【ドラゴンボール】ヤムチャはDBナンバーワンヘタレ?最新の活躍や主役漫画から検証する!

ドラゴンボールは老若男女問わず人気の作品ですが、登場するキャラクターも魅力あふれ、人気を博しています。そんな中でネットを中心に何かと注目を集めるのが「ヤムチャ」です。「やられ役」の代名詞にまで上り詰めた彼が、また最近世間を賑わす動きを見せています。
そこで改めて愛すべき彼の魅力と、最新の活躍っぷりを確認してみましょう。

ヤムチャ、ドラゴンボール内で最強のヘタレ疑惑


DB(ドラゴンボール)というと、もはや説明の必要もないくらいのマンガ・アニメ界のレジェンド的な作品です。どのくらい凄かったかというと、連載終了の際、「作者個人」の意思どころか、「編集部の意思」ですら決定することができず、メディアミックスの関係各社が様々な下準備を施さなくてはならない程でした。「国民的」を通り越して、「世界的」な人気を誇るこの作品、登場人物も個性豊かなメンバーが揃っています。主人公の悟空はもとより、ベジータやピッコロは言うに及ばず、ブルマなど古参キャラも最後まで何らかの形で活躍を見せました。その中でもネットなどで「絶大な人気」を持つのはやはり「荒野のハイエナ・ヤムチャ」ではないでしょうか。

ヤムチャと言えば、「やられ役」「かませ犬」「ヘタレ」の代名詞として有名ですが、果たしてその評は本当なのでしょうか?彼の言動や戦績、その他活躍を紐解いて検証してみましょう。もしかしたら新たなヤムチャ像が表れるかもしれませんよ。

ヤムチャのプロフィール

まずは彼のキャラクターについて振り返りましょう。初登場時は16歳で、荒野で盗賊をしていました。当時「イケメン枠」として登場するも、「女の子の前だと緊張する」性格で、それを克服するためにドラゴンボールを狙い、悟空らと行動を共にすることなりますが、いつしか仲間意識が芽生えて行きます。
その後34歳時の人造人間との戦いまで第一線で戦い続けるのですが、いつの間にやら戦力のインフレに完全に置いていかれ、その他メンバーが「技」などを活かし活躍する中、出番が限りなく減っていってしまいます。作者の話によると料理と野球が得意らしいです。声優は古谷徹さんが担当しており、「DRAGONBALL EVOLUTION」はパク・ジョンヒョン(吹替・江川央夫)演で登場しています。

ヤムチャの強さは?過去戦績から検証ヤムチャの強さは?過去戦績から検証!

DBは「バトルマンガ」です。悟空以外の戦闘シーンも多くあります。その中でもヤムチャと言えば「敗戦」のイメージが強いですよね。そこでどれだけ負けているのかを調べていけば彼のヘタレ具合がわかるのではないでしょうか。主な戦いを検証してみます。カッコの数値はその当時の戦闘力です。

ヤムチャの戦績

「そんなに天国を旅行したいのか・・・」
初登場時、いかにも小悪党が言いそうな文言を吐きながら悟空(10)達に襲い掛かります。腹ペコの悟空を圧倒しますが、女(ブルマ)を見て逃走。再戦時には満腹の悟空に完敗して、前歯が欠けてしまいます。この後、勘違いで攻撃してきたチチや、ブルマを人質に取られ手が出せない悟空の助太刀としてウサギ団の二人を一瞬で倒すなど、この頃までは強キャラとして描かれていました。
第21回天下一武道会では予選は通過するも、本戦でジャッキー・チュン(武天老師)と戦いますが、「さわやかな風」で場外に吹き飛ばされ敗北します。
「オレひとりで残る4人すべてを倒して見せますよ」

続く占いババの館では透明人間のスケさんや、戦う干物・ミイラくんと交戦します。クリリンのアシストもありスケさんに勝利。僅かな気配を感じ取るなど片鱗を見せるも、ミイラくんには歯牙にもかけられず完敗。一応亀仙人も「強い相手」とはいう物の、その後悟空が瞬殺するので本格的な「かませ人生」のスタートとも言える敗戦でした。
 
