映画「踊る大捜査線」シリーズを完全網羅!あらすじや名言であの興奮が蘇る!

連続ドラマから火がついて、映画がシリーズ化されるまでになった『踊る大捜査線』。それぞれのあらすじや、心に響く名言を振り返りながら、改めて踊るシリーズの魅力を解剖してみました!

大ヒットシリーズ映画・踊る大捜査線に迫る!

1997年1月からフジテレビ系で放映されていた織田裕二演じる青島俊作巡査部長が主人公の警察ドラマ『踊る大捜査線』、皆さんご存知ですよね?放送当初はそれほど人気があったわけではなく、口コミや再放送からどんどん人気が出てスペシャル番組や映画化までされました。

私も大好きな番組でしたから、普段の生活でドラマの名言を拝借してみたり、ちょっとくたびれた感のある青島刑事ばりのモスグリーンのモッズコートを買ってみたりと、かなり影響を受けていた一人でございます。(笑)

連続ドラマからスペシャル版、そして映画と数多くのストーリーがありますが、今回は映画にスポットを当てて、掘り下げていきたいと思います。最初にドラマが放送されてから20年以上が経ちますが、今観ても十分楽しめるコト筆者が保証しますよ!

映画・踊る大捜査線のメインキャストをご紹介

青島俊作・・・織田裕二。織田裕二と言えば青島ってくらいの嵌り役。カッコ良すぎず、ダサすぎない、絶妙な青臭さが観ていてクセになります。

室井慎次・・・柳葉敏郎。警察庁長官官房審議官・警視監という立場であり、青島の良き理解者。青島との信頼関係がシリーズごとに深まっていきます。

恩田すみれ・・・深津絵里。湾岸署刑事課盗犯係・巡査部長に所属する正義感溢れる女性刑事。青島とはお互い好意を持っているのに、なかなか進展しないので観ててウズウズします。

和久平八郎・・・いかりや長介。元湾岸署刑事課指導員。青島に刑事としての心得を教え込んだ人物。それとなく発する一言一言に重みがあります。

他にも、真下正義役のユースケ・サンタマリア、柏木雪乃役の水野美紀など、豪華な顔ぶれが脇を固めています。

映画・踊る大捜査線のあらすじを振り返る(ネタばれあり)

『踊る大捜査線 THE MOVIE』

まずは1998年6月に公開された、初の劇場版『踊る大捜査線THE MOVIE』をご紹介します。サブタイトルに“湾岸署史上最悪の3日間!”と謳われている通り、11月4日~6日の間に湾岸署で起きた出来事が描かれています。

まず湾岸署の近くの河川で胃にテディベアのぬいぐるみを入れられた死体が発見され、時を同じく警視庁副総監の誘拐事件も起きていました。そして何故か湾岸署で領収書ばかり盗まれると言う事件が起きたのです。

この誘拐事件は秘密裡に捜査されていた為、本部からやってきた室井率いる捜査グループと、青島達とは対立する形になってしまいます。捜査に失敗し追い込まれる室井、和久さんと副総監の関係、そしてなんといっても犯人テディ役の小泉今日子さんの矯正した白い歯がインパクト絶大!(イミフですよね、本編ご覧あれ)

『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』

大人気となった踊る~シリーズの第二弾は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で2003年7月に公開され、シリーズ最大のヒット作となりました。

物語のクライマックスで青島が叫んだ「レインボーブリッジ、封鎖できません!」のセリフが有名になりましたね~。湾岸署管内で発生した婦女暴行事件とスリ事件、さらに管内で会社役員が蜘蛛の巣に縛られたような姿で殺され、警視庁捜査第一課は湾岸署に特別捜査本部を設置します。

本庁からやってきた、女王様気質で自分たちを見下す沖田管理官のやり方に反発する青島たち。青島を理解しつつも、沖田管理官側に立たざるを得ない室井。それでも胸の内では青島を信じ、彼が動きやすいように働きかけます。

すみれと青島の今後の関係にも思いが巡るストーリーでした。

『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』

シリーズ第3作目は2010年7月に公開された『踊る大捜査線THE MOVIE 3ヤツらを解放せよ!』です。あらすじ云々の前に、踊る~で重要な役目を果たしていた和久さん役のいかりや長介さんが亡くなってしまったことから、和久さんも病死した設定となっています。

湾岸署が引越し準備でバタバタしている中、管内でバスジャック事件や銀行強盗事件が立て続けに起きます。手薄になった新湾岸署の武器庫から拳銃3丁が盗まれ、その拳銃を使った殺人事件が起きると言うプロローグ。

犯人達の要求は、かつて青島が捕まえた犯罪者9名を解放すること。その黒幕はあの・・・・。(そこ、言わんのか―い!)ノンフィクションとはいえ現実離れしドタバタ色が強くなった事で、だいぶ評判を落とした今作品ですが、筆者は好きです!それは踊る~だから!(信者)

『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』

そして2012年9月に公開された『踊る大捜査線THE FINAL新たなる希望』が15年に渡ったシリーズ完結編となっております。物語はこれまでのシリーズに警察官役で登場した人物が再集結し、またこれまでのストーリーがネタとなって随所に散りばめられています。

人気シリーズのラストとしては期待外れ・・という声も多い今作ですが、もともと“踊る~”を見るのに、そんな重箱の隅を突かなくても・・と思ってしまうのは筆者の湾曲した“踊る~”愛のなせる業でしょうか?

