甦る日本SFの超大作!宇宙戦艦ヤマト2199の名言・名シーンTOP16!

1974年テレビ放送され38年ぶりに復活を果たした宇宙戦艦ヤマト2199。総監督に出渕裕、キャラクターデザインに結城信輝を迎えた最強布陣で、再びアニメ界を席巻します。名言・名シーンをご覧いただき、ワクワクドキドキが止まらないヤマトの世界観へ飛び込みましょう!

宇宙戦艦ヤマト2199のあらすじ

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西暦2191年、地球外知的生命体ガミラスの侵攻を受け、地球は星間戦争へと突き進みます!ガミラスの圧倒的な軍事力を前に苦境に立たされる地球へ、止めとばかりに撃ちだされる殺戮兵器・遊星爆弾が降り注ぎます。

環境改造用植物の種子を埋め込んだ遊星爆弾の影響により、地上に住めなくなった人類は、地下へと居住地を移します。イスカンダルに存在する汚染浄化システムを譲り受けるため、ヤマトは人類の希望を背に、広大な宇宙空間へと飛び立つのです。

登場人物ご紹介

今作品の主人公・古代進。戦術長候補だった兄・守が戦死したことにより、戦術長へ就任。冷静な判断ができる有能さと、直観を信じ、独断で行動する無謀さを持ち合わせた熱血漢です。

重厚な雰囲気と口元の白髭がキュートな艦長・沖田十三。第二次火星沖海戦で息子を失くし、数年前から遊星爆弾症候群を患っています。古代の盟友・島大介の存在も欠かせません。地味ながらここぞという場面で活躍する名バイプレーヤーです。

ヤマトの不動のヒロイン船務長・森雪。新キャラの女性陣の追随を許さない絶対王者は、第1作同様、古代とのアツアツぶりを見せ付けます。その他にも頭脳明晰でメガネがお似合いの新見薫女子に、クールビューティーの航空隊員・山本玲などなど……数え上げたらキリがありません。

宇宙戦艦ヤマト2199の名言・名シーンTOP16!

16位 古代の天然ぶり最強説!

第一格納庫にて古代と森雪のイチャイチャが止まりません。古代の「君には操縦は無理だ」発言に負けん気の強い雪は、可愛く反発!「だったら飛行機の操縦を教えなさいよっ!」と、少しふてくされ気味の雪の言葉と仕草に、悩殺された方も多いことでしょう。

古代に片思いのパイロット山本玲は、嫉妬心から同僚を突き飛ばし、気がついて呼び止める古代の声を無視しズカズカ格納庫を出ていきます。「彼女どうかしたのか?」発言に、確信犯かこいつと勘繰る人も多数いたことでしょう。

意図せずモテてしまう古代進は、森雪同様、魔性の魅力を持った人物なのかもしれませんね。モテない人にとってやっかいな二人が結ばれたことは、喜ばしいことなのかもしれません。

15位 コスモリバースシステム

森雪の死に打ちひしがれる弟・進の姿に、コスモリバースシステムの核となった古代守はある決断を下します。「なぜだ古代!なぜ今動かしたんだ!」技術科士官であり守の友人である真田は、システムが軌道させたことに驚きを隠せません。

「ヤマトが地球へ戻ったとしても、コスモスリバースシステムは作動出来ないじゃないですか!?」男性技術科員の絶望の声に、守の元恋人・新見薫はショックのためか反応できず、肩を落としうなだれます。

制御室が騒然とする中、古代と雪がいる航法室内では一つの奇跡が起きようとしています。金色の光に包まれれる室内で森雪が息を吹き返し、二人はお互いの愛を確かめるように強く抱きしめ合うのです。

最終的に地球は無事再生されるのですが、弟の幸せを優先した兄・守の私的な行動に、うわ~やっちゃったよこの人、空気よめねぇ~とぶっちゃけ感じたのも事実です。最後に沖田艦長の死を意味あるモノしたかったスタッフの意図が感じられますね。

14位 やっと出会えた二人

コスモスゼロに乗った古代は成層圏を抜け、宇宙空間に入った途上で、第二バレラスの大爆発を眼にします。悲痛な面持ちの古代へ、同乗するユリ―シャから言葉が投げかけられます。

「あっちに雪がいる。愛していればわかるわ……」コスモゼロを停止させ宇宙空間へと飛び出す古代。背中のバーニアを二、三度吹かしクルクル体を回転しながら、力の限り叫ぶのです。

「雪……雪!ゆ―――き―――!!」愛し合う二人の再会シーンは感動ものです。ガンダムシリーズでもよくみられる、定番の宇宙空間再会シーンを取り入れたヤマトスタッフの潔さに星三つです!