「きのどくにな いきなりきえるとは」「あっという間に白目をむかせてやろう」
 
2度目の武道会では天津飯(180)と試合前から舌戦を繰り広げており、「リボンでも付けてかえしてやる」と返されますが、有言実行されました。天津飯の手によって。進化させた必殺の「狼牙風風拳」を正面からの打ち合いで破られ、「とっておき」だったかめはめ波もはじき返され、脚まで折られる惨敗となり、今後の方向性が決定した瞬間でした。

「手っ取り早く終わらせてくる」
続く23回大会も前回と同様にザコキャラを二人破る姿が描写されています。そして今回も有言実行してくれました。相手によって、ですが。神様扮するシェンと当たり、股間強打など良い所無しで、稽古まで付けられた挙句油断から負けてしまいます。因みにその5年後にヤムチャの戦闘力が「177」を計測するのですが、8年前の悟空、天津飯にすら追いつけていません。
「クリリンはもし万一のことがあったら」
栽培マン(1200/ヤムチャ1480)との戦いの時に、「きっと嫌な予感がしてたんだ」(クリリン)と、彼を庇う形で命を落とします。バトル自体は圧倒し勝利するも、油断から相手の自爆を受け自身初の死亡で結果はドロー。「やられ役のヤムチャ」を象徴するシーンとなります。

この後戦闘シーンと呼べるものはほぼなくなってしまいます。フリーザ編は不参加となり、以降戦闘力の描写はありませんが、人造人間から悟空と誤認される程の実力を身に着けます。しかし、彼らを追う中、不用意に本人たちに声をかけてしまい、20号から気を吸い取られた上に、腹を貫かれて瀕死に追い込ます。戦うことをやめる事を決心するも、その後悟飯を怒らせるためにセルジュニアと交戦する羽目に。腕を折られるなど、まるで相手になりませんでした。アニメでは天津飯などと連携で原作以上に活躍を見せるも結果は変わらず。
ブウ編ではすでに引退しており、武道会にも不参加ですが、魔神ブウに襲われチョコにされ食べられてしまいます。

アニメではもっと活躍?

アニメでは原作以上に活躍する様がみられます。勿論オリジナルなのでその辺は考慮する必要もあるのですが、参考程度にご覧ください。
「とても手に負える相手ではなさそうだ」
原作でもタンバリンの標的にされますが、アニメでは若干戦うことになります。脚の影響かまるで歯が立たず、殺されかけるも、大魔王に招集されたタンバリンが離脱したため一応引分けに終わります。セリフは大魔王に対してですが、部下にすら相手になりませんでした。他にも、あの世での修行で、リクームや、セルを倒すほどの実力者・パイクーハンと同レベルで戦えるオリブーなども倒すシーンもあります。しかし、ブウ(純粋)には、クリリン・パイクーハンと共に挑むも敵わず敗北します。原作ではすでに引退した身の上、戦う事すらなかったので一応前進とも言えるかもしれません。

劇場版
映画作品においてもボラ(ウパの父)や、ターレス軍のカカオ及びターレス、銀河戦士等との戦闘の他、設定を初期に戻した「最強への道」ではブルー将軍とも交戦するも全て敗戦。ターレス戦は悟空が元気玉を作る時間稼ぎだから仕方ないとしても、この戦績は逆にスゴイかもしれません。
 
以上8勝8敗2分(原作)、アニメ込みで、10勝14敗3分と意外と「負けていない」んです。イメージでは3勝15敗くらいかもしれませんが、原作では五分の戦績だったのです。勝った相手は「やられ役」ばかりで、アシスト付きの物や幼女もありますが、リクームは本物ですよね(アニメだけど)。実際仲間キャラが名前付きの敵に勝つこと自体稀なので、特にヤムチャが弱いと言う訳でもなさそうです。ヤジロベーもシンバルくらい、餃子に至っては0ですからね。

真の敵は作者?編集?

