【ローゼンメイデン0-ゼロ-】舞台は大正!薔薇乙女たちの新たな物語を知る5つのポイント

今年で誕生から15週年記念を迎えた【ローゼンメイデン】の新たな舞台は、大正時代!確執のある姉妹と“彼女”のマスターになることを願う青年…今までとはちょっと違う【ローゼンメイデン】の予感です。

今度の舞台は大正時代!帝都東京で薔薇乙女が動き出す

彼女たちドールの“誕生”から2017年で15周年となり、記念すべき今年!前作が完結してから3年の月日が経っての新作にファンの皆さんは歓喜に沸いた事と存じます。そもそも【ローゼンメイデン】ってどんな話し?という方へ向け紹介すると…
前作の【Rozen Maiden】での内容は、主人公の少年・桜田ジュンの元に『まきますか・まきませんか』と打たれたダイレクトメールが届きます。ジュンは『まきます』を選択したことにより真紅と名乗るアンティーク人形と出会い、ドール達姉妹による『アリスゲーム』と称した争いに巻き込まれて…というような内容です。
そして、もう一つ!ジュンが『まかなかった』世界軸での話しもありタイトルはカタカタに変更され【ローゼンメイデン】へとなります。実質打ち切りの形となってしまった【Rozen Maiden】とは別物という見方をしても問題ないと思いますが、少々ややこしい感じですね。
しかし、今回の物語は続編ではなく完全新作!今までシリーズを手に取ったことがない方も、読める流れとなっているので安心してください!

ポイント①ローゼンメイデン0-ゼロ-のあらすじ…

出典:https://www.amazon.co.jp

そして、新作の【ローゼンメイデン0-ゼロ-】のあらすじはガラッと代わり舞台は大正時代の日本…と、言いたいところですが一種のパラレルワールドのような世界かと思います。
大正時代風の日本、帝都東京…邸務めの女中『菊』は要領の悪さから屋根裏の物置の片付けを1人でするよう支持されます。そこには旦那様が集めた酔狂な“ガラクタ達”片付けの最中に、菊の目に飛び込んできたのは美しい1体のアンティークドールでした。
菊はドールを自身の部屋へと持って帰ると『話し言葉の練習台』にすることに。妹の華の話しを聞かせる中、ドールの背後にあるものを見つけます…それは『マキマスカ・マキマセンカ』と書かれた紙とゼンマイを…。

ポイント②双子のドールのマスターは年子の姉妹たち

この物語の主人公は、菊とその妹の華…そして2人のドールである翠星石と蒼星石かな?と1巻を読むあたり感じたのですが、まだ全ての“姉妹”たちが目覚めていませんのでなんとも言えませんね…。
菊と華以外にも、ドールのマスターとして選ばれたい願望を持つ青年も。冒頭では誰かの夢の中なのか…電車に揺られる青年は相席となった紳士から、おもむろにトランクの中を見せられます。そこには眠った姿のドールが…青年は、電車での出来事を忘れる事が出来ず、ドールを求めるように『十二階』と呼ばれる遥雲閣へ足を運びます。
そして水銀燈の登場や蒼星石も目覚め、生まれる事がなかった“第ゼロドール”の夢とつながってしまった現世の危機に『彼女』が目覚めるようマスター達と共に記憶を探る傍ら探偵となるのですが…。

ポイント③カンセマキマ・カスマキマ右から左に読んでみるべし

今度の舞台は大正時代という事もあり『モガ』『職業婦人』『昇降機ガール』など、あまり聞いたことがない単語も多く、かつて連載されていた【Rozen Maiden】と比べると斬新に感じます。
1巻では、誰にでも優しいが少しボーッとしていて容量の悪い姉の菊と過去の出来事から高所恐怖症になり、同時に恋愛のほつれから姉に対し苦手意識を持つようになってしまった妹の華の2人が帝都の危機を救うべくドール達と奮闘する姿が描かれており、妹の華はたくましい程です。
翠星石は目覚めた当初、記憶が曖昧で『アリスゲーム』や他の姉妹の事などを忘れていました。また、今回も“nのフィールド”が物語に深く関係するようですね。まだ2巻の発売日は発表されていませんが、気になる所で終わっていてヤキモキします!

