【猿の惑星:創世記】あらすじ&ネタバレ紹介!猿の惑星全ての始まりを見よ!

2011年に公開された「猿の惑星」シリーズの新作でした。旧シリーズの要素が取り入れられていることもあり、「猿の惑星」を知っている人たちは抵抗なく見られました。監督のルパール・ワイアットは、本作を「神話の一部」として慎重に制作にあたったようです。旧作を知っている人も、知らない人も楽しめるように紹介します!

「猿の惑星:創世記」リスペクトを込めたリブート版!

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シリーズ化されるまでの人気作品となった「猿の惑星」。1968年に公開された「猿の惑星/Planet of the Apes」は衝撃的なラストが話題になりました。そして、同時に地球の未来を考えさせられる物語になっていたことが、とても印象的です。

この「創世記」は「シリーズの仕切り直し」との位置付けですが、全シリーズを知ったうえで観賞すると、とても奥深い物語として見られますので、簡単に「猿の惑星/Planet of the Apes」を紹介しましょう。

1968年公開「猿の惑星/Planet of the Apes」

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宇宙研究が盛んになった近未来。宇宙飛行士たちは地球への帰還途中、船体のトラブルによりある星へ不時着する。人工冬眠をしていた彼らは、時間も場所も分からない。降り立ってみると、そこは猿が支配する惑星だった。

人間を害獣扱いする猿たちは、この人間たちが言葉を発することにとても驚く。ここで人間は実験動物とされ、解剖や実験に使われている。猿と人間の逆転世界とも呼べる惑星なのだ。

「話す人間」に興味を持ったチンパンジーの博士や医師により、なんとか施設を脱出した宇宙飛行士は、砂に埋もれた「自由の女神」を発見し、悲惨な地球の未来に愕然とするのだった。

「猿の惑星:創世記」心を掴むあらすじ

神経学者のウィルは、アルツハイマーの治療薬開発に勤しんでいた。その薬の実験台とされたのが、妊娠中のチンパンジーのブライトアイズ。薬を投与されたブライトアイズは劇的に知能を向上させた。しかし、子供を守ろうとした彼女は、凶暴な顔を見せ射殺されてしまう。

研究を凍結させられたウィルは、ブライトアイズが遺した子供にシーザーと名を付け、一緒に暮らし始める。薬を投与された母から生まれてきたシーザーは、母と同じように高い知性を見せ、手話による会話を楽しめるようになっていった。

ウィルがアルツハイマーの治療薬開発を急いだのは、認知症に侵されている父を救うため。研究を凍結されてしまった今、ウィルは薬を父:チャールズに投与してしまう。ブライトアイズの知能向上や、シーザーの成長を見てきたウィルは、祈るような気持だっただろう。

そして、結果は上々。見事に認知症から回復したチャールズ。ウィルは、自分の研究の成果に大変満足していた。

月日は流れ、ある日チャールズは隣人とトラブルを起こす。その光景を見ていたシーザーは、チャールズを守ろうと隣人に襲い掛かってしまった。その結果、シーザーは霊長類の保護施設に送致されてしまう。

問題は、薬だった。5年間に投与した薬「ALZ112」の抗体ができてしまったチャールズは、アルツハイマーを加速させ、被害妄想や怒りっぽさが増していたのだ。薬の失敗や、シーザーの送致にウィルは苦しむ。

その頃、シーザーは保護施設で仲間と出会っていた。虐待されていたゴリラのバック、手話を使えるオラウータンのモーリス達だ。仲間たちと協力し、ボス猿:ロケットを倒すことに成功したシーザーは、新たなボスとなっていた…。 ネタバレへ続く…。

「猿の惑星:創世記」霊長類との友情のゆくえ

チンパンジー:シーザー

人間によるモラルの無い行いによって、母:ブライトアイズを殺され、チャールズを守ろうとして保護施設に送られてしまうエイプ(猿)。彼は、自分を人間と同等と考えていたし、感じていました。

しかし、チンパンジーの持つ怪力は、人間にとって脅威だったのです。隣人とのトラブルの際、射殺されずに施設への送致で済んだことは、幸運だったのかもしれません。

ゴリラ:バック

シーザーが檻から解放してあげたエイプ。バックの助けが無ければ、シーザーはボスの座に付けなかったかもしれません。後に「ALZ113」の力で知能も向上した彼は、人間との戦いの際、自分を犠牲にして仲間を守りました。

ボノボ:コバ



ウィルが研修を再出発させるとき、実験台にされたエイプ。「ALZ112」の改良版「ALZ113」を投与された彼のおかげで、この薬は「猿の知能は上がるが、人間には殺人ウィルスとして作用する」ことが分かった。

次作の「猿の惑星:新世紀」では、コバの悲しい物語になってしまうが、今作はその序章という形で見て欲しい。人間のエゴが作り出したのが、コバなのだ。

「猿の惑星:創世記」美男美女揃いのキャスト!吹き替えも!

ウィル・ロッドマン/ジェームズ・フランコ:関智一



自分の事情による身勝手により、人間VSエイプの戦争を巻き起こしてしまった当事者。この役を演じるのは、作家や監督業も務めるジェームズ・フランコです。「スパイダーマン」のピーターの親友:ハリー役で有名になりました。

関智一さんは映画の吹き替えというより、アニメ声優としての認知度が上でしょう。「彩雲國物語」での紫劉輝や「Fate」シリーズのギルガメッシュ、「妖怪ウォッチ」ではウィスパー他、何役か兼役しています。

キャロライン・アランハ/フリーダ・ピント―:東條加那子

ウィルと親しくなる獣医役で出演しました。インド出身のファッションモデルもこなす女優です。「スラムドッグ$ミリオネア」での出演が有名ですね。「VOGUE」の表紙を飾った時には、セクシーすぎる!と評弾になりました。

東條加那子さんは、吹き替えのプロ!海外ドラマや映画を良く見る筆者にとってはお馴染みの声優さんです。「ドラゴン・タトゥーの女」で天才ハッカー:リスベットや「マーベル」作品ではよく出会います。個性的で自信を持った女性を演じさせたら、ピカ一の声優さんです。

【ネタバレ注意!】「猿の惑星:創世記」シーザーのラストは…

ウィルは、シーザーを迎えに保護施設へと向かう。この時、シーザーは人間への反逆を心に誓った後だった。ウィルを拒絶したシーザーは、「ALZ113」を盗み出し、仲間のエイプたちに服用させる。知能が向上したエイプたちは、シーザーとコバをリーダーに据え街を占拠し始めた。

人間たちとエイプの戦争が始まる。ここでは多くの仲間たちが倒れ、死んでいった。「うちに帰ろう」と説得するウィルを見たシーザーは、「シーザーの、うちは、ここ」とアクションしエイプたちを率いて森へ戻っていった。

「猿の惑星:創世記」身勝手な人間による問題作

人間にとって文明の進化や発達は無くてはならない物です。そのためには実験や研究が欠かせません。それを考えると、動物実験は正しいのか。とも考えることができるでしょう。

しかし、この作品「創世記」と先に挙げた「Planet of the Apes」を一緒に考えると、恐ろしいものが見えてきます。この「創世記」は、ウィルという一人の人間が引き起こした身勝手な振る舞いなのか?それとも、人間にとって必要な道だったのか?

出来ればシリーズを通してご覧になってみてください。アナタはどう感じるでしょうか?
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