実はヤムチャの敵は作中の身にいるとは限らないのです。本当の敵は作品の外に居たのです。
 
ヤムチャ破れる
「ヤムチャ勝利確実!?」の見出しと共に付けられたタイトルです。身もふたもないタイトルで、前回負けたのならわかりますが、このタイトル回にやられてしまいます。もう読まなくても内容がわかってしまいます。因みにヤムチャの夢は破れたかもしれませんが、正しくは「敗れる」ですよね。

ヤムチャは意外に様々な技を持っている!?ヤムチャは意外に様々な技を持っている!?

DBと言えば多彩な技が登場します。天津飯や、クリリンは技の豊富さで知られ、気功砲や太陽拳、気円斬などは要所で活躍を見せますが、結局ヤムチャの技は陽の目を見ることもなく、アニメでもセルがピッコロの魔貫光殺法などをパクる中なにも使ってもらえませんでした。そんな彼の技を見てみましょう。
「はい はい オウ~」
狼牙風風拳
ヤムチャと言えばやはり狼牙風風拳ですよね。初出は悟空との初戦でした。妙な掛け声(?)と共に繰り出されます。光線系が多い中で珍しい打撃系の技で、一秒に5発も浴びせることができます。ジャッキー・チュンこと武天老師に披露しますが、あっさりかわされた上「足元がお留守」と指摘されてしまいます。本人曰く「狼になりきった素早い動きで、顔など上半身に鋭い突きを集中連打」する技だそうです。

新狼牙風風拳
天津飯戦で初披露となった、狼牙風風拳の進化版と言える技です。与える打撃が2倍へと増加するも、真っ向から打ち負け、「とっておきの」かめはめ波への前座扱いでした。その後言及はありませんが恐らくシェン相手にも放っているはずです。だってヤムチャだから。その証拠に「足元がお留守」の指摘も受けています。6年前にも聞いたような気もしますが、「新」に進化しているはずですが、気にしてはいけない気がします。空前絶後の「ネクストブレイク俳優」斎藤工こと、サンシャイン斉藤に匹敵する伸びの無さです。
「とっておきをみせてやらぁ」

かめはめ波
新狼牙風風拳と同じく天津飯戦にて披露されます。亀仙人やクリリンも「いつのまに」と驚く中、我流で身に着けた模様ですが、これもあっさりとはじき返される結果となり、栽培マンも仕留め損ねるなど、いまいち使いこなせなかった様です。
 
繰気弾
シェンと試合にて繰り出したヤムチャの最終奥義とも言える技です。神様に「良い技」と言わしめるも、使い手の油断にて思ったほどの活躍は見せられず。因みにセルは気円斬を繰気弾のように操っては見せましたが、界王様曰く「フリーザの技」でヤムチャは無関係だそうです。「操」気弾ではないので注意してください。ゲーム等では発展技も用意されてバリエーションも増えたようです。
狼牙風風投球拳

ヤムチャの最後の大技(?)で、完全に戦闘用ではなく、野球用の技であり、「既に武道家ではない」と18号に揶揄されてしまいます。名称は「狼牙~」ですが、性能的には「繰気弾」のそれに近いもので、ボールを自在に操る魔球でした。
 
因みにその他戦士たち同様に舞空術も使えますが、お披露目はメンバー中最後となります。

聴け!魂の咆哮を!狼牙風風歌?

野球だけではなく、ヤムチャは歌も歌っています。ネタ歌・・・ではなくキャラソングですね。歌詞にも注目です。御一聴ください。

ところで技と言えば、ヤムチャが唯一の犠牲者となった栽培マンの自爆についてもですが、実はこれ、仮にピッコロであってもやばかった可能性があるんです。覚えていますか?餃子がナッパに対し自爆を仕掛けたシーンですが、ピッコロも「刺し違えた」と勘違いしています。つまり、餃子程度の戦闘力でもナッパを倒せる可能性があって、惜しくもやり損ねた・・・のかもしれません。クリリンならやれていたでしょう(多分)。それくらい恐ろしい技だったのです。

口だけ大物?ヤムチャ名言語録!

