【デッドプール】最低のヒーロー映画が爆発的な人気を博した7つの理由!

R指定!?下品なセリフ!?アンチヒーローとして世に出てきたデッドプールの映画が他のアメコミ映画を抑えて爆発的な人気を博した理由を解析していきます。この男、この映画、ヤバイです。

映画デッドプールの評価は?

映画Dead pool(デッドプール)はアメリカのマーベルコミックのデッドプールを原作にしたX-MENのスピンオフ作品として2016年に世に生み出されましたが、どれくらいの評価を得たのでしょうか?
 
デッドプールがR指定映画だということ、マーベルコミックの設定が細かくて手を出しにくいこと、キャラクターの認知度が低いことなどの不安がある中なんとデッドプールは…

世界興行収入7億8000万ドル、日本興行収入20億円。なんとR指定映画の中で史上最高の興行収入を記録。日本でも他のアメコミ映画作品の興行収入を超えてしまうほどの大ヒットとなりました。
アメコミ映画が日本では浸透しにくい中、それも最低と言われるヒーロー映画デッドプールが何故ここまでヒットしたのでしょうか。
その理由を紹介しますので、あなたも映画デッドプールの虜になってみませんか?

デッドプール 人気の理由その1「キャラクターが個性的すぎる」

マーベル作品のヒーローといえば正義感が強く誰もが認め憧れるカッコイイヒーローです。そこに人間らしい個性が加わって魅力的なキャラクターが出来上がってます。
…が!タイトルにもなっている主人公デッドプールのキャラクターはというと、『超無責任でムチャクチャなとにかくヤバイ奴』なんです。こちらの予告が全てを物語っています。

それはもうR指定らしく。常におしゃべりしながら。そしてコミカルに。時には観客に話しかけ。息をするようにお下劣ネタをぶっ込みながら。正義ではなく個人的な恨みの為に悪い奴らをぶっ飛ばしに行きます。
 
私達が想像するヒーロー像とはあまりにかけ離れていますよね。でもこのデッドプールという男、それだけじゃありません。

こんなデッドプールでも、人間らしく人を愛して、病気に絶望して、嫌われることを恐れて、悩んで、葛藤しているんです。私達と同じですね。
デッドプールが私達の知る現実の中に存在することで感情移入出来るキャラクターとなっており、デッドプールの個性的なキャラクターもそんな痛みや悲しみを隠す為のマスクになっているのです。
 
ただぶっとんだキャラクターではない所が、より「個性的」な、つまり「個性的すぎる」キャラクターに仕上がっています。

オマケにデッドプール以外の登場人物たちもかなり個性的で、映画を観終わった後もガッツリ頭の中にキャラクターが記憶されています。うん、好きにならないわけがないです。

デッドプール 人気の理由その2「コメディとシリアスのバランスが良い」

映画デッドプールは非常にテンポの良いコメディ映画の為、飽きることなく一気に観れてしまうのが良さです。しかしデッドプールにはコメディと同じくらいシリアスな要素も含まれています。

映画デッドプールではデッドプールことウェイド・ウィルソンがデッドプールになるきっかけとなるガンを宣告され、悩み葛藤するシーンがあります。
このようなシリアスなエピソードがきちんと描かれるからこそ、ガンを宣告された後のウェイドとヒロインの会話がとても感動的で心に残る素敵なシーンに仕上がっているのです。

デッドプールを演じるライアン・レイノルズのデッドプールに関するインタビューでも、「アクションと感情とユーモアという3つの要素でデッドプールが出来ている」と言っています。
コメディに必要な「ユーモア」、シリアスに必要な「感情」、 その二つがバランス良くしっかり描かれていることでデッドプールが完成されているんです。
それプラス直観的でリアルな「アクション」が加わる事でさらにデッドプールらしさに磨きがかかり、ボリュームたっぷりで非常に満足のいく作品になっている所が素晴らしいですね。

