【プラネテス】アニメは原作を大幅改造!本当に面白いSFはコレだ!

不朽の名作、プラネテスを今回は紹介させていただきます。プラネテスは宇宙開発が進んできた今こそ是非見てほしいアニメで、宇宙のこと、人間のこと、愛とは何かに深く触れている作品です。

これぞNHKの本気!?アニメ版プラネテスがすごかった!

プラネテスとは原作は1999年から2004年までモーニング不定期連載された漫画家幸村誠SF・ヒューマンドラマ作品です。2003年10月から2004年4月までNHKのBS2で、2004年7月から2005年1月までNH教育テレビでそれぞれ放送され、監督はコードギアス反撃のルルーシュやID-0でも監督を務めた谷村悟朗で、サンライズバンダイビジュアルNHKエンタープライズ21によってアニメが製作されました。

アニメの製作に関して監督の谷口はアニメ化の話が来たときに原作の量の少なさからまぁ無理だろうと最初は思ったと語っており、元は読みきりでそれぞれが一話完結の話なので、アニメ化をするなら原作を大幅改善しなければいけずそれでもTVアニメやりたいというならいっそ私がと立候補したそうです。

監督 谷口悟朗のインタビュー

元々話数の少ない短編作品をTVアニメ、しかも全26話にもなる2クール分を作り上げるとなるとこの世界観はTVアニメ製作現場に対してハードルが高すぎると言っていた谷口。元々モーニングに連載されていた原作がとても好きだったのと原作者の幸村から自由にしていいという言葉を貰ったことから、フリーの監督として活動している谷口自身にもいい機会だとも思い製作を立候補したそうです。

実際にアニメを作り始めると谷口が想像していた以上に挑戦のし甲斐のあるモノだったらしく、製作スタッフ一同日々奮闘を繰り広げながらもとても楽しかったそうです。プラネテスという作品の世界観を守りながらアニメを作るにはやはり原作が少なすぎた為、アニメでは世界観を守りつつも、観客がもっと身近に感じるために様々な工夫をしたそうです。

脚本家 大河内一楼のインタビュー

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プラネテスのアニメ版全26話の脚本は脚本家の大河内一楼全て手がけています。本来TVアニメの製作現場では構成、脚本は世界観やストーリーに飽きが来るのを防ぐ為に複数の脚本家が順番に書くのが一般的ですが、監督の谷口に一人で全部書きませんか?とそそのかされてその気になってしまったとインタビューで語っています。

脚本の話が来てからはじめて原作の1巻を読んだという大河内は、原作に対して完璧すぎて困ったと感想を述べています。脚本を作る際、原作をそのまま引き伸ばしただけでは単なる劣化コピーになってしまうと語っている大河内。原作の魅力を殺さないようにしながら、別の魅力を出そうと相当な苦労があったそうですが、殆ど一からアニメの構成を一人で作り上げここまでの作品に仕上げてしまうのは流石としか言いようがありません

好評価が続出!プラネテスのアニメは名作間違いなし!

プラネテスの原作は2002年度星雲賞をコミック部門で受賞しています。星雲賞とは優秀なSF作品に贈られる賞で、有名なコミック作品では風の谷のナウシカや鋼の錬金術師、カードキャプターさくら等のSF作品が名を連ねています。

しかし監督の谷口はインタビューで星雲賞の受賞に言及しつつもSFかぁ難しそうだなぁと観客に思わせるとダメだと考え、あえて日常部分のある会社員物という切り口で観客にも身近な日常の視点と宇宙空間を重ねることによってプラネテスの更なる魅力を引き出すことに成功しています。

人間の小ささや、苦悩、あがき、未来や宇宙への夢、といったものを良い意味で肯定していける作品になれば良いなと考えていますとコメントしており2005年には原作と同じ星雲賞のメディア部門を受賞という快挙を成し遂げています。

プラネテスの豆知識1:原作者は某漫画で有名!?

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アニメの原作になっている2002年に星雲賞コミック部門を受賞した漫画プラネテスは、2012年に第36回講談社漫画賞一般部門を受賞したヴィンランド・サガを書いている幸村誠のデビュー作品です。

当時はモーニングで不定期連載だった為、アニメの監督を担当した谷口もなかなか続きが出ず、忘れた頃に掲載されるマンガだなぁと思っていたそう。

連載当時、プラネテスはそれまで余り注目されていなかったスペースデブリ(宇宙を漂うゴミ)が社会問題になった未来の世界を描いており、スペースデブリの引き起こす様々な脅威世界経済起こりうるであろうテロ先進国や後続国についての格差問題が綿密に想定されており、宇宙開発関係者やSFファンにとどまらず幅広い層の共感を得ている作品でした。

ヴィンランド・サガの幸村誠が作者!