大口を叩いて負ける、もはやそれはヤムチャ道かもしれない

いままでヤムチャの名言と共に彼の活躍を振り返って来ましたが、まだまだこんな物ではありません。ヤムチャの為人を表す珠玉の名言集をご覧ください。戦績以上に彼はこの言動でヘタレとなっているのかもしれません。ピックアップしてみましょう。
 
「金は盗めば手に入るし、天下には興味ない」
ドラゴンボールへの願いについて一言。荒野の悪党らしいセリフを言い放ちます。しかしその実あがり症で女の子とまともにも話せないウブな青年だったりもします。
 
「オレはロリコンじゃないからな」
上記したように美少女のチチに対しては一撃で倒したあと、牛魔王の娘と知り、慌てて介抱するヘタレぶりを発揮し始めます。しかもその際に相方のプーアルに対して自慢げに宣言していました。

「いいだろう、軟弱な都会に飽き飽きしていたところだ」
 
悟空の助太刀にレッドリボン軍へと向かう際の発言です。頼もしい限りですが、結局何もせずに終わり、正面突破した悟空と違い見つからないように侵入しようとしていました。
 
「ちょっと前までほとんど互角だったのになぁ」
 
レッドリボン軍を一人で壊滅させた悟空に対し、亀仙人の「わしを超えた」発言を受けての一言。ただ、彼の言う「ちょっと前」がいつなのかが皆目見当がつかないのですが、まぁ置いておいきましょう。
 
「消えろ ぶっ飛ばされんうちにな」
 
亀仙流の門下に入り大幅の実力アップもあって、ビッグマウスぶりにも磨きがかかります。前大会では、クリリンや、ジャッキー・チェンの実力差を感じ取り、控えめの発言でした。

「ピッコロ大魔王だか何だか知らんが作戦を立てたらこっちから息の根を止めにいってやるぜ」「この際(願い事は)ピッコロ大魔王の壊滅だな。」
 
 初めは活きの良い事を言ってますが、脚が折れていることを差し引いても、仲間を生き返られるよりも大魔王を葬ることを優先させます。「やはり戦って勝ちたい」と言う天津飯とは完全にベクトルが逆方向です。神龍が殺されており、天津飯単身で大魔王を魔風波で仕留めようと聞き、脚は治っていませんが「じっとしてはおれんっ!」とようやく参戦を決意します。
 
この後、カリン塔で修業をし、神様扮するシェンに「胸を貸す」ような発言をしますが、最終的には稽古をつけられ敗れ去ります。

「ここらでお遊びはいいかげんにしろってところを見せてやりたい」
栽培マンとの「ゲーム」中のセリフです。と彼に代わって2番手を務めます。そこまでは良かったのですが、「残り4匹も俺一人で片付けてやるぜ」と完全に調子に乗ってしまいます。案の上隙を突かれ、自爆の犠牲者になってしまいます。
 
「あんたらは見なかったか?殺人をやらかした二人組がどこ行ったか」「正直言って俺は行きたくないぜ」「俺はやらねぇぞ!見物だけだからな」
ヤジロベーの襲った人造人間を追う中、不用意にも本人に声を掛けてしまいます。そして20号にやられた後、仙豆で復活しますが、すっかり戦意喪失してしまいます。

「やった!やったぞ!・・・なんだよ、う、うれしくないのか?」
気を探れば分かりそうなものですが、上半身を吹き飛ばされたセルを見て、他のみんなは再生能力のことも知っており、固唾を飲んで見守る中一人で大喜びしてしまいました。
 
ここまで見るとただの「勘違いヤロー」で終わるのですが、ヤムチャが人気があるのはそれだけではないはずです。別の角度からセリフを探してみましょう。

ヤムチャの人柄がにじみ出る?ヘタレ発言

「準優勝も危ねぇな」
クリリンを見ての一言です。この時点で、悟空、クリリンに及ばないことを自覚して、及び腰になってしまっています。
「一番安いのでお願いします」
占いババの下に向かう途中、ボロボロの悟空の服を新調する時の一言です。世界的令嬢と付き合っているのにもかかわらず、お金がない様子です。荒野のハイエナ時代にはおそらく真逆のことを言っていたのでしょう。いや、「久々の獲物」と言っていたので、意外と当時から慎ましい生活だったのかもしれません。
 
