『あなたのことはそれほど』のキャストミスが深刻すぎる!残念ポイントを列挙してみた!

『あなたのことはそれほど』は、W不倫を扱った人気のドラマだ。毎週楽しみにしている人も多いだろう。しかし、その人気の裏側では、「ミスキャストでは?」という声が。そこで、その理由について深掘りしてみたい。

問題作?『あなたのことはそれほど』のキャストがヤバい!

理想の豪華キャスト!のはずが・・・?

ドラマ『あなたのことはそれほど』を毎週楽しみにしている人は少なくないと思う。このドラマは、人気漫画家・いくえみ綾の同名漫画を原作として作られている。漫画を愛読している人はもちろん、そうでない人も、当初はこのドラマに対する期待感はハンパなかった。
その理由は、豪華すぎるキャストにある。まず、主役の美都役に波瑠。その夫の涼太役に東出昌大。美都の不倫相手である有島役に鈴木伸之。有島の妻の麗華役に仲里依紗。更に、涼太の同僚役を山崎育三郎、麗華のママ友役を中川翔子、美都の母親役を麻生祐未らが脇をかためている。これだけ今人気の若手俳優たちが顔をそろえたドラマなら、普通は期待してしまうだろう。
私もその中の一人だった。原作漫画も愛読している友人と、一緒にわくわくしながら第一話を見始めた。友人も同じように感じたらしい。第一話を見終えてから、「なんか、違和感なかった?」というお互いの感想だった。
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ドラマ版『あなたのことはそれほど』はキャストミス?

微妙すぎるキャストたち・・・

波瑠は、これまで真面目に健気に一生懸命に生きる女性を演じることが多かった。今回彼女が演じる主役の美都の性格は、思い込みが激しく向こう見ず。運命の人と信じていた有島と再会し、迷わず不倫関係になってしまう。波瑠のこれまでのイメージとは、全く違うのだ。
東出昌大は、誠実で真面目な男を演じることが多かった。彼が演じる涼太は、料理好きで穏やかで、愛妻家の完ぺきな男。しかし、妻の美都の不倫に気づいてからは、狂気の男へと変化する。バブル期に流行った『冬彦さん』を彷彿とさせる。どうしても違和感を感じてしまうのは私だけではないだろう。

鈴木伸之が演じる有島は、イケメンのモテ男で、本当はかわいい女の子が好きなのに、なぜか地味な麗華に惹かれて結婚。家庭を第一に考え、優しい性格である一方で、流されやすい性格のため、つい美都とも不倫関係を始めてしまう。有島と同じくイケメンで、唯一のはまり役かもしれないが、原作ではもっと軽くて悪い男らしい。役柄を役者に寄せている。きれいに描きすぎだ。
仲里依紗は、様々な役柄をこなしてきた、実力のある女優さんだ。彼女の場合は元気で明るい今どきの女の子を演じてきた印象が強い。しかし、今回彼女が演じた麗華は、学級員キャラで地味で目立たない。しっかりしていて人に媚びない性格。彼女のイメージとは正反対だと思うが、どうだろうか。
これほど役者のイメージと役柄がかけ離れているドラマは珍しい。キャストミスと言われても仕方がないレベルだ。

『あなたのことはそれほど』の子役キャストが全然似てない!?

意外に注目を浴びているのが、美都と有島の中学時代を演じた子役の二人だ。
美都役を演じたのは内田愛ちゃん。あまり知られていないようだが、実は数々の有名女優さんの少女期を演じてきた。これまで、堀北真希、松たか子、武井咲、杏などの少女期を演じてきたが、その度にそっくりだと評されている。
今回のドラマではどうだろう。みなさんは、波瑠に似ていると思われただろうか。私個人は、正直「全然似てないな。」と思った。子役でブレイクしたが、大人の女優へと転身していく過程が上手くいかず、消えていくことも多い。彼女の場合、その戦略として、今回のキャスティングではなかったかと思う。
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美都役を演じたのは内田愛ちゃん。あまり知られていないようだが、実は数々の有名女優さんの少女期を演じてきた。これまで、堀北真希、松たか子、武井咲、杏などの少女期を演じてきたが、その度にそっくりだと評されている。
今回のドラマではどうだろう。みなさんは、波瑠に似ていると思われただろうか。私個人は、正直「全然似てないな。」と思った。子役でブレイクしたが、大人の女優へと転身していく過程が上手くいかず、消えていくことも多い。彼女の場合、その戦略として、今回のキャスティングではなかったかと思う。

