箱庭ギャグの決定版!「生徒会の一存」の名言・名シーン10選!

生徒会の一存(せいとかいのいちぞん)は、葵せきな(あおいせきな)さんによるライトノベル小説です。シリーズは、漫画、アニメ、ドラマCD、ゲームなど、幅広く大変人気のある作品です。ジャンルは学園、空気系、ギャグパロディです。ここでは、たくさんあるエピソードの中から厳選して、今作品の名言・名シーンをご紹介します!

箱庭ギャグの決定版!生徒会の一存とは?

コミカルな動きが見える、「4コマ小説」!

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もともと、ライトノベル小説が最初で、2008年1月から2013年7月まで刊行されていました。当初のシリーズ名は、『碧陽学園生徒会議事録』(へきようがくえんせいとかいぎじろく)!すごく長いことから、覚えられなかったそうです。
そのため、第一巻のタイトルから取り、『生徒会の一存』とシリーズ名を変更しました。更には短縮されて、『生徒会シリーズ』と呼ばれています。著者本人も、『4コマ小説』と評するだけあって、シリーズ背景も面白いです!
刊行は富士見ファンタジア文庫(ふじみファンタジアぶんこ)です。この、富士見ファンタジア文庫は、株式会社KADOKAWA(かぶしきかいしゃカドカワ)が発行する、ライトノベルの文庫レーベルです。

富士見ファンタジア文庫は、株式会社KADOKAWA(かぶしきかいしゃカドカワ)が発行する、ライトノベルの文庫レーベルですが、中高生を中心とした10代を意識して作成されたレーベルなんです。
数多くのファンタジー世界を舞台にしているのですが、現在では、電撃文庫(でんげきぶんこ)、角川スニーカー文庫(かどかわスニーカーぶんこ)と並ぶほどのメジャーレーベルになりました。
生徒会の一存は、ジャンルは学園、ギャグパロディ、空気系なんですが、空気系とはなんなのか!空気系とは、日常系とも言われますが、『萌え要素のある美少女たちの日常生活を延々と描いたもの』になります。空気系に共通して多いのは、『原作が、萌えを重点に置いた、4コマ』であるということです!

『萌え要素』とはなんなのか!

萌え要素そのものは、漠然とした印象になりがちで各々でとらえ方が異なってくると思いますが、『萌えアニメ』だよ!と説明されると、想像しやすいと思います。萌え要素には、そのキャラクターのコンプレックスが関わってくることが多く、一層魅力を引き立てているケースが多いと感じます!
 
男性にとっての萌え要素、女性にとっての萌え要素もまた異なるものではありますが、私自身女性ですが、生徒会の一存は萌えます!美少女達の過去や、コンプレックス、恥じらいなどは、見ていてもこっちが照れてしまうほど。
 
胸が締め付けられるような感情を覚えたり、思わず深入りして見入ってしまう作品です!魅力たっぷりの生徒会の一存、名言・名シーンを一部ですが、お読みください!

名言・名シーン1 【メディアの違いを理解せよ!】

原作派とかアニメ派だとか争う必要性なし?

アニメ第一話の冒頭で、会長である桜野くりむ(さくらのくりむ)がホワイトボードを指さし、叫びます。会議の内容は、原作は小説であるがアニメ化する必要性はあったのか?というものです。生徒会のメンバーは思い思いに発言していきますが、やはり自由です!
 
結局は駄弁って終わってしまう一話でありますが、この名言には強いメッセージ性があるように感じました。どのアニメであっても、原作との違いが生じてくるものです。そもそも小説は、プロローグが長くても違和感は無いのですが、アニメはプロローグが長いと飽きてしまいますよね?
 
文章による構成と、映像化に伴う構成は別物なんです。この違いがあるのだから、原作には原作の良さがあり、アニメにはアニメの良さがあって、派閥を設けることは無意味なのでは?とくりむは言いたかったんだと思います。言葉は少し足りないくりむですが、言っていることは素直に素晴らしいんです!

自由な校風碧陽学園!!