「次の天下一武道会優勝しようとおもったら少しくらいの修行では歯がたちませんね」
占いババの館から帰る途中の発言です。差が大きいことを自覚しています。しかし、追いつく気もまだ一応残っているようです。
 
「大丈夫 鍛えてますから」

ヤジロベーですら手合わせをして「ただ物ではない」と気付く中、何も知らずに神様相手に余裕ぶります。結果はご存知のように「すぐに自分を超える」などと認められつつもあっさりと負けてしまいます。
 
「冗談じゃないぜ・・・信じられないようなバケモノじゃないか」「気を付けろ 妙なものを出したぜ」
 
フリーザ親子が地球に来た時のセリフです。ベジータすら「地球は終わりだ」と宣言する中、一番狼狽した様子を見せます。全員が「どうしょうもないことはみんな分かっている」とビビっていたフリーザ軍は仕方ないとしても、ついにはビビりすぎてホイポイカプセルの冷蔵庫にさえ怯え始めます。友好的に振舞うトランクスから悟飯などが普通に飲み物を貰っている中、一人チキってしまうヤムチャでした。しかし、何故か3年後のバトルには乗り気です。

「ぶっ飛ばされっぞ」
セルゲーム後デンデが18号を復活させた時に態度の悪かった彼女に言い放った一言で、直後に天津飯から「お前には無理だ」と突っ込まれる物の、ちゃんとよく見ると、「ぶっとばすぞ」ではないので、既に人任せなのが見て取れます。

ホントは気遣いのできる優しいアニキ分

「ハナクソの秘密をそっと話くそう」
 
ピラフに捕らえられた時に場を和ますために言った渾身のギャグです。相棒のプーアルからも「今のはなんですか?」と問われているので普段は言ってなかったのでしょう。因みにこのシャレはアニメでは天津飯に伝授されました。
「気にするな 殺されなかっただけマシさ」
 
脚を折ったことを謝罪する天津飯に対する言葉です。潔く謝る彼をあっさりと許す男前を発揮しています。アニメでは優勝を率先して拍手で祝っていました。
 
「死ぬなー!」「すこしは悟飯のことを思いやれ」

ナメック星で星の爆発に泣きこまれそうな悟空への発言と、悟空が死んだことを伝えた際に「デリカシーの無い女」ブルマがあっさり「孫くんもしんじゃったってよー。ショックよねー」と発言を受け、思わず窘めるシーンです。
「なさけないがオレが一番役に立ちそうにない・・・」
人造人間にやられ、戦力的にフェードアウトする中、心臓病の悟空を運んだり、セルとの打ち合いで力を使い果たした悟飯を神殿まで連れて行くなど、戦闘面以外で貢献しました。

「なりふりかまわずセルにむかっていったんだ」
 
セルゲーム後セルにやられたトランクスにベジータが取った行動を教えます。父子のふれあいがあまり無いようでしたが、ちゃんとあったことを伝えたかったのでしょう。二人の交流に一役買っていました。
「あれはギャグにきまってんじゃねーか」
 
ドラゴンボールで悟空を生き返らせることができず、本人からも拒否られ、少し暗いムードを変えるために「ジョーク」として「彼女にネックレスをあげたい」と発言。いや、本気だったのかもしれませんが、17・18号の爆弾を取り除いたクリリンが謝罪した際に、そういって彼を気遣っていました。
「おとうさんは世界でいちばん強いんだ」

クリリンが天下一武道会へ参加した際、娘のマーロンが心配する中での発言。自身引退した身であることを考慮しても、友人の娘への配慮が見られます。まぁ、こっそり「地球人の中じゃね」と足してはいますけどね。他にもアニメでは、ビーデルがボコられるのを見せないように目を覆うなど、嘗ての「荒野の大悪党」の見る影もないくらい善人になっています。

ヤムチャは声優にもエピソードアリ?

