007ムーンレイカーは問題作だった?シリーズ最大のトンデモバトルを紹介!

この映画はかなりやりすぎ!007のムーンレイカーがどれだけ問題作かご存知でしょうか?かつての007シリーズの中でもこんだけ尖った作品はありませんでした。悪役ジョーズの人気ぶりといい、舞台が宇宙といい、キャストが豪華すぎといい、何もかもがやりすぎなのでこれから詳しくネタバレ込みであらすじからご紹介していきたいと思います。

007ムーンレイカーあらすじをネタバレ込みで紹介!

007ムーンレイカーのあらすじ:その1

なにこれ007なの?って思った方も多いでしょう。そう、これはちゃんと007なんです。しかも結構ヒット!悪役が人気?とにかくいろんな意味で話題性がありすぎるので、早速あらすじをネタバレ込みでご紹介してきたいと思います。

原作者イアンフレミング作品の中でも尖っているこの「ムーンレイカー」のタイトルは愚か者を表す英古典ムーンレイカー伝承を元に作られています。原爆搭載ロケットを国に寄贈した謎の大金持ちヒューゴ・ドラックスの悪巧みを探るためにジェームズ・ボンドが立ちはだかる。

実はカードクラブでイカサマを行い荒稼ぎしていたドラックス。そんな相手にジェームズ・ボンドはイカサマカード勝負相手にいきなり大金を稼ぎ、ドラックスから金を巻き上げます。彼は負けるとロケット開発に協力した国家の英祐らしからぬ裏の顔を出してボンドを罵倒。

007ムーンレイカーのあらすじ:その2



007ムーンレイカーのような異色の映画はその時代の流れもあったわけですが、007シリーズからするとかなり意外でした。あらすじの続きですが、ネタバレすると実は先ほどの大金持ちドラックスはナチスを滅ぼしたイギリスに復讐するために英国に原爆施設を作ったのだった。

ドラックスはソ連と手を組んで原爆実験と称して本物の原爆をムーンレイカーに装備してロンドンを破壊しようとしていたのです。問題作のわけでした。まずテーマが日本的にNGである上にこの悪役ドラックスが悪役すぎる。でもこの作品が悪役が面白いのですが。

悪役も人気でしたが、そもそもSFなのにクオリティが低すぎてやばいのです。確かにそれまでSFはあまりリアルな映画ではありませんでしたが、この頃から少しずつ本格的になっていくんですね。しかしスティーブン・スピルバーグに比べるとひどいのです。

007ムーンレイカーの豪華キャストを紹介!



笑っていますね。彼のことは後で詳しくご説明します。まずは豪華なキャストのご紹介から。監督は007映画でおなじみのルイス・ギルバート。名作「007は二度死ぬ」などを監督した監督です。そしてジェームズ・ボンド役はロジャー・ムーア。

7作の007映画に出演したイギリス出身の国民的スターならぬ、世界的なスターですね。そしてボンドガールはロイスチャイルドという金持ちの娘さん。父親は石油採掘会社の社長でテキサス・レンジャースのオーナーで。

そして殺し屋のジョーズ役はなんと身長2メートル越えの俳優リチャードキール。後に詳しくご説明します。M役は007おなじみのバーナード・リー。Q役はデスモンド・リュウェリン。個人的に一番好きな俳優ですね。いつもボンドに怪しいスパイ道具を提供するアガサ博士です。以上豪華キャストでした。

007ムーンレイカーの悪役・ジョーズが好評すぎて2度出演!

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さて悪役ジョーズ役ですが、彼は007シリーズで人気すぎて二回も出ています。身長はなんと2m9cmで、きんきんの歯を持っている男です。役は殺し屋。「私の愛したスパイ」と「ムーンレイカー」の両方とも出演しています。

とにかくでかい、鋼鉄の歯でなんでも嚙み砕く彼は歴代の悪役の中でもかなり目立った存在でした。なぜなら2回も殺し屋がシリーズに出てくることなんてなかったですからね。サメくうし、崖から落ちても大丈夫だし、爆発にも死なないし..。まさにターミネーター。

しかしなんでこのジョーズが人気になるのかといえば、終盤でボンドの仲間になるから。なんとなくスピルバーグ感がありますが、なんと彼女までできちゃうんですね。でかい男は凶暴だが仲間にすると結構いいやつ。という感じでしょうか。とにかくジョーズが人気すぎてやばいのです。

007ムーンレイカーの世界的な評価は?興行成績も紹介!

Jaws Moonraker Sideshow 1/6

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なんなんだこの007ムーンレイカーというやつは!と怒ってはいけません。なんとこの作品、007シリーズ最高額だったんですね。1979年の興行成績でも1位。日本にきた時は1980年で「スターウォーズ帝国の逆襲」が一位で二位でしたが、本格SFで張り合えたことがすごいです。

最近ダニエル・クレイグの007作品をみましたが、いやあ違いがありすぎてやばいですね。でも面白い。スターウォーズの素晴らしさもあって、これからSFXの時代が始まるんだという感じがします。「未知との遭遇」などでSFブームが起こる中、この作品もSFの歴史に入ることができました。

なんてったって巨額の制作費がかかりましたので、アカデミー賞の視覚効果賞もとっています。今見るとクオリティがひどいですが、考え方を変えて今みたいな技術がない時代に舞台セットなどをあそこまで手作りするスタッフは凄すぎますね。プロフェッショナルです。

007ムーンレイカーの主題歌&サントラが傑作!



舞台装置や小道具もすごいのですが、007ムーンレイカーは主題歌やサントラなどの音楽もいいんです。主題歌を歌ったのは今回で3回目であるシャーリー・バッシ。実は007のサントラや主題歌は出るたび出るたびアメリカやイギリスのヒットチャートを占領してきました。

今回はバッシが歌いましたが何故かチャートに入りませんでした。しかし今回もサントラの曲を作っているのはジョン・バリー。ゴールデングローブ賞やアカデミー賞を獲得しているジェームズ・ボンドシリーズおなじみの作曲家です。

この人は小さい頃に父親が映画館を営んでおり、小さい頃から映画音楽に親しんできたんですね。なので没年77歳までずっと映画の音楽に携わってきた人です。気になる方はジョンバリーのオーケストラを見るといいです。かなり最高です。

ムーンレイカーでひと味ちがう007を体感!

ムーンレイカーの面白いところはやはりこの舞台設定です。この頃のSFXがどんなものだったのか知れるのもまた面白いところです。当時はまさにSF映画ブームで、「ボンドもついいにSFになったか」と話題になりました。

やはりすごいのがスターウォーズに勝負していったところですよね。実は特殊映像技術のスタッフはもともとスターウォーズでやっていた人や、「サンダーバード」をとっていた人もスタッフとして参加しているんですよね。なので当時としては最高の技術で作られているんです。気になる方はぜひオススメですよ!

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