この生徒会ですが、一風変わった方法でのメンバー選出なんですよ!全校での人気投票から4名を選抜し、一応PTAへの体裁上、優良枠を1名設けての5名による生徒会!主人公である、杉崎鍵(すぎさきけん)は優良枠で生徒会に入りました。
鍵曰く、「俺のハーレムを作る!」とのことですが、彼の過去を紐解いていくと謎が少しずつわかるのです。美少女達にも様々な過去があるのですが、鍵によって少しづついい方向へと変化していきます。鍵が『キーパーソン』であることは間違いないでしょう!

名言・名シーン2 【好きです。超、好きです。みんな付き合ってください!絶対幸せにしてみせるから。】

純粋故のハーレムなのか?

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こちらが主人公、杉崎鍵です。スペック的には悪くないでしょう。ただ、趣味がギャルゲー、脳内ハーレム男子なんです。こんな鍵ですが、過去に立ち直れないことがありました。女の子二人を傷付けてしまったらしいのです。少しずつ、鍵は立ち直るのですがその背景が大事なんです!
アニメや原作内でも鍵の過去、二股が話題になっていますが、鍵は二人の女性を傷付けてしまったことを深く気にしていました。みんなが幸せになる方法を模索するうちに、『ハーレムエンドがベスト』だと考え始めます。
自分の心を救ってくれた生徒会のみんなを幸せにしたい、自分なりの感謝の気持ちを伝えてくぞ!という思いからの、開口早々のこの名言!根はいい人なため、くりむ曰く「この学校で、アイツのことホントに嫌いな人間なんて一人もいない」らしいです。鍵は実際は、純粋でとても優しい心の持ち主なんだとわかります。

くりむからは『杉崎』、椎名深夏(しいなみなつ)からは『鍵』、椎名真冬(しいなまふゆ)からは『杉崎先輩』、紅葉知弦(あかばちづる)からは『キーくん』と呼ばれています。知弦はなぜ、キーくんと呼ぶのか。それは、鍵を英語にすると「key(キー)」であることから、キーくんとあだ名をつけました。
自称『ハーレム王』の鍵ですが、4人の生徒会メンバーとは生徒会入り前に知り合っているんですよね。みんなの過去を知らずに生徒会の一存は語れない!知れば知るほど、はまってしまうと思いますよ!

名言・名シーン3 【春に彼女に出会えてよかった。彼女に出会わなければ俺は、前を向かなかった。】

春の象徴、『笑顔の素敵な少女』!

鍵の先輩であり、会長である桜野くりむ。先輩であるが、鍵からはコンプレックスである幼児体系をいじられることが多いです。勉強、運動ともに苦手なのですが、カリスマ性だけは持っており、人気投票でも見事1位を取った、自称世界一の生徒会長です。うさまろやバニラ、キャラメル味のチュッパチャップスなどが大好きでとても甘党です!
鍵との出会いは一番早く、1年前の春。名前から「桜」を取り、春担当。くりむが生徒会の書類を運んでいるときに、偶然出会いました。危なっかしい会長を見ていて、手伝うことにした鍵ですが、思った以上に時間がかかり、つい身の上話をしてしまんですね。するとくりむは、「何をうじうじ悩んでいるの。あなたには主人公精神が足りないわ。恋愛シュミレーションゲームをしなさい。」と言います。
会長のアドバイスから、鍵の2年生以降の性格が形成されていくのですが、会長は、その時の男子生徒が鍵だとは気づいていないようです。鍵のギャルゲー好きは、実は会長のアドバイスによるものだったんんですね!主人公精神を植え付けてくれた会長に感謝している鍵なのです。

名言・名シーン4 【夏に彼女に出会えてよかった。彼女に出会わなければ、俺は府抜けたままだった。】

陽の光のように眩しい『憧れていた子』!