ポイント④凌雲閣ならぬ『遥雲閣』通称:十二階がポイント

出典:https://ja.wikipedia.org

本作の大きなポイントとなるのは、十二階と呼ばれる遥雲閣(よううんかく)モデルとなっているのは、明治初期から大正期に浅草に存在した凌雲閣かと思われます。本作に置いて遥雲閣は流行りが廃れてしまった塔、そんなところへ足繁く通う青年の存在もキーポイントですね。
十二階で昇降機ガール(エレベーターガール)として働く華は、あるはずのない『十三階』へと誘われ、お茶会のような現場に居合わせます。そこには壊れた時計にバターを塗る雛苺と金糸雀の姿が…。
突然の展開に『???』となりましたが、このシーンも後に起きる“崩壊”に関係しているのでしょうか…無事に戻る途中に華が落ちた穴では【不思議の国のアリス】のワンシーン落ちるアリスの如く、様々な景色が変わる代わり映し出され、そこには“彼女”の姿と折れてしまった十二階も…。

ポイント⑤【ネタバレ】折れた十二階、東京大震災が物語に関係するのか

時代が時代なだけに見世物小屋や私娼窟など、今後のストーリーに絡んでくる妖しい響きが冒険心をくすぐります!1巻の最終ページには『世にも怪奇な歌う人形』と題され、見世物小屋の看板演目として登場した1体のドールの姿が…。
和服を着せられ、アンティークドールなのは間違いないですが他のドールと比べると同じ系統に見えないような…謳い文句の中には“病の娘を案じた父親が祈りながら作った生まれ変わりの人形”との事。
話すことは出来ず、怪しい歌を口ずさむという内容で客寄せをする見世物小屋ですが、この人形は誰かに『まかれている』と考えてもいいのではないでしょうか、そしてこのドールの正体は一体誰なのか?

第ゼロドールの夢と繋がった“現実”止められるのは彼女だけ…?

目覚めた蒼星石と翠星石は第ゼロドールの夢のほころびを見つけ、帝都の崩壊を防ごうとしますが翠星石の記憶障害も第ゼロドールによる影響と分かり、蒼星石や他のドールたちにもよくいない影響が出てしまうおそれがある…との事です。
物語序盤に登場していた水銀燈は、望遠鏡を覗き“彼女”を覗く青年に対して力を貸すと申し出ますが、あの水銀燈が簡単に強力するとも思えないですよね。青年が見た夢で出会った紳士と、眠り続ける“彼女”これは現実なのか、それとも誰かの夢の中なのか?
水銀燈は自身達は『8人姉妹』だと言いますが、これは第0ドールも数に含まれているという事になります。そして、蒼星石いわく、現段階ではまだ6人目の姉妹しか完成していない…後に7人姉妹になると。

気になるのは『まだ6人だけど』というニュアンスのセリフ…。本作は、続編ではなく『新作』にあたり、姉妹たちの過去の話しだという事がお分かりいただけたかと思います。生まれてこなかった第0ドールの夢と現実がリンクしてしまい、帝都が崩壊の恐れをなしている、というような内容ですね。
現時点では、まだ明らかになっていないことが多く今後の展開次第では更に難解なストーリーに発展する事も考えられますね!青年が夢の中で出会ったドールは、なぜ眠り続けているのか、そして一体誰が彼女のマスターになるのか…。
また、一体いつからお茶会をしているかも分からないくらい繰り返してしまっている雛苺と金糸雀、この2人が存在するのは有るはずのない遥雲閣の十三階です。これは一体どこなのか?なぜ華は十三階に行くことが出来たのかなど、考えるときりがないほど!
現在、ウルトラジャンプにて連載中の【ローゼンメイデン0-ゼロ-】全てが明らかになり、姉妹たち全員が目を覚ます日を心待ちにしながら今回は締めさせていただきます!
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