【ドラゴンボールGT】黒歴史とは言わせない!シリーズ最異色作の4つの魅力

ドラゴンボールZの続編として制作されたドラゴンボールGTは、1996年2月~1997年11月まで放送されたアニメ作品です。スーパーサイヤ人4などが登場した本作は、色々と波紋を呼び話題となりました。時系列的には現在放送中のドラゴンボール超よりも後ですが、GTには超のスーパーサイヤ人ゴッドやスーパーサイヤ人ブルー・破壊神達は存在しません。ここではドラゴンボールGTについて紹介していきます。

Zの続編?!ドラゴンボールGTとは?

ドラゴンボールGTはドラゴンボールZの続編として制作されたアニメ作品です。時系列的には魔人ブウを倒してからなんと15年後の話。悟空は何度か死んでいるので肉体年齢は若いですが、ベジータに至っては50代後半の親父になっています。
いくらサイヤ人が戦闘民族で若いと言っても、さすがのベジータも老けた印象が強まり外見も変わっています。それでも戦闘力は魔人ブウ編の頃より段違いに上がっているようで、修行をサボっていた悟飯・トランクス・悟天よりは随分強いようでした。
ドラゴンボールGTはこれまでのドラゴンボールシリーズとは異色で、雰囲気からストーリー構成までなにもかも違う感じです。ここでは、そんな不思議な世界観を漂わせているドラゴンボールGTについて紹介していきたいと思います。

ドラゴンボールGTのあらすじ紹介!

5年間、ウーブと共に神の宮殿で修行していた悟空でしたが、ウーブも教えることがない程強くなったので、自分の元から卒業させることにしました。そんな時、ピラフ一味が宮殿に侵入し、大昔に神がつくったという究極のドラゴンボールを見つけて願い事を叶えようとします。
悟空に見つかったピラフ一味ですが、あまりに強くなりすぎた悟空に対向する手段もなく……。悟空が子供の頃のように小さければ勝てるのにという旨の発言が、出現した究極神龍(きゅうきょくしぇんろん)に願い事だと勘違いされ、悟空はみるみる内に身体が小さくなっていきました
悟空は小さくなっても別に問題ないと楽天的にしていましたが、どうやら究極のドラゴンボールは一年以内に元の場所に戻さなければ、使った星が爆発してしまうという厄介なものでした。小さくなった悟空は、パンとトランクスと一緒に宇宙に散らばったドラゴンボールを探しにいくことにします。

序盤はトランクスとパンがメインキャラクター!

ドラゴンボールGTの魅力は、悟空の孫のパンが大活躍し、会社の経営で忙しくろくに修行をしていなかったトランクスも活躍する所です。ずっと修行をしてきた悟空に比べてトランクスは明らかに弱いのですが、あまりスーパーサイヤ人にならない本作ではそれなりに活躍していました。
それに、意外とパンが強く、並の宇宙の戦士ならパンでも撃破していく所も見所です。多分、GTのパンはギニュー隊長くらいには強いのではないかな? それだけパンも活躍してくれます。

ドラゴンボールGTの魅力① OP曲が神!

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ドラゴンボールGTのオープニング曲は非常に良い曲で、当時は物凄く人気のあった曲です。筆者は当時は小学生6年生~中学校一年生でしたが、昼休みには毎日のように教室に放送されていたのを今でも覚えています。
曲名は『DAN DAN 心惹かれていく』で、今聞いても物凄く良い曲です。それまでのドラゴンボールシリーズとは違う軽快なポップスで、ドラゴンボール史上最高の名曲ではないかと思います。

ドラゴンボールGTの魅力② ピンチになるまでスーパーサイヤ人にならない!

ドラゴンボールGTで数少ない……と言ってしまったら大変失礼ですが、唯一すごく良かった点としてあげられるのは、悟空やベジータ・トランクス・悟飯・悟天が、基本的には通常形態で戦う所です。
セル編以降、スーパーサイヤ人のバーゲンセール化していたドラゴンボールですが、GTではスーパーサイヤ人になるのは奥の手で、基本的には通常形態で戦う所が素敵な部分です。
これによりスーパーサイヤ人のレア感が増し、身体にかかる負担が大きいからなるべくはスーパーサイヤ人にならないという設定が生きることになりました。正直、スーパーサイヤ人に飽き飽きしていたユーザーにとって、この処置は楽しく視聴できるものでした。

ドラゴンボールGTの魅力③ 最終回は素直に感動!

ドラゴンボールGTの最終回は素直に感動できるもので、ネタバレを含むのであまり多くは話しませんが、最後に悟空はいつも通りどこかへ旅立っていきます
またいつも通り時間がたてば戻ってくるだろうと楽観している面々が殆どの中、ベジータなどの一部のキャラクターは神妙な面持ちで悟空を見送っているのが印象的です。
悟空も穏やかな表情で神龍に乗って旅をしていき、これまでお世話になった亀仙人やクリリンに挨拶をしにいくという話なのですが、最後に100年後の未来へ話が飛び、悟空の子孫とベジータの子孫が天下一武道会で戦います。
その戦いの最中、悟空が無言で子孫の戦いを見守っているのですが、それを見つけた年老いたパンが悟空を追うという感動的な所でこの話は終わります。

ドラゴンボールGTの魅力④ ベビー編がアツい!