鍵の同級生であり、クラスメイトの椎名深夏。名前から「夏」を取って、夏担当。鍵とはクラスが一緒ということもあり、仲が良く『夫婦漫才』のような掛け合いを見せています。藤堂リリシア(とうどうリリシア)曰く、半ば公認カップルとして見られていたりもします。
鍵との出会いは、1年前の夏です。生徒会を目指す鍵は、生徒会である深夏のことを尊敬している面があり、「どうすれば、きみみたいになれる?」と質問をしたことがきっかけでした。深夏はその質問に一瞬驚きましたが、ふっと笑い「駄目だな。あたしになろうとしてる奴に、生徒会に入る資格はねぇだろ。」と返したんです。
鍵は自分らしさを磨くことを決意します!そんなきっかけをくれた深夏には、感謝をしているようで「彼女に出会えてよかった。彼女に出会わなければ、俺は府抜けたままだった。」と鍵は言っています。

名言・名シーン5 【背中を押された深夏、内地へ転校】

ついに発覚?鍵への気持ちはいかに!

深夏は幼いころ、父親が出て行って母子家庭となりました。実の父親でない人と母親が再婚することが認められず、家庭に男がいることが考えられませんでした。再婚を受け入れることができたのは、生徒会で鍵と関わっていて、鍵の存在が大きくなったことがきっかけでした。
そんな時、妹の真冬とともに内地へ転校することが決まります。鍵は、「転校しても毎週、会いに行く。」と言うんです!この言葉本当にときめくんですが、深夏もやはりときめいたようでした。母親へ電話をして、「今転校してしまったら、本当に毎週会いに来そうな奴がいるから、最後まで生徒会をやりたいんだ。」と伝えます。
はっと自分の好意を自覚した瞬間だったようです!こうして、鍵や生徒会のみんなとの残りの生活を楽しむことにしました。デレた深夏は暴力的で、「デレた時のメリット、略してデメリット」と言われていたりもします!素直になれない深夏が可愛らしいです!

名言・名シーン6 【秋に彼女に出会えてよかった。彼女に出会わなければ、俺は人知れず潰れていた。】

全てを吐露した『癒しの小悪魔』!

鍵の先輩であり、書記である紅葉知弦。名前から「紅葉」を取って、秋担当。くりむとは正反対の容姿を持ち、成績も優秀、まさに非の打ちどころがないと言っても過言ではないです。くりむを溺愛していて、生徒会メンバー以外のくりむいじりは基本許しません。普段はかなりのSです。
鍵は優良枠を目指し根詰めていたため、秋に貧血を起こし保健室へ行きました。そこで知弦と出会います。知弦に介抱され、鍵は昔の話をし始めるんです。すると、知弦は鍵を優しく抱きしめ、「もういい、大丈夫。たまには、吐き出さなきゃいけないわ。ずっとずっと我慢してきた、心の中にある思いを。」と言葉をかけます。
鍵の心は救われたわけですが、実はこの時、知弦も子供時代のトラウマを吹っ切ることができました。鍵に語りかけながら、自分にも言い聞かせていたのでしょう。くりむ以外の人間にあまり心を許さない知弦が、鍵に心を許した瞬間でした。

名言・名シーン7 【冬に彼女に出会えてよかった。彼女に出会わなければ、俺は強さの意味を履き違えていた。】

奇跡の産物『真冬の天使』!

鍵の後輩であり生徒会の会計である椎名真冬。名前から「冬」取って、冬担当。深夏の妹で、極度のオタク。攻略wikiなどの書き込みをしていてネット上では一目置かれています。一見、儚げで大人しそうな見た目とは裏腹に、ゲームのことになると人格が変わります。
鍵との出会いは冬の公園。鍵は寒空の下公園で倒れていました。そこを通りがかった真冬が鍵を見つけます。真冬は「男性に触ると腐る」と信じていたため、助けることを迷うのですが、怯えながらも鍵に肩を貸し助けてあげるのです。
真冬の男性恐怖症をとかしたのはやはり鍵なんですね。真冬が初めて心を許した男性は、鍵ということになります。鍵は、真冬の勇気を出した行動がきっかけで、本当の強さを知り「こんな子を守れるような男になろう」と誓ったのです。鍵の魅力は底知れず、本人も気付いてないのですが・・・

名言・名シーン8 【杉崎先輩は一緒にしないで。あなたたちと一緒にしないで!】

真の勇気を引き出し続ける鍵!

