【フルーツバスケット】続編anotherまで網羅!年齢性別問わずハマる傑作ラブコメ6つの魅力

「フルーツバスケット」は、少女漫画雑誌『花とゆめ』で連載された少女漫画です。主人公の少女、本田 透(とおる)と、十二支の物の怪憑きの家系である、草摩家の面々との交流を描いています。



独特な設定と、個性的なキャラクター、それぞれのキャラが持つ悩みなど、ちょうど大人になり始める少女達の心をつかんだ「フルーツバスケット」。なぜこんなに人々の心をつかむのか、その魅力を6つに分けて紹介いたします!

誰でも好きになる傑作ラブコメ「フルーツバスケット」とは

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「フルーツバスケット」は、「世界で最も売れている少女漫画」としてギネスブックに認定されている作品です。少女漫画雑誌『花とゆめ』で1998年16号から2006年24号まで連載され、途中休載期間をはさみながらも、コミックス全23巻に及ぶ長編作品となりました。
コミックスの累計売上部数は1800万部突破されており、北米を始めとする、様々な世界の国によって翻訳、販売されています。少女漫画ならではの甘酸っぱさを含むストーリーながらも、コメディ要素もあり、多くの少女たちが夢中になりました。

フルーツバスケットの魅力①設定が秀逸すぎる

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まず、「フルーツバスケット」は他の少女漫画に比べて設定が抜きんでています!というかそもそも、掲載雑誌『花とゆめ』自体がそうした雰囲気の雑誌ともいえますね。ただの恋愛ではない、ファンタジー要素というか、独特の魅力ある設定を持つ作品を、昔も今も多く生み出している少女漫画雑誌です。
そしてそれら数ある作品の中でも、「フルーツバスケット」は設定がすばらしい! 十二支という東洋独特の文化を背景におき、その動物たちの物の怪が憑いてしまう家系がある、というものです。日本だけでなく外国で人気があるのも、このあたりが理由なのではないでしょうか?
物語は物の怪憑きの家系である草摩家の人々と、超が付くほど健気で一生懸命な女子高生本田 透との交流を中心に描かれます。草摩家は代々十二支の物の怪が憑く名家であり、格式はかなり高いものです。

十二支の秘密は極秘事項であり、一族の中でも知らない者が多いほど。十二支の物の怪憑きとして産まれてきた草摩家の人間は、異性に抱きつかれたり身体が弱るその動物に変身してしまいます。うっかり足をすべらせ抱きつく形になってしまった透は、不可抗力ながらも彼らの秘密を知ってしまうことに…。
足をすべらせるくだりなど、いかにも少女漫画味溢れていますが、ただロマンチックなだけじゃあないのが「フルーツバスケット」です。透も草摩家の面々も、様々な事情や思いを抱えています。物語が進む中で少しずつ、少しずつ彼らの距離が縮まっていくのです。
コミカルな描写とシリアスな展開とが非常に良いバランスで、読者を飽きさせないのでしょうね。日常に疲れてしまった時、読むと癒される漫画、それが「フルーツバスケット」なのです。

フルーツバスケットの魅力②全キャラクター魅力的&秘密が

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「フルーツバスケット」には、たくさんのキャラクターたちが登場します。主人公の透を始め、やはりかなめとなるのは草摩家の人々でしょう。こちらは物の怪憑きというだけでも13人はいます。(12の干支の動物の他に、仲間外れである「ネコ」憑きの人間も…。
草摩家にはその他にも「神」と呼ばれる十二支を統べる存在があったり、透のクラスメートについても個性的な面々がたくさん登場しています。各キャラクターがいきいきと魅力的で、そしてそれぞれ事情や秘密、人にはなかなか言えない悩みがあったりします。こうした緻密な設定が、読み手を惹きつけ、魅力を感じさせる1つの理由なのでしょう。

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一見特に問題ないと思われるようなサブキャラクターでさえも、本人なりの葛藤を抱えていたりします。若者たちだけではなく、大人のキャラクターでもそれは変わりません。誰にだってきつい現実の1つや2つある、でもそれでも生きていくんだ、という空気が作品から感じ取れます。
主人公や主要キャラはもちろん愛しい存在ですが、あなたのイチオシキャラクターがきっと見つかりますよ!ぜひぜひ作中から探してみて下さい!

フルーツバスケットの魅力③辛い時に読みたくなるセリフが多数…

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「フルーツバスケット」には、心にグッとしみ込むような名セリフがたくさん出てきます。
登場人物それぞれに悩みや葛藤があるこの「フルーツバスケット」。彼らは、必死に今の自分の思いを、気持ちを形にしています。そんなセリフたちも、この漫画の魅力の1つです。
それぞれの境遇で、それぞれの悩みや運命を持つキャラクター達。何か事件が起こるたびに、1歩1歩成長していきます。それまでの自分を受け入れてあげたり、誰かに優しくしてあげたり、そんな時、優しい言葉たちがたくさん生まれています。