13位 新見女史の怒り!

異次元航行能力をもつ潜水艦により、窮地に陥るヤマト。古代は新型の亜空間ソノブイを使用し、敵潜水艦を索敵するよう具申しますが、技術科士官・新見薫に反対されてしまいます。

「あなたねえ!何、命令違反しているのよっ!」無断で出撃した古代にお怒りの新見女史。しかし古代の活躍により敵潜水艦の追撃をかわすことに成功!半ばあきれ顔の新見さんは、どこか嬉しそうです。

元恋人の兄・守の姿とダブッたのかもしれませんね。表面的なお堅いイメージとは違う、彼女の優しさが感じられた名シーンです。自分ランキング・理系女子メガネ枠部門を独走中の新見女史の今後の活躍に目が離せません。

12位 母親との別れ

島は地球に残した家族と最後の別れをします。事前に通信時刻を連絡することができず、家には弟の次郎しかいません。彼は母への伝言を次郎に託すのです。「大介は父さんの遺志を継いで、任務を全うします」

ただいまと懐かしい母の声が聞え、モニターを摑み大介。兄からの通信が入っていることを知らされ慌てて通信機に駆け寄る母親。「大介!」と涙ぐむ母の姿が現れた瞬間、無情に通信は途切れてしまいます。

「母さん……」と感極まって涙を流す島の姿に、懐かしき昭和の家族風景が重なります。皮肉にもガミラスの攻撃で貧困にあえぐ人類は、精神的な結びつきを強くしたのかもしれませんね。

11位 古代守よ永遠に!

イスカンダル女王スターシャに連れられ墓地へ訪れる古代。そこに兄・守の墓を見つけ驚く彼に、スターシャは経緯を語ります。守はガミラスの地球人サンプルとしてガミラス本国へ送られる途上、輸送船の墜落でここイスカンダルへたどり着きます。

一時は歩けるまでに回復しましたが、墜落の受けた傷が悪化し還らぬ人となります。女王スターシャは沈痛な面持ちで、守の映像が残るフォログラフィを古代に手渡します。

兄の姿が映し出され、「進、おれの分まで生きてくれ!生きて必ず、青い地球を取り戻してくれ。頼む……」信念の人古代守。死に際しても弟思い、地球の再生を固く信じています。彼の生き様は、まさにグレートです!

10位 総統デスラ―の狂気

質量六千万トンある633区の巨大構造物を、地上バレラスに降下させることを厳命するデスラ―。自らの行いで多くの臣民を犠牲にすることに、無関心の指導者に対し驚愕する軍需国防相・タラン。

「タラン、わからないかね?これは通過儀礼なのだよ」上層階級は貪欲に戦果だけを求め続け、下層ガミラス臣民は終わりの見えない戦争に不平を鳴らす。デスラ―はそんな臣民達の目を開かせるためにヤマトを利用し、バレラスに633区を落し消滅させることで、臣民達に覚醒を促すというのです。

ナチスドイツ総統ヒトラーを彷彿させるデスラ―の独善的な所業。彼が愛するイスカンダル女王スターシャ以外の人間は、全て虫けらのように感じているのでしょうね。

こういう人物の厄介な所は、そのカリスマ性で多くの人を魅了し、死が訪れるまでその人間の本性を気づけない所です。

9位 全てを失った老人の叫び!

