【鳥谷敬】阪神が誇る最強遊撃手の成績と意外な素顔に驚愕!

2003年の入団より、一軍通算13年という長きに渡り、猛虎軍団を引っ張り続けるNPB最強遊撃手の呼び声高し、鳥谷敬は2017年も引き続きチームの要として君臨している。チームの編成により三塁手としての出場機会の増える鳥谷敬に迫る!

鳥谷敬をもっと知りたい!

鳥谷敬が2010年104打点を挙げ、NPBにおける遊撃手のシーズン最多打点記録の保持者であることは多くのプロ野球ファンが知っている。
阪神タイガースの背番号「1」を着ける鳥谷敬をもっと知りたい人のために、鳥谷敬をより深く分析していく。
3兄弟の長男として育った鳥谷敬は白梅女子短期大学付属幼稚園、東村山市八坂小学校から羽村市へ移住し、羽村市立小作大小学校に転向している。
幼き頃の鳥谷敬は左利きを右利きに矯正し、一度は右打者となったのだが、東村山ジュニアメッツの監督から、「左で打ったほうがいい」と言われたことがきっかけで左打者になった。

学生時代の活躍とは

中学生時代の鳥谷敬は西東京支部の瑞穂シニアに所属していた。聖望学園高校では3年夏に遊撃手兼投手として第81回全国高校野球選手権大会に出場した。
高校を卒業した鳥谷敬は早稲田大学へ進学する。2年春には六大学史上最速タイとなる三冠王を達成し、4年の秋には2度目の首位打者、ベストナインには通算5度選出された。
主に3番打者としてリーグ戦の4連覇に貢献した鳥谷敬は、大学通算96試合出場、打率.33311本塁打、71打点を記録した。
同期には青木宣親(アストロズ)、比嘉寿光(元広島)、由田慎太郎(元オリックス)等がおり、大学の卒業論文は「打撃動作における下肢の筋電図解析」

鳥谷敬の凄みとは

プロ根性というのか、2017年5月24日の阪神対巨人戦での出来事である、巨人の投手・吉川光が投じた球が鳥谷敬の顔面に直撃した。
鳥谷敬はうずくまったまましばらく動かない、球場は騒然としている。金本監督も心配している中、担架も用意される。しかし鳥谷敬は立ち上がり、大量の鼻血を流しながら自力でベンチへ
連続試合出場の記録もかかっている、翌日の試合は出場できるのか?いや、そんんなことよりも、当たりどころが悪ければ命に関わることだってある。鳥谷敬を心配する声は一晩中続いた。
その翌日の巨人戦である、6回代打鳥谷敬の名前がコールされた。沸く甲子園球場、鳥谷敬はまるでバットマンのようなフェースガードを装着し登場したのである。

鳥谷敬がフェースガードを装着して…

NPBの連続試合出場記録1位は衣笠祥雄氏の2215試合、鳥谷敬は現在2位の記録をキープしている。しかし、あの巨人戦でのデッドボールの次の日にフェースガードを装着し、試合前の練習に参加、
6回には代打で登場(結果は3塁ゴロ)するあたりは、常人の域ではない。私の生活する次元では、この間突き指をして会社を休んだ人を見かけたが…。
鳥谷敬が2017年シーズンを全て試合に出場すれば、残り3シーズン弱で衣笠祥雄氏の記録に追いつくことができる、日本一の記録に向かって、鳥谷敬は今日も行く。

鉄人もびっくり!!

鳥谷敬の指揮官である、金本監督は連続イニング・連続フルイニング出場数の世界記録保持者である。現役時代は鉄人として名を馳せた。
金本監督も、骨折しながらも試合に出場し片手でヒットを打ったという伝説を残している。そのシーズン後、金本氏は「記録のために出続けた」と語っていた。
鳥谷敬も同じような気持ちなのだろうか、あの死球を受けた時、血相を変えてベンチから飛び出してきた金本監督、あの鼻血の量を見れば誰だってびっくりするだろう。
次の日、鳥谷敬と、金本監督との間でどのようなやり取りがあったのかはわからないが、アンパイアに連続試合出場の記録が掛かる代打鳥谷敬を告げた鉄人には選手鳥谷敬の気持ちが分かっていたのかもしれない。