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作品中にはかなりギャグ要素も散りばめられていて、コメディタッチに描かれることも多いのに、シリアスな部分はとことんシリアスです。そんな中で、言葉にしづらい自分の気持ちをなんとか口にする(または心の中で思う)キャラクター達に共感せずにはいられません。
個人的には戌(イヌ)の物の怪憑きである、草摩 紫呉(そうま しぐれ)のセリフが好きですね~。普段おちゃらけているくせに、実は慈愛に満ちている存在です。そんな彼がふっと真面目になった時に発する言葉は、シンプルだけど心に染みます。

「考えて 不安になった時は考えないのが 吉なんだよ」というセリフ、お気に入りです。私もなんだか疲れてしまったときに、そんなふうに考えるようにしています。こんなふうに心を支えてくれるようなステキなセリフがたくさん出てくるのが「フルーツバスケット」!なんですよ! 

フルーツバスケットの魅力④伏線の貼り方がもはや推理小説級!?

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最初から草摩家の謎であったり、透の境遇であったり、設定がわんさか盛り込まれている「フルーツバスケット」。読んでいて飽きさせないのは、そうした謎を上手く読者に開示しているからでしょう。読み手としては続きが気になってたまりません!
まさに推理小説のそれで、物語の要所要所に散りばめられた伏線から、いろいろと予想することが出来ます。「あ、この人すごい重要人物だな」とか、「ここでこの表情をするってことは、なにか関係が…??」というように、これはまさに推理小説のソレ!!!
言ってしまえば読者は焦らされているわけですよねえ。「ああ、気になる!この2人の関係が気になる!」とか、「どうして?彼にはいったいどんな過去が??」というように、続きを手に取ってしまうんです。ううむ、よく出来ている…。

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まあ情報を小出しにしていくのはキャラクターの多さから言っても仕方のないことですけどね。草摩家の呪い(絆?)も、数百年続いているものですし、そうそう簡単には開示できないということでしょう。(笑)
ギャグあり、シリアスあり、ラブあり、そして推理小説要素もあるという!!まさに「フルーツバスケット」みたいな作品ですね~。あ、題名の由来はまた別の理由があるのですけどね!?こちらもなんでこのタイトルなのかな~と、初めて作品を読んだ当時、私は気になっていたものです。

フルーツバスケットの魅力⑤アニメ版はファン納得の再現度

「フルーツバスケット」はアニメ化もされています。2001年7月から12月まで、テレビ東京系で放送されていました。漫画は読んでいないけど、アニメなら観たことが…という人も多いようで、優しく可愛らしい絵柄がマッチして人気を博しました。
アニメの利点は、やはりカラーで拝めるということ! 「フルーツバスケット」では、十二支の物の怪憑きのキャラクター達が、それぞれの動物にちなんだ髪の色をしています。極端な例をあげますと、丑(ウシ)の物の怪憑きの草摩 撥春(そうま はつはる)は白髪とと黒髪が自然と分かれているという…。すごい…。

原作はカラーページ以外はもちろんモノクロですが、アニメだと総カラーですから迫力がありますね~!!OPもほんわか可愛らしい音楽ですし、イラストも原作のカットをかなり忠実に再現しています。
アニメになったら原作とイメージが違っていた…。というのはままあることなのですが、「フルーツバスケット」について言えばアニメ化は成功だったのではないかと!色味も優しくて、原作の雰囲気に合っています。

フルーツバスケットの魅力⑥続編anotherでファン歓喜!あのキャラの子供が…

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多くの少女達、また少女以外の心さえも掴んできた「フルーツバスケット」ですが、今新たな物語「フルーツバスケットanother」花とゆめONRINEにて連載中です。物語は「フルーツバスケット」から長い年月が経ち、かつての登場人物の子供たちが新たな物語を紡ぎあげます。
ファンにとっては「待ってました!!」とばかりの朗報です。子供たちは「ああ、あのキャラの子供だわ…。」ひと目で分かるビジュアル…。分からない部分を予想していくのも、また楽しい!

ただ、こちらの作品には、透やかつての草摩家の人々などの主要なキャラクターはほとんど出てきません。ファンとしてはちょっぴり寂しいかな?とは思うものの、「フルーツバスケット」がきちんとキレイな形でクライマックスを迎えているのでかえって良かったかもしれませんね。
今回の主人公は、また草摩家とは無関係な少女です。「フルーツバスケット」の愛蔵版発売の記念として描かれたというこちらのストーリー。コミックス1巻も発売されています。「フルーツバスケット」ファンの方にはぜひ!読んでいただきたい!

全ての人に読んでほしい作品「フルーツバスケット」

「フルーツバスケット」、いかがですか?「世界で最も売れている少女漫画」というだけあって、丁寧なキャラクターの心情描写は、少女達だけのためではなく、大人や男性が読んでも心に響くはずです。
作中で透は「みんな自分の背中にステキな何かを持っているのかもしれません。背中についているので、自分からはそのステキが見えないのかも…。」と。読んでいる人の心が、ほんわか温かくなるような、そんな作品の「フルーツバスケット」を、もっともっとたくさんの人に読んでもらいたいですね!
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