カウボーイビバップ名言・名エピソードTOP10!マニアが選ぶ第一位は?

1999年にテレビ東京系で放送されたハードボイルド(?)SFアニメ「カウボーイビバップ」は、いまでも根強いファンがいることで知られています。今回はビバップの名セリフと名エピソードトップ10をご紹介します。

「過去あり、訳あり、協調性…なし」4人が織りなすスタイリッシュアニメ

賞金稼ぎ(バウンティハンター)であるスパイクとジェット、フェイ、天才ハッカーのエドと犬1匹が面白おかしく、ときにはシリアスに賞金稼ぎを追いかける。カウボーイビバップは1話完結型で話が進み、音楽あり、笑いあり、アクションあり、シリアスもお涙頂戴もなんでもござれのエンターテイメントアニメです。
見終わった後はどこかスッキリした気分になれてしまうので、私も何回見直したかわからないほど!放映から約20年が経とうとしている現在でもいまだに色褪せることのない普及の名作と言ってもよいでしょう!

第10位:マッシュルーム・サンバ

食い物がない・・・しかも最後の非常食まで・・・犯人はいったいこの中の誰だ。殺伐としたビバップ号のメンバーは2日間なにも食べるものがない状態でイライラはピークに達していました。そんな中、とある星に不時着したビバップ号は、機体のトラブルに見舞われてしまいます。
ジェットとスパイクは機体の修理、フェイはトイレはこもっているため、エドは食料調達の任務を与えられて街に出ます。そこで違法キノコのブローカーの賞金首に出会ってしまいます。「マッシュルーム・サンバ」はエドと賞金首、違法キノコ、賞金首を追う他の賞金稼ぎ中心に繰り広げられるドタバタ劇です。
キノコでイカれるビバップ号のメンバーとエドの可愛らしさ、何とも言えないテンポが生み出す楽しさはなんど見ても飽きません!

名言「俺の兄貴はなぁ、お前から買ったキノコを食って、笑って笑って腸捻転で死んだ!」

キノコのブローカー「ドミノ」を追う賞金首のセリフです。もうこのセリフからこの話のアホらしさがにじみ出てきています。

第9位:ワイルド・ホーセス

愛機「ソード・フィッシュ」のオーバーホールに技術士の「ドゥーハン」の元を訪れたスパイク。一方でビバップ号に残ったジェットとフェイは賞金首を追っていたものの、返り討ちに会ってしまいます。
メカニック好きにはたまらない会話や職人気質な頑固なおやっさん、陽気な助手マイルズとスパイクの会話など見どころはたくさんありますが、やはり一番の見どころは最後!骨董品のスペースシャトルで宇宙軌道のスパイクを救出に出るドゥーハンとマイルズ、そこから盛り上がる音楽でしょう!

名言「あんた、よく無口な男って言われない?」 「お前、よく喋り過ぎだって言われるだろ?」

スパイクを迎えに来た助手マイルズとスパイクの会話。暑さでイライラしているスパイクに話しかけ続けるマイルズにスパイクがうんざりした顔がいい味だしてます。

第8位:ブラック・ドッグ・セレナーデ

ジェットが主役の回「ブラック・ドッグ・セレナーデ」。ジェットが過去にISSPを辞めたきっかけになった事件に関係のある人物が、冥王星に向かう囚人輸送船から脱走します。昔の相棒だったファドから情報を聞きつけたジェットは過去を精算するためにその人物を追います。
ジェットが主役の回はいつも渋いですが、ブラック・ドッグ・セレナーデはとくに渋い!おっさんしか出てきません!そこにタバコと銃、昔の相棒、ハードボイルド要素が満載の回です!

名言「禁煙、破っちまったよ」

撃たれたファドが死に間際、ジェットにタバコをもらって最後の一服を吸うシーン。男は最後こうやって死にたいと思わせるシーンです。

第7位:堕天使たちのバラッド

カウボーイ本編とも言えるエピソードです。過去の恩師であるレッドドラゴンの幹部マオ・イェンライが暗殺され、その真相を追うスパイクは、かつて組織で仲間だったヴィシャスと対峙します。重要な登場人物がたくさん出てくるとても重要な回です。最後に教会から突き落とされるときの曲「Green Bird」とスロー再生される映像の美しさは必見!

名言「天国を追い出された天使は、悪魔になるしかないんだ。そうだろ、スパイク」

ヴィシャスとスパイクが久しぶりの再開を果たした時にヴィシャスが話しかけるシーンでのセリフ。スパイクが返す「俺はただ覚めない夢を見てるだけさ」もとても重要な意味を持つ言葉です。

第6位:悪魔を憐れむ歌

300万の賞金首ジラフを追っていたスパイクは、そのジラフが何者かに殺されてしまう現場に遭遇してしまいます。「あいつを助けてくれ」という遺言を残されたスパイクはジラフを殺した犯人を追うのですが、その正体はある事件をきっかけに不老不死の体を手に入れたウェンだったのです。
スパイクの過去にも、リンクするこのエピソードはシリアス展開一本ですが、作中に出てくるブルースハープがいい味を出しています。私もこれでブルースハープを買ってしまったというのは内緒です。

名言「気に食わねんだ。気に食わねんだよ」

最後の対決を前にスパイクが言うセリフです。このときのスパイクの真理を読み解くのは難しいのですが、ジラフとゼブラの友情を壊したウェンに対して腹を立てたのか、それとも不老不死の体にあぐらをかいて、死に対する恐怖、生に対する執着を持たないウェンに腹を立てたのかは意見が別れるところでしょう。

