【ちょっと今から仕事やめてくる】福士蒼汰主演!ベストセラー小説のネタバレと見どころを紹介

会社員の皆様、日々お仕事お疲れ様です。毎日のように働いていると襲ってくる感情「自由になりたい!」この感情を引きずったまま、惰性で会社へ行っていませんか?心が付かれた時、ちょっと一息つくために映画鑑賞なんてどうでしょうか?ここでおすすめの映画「ちょっと今から仕事やめてくる」を紹介します。

「ちょっと今から仕事やめてくる」今見なければいけないワケとは?

#福士蒼汰

福士蒼汰@ちょっと今から仕事やめてくるさん(@fukushisota__)がシェアした投稿 –

「サービス残業」「ブラック企業」「社畜」なんて言葉が横行する現代社会。これが普通になっていますよね。しかし、こうした風潮に流され続けると心が死んでしまいます。今、貴方は疲れ切っていませんか?

「ちょっと今から仕事やめてくる」という物語は、労働問題を通し“自分の人生”や“人との接し方”、“余裕を持つことの大切さ”を教えてくれる映画です。心が死んでしまう前に、ちょっと一服しませんか?

「ちょっと今から仕事やめてくる」あらすじ


就職活動をしていた青山隆は、希望する会社へ入ることは出来なかったが、何とか中堅の印刷会社へ入社する。隆は新入社員として夢と希望を抱き、営業の仕事を日々こなしていた。しかし、会社へ行くと待っているのは上司からの怒声やサービス残業。

隆の勤務する会社は、所謂「ブラック企業」だった。精神的に追い詰められていた隆は笑うことを忘れていく。ある日、駅のホームで意識を失い線路に落ちそうになった。そこに現れたのはヤマモトと名乗る男性。「久しぶり!俺だよ、ヤマモトや!」と声をかけてくる男性に見覚えはない。

小学校時代の友人だというが、隆の記憶の中には“ヤマモト”は居なかった。困惑している隆を、ヤマモトはテンション高い関西弁で押しまくる。いつの間にか意気投合し仲良くなっていくと、隆の顔に笑顔が戻るようになっていた。

ヤマモトと過ごす時間に楽しさを見出していたが、その正体は謎のままだ。もう一度、尋ねてみると「勘違いで声かけたけど、もういいやん」と答えが返ってきた。実は隆より3歳年上の「山本純」という人物だった。

「勘違いで声をかけた」というヤマモトの答えに納得がいき、隆は頻繁にヤマモトと会うようになっていた。次第に明るさを取り戻し、仕事の成績も上がっていく。隆の尊敬する五十嵐先輩も褒めてくれるようになり、まさに絶好調!理想の仕事の形だった。

ある日、事件が起こる。やっとのことで契約までこぎつけた取引先に、間違った品を納品していたことが分かったのだ。「あんなに何度もチェックしたのに…」自分でもどこでミスが起こったのか分からない。上司にはボロクソに言われ、担当も五十嵐先輩へ変更された。

そこから前以上の地獄が始まる。一時でも、この仕事に幸せを感じてしまった後、この状態は辛すぎる。隆は、自分を責めた。周りの目も冷たかった。隆の心は再び壊れていく…。

会社からの帰り道「ちょっと、あんまりちゃうか」と、ヤマモトに捕まった隆。最近、ヤマモトからの連絡は無視していたのだ。強引にバーへ連れていかれると「会社で何かあったん?」と話を促される。仕方なく事の次第を話すと、黙って聴いていたヤマモトは「会社が異常だ。会社変えたら?」と転職を勧めた。

「自分の能力が無いせいだ」と自分を責め続けていた隆は、ヤマモトの説得に頑として「仕事を辞めることは簡単じゃないんだ!」と意見を貫く。そんな隆に「隆にとって会社を辞めることと、生きることを辞めること、どっちが簡単?」

ヤマモトは「最初に会ったとき、俺が腕を引っ張らなかったら事故になっていた」「心配になって声をかけた」と続けた。ヤマモトは全てを察したうえで、明るく声をかけてくれていたのだ。「あの日のお前と同じ表情をしていた奴を知っていたから…」 ネタバレへ続く…

「ちょっと今から仕事やめてくる」小説は60万部突破!

出典:https://www.amazon.co.jp

第21回電撃小説大賞「メディアワークス文庫賞」受賞作品。北川恵海原作の「スカッとできて、後で泣ける」物語です。疲れている人が、タイトルに引き付けられるように購入し、読んでからは救われたお話だったと思います。

ライトノベルでありながらここまで部数が伸び、映画化されるまでの時間が短いことは凄いことだと感じています。この物語を読んだ人は「一刻も早く、疲れている人を救いたい!」という気持ちがあったに違いありません。

「ちょっと、リアリティに欠ける」なんて声がありますが、それは自分が出来ない行為への嫉妬も混ざっているのでしょう。心に響く「仕事を辞めるか、生きることを辞めるか」この言葉を見直してみてはいかがでしょうか?