デッドプール 人気の理由その3「アメコミの知識が無くても楽しめる!」

映画デッドプールは「デッドプール第1話」

他のマーベルコミック原作のアメコミ映画はシリーズが続くごとに世界観が壮大になっていき、他のアメコミ作品を見ていないと理解が出来ないこともあると思います。
何作も見るのちょっと面倒だな…アメコミの知識無いしな…と思う方もいるはず。でもそんな心配いりません!
映画デッドプールは「デッドプールがデッドプールになるまで」を描いた1話目の作品なので、誰も何も知らなくて当たり前なんです。前作を観て予習してから!ということをしなくても観れちゃいます。

映画デッドプールは登場人物が少ない

デッドプールは非常に少ない予算で出来ているということをデッドプールを演じているライアン・レイノルズも、デッドプール自身も本編でぶっちゃけています。
つまりはお金をかけることができないので登場人物が少ないのです。キャラクターは多くありませんが、頭に入れる情報が少なくて済むので漫画の読み切り感覚で気楽に観ることが出来ます。
内容もボリュームがあってキャラクターも最高で、尚且つ気楽に見ることが出来るのは観る側にとっては嬉しいですよね。

デッドプール 人気の理由その4「原作ファンやアメコミファンは更に楽しめる!」

デッドプールは実はアメコミ映画X-MEN ZEROに敵役で出演していています。役者も同じライアン・レイノルズ。しかしX-MENでのデッドプールはあまりに原作のキャラクターとかけ離れており、レイノルズもファンも納得が行かなかったようです。
しかし今作のデッドプール。原作にかなり忠実に出来上がっています。ファンにとってはとても嬉しいですよね。映画をよく見る方やアメコミをよく知っている方などはニヤリとくること間違いなしです。

デッドプール 人気の理由その5「字幕でも吹き替えでも楽しめる」

 字幕と吹き替えどっちがいいの?という疑問が洋画にはあるかもしれませんが、デッドプールはどちらでも楽しめます!一度映画を見た後に、字幕と吹き替え両方を観てみたくなるんです。

字幕版

字幕版はキャスト達の生の声を聞くことが出来、特にデッドプール役のライアン・レイノルズの低い声や高い声の使い分けなどをリアルに聞いて感じられます。
本人の声というのは物語に没入しやすくなる良さがありますよね。
気になるのはお下劣なセリフの翻訳です。字幕は限られた文字数で翻訳されており、少し説明的で遠回しな表現ですが海外らしいオシャレな表現になっています。

吹き替え版

吹き替えは字幕とは違ったセリフや、 字幕よりも細かいセリフを喋ってくれる良さがあります。デッドプールもそうでして、お下劣なセリフは字幕よりも吹き替えの方がストレートに翻訳しています!
その為、デッドプールを観た人達はこう思うのです…。

そうなんです。字幕と吹き替えのお下劣セリフの言い回しが気になってしまって、2回以上観に行く人が続出しています。皆さんも是非両方観て違いを比べてみてください!
コメディ要素が強い映画ですので、2回目でもサクッと観られますよ!

デッドプール 人気の理由その6「キャストのデッドプール愛が凄い」

10年以上前から奮闘していたライアン・レイノルズ

Saw this incredible 1:6 scale recreation of #Deadpool by @hottoyscollectibles. I threw my shoulder out playing with myself.

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デッドプールを演じるライアン・レイノルズのデッドプール愛が凄まじいことをご存知でしょうか?
ライアン・レイノルズはスタジオから初めてデッドプールという存在を紹介され、スタジオから送られて来たデッドプールのコミックを読んで一気にデッドプールの虜になったそうです。
けれど後に声をかけてくれたスタジオの人間は解雇。スタジオに連絡をするも「X-MENを撮るからデッドプールは撮らない」と話を聞いてもらえなかったのだそう。

おまけにその間に撮られたX-MEN ZEROのデッドプールはファンのみならずライアン・レイノルズ本人も納得が行かず、スタジオ側と幾度も話をしたそうです。

諦めなかったライアン・レイノルズ

それでもライアン・レイノルズは諦めず、スタジオに交渉を続けていました。その間デッドプールをよく理解している脚本家たちも集まり、ついにスタジオ側も根負けして少ないながらも予算を出してくれました!
脚本はずっと前に出来上がっていたのでキレイに予算内に収まり、撮影もデッドプールを理解している人々だけが集まって撮ったわけですから、それはもうアドリブたっぷり自由に…撮ったらスタジオからカットされたそうです。(笑)
何度もスタジオに声をかけ、何度もスタジオから怒られ、スタジオからトラブルメーカー扱いまでされていたライアン・レイノルズ。