巨大建造物633区の落下をオペレーターから報告され、怒りで体を煮えたぎらせる副総統ヒス。「総員退去!帝都全域に緊急事態宣言!」ヒスの命令が虚しく響く中、周囲は怒号と悲鳴が飛び交う混乱状態となっています。

けたたましいサイレンが鳴り響く中、暴徒化した臣民たちを抑えようと、軍人らは情け容赦なく射殺していきます。阿鼻叫喚の地獄絵図の中、一老人となりはてた副総統ヒスは、廊下の脇に倒れる一人の少女を見つけます。

胸にうなだれる少女を抱きながら、ヒスは赤く燃え落下する工区を見つめ叫ぶのです。「デスラァ――!!」今まで培ってきたモノを一瞬で失う哀しい老人の姿に、切ないものを感じますね。社会問題になっているオレオレ詐欺の被害にあった老人と、どこか重なり合う所がありますね。

8位 ガミラス軍人ノラン

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宇宙空間に浮かぶ第二バレラスの爆破を試みる森雪と二等ガミラス軍人ノラン。デスラ―砲の発射準備を知ったノランは雪を助けるため芝居を打つのです。「これで波動コアは暴走を始める。今までありがとう。あなたはこれ以上、付き合う必要はないわ」

振り返った雪に銃口が向けるノラン。「バカな女め。これを報告すれば僕は一等ガミラス臣民になれるんだ」緊急脱出用エアロックに強引に押し込められた雪は宇宙へ排出されます。

警告音のアナウンスが鳴り響く中、制御卓の前に座り込むノラン。「そうだ……あの人の名前……聞いておけばよかったな」このあと、デスラ―自慢の巨大要塞は爆発炎上、宇宙の藻屑と化すのです。

思いを寄せる女性のために、命をかけたノランの勇姿は決して忘れることはありません。一兵卒に過ぎない男が、独裁者デスラ―の野望を打ち砕いたのですから……。

7位 消滅する亜空間ゲート

「ヤマトが亜空間ゲートへ逃げ込むぞ。阻止するんだ!」撃沈したはずのヤマトの出現に、動揺を見せるゲール少将。一万隻に及ぶ艦隊に攻撃命令を出しますが、艦隊の動きは鈍く、ヤマトに先手を取られます。

「ヤマトに高熱源反応!」オペレーターの叫ぶ声!ヤマトは亜空間ゲート前で百八十度回頭し、ガミラス大艦隊へ向け波動砲を放つのです!右往左往するだけのガミラス艦隊は、なすすべなく撃沈されていきます。

バラン星エネルギーコアが臨界を起こし崩壊、大マゼラン銀河へと続く亜空間ゲートが消滅します。たった一隻で一万隻の大艦隊を翻弄するヤマトの姿は、ただただ圧巻ですね!

6位 ヤマト発進!

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ヤマト発進と共に、敵ガミラスから惑星間弾道弾が撃ちこまれます。中央スクリーンに映し出される弾道弾の赤く燃え上がる姿を、固唾を飲んで注視するクルーたち。「照準合わせ。誤差修正マイナス一・三」

古代はモニターを確認し、照準を修正します。各砲塔が動き一斉射撃!青白く輝くビームが発射され、弾道弾の頭部に全弾命中します。大きな火球となり大爆発を起こす中、ヤマトは炎に呑みこまれます。

モニターを見ていた司令部の慌てたぶりがフリとして秀逸ですね!「ヤマトはどうなった!?」「溶けて蒸発してしまったか!?」騒然となる中、爆発後に巻き起こったキノコ雲を切り裂き、姿を現すヤマト。最高にカッコ良いです!

5位 総統ゼーリックは夢のまた夢

乗艦から一万隻の大艦隊を見つめるゼーリック。総統デスラ―を暗殺したこで、自らがガミラス帝国の総統になったと錯覚し、上機嫌です。「何と素晴らしき光景であることよ。この偉容!この壮観!これこそがガミラス!」

陶酔しきっているゼーリックは、デスラ―への白々しい弔辞を全艦隊へ向け流します。全てが上手くかのように見えたゼーリックの元へ、「ご機嫌の様だね、ゼーリック君」暗殺したはずのデスラ―の映像が映しだされ、間抜け面になるゼーリック。

雄叫びをあげ取り乱すゼーリックの、小物ぶりがたまらなく愛おしいですね。こういう小物キャラがいてこそ、メインキャラが光り輝くんですよね。ゼーリックの仕事ぶりに大満足です。

4位 デスラ―の野望を打ち砕く波動エネルギー!