原作者の幸村は中学の頃からSF漫画が好きで中学生当時木城ゆきとの作品銃夢(がんむ)に衝撃を受けたのだそうです。漫画家を志し始めたのは高校1年生のときで、幸村曰く立花隆著書の青春漂流を読んでやる気スイッチの場所がわかったのだそう。

無限の住人の作者、沙村広明の出た多摩美大を卒業後、漫画家の守村大のアシスタントを経験し、そこで初めてプロの世界に対しての自身の甘さに打ちひしがれたそうです。現実を知りプロの世界の厳しさを知った自分に対して、偉ぶることをせず様々なことを教えた守村何も知らずに調子に乗っていた20歳の小僧のやる気スイッチを押してくれたと幸村は深く尊敬と感謝の念を寄せています。

漫画 プラネテスが出来るまで

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22歳の時、それまで漫画家になりたいといっていた幸村が初めて描いた漫画プラネテスです。実は編集部への持込など殆どの漫画家がしていることをしておらず、アシスタント3年目で初めてプラネテスの第一話を書き上げたのが漫画家幸村誠の誕生になりました。

プラネテスのメイン課題となっているスペースデブリについては、宇宙のゴミ問題という八坂哲雄の著書との出会いがきっかけになったそう。たまたま手にした本が漫画を描くならSFだと漠然と思っていた幸村を刺激し、連載開始当時では初めてとなるスペースデブリを取り上げた漫画にまで作り上げられました。

連載開始以降宇宙開発フォーラムから取材を受けることも増え、専門分野に進んだ方から何がしかの感想をいただけるのはうれしいと幸村自身もコメントしています。

プラネテスの豆知識:2 実はあのキャラはオリジナル!?

気になるアニメ版プラネテスの声優陣を紹介!

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原作のプラネテスに大改造を加えたアニメプラネテス。その改造は登場人物にまで及び、アニメには原作にいないオリジナルキャラクターや、原作に少ししか出てきていなかったキャラクターにもっと踏み込んで描かれるなどアニメ版ならでわの演出が散りばめられています

原作者が愛し、アニメ製作スタッフがこだわり、作り上げたキャラクター達をアニメ版声優も含め紹介させていただきます。

星野八郎太(ハチマキ)

ハチマキは漫画版プラネテスの主人公です。船外活動をしてスペースデブリを拾う通称デブリ屋で、自家用宇宙船を買うことを夢に見ながらも根っからの楽観主義な為日常のあれこれに流されながら怠惰な生活をしていました。

父親が火星往還船のクルーだったことから子供の頃から宇宙に行くことが身近で、自身も宇宙船員(ふなのり)になりますが、父親の七光りとして扱われる事へのコンプレックスを持っています。

プラネテスの物語はハチマキの成長を中心に描かれており、木星往還船フォンブラウン号との出会いやタナベとの出会い、デブリ屋の仲間達との関わり、そしてハチマキ自身の内面の成長に焦点が当てられ、人とは何か宇宙とは何か愛とは何かをハチマキの視点を通して読者へ問いかけています。

声優 田中一成

アニメ版プラネテスのハチマキ役は封神演技で黄飛虎、ハイキュー!で烏養繋心の声を務めた声優の故 田中一成が演じています。 アニメ版では放送当時本編が終了後にインタビュー特報があり、当時キャラクターを担当した声優たちが持ちまわりで出演して答えるという演出がありました。

アニメ版のハチマキは宇宙企業のテクノーラ社でスペースデブリを拾うデブリ課の社員として働いています。彼のトレードマークでありあだ名のハチマキの由来にも触れており、アニメではハチマキが先生として慕っている元同僚のギガルド・ガンガラガッシュが命名しました。

田名部愛(タナベ)

漫画版プラネテスのヒロインタナベはデブリ課へ配属されてきた新人の女性です。”愛”について独自の信念を含む考えを持っており、そのため入社直後はハチマキとよくぶつかり合い対立していました。

アニメでは触れられていませんが、出生は不明で養父母の元で一歳前後ごろから育った過去があります。そのためか誰よりも愛に対し深く広い考えをもっており、タナベ曰く愛が無い出来事に関してはことごとく反発し時たま周囲の手を焼いています。

