戦うかは不明だが、恋柱とあるように鬼に対しても恋に近い感情を出し、自身の力を引き出すのか否か…。

霞柱|時透無一郎(ときとう むいちろう)…置かれた状況と全く別の事を考えている事が多い青年。一見して無表情で掴みどころがないように見えるが、当主の産屋敷耀哉の話しを遮る者には容赦ない態度を見せて威圧する。外見は中性的な顔立ちをしており女性に見えないこともない。
蛇柱|伊黒小芭内(いぐろ おばない)…髪を切りそろえ、口元にはサラシを巻いた青年。蛇のようなネチネチとした視線が特徴的で両目の色は左右で異なっている。禰豆子が鬼だと知れ渡った後、事情を知る富岡・炭治郎に対し規律違反を理由に責任を取らせたがっていた。
音柱|宇髄天元(うずい てんげん)…顔に入れ墨を入れ派手な出で立ちをし口癖も『派手に』が特徴の青年。禰豆子や炭治郎に対して興味を持つというよりも、どれだけ派手に殺せるかを意識した発言を繰り返していた。

鬼を斬ることができない柱『胡蝶しのぶ』人と鬼の共存を唱えるが…

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柱の9人目、胡蝶しのぶは帯刀した刀で鬼を斬ることが出来ないにも関わらず、幹部として君臨する実力者です。彼女が登場したのは4話が最初ですが戦闘スタイルが明らかになるのは28話からでした。鬼との共存を唱え常に微笑を絶やさず舞う姿はちょっと怖いものがあります。
しのぶは、刀を使わない代わりに毒を用いて鬼を殺す蟲の呼吸法を身に着けている変わった人物。羽織者や髪飾りは蝶をモチーフとしており、炭治郎たちの危機に駆けつけた際に対峙した鬼は蜘蛛の形をしている不気味なもの…。
本来ならば蝶は蜘蛛に捕食される身…しかし、逆に蝶に舞われ静かに倒れていく蜘蛛の姿が印象的でした。炭治郎と禰豆子の状況に理解を示し、自身が持つ『鬼との共存』の夢を炭治郎に託します。なぜ危険を承知で、しのぶが鬼との共存を唱えるか…それには深い理由があるようです…。

【鬼滅の刃】最強ではない主人公の『これからが楽しい漫画』

決して最初から最強じゃない主人公の炭治郎と鬼化してしまった妹の禰豆子…炭治郎は、鬼から人に戻す方法を知る事ができるのかどうか、今後の展開が非常に気になりますね!
連載一周年という事ですが、これまでのセンターカラーの数や表紙を飾る回数などから【鬼滅の刃】は間違いなく注目されている作品だと感じます。中には、バトル物なのに解説で表現していて分かりづらい…という感想もあるようですが、それも作品の良さだと思います。
そして2017年5月には新宿プロムナードに飾られた大型ポスターが登場!“これは日本一慈しい鬼退治”と銘打たれています!絵巻物を思わせる迫力あるポスターは見応え充分!
炭治郎の父が使う火の呼吸法や火柱がいない理由など伏線と思われる部分が明らかになった今、ただの鬼とのバトル物だけじゃない【鬼滅の刃】益々見逃せません!
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