嫌よ嫌よも好きのうち・・・、頭をからっぽにして「何でやねんっ」と突っ込みながら観るのがお勧めです!肝心のあらすじは、6年前の少女誘拐殺人事件で警察が押収した拳銃で殺人事件が起こります。

意外な犯人と、窮地に立たされた青島と室井の最強のタッグが見所です。(雑)

映画・踊る大捜査線の名言集

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」

踊る~と言えばこのキメ台詞。『踊る大捜査線 THE MOVIE』のクライマックスで、上層部のあまりにも身勝手な指示に青島がぶちギレて発する名言です。この時の織田裕ニくんの男らしさにハートをブチ抜かれた女子も多かったのでは?

現場で働く人々にとって、現場の事をわかってないのにアレコレと無茶な指示を出してくる上司ほどウザいものはありません!思わず反論したくなっても出来ない日本のタテ社会の厳しさと理不尽さ、そして己の不甲斐なさに気持ちが萎える瞬間って誰でも経験ありますよね。

心のどこかにありながら、気付かぬふりでそっと蓋をしてきたモヤモヤした鬱憤を、青島が一言で晴らしてくれた~そんな名言でした。

「大切なものから目を離しているものは、真実にはたどり着けない」



ご存知、この踊る~でとても重要な役割を果たしているのが、いかりや長介さん演じている和久刑事の存在です。青島に刑事のイロハを教え込んだ、外見は冴えないけど心のある刑事を渋く演じておられました。

踊る大捜査線THE FINAL新たなる希望』で、故人となった和久さんのノートに記載されたこのセリフが引用されるんです。不朽の名作童話『星の王子様』でも「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。肝心なことは、目に見えないんだよ」と言う名言がありますが、それに通じるものがありますね。

「私たちの仕事はやらなきゃいいと言われるようなそんな仕事ですか」



踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で、たとえどんなに小さな仕事にも懸命に向き合うすみれの姿を見た沖田管理官が「そんな仕事なんかやらなきゃいい」というセリフを発します。

確かに何を置いても早急に取り組まなければならない仕事というものはあるでしょう。でも、やっぱり言い方・・ってありますよね。すみれだってそれはわかっています。でも、やらなきゃいい仕事・・なんてありはしません。

身を粉にして多種多様な仕事に日々奮闘している自分たちを全否定するような上司の言葉に、思わず己の感情をぶつけたすみれの心の叫び・・名言ですね。

「組織の中で生きる人間こそ信念が必要だ」



踊る大捜査線THE FINAL新たなる希望』で、室井が去っていく青島の後ろ姿を見ながら、周りの人間に「あいつの背中を見てろ。俺は教えられた。」というセリフに続けてこの名言を発しました。

組織の中で生きる・・・。大人になって社会に出れば、ほとんどの人が組織の中で生きていかなければならなくなります。組織は時には疎ましくとも、非力な自分を守ってくれてもいますよね。

そんな組織の一員として過ごす時間と共に、自分の信念というものを忘れがちになってしまうものです。そんな中、青島は信念を持って刑事という仕事に向き合っている、そんな青島に敬意を払った室井の名言です。

映画・踊る大捜査線で使われた秋田弁を理解せよ!

さて、踊る~では柳葉敏郎さん扮する室井管理官が、胸にじーんとくるシーンでたびたび秋田弁を使われています。柳葉さんと言えば秋田県出身であることが有名ですが、それに寄せて室井管理官も秋田出身の設定になっているんです。

普段は使わない方言がぽろっと出てしまうところに、心の声・・というか素直な自分の気持ちが思わず漏れたということなのでしょうね。でも、秋田弁って、みんながみんなすぐ理解できるものじゃありませんよね。

せっかく観るのなら、やっぱりその秋田弁の意味もしっかり押さえておきましょう!



1作目の“THE MOVIE”で、犯人に刺され死んだと思った青島が実は寝ていたと知った時に発した「ほんじなっす」は『おおバカもの』と言う意味、青島の生存にホッとして出た方言ですね。

2作目“レインボーブリッジを封鎖せよ”で、警視総監からの表彰を受けず、捜査を優先した青島に対して発した「がだっぱりこいで」は『意地を張りやがって』という意味です。

3作目“ヤツらを解放せよ”のラスト、青島に「室井さん、(仕事)楽しいですか?」と聞かれたシーンで発した「へっちゃまげな」は『大きなお世話だ』と言う意味です。お前の言いたいことくらいわかってる・・と言いたかったのでしょう。

そして“THE FINAL”で「大切なものはここ(胸)にありますから」と言った青島に発した「おずまげな」は『かっこつけるな』という意味です。

もう一度見たい『踊る大捜査線』シリーズ!



先ほど述べた通り、踊る~のシリーズは15年もの長い間多くの人々に愛されました。観客動員や興業収入など、3作目から数字は下降していますが、人気シリーズであったことは間違いありません。

それまでの刑事ドラマとは一味も二味も違った人間模様や、警察組織にスポットが当てられ、コミカルな演出で私たちを楽しませてくれました。キャスト陣も個性的でありそれぞれが愛すべきキャラクターを演じきっていたと思います。

ファイナル~と銘打ち、4作目で幕を閉じたこのシリーズですが、それぞれが歳を重ねた○年後の青島たちを見てみたいなぁ~と思ってしまうのは筆者だけではないですよね?

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