漫画版では二巻からハチマキの交代要員として配属されてきたように描かれており、宇宙船員は一人で完成された存在だと主張するハチマキが人間は一人では生きていけないということに気くきっかけを作ります。

声優 雪野五月

アニメ版でタナベの声を務めるのはひぐらしの鳴く頃で園崎魅音、詩音の双子、銀魂で志村妙を演じた声優の雪野五月が演じています。

アニメ版ではタナベがテクノーラ社のデブリ課へ入社してきてから物語が始まり、様々な事柄の中心に描かれているからアニメ版の主人公として扱われています。タナベの出生の話は一切省かれており観客が共感できる新人宇宙飛行士の女性として描かれています。

”愛”に付いては漫画同様に独自の考えを持っており、その事で配属直後はハチマキと事有るごとに対立しますが、次第にお互いを認めていく存在になります。ハチマキを先輩宇宙飛行士としては認めているものの、デリカシーのかけらも無いオシメ男(最初の出会いが下半身がオシメ一枚の姿のハチマキだった為)と同僚に愚痴を言うなど、いけ好かない相手と最初は考えていました。

ユーリ・ミハイロコフ(ユーリ)

ハチマキの同僚のユーリは、物語の冒頭の高高度旅客機の事故で日本人のを亡くし、その遺品や遺体を探す為にデブリ屋になった人物です。ハチマキや船長のフィーのような直情的なタイプに対し、柔和で人との緩衝材的な役割を果たしている人物で、チームには無くてはならない存在として描かれています。

フィーやハチマキに信頼を置いており、また新人のタナベにも気を配るなど面倒見がいい一面も多くあるほか、妻が日本人だった為日本にも精通しており、ロシア語英語日本語三ヶ国語を話すことが出来ます。ハチマキの弟の九太郎との出会いをきっかけに吹っ切れ、一人称がそれ以降私から俺に代わります。

声優 子安武人

アニメ版プラネテスのユーリの声優を務めているのは楽しいムーミン一家でスナフキン、18ifで神埼カツミをそれぞれ演じている子安武人が演じています。

アニメでは第一話の冒頭から語られる高高度旅客機のデブリ事故で妻を亡くしており、遺体、遺品が見つかっていない妻を捜してデブリ屋になりました。アニメではその経緯がより細かく描かれており、原作ではまだ登場していなかったタナベが回収作業時にも同席しています。

九太郎との出会い以降の変化は漫画版よりも明確に描かれており、アニメ前半では全員に敬語って話をするなど他人行儀名雰囲気が演出されていますが、九太郎との出会い以降はくだけた話し方になっています。また、面倒見のよさから他の課から預かったペットが多数おり、会社にいる時はいつもそのペット達の面倒を見ています。

フィー・カーマイケル(フィー)

フィーはハチマキ達が乗っているDS-12通称TOY-BOXの船長で、デブリ屋業界では屈指の凄腕船長として名が通っています。性格はかなり活発で直情型怒らせるととても怖い女性です。愛煙家で任務中は我慢をしていますが、寄航時やオフの時にタバコが吸えないとキレます

面倒見のいい姐御肌で、ハチマキからは親しみと畏怖を込めて姐さんと呼ばれています。妻を亡くしているユーリを除けばTOY-BOX内では唯一の既婚者で地球にある自宅には夫と一人息子と大量の犬・猫がいます。料理の腕は壊滅的で息子には酷評されてしまいました。

漫画版ではフィーの生い立ちにも触れており、幼少期に親しんでいた叔父の事件をきっかけに共同体が組み上げている現代社会を嫌悪している描写があります。

声優 折笠愛

アニメ版プラネテスのフィーの声優は名探偵コナンの円谷光彦、血界戦線のK.Kなどを務める折笠愛が演じています。

アニメ版では生い立ちや爆撃とまで称された料理の腕前には触れていませんが、フィーの過去について触れており、トラウム宇宙開発という会社を興して運営しており、吸収合併されて以降テクノーラ社のデブリ課で働いているという経緯が描かれています。

デブリ課内にはのスモーカーズ・シートと呼ばれる密閉式喫煙カプセルを所有しており、いつもそこでタバコをすっていることから愛煙家具合がよりわかりやすく描かれています

ハキム・カシム(ハキム)

