ポプテピピックは竹書房との闘いの物語!闘争の歴史を振り返る

ポプテピピックという作品をご存じだろうか?連載開始当初はそれほどでもなかったが、絵面やフレーズのインパクトが強烈で、ネットからじわじわと人気を伸ばしたシュール系ギャグマンガである。この作品の見どころのひとつは、出版元である竹書房との闘いだ。少年漫画に負けない熱いバトルをご覧あれ!

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ポプテピピック・・・それは出版社公認のクソマンガ


ポプテピピック」は、竹書房が配信している4コマ漫画のWEBサイト・まんがライフWIN掲載されていた、クソもといギャグマンガ。そして上記のツイートは、まんがライフWIN編集部の公式アカウントでの呟きである。お分かりいただけただろうか?編集部の人間が、自社の作品を「クソ」呼ばわりしている事を。

しかし公式なのだから仕方ない。これ以上に的確な説明は不可能という事だ。自他ともに認めるクソマンガ、それがポプテピピックなのである。

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こちらは、ポプテピピックが初めての打ち切りを食らった際の編集部のツイート。自社作品の最終回を嘆くどころか、復活など許さないという揺らぎない闘志が窺える。出る杭は打つ、という言葉があるが、出っ張ったところを上から叩くのではなく、見つけた瞬間に横からぶった切る気でいるのだ。そんな出版元に対し、復讐の炎を燃やす主人公・ポプ子

なぜ最終回がこんな形になってしまったのか・・・?その戦いの歴史を紐解いてゆこう。

敵は竹書房!熾烈な闘いを見逃すな!

竹書房を巡る攻防!

ポプテピピックを代表する名シーンのひとつ、ポプ子が拳で竹書房を殴り壊す場面。このシーンを模ったグッズが数多く発売され、売り上げも好調のようである。主人公が出版元を破壊するなど前代未聞、もはや伝説だ。

最終回のたびに破壊される竹書房2回目につき、竹書房側もダミーを用意して襲撃に備えていたが、あえなく撃沈。本体だけを的確に攻め落とされた。怒りの化身と化したポプ子には、そんなもの通用しないのだ。

しかし、竹書房も黙ってはいない。

これは、飯田橋駅改札に掲げられていた竹書房への案内板である。打ち砕いたはずの出版社の健在を知り驚愕するポプ子。破壊された事をネタにしてしまう辺り、竹書房も肝が据わっている。さすがクソマンガを世に送り出した会社だ。

キャラクターVS柱書き!~序章~

こちらも作中屈指の名シーン。物理的な破壊ではダメージを負わせられないとみて、社会的抹殺を謀るポプ子の図である。一連の流れもそうだが、特に最後の「もしもし、ポリスメン?」という発言のインパクトが素晴らしく、たちまちネットで話題になった。また、「竹書房」という単語に対してGoogle検索サジェストに「指定暴力団」というワードが食い込む事態になってしまっている。目論見は成功したようだ。

漫画の柱書きは基本、出版社の編集部が担当している。そして、まんがライフWIN編集部によるポプテピピックへの攻撃は、主にこの柱書きで行われるのだ。作品の最終回を喜び、カタカナの語尾に星マークつけてコメントを締めくくるという暴挙。許されるのはポプテピピックだけだろう。

ちなみに、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の協議が大筋で合意に至った事は、ポプテピピックの打ち切りとは一切関係ない

ポプテピピックの攻撃。竹書房主催の新人賞の紹介コーナーに掲載された宣伝漫画がコレである。竹書房を堂々と貶した挙句、悩める作家志望者を謎の会社へと誘導したのだ。「竹書房ならこんな事にはなりませんよ☆」という反面教師的な宣伝になっているのかも知れないが、作品ページの外でも攻めの姿勢を崩さないポプ子たちは流石としか言いようがない。

上の宣伝漫画に対する編集部からの柱書きがこちら。ボロカス言われたからクソと言い返す。小学生か・・・。

それでは、ここからは両者の対決の中でもスピード感のあるものをいくつか並べていこう。漫画→柱書きの順で読むと分かりやすいゾ~☆

キャラクターVS柱書き!~殴り合いの章~


アンチとサブカル女に異様な敵意を向けるポプ子が、とうとう竹書房社員とアンチを一括りに扱いだした瞬間。出版元の社員に対して「ゴザにでも座ってろ」と言っているのだ。

それに対する柱書きでは、「この漫画はクソだ」と改めて言い放った。応援する気持ちなど最初からないようである。

別作品のセリフを何の躊躇もなくパクった上に、「自分が言い出したことにならないかな」とぼやくポプ子。これはクソと言わざるを得ないだろう。ただ、1コマ目がちょっと可愛いのが悔しい。

編集部から「恥知らず」とのお言葉を授かる体たらくである。版権元にも関わる話題なので、無視するわけにもいかない。しかしそんな編集部を嘲笑うように、ポプ子はこの後もこのネタを引っ張り続けたのであった。

「がんばるぞい」だけでは飽き足らず、旬のネタを際限なくぶっ込んでゆく主人公。プライドなんてそんなもの、連載開始当時から皆無である。

そしてとうとう、編集部もストレートに怒り出した。出版元に直接「いい加減にしろよ」と言われたキャラクターが、果たしてこの世にどれだけいるのだろうか・・・。こうしてまた伝説は増えてゆくのだ。

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場外乱闘!


これは、まんがライフの人気作品ぼのぼの」のイベントに寄稿された、ポプテピピックとの公式コラボイラストである。ここでもポプ子は攻撃の手を緩めない。

泣きながら拒否するぼのぼの釘バットという非人道的な道具を持たせ、身動きの取れないポプ子の元へと向かわせる所業。それらを竹書房の命令であると本人の口から言わせる事で、「竹書房はぼのぼのに何て事をさせるんだ!」と、読者の反感を誘う作戦なのだろう。指定暴力団事件から始まった社会的立場を貶める陰謀は、2017年現在でも続行中のようだ。

対する編集部からの反撃は、広告デザインだった。来る6月に発売されるポプテピピック2巻の宣伝である。

きらびやかなイラストと文字が並ぶ中、間に差し込まれたポプテピピックの広告の異質さは異常だ。確かに目には止まるけれども、知らない人には意味が分からないだろう。漫画界において初見さんお断りの広告など他にはない。愛は感じるが宣伝する気は感じられない唯一無二の謳い文句だと思う。

オマケ

集英社の人気作品銀魂との正式なコラボが、週刊少年ジャンプ誌面で発表された。どうしてそうなったし。

これは、ポプテピピック側が本格的に別の会社への売り込みを始めた結果なのか、竹書房側が本格的に追放しようと動き出した結果なのか・・・真相は闇の中である(笑)

ポプテピピックは何度でも蘇る・・・!

出版社公認のクソマンガが、まさかのアニメ化!一体だれが予想できただろう。そもそも、ストーリ性やら脈絡やらが全くないこの作品をどうやってアニメーションに落とし込むのか、注目が高まっている。

背景の街は一体どこなのか?竹書房は無事でいられるのか?なぜポプ子の頭だけ山なりに雪が積もっているのか?全ての答えは2017年10月に明らかに───なるかも知れないし、ならないかも知れない。

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