鍵が熱を出して生徒会の活動に参加できなかった日がありました。そこで鍵がいつも一人でこなしている雑務を生徒会全員ですることに!なかなか終わらず、鍵の必要さと存在のでかさを改めて知っていくメンバーなのです。
真冬の提案により、鍵のお見舞いに行くことに。向かう途中、声をかけられるのですが偶然にも鍵の中学時代の同級生だったのです。鍵の元同級生は碧陽学園の生徒会だと知るやいなや、鍵の過去を悪く語り始めます。聞いていて、誰もいい気はしません。
すると「杉崎先輩は一緒にしないで。あなたたちと一緒にしないで!」と、真冬が本気で叫びます。しかも涙目ではありませんか!あの真冬が鍵を庇い、正々堂々と前に出て行ったのです!真冬はこの日を境に決意するんですね。「杉崎先輩に気持ちを伝えよう」と。とても感銘を受けました。真冬の真の勇気は、鍵の存在が在るからなのですね!

名言・名シーン9 【生徒会は夢です。俺の夢が詰まってます。】

やっぱり憎めないのが『杉崎鍵』!

ある日の生徒会で、新聞部から取材を受けることになります。新聞部の部長は、リリシア。人気投票5位という惜しいところまでいったのですが、性格に難があるため生徒会に入ることは叶わなかったんです。お嬢様で、ハーフなのですが英語は苦手で話せません。
生徒会に入れなかったので、嫌がらせで取り上げる記事は生徒会の記事なのですが、大体はでっち上げです。それなのに、「ネタは鮮度が命!」と言って、徹夜をして記事を仕上げてくるリリシアに対して、鍵はお人好しな一面を見せます。リリシアに「あなたにとって生徒会とは?」と聞かれると、「生徒会は夢です。俺の夢が詰まってます。」と答えるんです。
鍵はリリシアの真剣な眼差しに誠実に答えたんです。そんな純粋な鍵に対して、リリシアは好感を覚えるのですが本人は自覚していません。妹に指摘されてあたふたしているリリシアは、思わず「萌えー」と言ってしまうでしょう!

名言・名シーン10 【男って笑わせたい女の子がいれば、なんか、頑張れるもんだから。】

それが全ての始まりで・・・

ある日、転校生がやってきます。中目黒善樹(なかめぐろよしき)、2年生。鍵と深夏の同級生になります。転校初日で帰り方がわからないので、鍵と一緒に帰ることになるのですが、中目黒の過去を聞くことになります。真冬の妄想により、鍵たちを尾行すことになり生徒会のメンバーもこっそりと話を聞くことに・・・
中目黒が「杉崎君は強い人だよ。」と言うと鍵は訂正します。今の俺になるためのきっかけをくれた4名の美少女達がいたんだ、と。その子たちを幸せにするために、勉強して優良枠を取ったんだ、と。全て、あの人たちのお陰なのだと。
そして、「男って笑わせたい女の子がいれば、なんか、頑張れるもんだから。」と名言。いつもふざけている鍵がそんなこと言うもんだから、隠れていた生徒会メンバーも真面目な雰囲気になります。そして、みんな見つかってしまう訳ですが、それぞれが照れちゃうんですよね。なんとも微笑ましく羨ましいものでした。鍵の魅力に更に気づかされた生徒会メンバーなのです。

「生徒会の一存」の衰えぬギャグの切れ味に脱帽・・・

ギャグはゆとりのある証拠!

多くのギャグパロディを織り込んでくる、生徒会の一存。原作、アニメともにたくさん笑わせていただきました。どのギャグにも必ずと言っていいほど鍵が絡んできます。私も、作品に触れてみると鍵の明るさに好感を抱きました。
きっと、著者やファンの方々にも愛されているキャラクターなのでしょうね。鍵は「ゲームの主人公のような男になりたい!」と公言していますが、既に誰もが認める真の主人公だと思います。読むごとに、見るごとに感じ方も変わりますが、鍵のようになりたいと思いました。
歳月が経っても名作は残り続けます。大人には懐かしく、若い世代にはこうあってほしいと願いが込められていると感じます。みなさんも、人間らしい鍵や様々な美少女達に心洗われてみてはいかがでしょうか?