【岡田明丈】マイペース投手が圧倒的成長!真相は投球フォームにあり?

1年目だと思えない!?2016年、日本シリーズでも登板したカープのエース岡田明丈投手。入団して1年目にローテーションに組み込まれるなど、飛躍的な活躍を見せてくれました。その圧倒的な成長にはいったいなにが?!マイペース投手の秘密に迫ります!

カープ期待の2年目 岡田明丈投手

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2016年、カープにドラフト1位で入団した岡田明丈(あきたけ)投手。185㎝、90㎏の大型新人は1993年10月18日、東京に生を受けました。野球を始めたのは中学生に入ってからでしたが、練馬区の強豪と言われる大泉二中学校だったこともあり、レベルの高い世界から野球人生がスタートしました。

最初は軟式野球部で三塁手をしていた岡田投手でしたが、なんと、野球を始めた当初はルールもよくわからず、バッターとして打席に立った時は三塁に走ったことがあったそうです。見後も左もわからないとはこのことですね・・・(笑)

男の子なら野球のルールを知っていて当たり前という固定概念がどこかにあったので、このエピソードに衝撃を受けた人も多いかもしれません。

先輩のSNSで発覚!岡田明丈投手は宇宙人?!

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先輩投手である大瀬良大地投手のインスタグラムには、多くのチームメイトの写真がアップされていますが、その中に岡田投手の写真も投稿されていました。その写真に着けられていたハッシュタグは「宇宙人」。(笑)大瀬良投手もどこか不思議な空気感をもつ岡田投手のチャームポイントをしっかりととらえているようです。

おとなしそうな岡田投手なので、チームになじめるのだろうかとファンとしては少々不安の種でしたが、こんな風に打ち解けている様子が見られるとホッとしますね。咄嗟に三塁に走るという偉業を成すくらいですから、たしかに宇宙人と呼ばれても納得してしまいます(笑)

あまりしゃべる方ではないため、宇宙と交信してると大瀬良投手にいじられることもあるようです。ぼそっと発言した一言がクスっと笑えたり、大阪に住んでいたこともあり岡田投手は笑いのセンスも兼ね備えているようです。

やればできる!実力主義に耐えたプロ入り前

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新境地となった大阪では、大阪商業大学高校に入学し、野球を続けました。ルールすらわからなかったという彼でしたが、レベルの高いところからスタートしたおかげか、投手としての才能が開花し、高校3年の夏には140キロをマークしました。岡田選手ってどこか天才肌のようなところがあるのでしょうか・・・。

ひょうひょうとしながらも確実にすごいことをやってのける、偉人感がこの時からでていますね。しかし、甲子園へは出場することは出来ず、大学に入ってからも野球を続ける日々でしたが、3年の春まで登板の機会が与えられず、実力不足をかみしめることとなります。

実力の壁が立ちふさがった大学時代

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大学に入ってもなかなか出番がなかったのも無理はありません。当時の大阪商業大学には絶対的エースの近藤大亮投手がおり、チーム成績を考えると、岡田投手の出る幕は用意されていないに等しかったのです。

また、なかなか結果が出せなかった入部当初は「部員の中にいるとどうしても使ってしまうからどこかへ行ってくれ!」という監督の強い言葉に衝撃を受け、その衝撃をバネに励んだそうです。

そんな仲、先輩だった近藤エースも卒業し、岡田投手にチャンスが巡ってきます。運のいいことに特に故障もしていなかった岡田投手はしっかりとそのチャンスをつかみ、4年生で頭角を現しはじめます。

ドラフト1位をつかんだ快進撃

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今までのうっ憤を晴らすかのように、6勝0敗という素晴らしい成績を見せつけたのです。なんと防御率は1.00という好成績!関西大学リーグでは2年連続優勝に貢献し、最優秀投手賞まで獲得しました。

直球の最速は154キロ、調子がいい時は140キロ後半を投げ続けられる実力の持ち主は、「忍耐」の一言で語れるようなプロ入り前を経験してきたところにあるのかもしれません。センスと忍耐強さを兼ね備えた投手、なかなか今後が楽しみです。

2015年ドラフト1位入団の文句なしのエースのプロ1年目

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絶対的なエースだった近藤投手はオリックスでドラフト2位入団でしたが、彼の影でひっそりと爪を隠していた岡田投手はカープにドラフト1位入団。家庭の事情で引っ越してガラっと環境が変わっても、晴れ舞台で活躍する機会が与えられなくても、辛抱強く野球を続けてきたからこその賜物だったのではないでしょうか。

そんな岡田投手の初先発登板は2016年4月1日巨人戦でした。しかし、勝利には至らず引き分け。その後6月4日の試合では5回まで1失点に抑え完投したが、雨のためコールド引き分けとなってしまいました。天候にも恵まれず、なかなかその実力を見せつけることができない日々を送りました。

9試合目にして掴んだ初勝利!