ドラゴンボールGTの最大の見所は、かつてサイヤ人によって滅ぼされた高度なテクノロジーを持っていた宇宙人、ツフル人の生き残りであるドクターミューによって生み出されたマシンミュータントベビーの話でしょう。
ベビーは厄介な生命体で、対象に寄生して身体を乗っ取り、その身体の戦闘力を自在に操れるという能力を持ちます。さらに、一度寄生した相手に卵を植え付けることができ、完全に支配下に置けるところも厄介です。
このベビーの特性に悟空たちは大苦戦し、トランクスも身体を乗っ取られたり、危うく全滅させられそうになったことが何度かありました。

悟天・悟飯・ベジータに寄生したベビーの驚異!

最も厄介だったのは、あのベジータまでもベビーに寄生させられてしまい、操られた悟飯・トランクス・悟天がベビーにサイヤパワーを分け与えてしまった所です。これにより、スーパーサイヤ人3の悟空でさえ全く歯が立たなくなり、窮地に追い込まれることになりました。
最終的にはスーパーサイヤ人4に覚醒した悟空にベビーはやられ、ベジータも上手く救出することに成功するのですが、この時の絶望感はGT史上で最も高い所です。なぜベジータがベビーに寄生され、悟飯や悟天までも操られてしまったのかという所を見るのも、GTの面白い部分です。

番外編① ドラゴンボールGTのスーパーサイヤ人4は駄作?!

ドラゴンボールGTで最も話題を呼んだのは、画像のスーパーサイヤ人4です。これはスーパーサイヤ人3を遥かに超えた形態で、それまでのスーパーサイヤ人のようにエネルギーの消耗がない、新しいスーパーサイヤ人でした。
戦闘力も圧倒的で、ベジータベビーを圧倒していたのですが、弱点としては普通にはパワーが回復せず、サイヤ人のサイヤパワーを注がれないとパワーが元に戻らない所です。しかし、この特性によりフルパワーを超えてパワーアップすることも可能で、凄まじい強さを誇りました。
このスーパーサイヤ人4は「ないわぁ……」とに思った原作ファンも多くいて、かなり否定的な見方をされていたのも事実です。そもそも、原作者の鳥山明氏がGTには関わっていなかったので、スーパーサイヤ人4を公式扱いにしたくない人は大勢いました。

【謎】スーパーサイヤ人4はブルーやビルスより強くて良いのか?

現在放送中のドラゴンボール超では、スーパーサイヤ人4などは登場せず、代わりにスーパーサイヤ人ゴッドとスーパーサイヤ人ブルーが登場しました。そして、そのゴッドやブルーのさらに上をいく破壊神やその師匠、さらに上にいる大神官や全王など、GTの歴史とは違う進化を遂げていっています。
しかし、ドラゴンボールGTはそこから15年後の話です。このままいったら超はGTの歴史に突入することになり、ゴッドやブルーよりもスーパーサイヤ人4はさらに強かったという話になってしまいます。
現在、破壊神ビルスの強さに限りなく近づいている悟空のスーパーサイヤ人ブルーですが、このままGTの世界を受け入れればスーパーサイヤ人4は破壊神ビルスやウイスよりも強いということになってしまうので、それを微妙だと思うファンは大勢いるでしょう。

番外編② ドラゴンボールGTは正当な続編ではない?

そもそも、原作者の鳥山明氏がドラゴンボールGTに関わっていない以上、ドラゴンボールGTは正規の続編ではないとも言えます。しかし、ドラゴンボールと銘打っている以上はドラゴンボールであるという見方もでき、混乱してしまうポイントですね。
個人的にはGTのスーパーサイヤ人4は受け付けない所もあり、そう思う同志は多いですが、この記事をご覧になっている皆様はどうでしょう?

ドラゴンボールGTの「GT」の意味

ドラゴンボールGTの「GT」の意味は、長らく謎にされてきました。一般的には、GTは宇宙に飛び出す所から始まるので、大旅行を意味する「グランドツーリング」を「GT」と略称したものかと思われていました。
しかし、後に話題となった話ですが、このGTはZの段階で既に続けたくなった鳥山明氏に対して、集英社が強引に続編をつくってしまったので、「ごめんなさい、鳥山明先生」という意味でGTがあてられたという説も浮上しました。
Zの時はこれ以上続けたくないという意味でアルファベットの最後の文字でしたが、GTには「ごめんなさい、鳥山明先生」という意味が込められているのであれば、なんだか面白いですね。

現在放送中の超はGTの歴史を塗り替えるべき!

色々と魅力的な部分もあるドラゴンボールGTですが、それでもイマイチ受け付けられないというファンも多かったのが事実の作品です。
それに比べれば、現在のドラゴンボール超はスーパーサイヤ人ブルーがかっこ良かったり、そこから界王拳を上乗せできたり等、なかなかファンの心理を突いた良いアイディアで楽しませてくれています。
このスーパーサイヤ人ブルーもはじめて見た時はナンセンスだと思いましたが、登場から2年もすれば逆に黄色のスーパーサイヤ人よりもかっこいいことがわかってきましたね。できれば超には続けてもらって、GTの歴史を塗り替える作品となってくれたら嬉しいです。
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