有島役を演じたのは小原唯和くん。第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストをきっかけに芸能界デビュー。まだ役者経験がほとんどない新人さんだ。演技力はさておき、甘いルックスの彼が今後どんなイケメン俳優に成長するかが楽しみだ。ただ、中学時代の有島に似ているかと言えば、決して似ているとは言えない。
彼は、まだまだ演技の経験がほとんどない、新人だ。これからどんどん演技の機会を増やしていかなければならない。そんな新人の彼のこれからのために用意されたのが、今回のキャスティングではないかと思う。
そういう理由でもなければ、この中学時代回想シーンは、「必要?」と感じるのが正直なところだ。

キャストが逆なら『あなたのことはそれほど』は最高だった!?

ある日、原作漫画も愛読中の私の友人と『あなそれ』を一緒に見ていたとき、彼女がこうつぶやいた。「波瑠と仲里依紗の役、反対だったらよかったのに。」と。それを聞いて、私は「なるほど。」と思った。みなさんはどう感じるだろうか。
清純なイメージの波瑠は、美都の結婚しているのにも関わらず、忘れられない男と再会した途端、迷わず不倫関係になってしまうような無鉄砲さや、ちょっと軽い女の感じを演じ切れていない。仮に仲里依紗が美都役を演じていたとしたら、真に迫った演技ができ、視聴者ももっとドラマに入り込めたのではないだろうか。反対に、仲里依紗が演じた地味な妻役を波瑠が演じていたとしたら、もっとしっくりきたのではないだろうか。
これは、波瑠が主役という前提のもとに、他のキャストを固めたのではないだろうか。もしくは、役者にこれまでと全く違った役柄を与え、新境地を開かせようという意図があるのかもしれない。

『あなたのことはそれほど』のキャストはなぜ残念なのか?

『あなたのことはそれほど』の制作者の意図とは?

多くの人が、毎週火曜日にこのドラマを見るのを楽しみにしているだろう。W不倫がお互いのパートナーにすぐにバレるような脇の甘さに、毎回ハラハラさせられる。
W不倫を知った後のパートナーが、いろんな方法をつかって責めてくる狂気もおそろしい。伏線として、ママ友の迷惑行為や同僚の涼太への恋心も織り交ぜてあり、退屈しない。とにかく毎回ドキドキさせるストーリー展開で、制作者の力の入れ方もハンパないと感じる。
こんなに役者をそろえた豪華なキャストに加え、工夫されたおもしろいストーリー展開にもかかわらず、何故かドラマに没頭できないのはどうしてなのだろうか。もっと役柄に合った役者はいなかったのだろうか?もっとキャスティングに力を注いでいたら、視聴者側が更に満足するようなドラマになっていたのではないだろうか。本当に残念である。

このドラマのキャスティングを改めて見てみると、制作者側の意図するところがよく伝わってくる。まず、主役は波瑠ありきだ。今人気の高い女優を主役とすることは、視聴率を稼ぐには不可欠なこと。そして、周りの配役を固めていく流れだ。
まず波瑠を美都役に決めた時点から、全てのミスキャストが始まった。ほとんどの役者が、役に染まっていないという致命的な結果となった。おそらくは、先に書いたように、役者全員に新境地を開かせるねらいもあったのだろうと思う。そう考えなければ、このキャスティングは理解不能となる。
今回のドラマのキャスティングが、制作者のねらい通りになったかどうかは分からないが、私は視聴者の一人として、キャストミスを含めた様々な角度から楽しむことができたのはよかったなと思う。最終話を楽しみにしたい。
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