しかし、「〇〇拳」というのが妙にしっくりきますよね?それもそのはず声を担当する古谷徹さん、ペガサス星矢(聖闘士星矢)も担当されていました。他にもタキシード仮面/地場衛(セーラームーン)、アムロ・レイ(ガンダム)などがあります。

天津飯役を演じられた、今は亡き鈴置洋孝さんとは共演も多く、その中でも、「ガンダム」での共演時、劇場版が製作されたのですが、アムロの母役として倍賞千恵子さんが客演されるのですが、公開前の宣伝では、トップクレジットは倍賞さんを予定されていたそうです。そこを鈴置さんを中心としたメインキャストが一丸となって、「主演の古谷徹を断固としてトップクレジットに掲載する」ように交渉し、無事その座を守った、と言う素晴らしい友情エピソードがあるそうです。ところであの有名な「アムロ行きまーす」は作中一度、厳密にはTVシリーズ1回、映画1回しか言っていないそうです(類似するものは有)。

さらに「星矢」の新作を製作した際、星矢以外のキャストを一新しようとしたところ、古谷さんが断固拒否し、その作品は全員変更となり、その後別の収録でオリジナルメンバーが復活するのですが、そのときも「正直(紫龍役は)降りるつもりだったが、お前(古谷)が頼むならプライドを捨ててやってやる。」とお二人の友情パワーを見せてくれています。因みにお二人は、それぞれ「人間臭い所」(古谷)、「硬派なところ」(鈴置)が自身に似ているとお気に入りのキャラだとコメントされています。

特に古谷さんは「何だヤムチャか」とDBファンの子供にバカにされ、悔しいのでアニメスタッフに「カッコよくして」とお願いすることもあったそうです。その結果か、「DB超」にて「ヤムチャ回」なるものがあり、内容はバトルではなく「野球」。色んな意味で大活躍していました。
そういえば、少し前に某バイク買い取り店のラジオCMで「フルヤくん」を好演されていたのですが、その時「フルヤくん」は何をどう聴いても「古谷くん」の古谷ヴォイスなので良いのですが、共演のおねーさんが誰か分からなかったんですよね。誰だったんだろう?

ヤムチャが主役の漫画が連載中!ヤムチャの時代きてる!?

こんなヤムチャですが、最近また話題にあがっています。「なんだ、またやられたか」とお思いでしょう?違うんです。「そんなことない」?いえ、むしろ「そんなことない」んです。
ジャンプ+にて、ドラゴン画廊・リー作ドラゴンボール外伝転生したらヤムチャだった件であのヤムチャが主役を演じているんですよ。しかもそれが無料の電子書籍で読めるのですからすごいですよね。しかし、実は主役は「ヤムチャ」ではないのです・・・。この作品は、普通の高校生が、ひょんなはずみで事故に遭い、気付けば「ヤムチャ」に「転生」してしまうと言う内容です。DBの歴史を知る主人公。「龍狼伝」のように歴史を知る強みを活かせるか、それとも「仁」のように「修正力」に負けてしまうのか。

このマンガ、実は個人的に長年の疑問にある意味答えてくれているんです。それは「悟空は先に良い特訓をしているだけで、他のメンバーが同等のことをしたらもっと強いのではないか?」です。例えば神の修行後の戦闘力は悟空は400程度、クリリンたちは1000を超えます。しかもずっと短期間で。一足飛びに力を付けていく主人公ですが、どうなることか・・・。
大きな口を叩いては負け、最後には減らず口さえきけなくなったヤムチャ。しかし実は気遣いの人で、頼れる兄貴分でした。決してヘタレではないんです。ただ凡人なだけなんです。クリリンが「最強の地球人」なら、彼は「最強の凡人」なんです。凡人だからこそ、強がりも言うし、泣き言も言う。そんな人間味あふれる彼だからこそ皆に愛されるのではないでしょうか?

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