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重力に引かれた巨大構造物を迎え撃つため、ヤマトは波動砲の準備を急ぎます。「セ、セイフティロック解除!強制注入器作動を確認、最終セイフティ解除!」古代の代役を務める南部は、自らにのしかかる重責に押しつぶされそうです。

島の一言で緊張を和らげた南部は、息を吐き波動制御用の操縦棹を摑み直します。「発射十秒前。九、八、七、六、五、四、三、二、一」「てぇ―――!!」雄叫びと共にトリガーを引く南部。

輝く波動ビームは、落下してきた構造物の真ん中へと突き刺さり、落下物を消失させるのです。デスラ―の身勝手な自己満足を、見事に打ち砕いたヤマトの勇姿は、日本アニメ史に残る名シーンとなることでしょう。

3位 猛将沖田vs知将ドメル

ガミラス帝国名将ドメルにより、包囲殲滅の危機に陥るヤマト。波動防壁は臨界点を超え消失、敵艦の砲火に晒されます。沖田艦長は敵を睨み付け、乾坤一擲の策に出ます。「島、敵艦にぶつけるつもりで行け!」

次々に僚艦が撃沈され慌て出す部下達を尻目に、ドメルはニヤリと不敵な笑みをこぼします。うろたえる部下達を叱責し、命令を伝えるドメル。「全砲門開け。ここでヤマトを沈める。体当たりしてでもここを通すな!」

名将同士の戦術戦は心が躍りますね。互いに相手の力量を知り、最良の敵と出会えたことを内心喜んでいます。もし本国からの帰還命令が出されていなければ、ヤマトを宇宙の藻屑となっていたことでしょう。

2位 名将ドメル、戦場に散る!

戦いに敗れた名将ドメルは、旗艦の円盤状の艦橋を分離させ、ヤマトの艦底中央部に接近し取りつきます。「すまん……ハイデルン。通信士、ヤマトに通信を繋いでくれ。敵の指揮官と話したい」

回線が繋がれ艦長同士が対峙します。互い旧知の友に会ったような感覚を覚えながら、沖田はドメルに降伏勧告を促します。「沖田艦長。軍人として、いや、一人の男として最後にあなたのような男と戦えたことを、心から誇りに思う。君達テロンと我がガミラスに栄光と祝福あれ!」

堂々とした態度のまま通信を切るドメルは、最愛の妻を思いながら起爆装置を押します。最後まで誇り高く、敵ながら尊敬に値する最良の好敵手でしたね。生きて地球とガミラスの友好の懸け橋となってほしかったものです。

1位 ラストサムライ沖田十三

艦長室から赤い地球が眺め、感慨深げな沖田。ついにヤマトは目的を果たし、地球への帰還を成し遂げたのです。「佐渡先生。しばらくわしを一人にしてはくれまいか?」

静かに扉が閉まり、一人になった沖田は懐から写真を取り出します。いつも肌身離さず持っていた写真には、亡き息子夫婦が写っています。写真を優しくなぞる沖田の前に、死んだはずの彼らの姿が……。

優しく微笑む二人を眺めながら、涙を流す沖田。「地球か……何もかも、皆……懐かしい……」ゆっくりと瞼を閉じ、眠るように波乱の生涯を閉じる沖田十三。享年58歳。沖田に始まり、沖田で終わった宇宙戦艦ヤマトと言えるかもしれません。

宇宙戦艦ヤマト1作目と2199の相違点

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再放送で見た宇宙戦艦ヤマト第1作は、正直クオリティは低く、内容自体も断片的に覚えている程度の印象に残らないものだった気がします。キャラクターは原作の松本零士先生の描いたものを忠実に再現されていて、当初、肉感的な部分を削ぎ落した女性キャラクターに違和感が感じていた記憶があります。

今ならその魅力に多少なりと理解できるのですが……。38年ぶりにリメイクされた宇宙戦艦ヤマト2199のキャラクターデザインに、あの結城信輝先生が起用され、そこに食いついた方も多い事でしょう。かくいう私もその内の一人です。

総監督にメカニックデザインに定評のある出渕裕先生が加わり、ヤマトvsガミラスの迫力のある戦闘シーンは圧巻でしたね。第1作と今回の2199それぞれに違った魅力があり、互いの持ち味を感じつつ楽しんで欲しいものです。