ハキムはハチマキと同じく木星往還船フォン・ブラウン号の乗組員候補でしたが、実は宇宙防衛戦線のリーダーで、破壊活動を行っていました。貧困国出身で、宇宙開発を推し進める先進国に恨みを抱いており、宇宙開発の在り方や先進国と後続国の有り方をハチマキに説く描写があります。

声優 大友龍三郎

アニメ版プラネテスでハキムを務めたのは、魔方陣グルグルの魔王ギリ、ワンピースのサー・クロコダイルを務めている声優大友龍三郎が演じています。

アニメ版でもっとも肉付けをされたのがハキムのキャラクターで、名前もハキム・カシムからハキム・アシュミードに変更されています。漫画版では二話のみの出演でしたがアニメ版ではハチマキと同じギガルトの弟子の一人で弟子の中では唯一あだ名がつけられなかった人物です。

軌道保安庁の保安官で優秀な宇宙飛行士でしたが、フォン・ブラウン号に乗船する為に軌道保安庁を退職しています。漫画版では宇宙防衛戦線のリーダーでしたがアニメ版ではそこも変更しており、アニメオリジナルストーリーに深く関わる人物として描かれています。

ウェルナー・ロックスミス

この物語のキーパーソンとなっているのがこのウェルナー・ロックスミスで 、木星往還船フォン・ブラウン号を開発した木星往還船開発計画責任者の男性です。ハチマキの父曰く「悪魔のような男」(いい仕事をするという意味で)で、若くして宇宙開発にな無くてはならないポジションに立っています。

宇宙船以外何一つ愛せない男を自称しており、きわめて優秀な科学者ですが非常に冷淡な一面も持っています。過去などは一切描かれていませんが、人間が愛を得るためには人間が神であらねばならないと考えており、宇宙開発に人生の全てをかけています

このキャラクターには唯一モデルがおり、モデルは第2次世界大戦時のドイツのロケット工学者ヴェルナー・フォン・ブラウン博士をモデルにしています。

声優 石塚運昇(いしつか うんしょう)

アニメ版プラネテスではロックスミスの声を、ポケットモンスターシリーズのオーキド博士、鋼の錬金術師二期(フルメタル・アルケミストVer)のヴァン・ホーエンハイムを務めている石塚運昇が演じています。

漫画版ではグスコーブドリのように、の章でロックスミスの人柄に触れるシーンがありましたが、アニメ版ではそれは描かれておらず非情で冷淡な科学者として描かれています。自らをエゴイストと称しており、原作同様宇宙開発に人生の全てを掲げています。

【ネタバレ注意】アニメ版オリジナルキャラクターの紹介

ここから先はアニメ版プラネテスのオリジナルキャラクターの紹介になります。原作だけを読んでこれからアニメを見たいという方はアニメ版のストーリーにも深く関わってくる内容の場合もあるのでご注意ください

アニメ版プラネテスには非常に多くのオリジナルキャラクターが出てくる為、アニメ版の物語の本筋に深く関わってくる人物のみの紹介とさせていただきます。ご自身の好きなキャラクターが紹介されていない場合も有ると思いますが、その点はご容赦下さい。

テクノーラ社デブリ課

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まずはハチマキ達TOY-BOXの乗組員が所属するテクノーラ社デブリ課の面々をご紹介します。

課長補佐はフィリップ・マイヤーズで声を俳優の岡田吉弘(当時の俳優名は緒方愛香(おがたあいこう)が担当しています。定年間近の男性社員で基本は事なかれ主義ですが、部下の命の危険に迫ると上層部に掴み掛るなど度胸のある一面もあります。

係長代理補佐はアルヴィンド・ラヴィで声を声優の後藤哲夫が担当しています。日常業務ではさっぱりですが、宴会芸に長けておりテクノーラ社宴会部長の異名をもっています。

エーデルガルド・リヴェラはデブリ課に来ている派遣事務員で声を伊藤舞子が担当しています。テクノーラ社に正社員登用されるため日々熱心に仕事をしています。毒舌でラヴィと課長のやりとりにいつもボソッときついツッコミを入れています。

テクノーラ社宇宙課

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続いてテクノーラ社宇宙課の二人を紹介します。

カオ・チェンシンは宇宙課でテクノーラ社の運営している宇宙旅行機の副操縦士で声を檜山修之が担当しています。ハチマキ達と同期でハチマキとは親友ですが互いを意識するライバルでもあります。タナベへ好意を寄せていたこともあり、ハチマキとタナベが交際することになった際には軽い嘘をついてハチマキを動揺させました。