鳥谷敬の守備力とは

全盛期の鳥谷敬は遊撃手部門において2011年、2013年ー2015年計4回のゴールデングラブ賞を獲得した。特に三遊間の打球に強く、レンジファクター(守備範囲に関係した守備率)も高い。
鳥谷敬は2009年より久慈照嘉(現タイガースコーチ)の指導の下、安定した守備力をものにし、守備率を向上させていった。その甲斐あってか2010年には両リーグ2位のUZR(守備評価)11.7を記録した。
2013年(.994)、2014年(.991)と2年連続で守備率リーグトップの成績を残した鳥谷敬、この両年は失策も2013年4個、2014年5個と少なかった。
プロ13年で通算打率は.282で通算本塁打数が133、通算打点は755、2017年現在1800試合近く連続試合出場している鳥谷敬は、全てをひっくるめたら、NPB史上最強の遊撃手と言えるかもしれない。

2015年からの不調とは!?

鳥谷敬は、過去に2度失策でリーグワースト記録を作っている。2006年の21個と2008年の15個である。出場試合数が全試合なので守備機会が多いこともあるのだが、プロ野球では結果が全てとなってしまう。
鳥谷敬は2015年及び2016年は絶不腸のシーズンとされた。2015年は打率.281、6本塁打、42打点、失策数は14と多かった。
2016年に至っては不慣れな三塁の守備につくなどしたこともあってか、失策は2年連続二桁の11個、打率.236、7本塁打、36打点とファンや首脳陣の期待するような結果を残すことはできなかった。
鳥谷敬の不調の原因は年齢からくる下半身の衰えや、視力の低下などが挙げられている、どんな名選手にも「衰え」というその時はやってくる、鳥谷敬も例外ではないだろう。しかしベテラン選手’には何にも変えられない経験と感がある、今後も鳥谷敬の活躍に期待したい。

鳥谷敬はミスタータイガース!?

過去にミスタータイガースと呼ばれた男は4人程いる。初代は藤村富美男氏で1940年代後半からタイガースの4番となった。そして2人目はザトペック投法で通算222勝を挙げた村山実である。
そして3人目は4番サード「掛布」の掛布雅之氏(現タイガース2軍監督)である。さらには強肩強打の捕手田淵幸一氏もまたミスタータイガースと呼ばれていた。
田淵幸一は途中西部ライオンズへの移籍もあったため賛否両論説があるが、もし鳥谷敬が、ミスタータイガースと称されるならば5代目ということになるだろうか。
タイガース一筋、連続試合出場や鼻を骨折してまで試合に出るなどする生き様などは感動そのものである。

平成のミスタータイガースは誰!?

プロ野球の面白さの一つに永久欠番というシステムがある。それは、伝説的に活躍した選手が引退した際に、その選手のもう一つの顔とも言える背番号を凍結させ、他の選手が再び着けることなく永久欠番とすることである。
このシステムもういらないのではと筆者は思う。背番号は継承して生かして欲しいと思うし、タイガースに再び背番号10や11、23を着ける選手が現れるのを観て観たい気がする。永久欠番は5年とするなどが好ましい。(タイガースに限らずだが)
ミスタータイガースの呼び名についても一緒の考え方で、ミスタータイガースは本来、藤村富美男だけの呼称だ、と主張する人もいる。
そのような考え方もありだとは思うが、時代のニーズに合っているだろうか、それにふさわしい選手が出てくれば、呼称や背番号はその選手に寄与すべきだと思う。まぁ呼称に関しては様々な条件が必要だが…。

今後の鳥谷敬の成績を予想

というわけで、鳥谷敬を語ってきたわけだが、筆者の独断で「平成のミスタータイガース」は鳥谷敬とさせて頂きたい。まぁそういう呼称のようなものは偶然が重なって生まれる場合もあるわけだからなんとも言えないが。(例・神ってる)
甲子園球場でアンケートでもとったらダントツ鳥谷敬が選ばれるのではないだろうか。ジャイアンツの坂本勇人は確かに素晴らしき遊撃手だが、鳥谷敬だってNo1遊撃手の座を坂本勇人に譲る隙を全く見せていない。
10年後、20年後「2000年代最強遊撃手は誰?」と検索すると誰がNo1となるのか今から楽しみである。きっと鳥谷敬は上位でランクインしているだろう。
最後に2017年シーズンの鳥谷敬の成績を予想すると打率.301、12本塁打、70打点、守備率.970、9失策といった具合でチームに貢献してくれそうだ!