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そして6月25日、岡田投手は6回まで0点に抑え続け、ついに初勝利をつかみます。そして翌月7月9日の阪神戦では能見から中前安打を打つなど、打席でも活躍を魅せつけました。

そんな岡田投手の姿に、あの黒田投手は 「1年目の投手が序盤に結果を残せないまま二軍に降格して、その年の終盤にあれだけの投球ができることは滅多にない」と語っていました。

ルーキーにしては落ち着いている、どっしりしているというファンからの声もある岡田投手。ヒーローインタビューでは冷静に返答していましたが、心の中では爆発的な喜びを感じていたそうです。

運すらも見方につける忍耐強さ

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岡田投手のこれまでを見ていると、実力だけではなく、チャンスを掴む力の強さも感じます。どの選手でも怪我やスランプでうまくいかないときは経験しますが、岡田投手はそんなときも自分のペースとメンタル面を乱すことなく、淡々と野球に打ち込んできたように見受けられますよね。

運のバロメーターをしっかり捉えていると言っても過言ではありません。ルーキー1年目で先発、中継ぎ、クライマックスシリーズも経験し、日本一をあと一歩で逃すという悔しい思いもリアルタイムで経験することができたのです。こんなに幸運なこと、なかなかないと思いませんか?

勝利の裏にあった高い修正能力

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黒田投手も絶賛していた岡田投手の活躍でしたが、その裏には常に上を目指して修正していく、抜群の修正能力にありました。自分の投球フォームの映像を何度も何度も見直して、どこがいけなかったのか、どうしたらもっと良くなるか、研究を重ねたと言います。

そして、ただマウンドに上がって勝利を目指すだけでなく、今日はこれをテーマに投げようという目標を掲げながら、ひとつずつクリアしていったそうです。そうして積み上げていくことで、ペースは崩さずに成功体験を重ね、自信にもつながっていったのでしょうね。

よく言えば芯がある?マイペースを武器に変える成長ぶり

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たとえ環境が変わろうと、出番がなかろうと、ここぞ!というところで実力を発揮できていたのは岡田投手の持つ「マイペース」さが功を奏しているのかもしれません。自他ともに認めるマイペースっぷりは、春季キャンプ中にも発揮され、15分前集合が当たり前のカープのペースに合わせることができず、バスに乗り遅れてしまった・・・なんてこともあったようです。

自身も、「人に合わせるのは得意じゃない、自分のペースを乱されたくない」と語っていました。しかし、野球ともなると集団行動、チームワークが肝になるスポーツです。練習に遅れては野球どころではありません・・・(笑)

でも、なぜか岡田投手だと怒れないような気がします。こんな風に憎めないところも岡田投手の魅力かもしれませんね。(笑)

マイペース=度胸がある?

クライマックスシリーズ4戦目では、先発投手にも関わらず、マツダスタジアム前のコンビニで買い物をする姿も目撃されたそうです。すでにユニフォームを着て意気揚々としているファンの列に混じって、買い物かごを持っていた岡田投手・・・なんだか想像しただけでほっこりしてしまいますね。

日本一が懸かっている試合で先発にも関わらず、ファンや一般市民が出入りするコンビニで買い物ができるマイペースさは、もはや度胸があると言ってもいいかもしれません。今でもそんなときがあるのかはわかりませんが、この度胸があるからこそ数々のバッターを力強いストレートで押し込むことができるのでしょうね。

勝てる投手へ!口下手なところも可愛い岡田明丈投手

ヒーローインタビューでまさかの声援


「最高でーす!」というヒーローインタビューのはっちゃけたノリが鈴木誠也選手からブーム?となったカープでしたが、岡田投手は初めてのヒーローインタビューでも冷静沈着。喜びを前面に出してくださいと言わんばかりのアナウンサーとの温度差がありましたが、もぞもぞしながらも岡田投手なりに「頑張ります・・・」と返答するも言葉に詰まるシーンもありました。

そんな彼に、「頑張れー!」とファンから別の意味での声援を受けるほどの口下手ぶりを発揮。まだ慣れていないのもあるとは思いますが、ヒーローインタビューの時でさえペースを乱すことなくどっしりとしていた姿はさすがでした。大瀬良投手に宇宙人呼ばわりされているところからして、独自の世界観は何があっても健在のようです。

ファンの想いと共に、さらなる飛躍へ!

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 ちなみに、2016年にカープがセ・リーグ優勝した際には、岡田投手もビールかけに参加していましたが、あの状況でも落ち着いた様子を見せ、インタビューにも落ち着いて答えていらっしゃいました。 たとえ口下手で口数は少なくても、投球で魅せるという岡田投手の姿にファンたちは「応援したい!」と親心を熱くしていることでしょう!

ルーキーイヤーだった2016年を振り返って、「あまり勝てなかった」という反省をしていた岡田投手でしたが、そのどっしりとしたマイペースさと修正能力で2017年こそカープを日本一に導く戦力として活躍してほしいものですね!勝てる投手へ、さらなる飛躍を期待しています!