【サーヴァンプ/クロ】4つの魅力で引きこもりニート吸血鬼を語りつくす

コミックジーンで連載中の「SERVAMP」。吸血鬼クロとその主人の真昼の前に現れた「椿」と名乗る吸血鬼。クロを含む真祖全員を殺すと宣言する彼に対抗するため、クロと真昼が様々な形の吸血鬼と主人に出会い、成長していくストーリーです。今回は、主人公コンビの片割れ、クロに注目!怠惰な普段の様子から衝撃の過去まで、彼の魅力を余すところなく紹介していきます。

沈黙する終焉!怠惰の真祖クロとは?

クロの基本プロフィールを確認!

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怠惰・傲慢・嫉妬・憤怒・強欲・暴食・色欲と7人存在する吸血鬼の真祖。クロはその中の怠惰のサーヴァンプであり、一番最初に作られた吸血鬼です。見た目は18歳程度ですが、実は何百年も生きています。サーヴァンプの長男であり、戦闘力も7人の中で一番強いとされています。
通り名は「沈黙する終焉(スリーピーアッシュ)」。そんなカッコイイ通り名にも関わらず、「怠惰」の名に違わない自他ともに認める引きこもりニート吸血鬼です。しかし、主人である真昼に出会い、クロと名付けられた彼は面倒くさがりながらも段々と変わっていきます。そんなクロの魅力と成長について見ていきましょう。

クロを演じる声優は梶裕貴さん

クロの声優は梶裕貴さん。その高い演技力に定評のある人気声優さんです。クロのやる気のないだらけた声、猫姿の少し高めのキュートな声、過去を後悔する悲痛な声、怠そうではあるけれどしっかりと相手に向き合おうとする声・・・クロ本来の魅力を失わず、クロの精神的な成長を表現する演技力はさすがでした。
アニメ化される前のドラマCD時からクロを演じていることもあり、すっかり「クロの声といえば梶さん」という認識が定着しています。アニメでもそのまま声優を担当してくださったので、違和感なくアニメに入れました。

クロの魅力1:キュートな猫姿と怠惰なイケメン!

サーヴァンプは日光の下では動物姿になります。クロは可愛らしい猫姿!真昼の部屋でゴロゴロしたり、鞄の中からひょっこりと顔を出したりする姿はどれもキュートでついつい撫でたくなってしまいます。怠惰なクロは猫姿になって真昼の肩に乗って移動することも多いようです。あざといけど可愛いですよね。
一方、日光が遮られたときや戦闘の際には、怠そうな目元が逆に魅力なイケメンに。サーヴァンプは主人の血を吸うことで力を発揮できるのですが、真昼の血を吸う姿には思わず見惚れてしまいます。怠け者なのは変わらないので、人間の姿で気を抜いてゴロゴロすることも多々。それもまた母性本能をくすぐる可愛さがあります。

クロの魅力2:サーヴァンプ7兄弟の長男としての一面

そんな怠け者のクロですが、これでもれっきとしたサーヴァンプの長男。本編では強欲の真祖・ハイドには「兄さん」と呼ばれており、本編よりゆるい雰囲気のドラマCDでは、他のサーヴァンプたちにふざけて「お兄ちゃん」と呼ばれ甘えられることも多いのです。
血ではなく、ひとりの人間から作られた存在という繋がりを持つサーヴァンプですが、互いが兄弟だという意識は少なからず持っているようです。クロは長男という立ち位置故、対椿の要に担ぎ上げられたり、真祖同士の重要な会議の中心に据えられたりしています。

クロの兄らしさは、ハイドとの和解以降ますます顕になっていきます。お前が許さないでいてくれたから自分は過去に向き合うことができたのだと告げるクロに、素直じゃない言葉を向けながらも安心した表情を浮かべるハイド。クロがハイドの頭を軽く撫でる様は、たしかに「兄弟」の仲直りそのものです。
この和解以降、ロウレスは他の兄弟よりも顕著にクロに対し「弟らしさ」を見せるようになります。お兄ちゃん好きの弟という感じで微笑ましいですよね。クロも椿に対する自分の責任を自覚したり、ハイドの嘘を瞬時に見破ったり、妹にあたる憤怒の真祖の人柄をかばったりと、長男らしさを発揮するようになっていきます

クロの魅力3:クロの過去に隠された秘密!