Amazing Fan Screening – NYC. With the real #deadpool corps…

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しかしそれでも諦めないライアン・レイノルズのデッドプール愛があったからこそ彼の周りに人が集まり、ファンが喜ぶ映画デッドプールが実現したのです。

デッドプールの動画も撮っちゃうライアン・レイノルズ

ライアン・レイノルズのSNSやYouTubeにはデッドプールの写真や動画が多数投稿されています。えっYouTubeで何の動画を投稿してるの?と思いますよね。こんなことしてます。
こちらはハロウィンにデッドプールのスーツを着て子供たちと戯れる動画。ライアン・レイノルズのYouTubeで公開されています。もうメチャクチャ過ぎて笑えます。(笑)
これほどまでに役者さんが演じるキャラクターを理解して愛しているということは、多くの人々寄せ付ける魅力になっているようです。

デッドプール 人気の理由その7「日本でのプロモーションも凄すぎる」

ライアン・レイノルズ、日本にも動画でアピール

また貴方ですか!と言いたくなるほどデッドプール愛が強いレイノルズ。日本に向けてデッドプールを動画でアピールしています。
デッドプール本人からアピールしてくるなんて、最早親近感すら覚えます。
それもこんなぶっ飛んだ宣伝をされてしまったら、デッドプールに興味を持たずにはいられなくなりますね。

日本のデッドプール公式アカウントが物凄い頑張っていた

アメコミ映画を見る人が少ない日本でもこれほどヒットした理由はここにあると思います。
Twitterの日本版公式デッドプールアカウントではデッドプールが様々なツイートをして日本中を混沌と笑いの海に巻き込みました。
画像を使って返信をしてくれたり、かるたプールという謎の遊びを始めたり、デッドプールという個性的なキャラクターをハッシュタグなども使用して存分にアピールしています!

X-MENのウルヴァリン役ヒュー・ジャックマンについてのツイートや、デッドプールが愛してやまないスパイダーマンやあのサンリオキャラクターのツイートなどファンならニヤリとするツイートも。
見ている人に情報を与えつつ、興味を持つようなツイートをして楽しませてくれていますよね。
デッドプールという個性的すぎるキャラクターを売り出すのにSNSを活用するというのは、日本にとって大成功だったようです。

今後のデッドプールは?

デッドプールのエンドロール終了後、オマケで「フェリスはある朝突然に」のパロディ姿でデッドプールが観客に話しかけながら登場します。
もう帰りなよ、お金がないからデッドプール2は作れないよ、と言って帰っていくデッドプールですが、再び戻って来ると…

デッドプール「続編ではケーブルが出てくるよ」
おめでとうございます続編デッドプール2の制作決定です!!またデッドプールお得意の冗談かなとも思われそうですが、既にデッドプール2の撮影は始まっており、様々な撮影写真や情報がで出回っています。

そしてデッドプールが言っていた「ケーブル」というキャラクター。演じるのはジョシュ・ブローリン。アメコミ映画ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでサノス役を演じています。
ケーブルは勿論原作でもデッドプールと絡むのですが、これまたデッドプールの個性が引き立つエピソードを持ってるんです。
映画デッドプール2ではどのようにデッドプールと絡んでくるのか楽しみですね。

デッドプールの監督であるティム・ミラーが降板してしまったことからデッドプール2の制作がどうなるかなどの心配もありました。
しかし新たに『ジョン・ウィック』で知られるデヴィット・リーチが後任し、ケーブル役も無事決まったことから、本格的にデッドプール2の制作が進んでいるようです。

デッドプール2の公開日は2018年。ライアン・レイノルズが公開したデッドプール2の予告を観て今からワクワクしておきましょう!
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