「ちょっと今から仕事やめてくる」キャストは闇へ光を届けた

この映画の主演は福士蒼汰さん。あらすじを見ていると、福士君が隆なのかな?と思いますよね。しかし、この物語の本当の主役はヤマモト。隆を通してはいますが、ヤマモトの心情を綴った物語なんです。

隆は工藤阿須加さん。パワハラ全開の上司に吉田鋼太郎さん。そしてヤマモトは福士蒼汰さんです。慣れない関西弁に苦労したそうですが、「頼もしい友人」を見事に演じています。皆さんもこんな友達がそばにいてくれたらいいのに。と思いませんか?

私たちが毎日感じている闇に、この映画は一筋の光を届けてくれます。工藤阿須加さんの隆に感情移入し、上司の吉田鋼太郎さんに敵意を燃やし、福士蒼汰さんで癒されましょう。

「ちょっと今から仕事やめてくる」ネタバレ!気になるヤマモトの正体は?

ある日、街で偶然ヤマモトを見つけた隆。いつもと違う深刻な表情をしているヤマモトが気になった。ヤマモトが名乗った「山本純」という名前を検索してみると、3年前に自ら命を絶っていたことを知る。そこにのっている画像はヤマモトの顔だった。

「幽霊…?」疑問を抱きつつ、ヤマモトには問えない気持ちを悶々と抱えていたある日、隆のPCをいじっている五十嵐先輩を発見する。「おはようございます」と声をかけると明らかに顔色が変わった。

「もういいよ!分かってんだろ!」と怒鳴る五十嵐先輩。「俺がやったんだよ。発注を書き換えたんだよ」とあの日のことを暴露された。謝罪でも言い訳でもない、ただの暴露を怒鳴る“尊敬する先輩”。新人に大口契約を取らせたくなかった先輩が仕組んだ罠だった。

あの日のミスは自分のせいではないことを知った隆だったが、「俺のせいで先輩がこんな風になってしまった。俺が悪いんだ…」と、あくまで自分が悪いと考えていた。「飛び降りよう」と屋上へ上るとヤマモトがいる。

「もしかして俺のこと幽霊だと思ってる?」と近づくヤマモトと一緒に泣いた。「なあ、隆。自分の気持ちばっかり考えてるけど、残された人の気持ちって考えたことある?」「あのとき、何で助けてあげられなかったか、一生後悔していかなきゃいけない人のこと、考えたことあるか?

隆の脳裏には両親の姿が浮かぶ。両親に電話をかけ「仕事辞めたいって言ったらどうする?」と問うと、母は「良いんじゃない?会社は1つじゃないでしょ」「生きていれば何とかなるもんよ」この言葉に、罪悪感を感じた。

朝、隆はヤマモトを呼び出した。「言いたいことがあって」「いろいろとありがとうございました!」ヤマモトに何かあったら、今度は自分が力になりたい。ヤマモトに救ってもらった感謝の気持ちを語った。

「あのさ、ちょっと待っててくれる?」という隆は、続けて「ちょっと今から仕事やめてくるわ」とヤマモトに笑いかけた。会社に着いた隆は、上司を見ても今日は不思議と怖さを感じなかった。「俺、今日で会社を辞めます!」

スッキリした気持ちでヤマモトの待つ喫茶店へ向かうと、そこにはヤマモトの姿はなく「人生ってそれほど悪いもんじゃないだろ?」とメモが残されていた。

ヤマモトの正体

ヤマモトには双子の兄弟がいた。隆がネットで調べた「山本純」は、自殺をした双子の一人。声をかけてくれたのは、双子の「優」だった。優は、救えなかった純のために「同じ人を作り出さないため」臨床心理士の道に進んだのだ。

ある日、優の元に新人カウンセラーが研修へやってきた。その新人を見た優は驚き、茫然。「先生、俺にも救いたい人がいるんだよ。だから色々教えてくださいね。ヤマモト先生」と、隆はニカッと笑った。

「ちょっと今から仕事やめてくる」は全ての現代人に観てほしい…

昨今、ニュースで取り上げられる「過労死」問題。新入社員だけではなく、中堅の会社員にも心労は襲い掛かってきます。昔から言われている「3年間は勤め上げないと、ダメ人間の烙印を押される」という言葉には何の根拠もありません。

サービス残業やいじめ、パワハラなどは許されることでは無いと分かっていながら、環境を変えるのには勇気が要りますよね。しかし、ヤマモトが言う「仕事を辞めるか、生きることを辞めるか」この言葉は真理です。

逃げることを1つの選択肢に入れながら、生きていくことは弱いことでしょうか?ズルいことでしょうか?この映画をご覧になって、答えを出していただければ幸いです。

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