第5位:ワルツ・フォー・ヴィーナス

ハイジャック犯の賞金首を見事な体術で捕まえたスパイクにロコは弟子になりたいと申し出ます。しかし、犯罪集団から追われているロコは幻の植物「グレイ・アッシュ」をスパイクに預けて消えてしまいます。実は、ロコには目の見えない妹ステラがいて、その手術費用が必要なロコはグレイ・アッシュを組織から持って逃げていたのでした。
金星で頑張って生きる兄弟と、スパイクの優しさが垣間見えるエピソードで、最後に雪のように降る金星植物の胞子と音楽が切ない回です。

名言「見えなくたって解るだろ?いい奴だったさ。あんたが知ってる通りのな」

スパイクがロコの顔を自分の目てみたことがないステラに対して言うセリフです。最初は煙たがってたスパイクも、この言葉からロコのことが好きだったんだとわかりますね。

第4位:ハード・ラック・ウーマン

自分の昔のビデオを見つけたフェイは、エドを連れて撮影場所を探してビバップを出ていってしまいます。物語の中で、フェイは年老いた同級生と出会い記憶を取り戻します。そしてエドには父がいることが判明。最終的にはエドとアインはビバップから旅立ってしまいます。最終話の直前のエピソードで、物語が終わりに近づいていることを感じさせる構成になっています。
最後に、スパイクとジェットが温泉卵をやけ食いするシーンは、なんとも言えないやるせなさを感じさせます。

名言「あんたも、待ってる人がいるんだから、居場所があるんだから、探して行くといいわ。それが、一番いいものなんだから」

記憶を取り戻したフェイがエドに言うセリフ。自分のルーツが分かっているということを幸せに思いなさい、というフェイの気持ちが表れています。

第3位:ジュピター・ジャズ(後編)

堕天使たちのバラッドに続く、ビバップの本編です。ビバップを抜け出したフェイは惑星カリストでバーのサックス奏者グレンと出会います。一方、フェイを追っているうちに恋人ジュリアの居場所の噂を聞いたスパイクもカリストを訪れます。グレンは過去の真相をビシャスから聞き出すため、ビシャスに取引を持ちかけるのですが、、、。
ジュリアという女性をめぐって、それぞれの人物の思いが交差していく構成と、最後のエンディングテーマ「Space Lion」は作中でも最高のものでしょう。この曲を吹きたくてサックスまで買ってしまったのは内緒です。

名言「ヤツが守ったのは私ではない、掟だ!」

スパイクがヴィシャスのことをかばって死んだリンに対して、「お前みたいのをかばって死んだんじゃ、リンも浮かばれねぇ!」と言ったことにヴィシャスが返したセリフです。リンは私に忠実だったのではなく、組織に忠実だっただけだという、ヴィシャスの孤高さが伝わるセリフですね。

第2位:ゲイトウェイ・シャッフル

ターゲットである賞金首を目の前にしながら、環境保護団体「スペース・ウォリアーズ」に殺されてしまったジェットとスパイク。そのメンバーの1人に2400万の賞金首トゥインクルがいることを思い出した2人は急遽トゥインクルを捕まえます。スペース・ウォリアーズは、トゥインクルを開放しなければ人間をサルに変えてしまうウィルス「モンキービジネス」を火星に撃ち込むと脅します。
位相差空間ゲート内で繰り広げられるハイスピードバトルと、音楽が最高にエンターテイメントしているエピソードで、とくに最後のクライマックスに入るときの盛り上がりは最高です!

名言「ま、そんなこんなで賞金はパーのくたびれ儲け、ってわけね。そうした顔をしないで、また次に稼ぎましょ♪」

ビバップは話のほとんどは、まるで予言しているかのようにこのフェイのセリフ通りになっていきます。そして、このあとのスパイクとジェットの掛け合いも最高です。
「また、次?稼ぎましょう?おいジェット、アイツは何を言ってるんだ?」
「俺に聞くな、俺に。」
「おまけにシャワーまで勝手に・・・おい、放っといていいのか?」
「俺に言うな、俺に」

第1位:ザ・リアル・フォークブルース(後編)

1位はやはりこのエピソードを持ってくる他にないでしょう。とうとうジュリアを見つけたスパイクは、2人でどこかに逃げようとします。しかし、追手に見つかってしまい、ジュリアは帰らぬ人に。スパイクはヴィシャスとの決着をつけに本拠地に乗り込み、すべてを終わらせようとするのですが・・・。
自分の過去のために戦うことを決めたスパイクと、それを止めたくても止められないジェットとフェイの葛藤、そしてジュリアとの別れ。すべてが止められずに終末に突き進んでいく感じが切ないです。ラストシーンのスパイクが意味するものは、見た人それぞれが解釈すべきことでしょう

名言「どんな女だった、ジュリアって女は」「普通の女よ、キレイで、危なくて、ほっとけない、普通の女」

ジェットとフェイが、スパイクを止められずに言い争ったあとのやり取りです。いつもスパイクが追うジュリアという女性がどのような人物なのか、なぜスパイクがそこまでこだわるのかをジェットが訪ね、フェイが答えます。このあと、過去と現実を唯一つなぎとめるジュリアを失ったスパイクは単身で死地に乗り込んでいきます。
おちゃらけ回とシリアス回の落差が激しいにもかかわらず、すべてを見終わるとキレイにまとまっている「カウボーイビバップ」、ぜひ一度ご覧ください!

カウボーイビバップ サントラ1
スティーヴ・コンテ
JVCエンタテインメント (2012-12-21)
売り上げランキング: 6,899