クロの怠惰な口癖に込められた真の意味とは?

「めんどくせー」「向き合えねー」が口癖のクロ。真昼と初めてともに戦ったときは「責任のない人生は最高だ」とも言っていました。一見ただ怠惰を極めただけのようにも思えるこの言葉には、実はクロの後悔が隠されていたのです
おそらく何十年も昔のことです。C3からサーヴァンプを生み出した存在の殺害を依頼されたサーヴァンプたち。「吸血鬼の真祖」という化物を7人も生み出した存在を危険視し、殺すべきだとする傲慢、嫉妬、色欲の真祖。生みの親ともいえる存在を手にかけられないと反対する憤怒、強欲、暴食の真祖。
対立する兄弟たちに向かってクロは、「オレが殺す」と言い放ち、特に反対を強く主張していたハイドの制止も聞かず、ひとり「生みの親」の元へと向かい、彼を殺してしまいます。

「これ以上世界に化物はいらない」と考え、生みの親ともいえる存在を殺したクロ。彼は殺す直前にその人物と会話をする中で、迷いが生まれながらも、それに蓋をして殺してしまいます。「おれは正しかった」と思いたい一方で、「本当に殺すしかなかったのか?」と後悔を滲ませるクロ
後悔に苦しむ中で、クロは「もうにどとなにもしねえ」「だれかがやれっていうからやるんだ」と、哀しい決意をかためてしまったのです。まちがっていなかったと、誰かに言ってほしい。クロはそう言って心の中でうずくまっていたのです。

クロの魅力4:クロを変えた真昼との絆

真昼に拾われた日からクロの人生は変わった!

そんなクロを救ったのが、主人である真昼です。彼はクロの言葉に対し、「間違ってたんだよ」とはっきりと言います。クロのしたことが間違っていたのか正しかったのかはクロが決めることであり、クロ自身が間違っていたのかもしれないと思っていると指摘するのです。
「向き合おう」「ひとりじゃないんだ」と後悔にうずくまるクロに手を差し伸べる真昼に、クロの心の扉は開かれます。過去と向き合い、真昼に救われたクロは、自らの本来の姿である黒い獅子(ライオン)となり、真昼とともに椿の下位吸血鬼たちに立ち向かいます。

黒い獅子姿はサーヴァンプを作った人物を殺したときの姿。その姿を解放したということが、クロが過去に踏ん切りをつけたという何よりの証拠。真昼の武器も箒から槍へと変わり、怠惰のコンビはそれまでと段違いの戦闘力を見せつけます。
ふたりの距離もぐっと縮まります。真昼がクロを案じるのは最初からですが、クロも咄嗟に真昼を庇うなど、真昼を大事に思っているのが伝わります。また、クロは、もう後悔したくないから、真昼や他のサーヴァンプを含めた「自分たち」が椿と向き合わなければならないと真昼に告げます。そのために手を貸してほしいとも。
自らに深入りさせないようにしていたクロのこの発言は、真昼を心から信頼しているからこそのものです。ふたりの信頼関係がこれからどのように深まっていくのかが楽しみですね。

見守っていきたい!真昼とともに成長していくクロ

相変わらず様々なことを面倒くさがり、ゴロゴロと自堕落的なクロですが、それでも確実に以前までとは違います。人と向き合い、兄弟と向き合い、椿と向き合うこと。自らの後悔を自覚し、真昼とともに在るクロはその大切さに気づいています
「シンプルに考えて」ととにかく身体が動いてしまう性質の真昼と、面倒くさがりのクロ。真昼が様々な大人や社会、複雑な人間関係に触れて成長していく中で、クロもたしかにそんな真昼に影響されて成長していきます。
ふたりで椿やC3、他のサーヴァンプたちに向き合うことを決めた彼ら。果たしてクロと真昼は、椿とちゃんと向き合い、分かり合うことができるのか?彼らふたりが他のキャラクターにどのように影響され、影響していくのか、これからも見守っていきたいですね。