リュシー・アスカムはチェンシンと同じく宇宙課で旅客機の搭乗員をしており、声を倉田雅世が担当しています。タナベと同期でチェンシンに好意を寄せていました。恋について奥手なタナベに色々とアドバイスをする等、ある意味とても女性らしいキャラクターです。

クレア・ロンド

アニメ版プラネテスのキーパーソンになっているクレア・ロンドはテクノーラ社第二事業部の管制課に勤務しています。声優はケロロ軍曹でケロロ軍曹役、WORKINGシリーズで白藤杏子役をそれぞれこなしている渡辺久美子が演じています。

ハチマキ、チェンシンと同期でフィーも認めるほど優秀な管制官です。ギカルトには白鳥さんと呼ばれており、南米の貧困国出身で、その事をコンプレックスにしている努力家です。自身の出自や経験からタナベに対して彼女の語る”愛”が薄っぺらいとタナベに冷たく接しています。

余談ではありますが、原作でも幕間の四コママンガに登場しますが、似せて描く自信がないそうで、後姿でしか登場していません。

画が苦手な作者の幸村が絶世の美女は文字で絶世の美女と書けばそれで絶世の美女だが、漫画では絶世の美女を書かなきゃいけないからね、自分は絶世の美女なんて描く自信ないんだよねといっていることから、本当にクレアを描く自身が無かったのだろうなと推測しています。

漫画の最終回とは違う?アニメオリジナルのラストに感動!

漫画版に大改造を加えたアニメ版プラネテスでは、ストーリーももちろんですが、最終回も違ったテイストで描かれています。

漫画版ではフォン・ブラウン号が木星に到達しハチマキの木星到達第一号のコメントで終わりますが、アニメではそこまで時間の移動がなく、それぞれのその後のシーンで終わっています。

ハチマキ「け・・・」

本来なら、ここでハチマキが言った言葉やその後、デブリ課の面々のその後、クレアやハキムがどうなったのかとかに触れたいと思っていたのですが・・・・、それをしてしまうとアニメをこれから見られる方には何%も面白みがなくなってしまうので、今回はそれを止めて最終話を見た感想のみにしようかと思います

漫画版とは違い紆余曲折有ったタナベは、自身が持っていた”愛”に対しての信念が揺らいでしまう。この描写を見たとき、流石に人間を描くのがうまいなと感じました。ある程度人格が完成されていた原作と違い、アニメ版のタナベはまだ子供だなという部分が多く見て取れたので、彼女が様々な人々、出来事に出会って成長した事が伺えます。

特にエンディングではそれが良くわかり、ああ、いい女になったなという感想を持ちました。

心に沁みるプラネテスの名言5選

名作と名高いアニメ版プラネテスの名言を5つこちらでは紹介させていただきます。私選ですので、私がいいなと思ったセリフになると思いますが、それでもよろしければご一読下さい

5 生きてるって、素晴らしいね

第5位 Phase12 ささやかなる願いを (漫画版なら一巻Phase3)
フィー・カーマイケル

4 名シーン(セリフなし)

第4位 Phase10 屑星の空 (漫画版なら一巻phase1)
ユーリ・ミハイロコフ
(本人のセリフはありませんが、宇宙空間へ一輪の花を手向けるシーンです)

3 なぁに、すぐに追いつくさ

第3位 Phase 13 ロケットのある風景(漫画版 一巻phase4)
星野九太郎

2 国境線なんて見えないのに・・・

第2位 Phase11 バウンダリー・ライン(アニメオリジナル)
エルタニカ宇宙服工場 所長

1 しりとり

第1位 Lase Phase そして巡り合う日々(漫画版三巻 phase16)
ハチマキとタナベ

番外編 …気安く愛を口にするんじゃねェ

番外編 漫画版 PHASE26 What a Wonderful World

ウェルナー・ロックスミス

本当に面白いSF作品:プラネテス

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ここまで読んでいただきありがとうございます。今回はアニメ版プラネテスについて書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

この作品は、私はアニメ→漫画の順番で出会い、当時リアルタイムで放送を見ていました。アニメの中でも人に勧めるなら?と聞かれると一番最初に思い浮かぶ作品で、今まで様々なアニメを見てきましたが、未だに一番の座をキープし続けている作品です。

このアニメは全ての人にお勧めです。SF作品が苦手だという方もいらっしゃるかとは思いますが、一度その苦手に蓋をして見てみて下さい。きっと大切な誰かに勧めたくなる一本になると思います

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