【嘘喰い】現実ではありえないオリジナルゲームの数々、手に汗握る格闘家対決の魅力を一挙紹介!

現在も連載中の「嘘喰い」には、魅力がたくさん詰まっています。オリジナルゲームもそうですが、立会人を含めた様々な格闘家との戦いもかなり刺激的です。

「嘘喰い」とは?


週刊ヤングジャンプで現在も連載中で、46巻まで刊行中、作者は迫稔雄主人公は斑目貘で、ギャンブルの天才。どのような題材のギャンブルでも相手の思考を完璧に読み切り、そのゲームの勝ち方を探し出します。

斑目貘が挑むギャンブルには「賭郎」と呼ばれる倶楽部が絡んでおり、その歴史は400年以上前から存在しています。そして「賭郎」主催のギャンブルには、勝敗を覆さないものにするために立会人を置きました

立会人には武術の達人などが選ばれ、賭けを成立させるために体を張って動いてくれます。斑目貘は、立会人を含めて「賭郎」という存在を変えていこうとする意志があり、「賭郎」の頂点であるお屋形様に挑戦していくストーリーになっています。

「嘘喰い」の魅力!



ギャンブル漫画なのですが、そこには運だけで片付けられるようなギャンブルは存在しません。必勝法というものを持っている人間が何も知らない人間を狙い私腹を肥やしていくことが前提にありますし、相手の思考を上回らないと絶対に勝てないゲームばかりです。
だからこそ相手の思考を見抜いて裏を取る主人公の斑目貘に魅力を感じます。

全てが計算されていて、そこには偶然が存在しないからこそ必然的に勝つという流れがあります。洞察力が常人の何倍もあるからこそ、不自然な言動や動きから推測していくのが見どころのひとつでもあります。そしてギャンブルだけではなく、「賭郎」の立会人同士の戦いにも魅力があります。

まるで格闘漫画?と思わせるような描写の凄さがそこには集約されています。

「嘘喰い」オリジナルゲーム

「嘘喰い」の中で行われたギャンブルは普通のゲームではありません。オリジナルのゲームしかなく、そこには必ずそれを作った側の必勝法も存在します

ゲームを作る側も一生懸命考えているのも分かりますし、意外な穴があったりするのでそこから攻略されてしまうのも面白いです。ゲームのヒントは何気ない行動や会話に隠されているので、読んでいて推測する楽しさもあります。

その1 廃ビル脱出勝負

一番最初の「賭郎」絡みのギャンブルです。ルールは簡単で、ビルの中から外へ出られれば一千万を得られるというものです。

「なんだ、簡単じゃないか」と思う人も多いと思いますが、命を賭けるという意味があるから一筋縄ではいかないのです。各階にはトラップが仕掛けられ屈強の殺し屋がいるのです。トラップをかいくぐってどのように脱出するのか、追いかけてくる殺し屋をどのように封殺するかが攻略の鍵となっています。

その2 ハングマン


ⅠからⅤまでのローマ数字が書かれた5枚の中から1枚がババとして選ばれます。ババ抜きと同じ流れでゲームを進行していきますが、そのババの分ハングマン(絞首台)の組み立てが行われます。

ババを引き続け、絞首台が組み立てられてしまったらその時点で負けとなり、本当に絞首刑されます。

その3 迷宮(ラビリンス)


互いの作成した迷路を攻略しあうゲームです。迷宮の36部屋のどこかでゲームを開始します。プレイヤーには一部屋通るごとにMPが与えられ、もしもプレイヤー同士が同じ部屋で出会った場合、MPを提示し高いほうが30秒間、一方的に相手を蹂躙できます。

相手よりも先にゴールするか、途中で相手が死ぬかで勝敗が決まります。

その4 ファラリスの雄牛


ストップウォッチを使用し、相手の止めた時間を口頭で当てます。そしてその誤差の数が多いものが敗者となるのですが、誤差が積み重なった分だけの時間、焼けた鋼鉄製の雄牛の中に入らなくてはなりません。

雄牛の中で生き残ることができたならそのまま続行されます。

その5 業の櫓



帝国タワーを舞台にしたゲームで、最上階にある機械に正しいパスワードを入力し、口座の権利を確保すると勝利となります。双方のプレイヤーに10個の珠から好きな数の珠を取らせ、お互いのプレイヤーの取った珠の合計をパスワードに設定します。

相手がどの珠を取ったのかを推測しながら進めていくゲームです。

その6 コインの幅寄せゲーム



上段10マスと下段5マスの両端にコインを置き、対戦者が好きなだけ交互に動かしていくのですが、上段と下段は同時には動かせません。自分のコインが両方動かせなくなった方が負けとなります。

その7 バトルシップ


10×10の枠の中に戦艦(4マス)1隻、巡洋艦(3マス)2隻、駆逐艦(2マス)4隻、潜水艦(1マス)2隻の計9隻、20マス分を自由に配置していきます。そしてどこにそれぞれの戦艦があるのかを予測して、互いに潰し合っていきます

その8 プロトポロス



1つの島を舞台として、まるでゲームの世界をそっくりそのまま現実で再現しているかのようになっています。12月7日から12月31日の間、4人ずつ協力者を従え、タイムリミットが来た時点で皇帝(カイザー)となっているものが勝者となります。

ビオスというこの世界の通貨があるので、この通貨を上手に集め、使っていくことが鍵となります。

その9 四神包囲


簡単に言うと、あっちむいてホイです。1人が親でそれ以外が子となる複数で行うゲームです。親と子に3ターンとも全て違う方向を指さなければならないのが条件となっています。

その10 矛盾遊戯


たたいてかぶってジャンケンポンをベースとした勝負ですが、ビオスで入札をして、より提示が多かった方が攻撃権を落札します。一方が武器(ピストル・テーザー・日本刀)を選択し、もう一方が盾(合金・木・ゴム)を選択するので、間違った選択をすると下手すると死んでしまいます

防御側は盾や身体で絶対に攻撃を受けなければなりません

その11 エア・ポーカー


満水にした水槽の中で行うゲームです。25枚ずつのチップ(エア)を渡され、配られた5枚のカードのうち1枚を場にオープン、その後ポーカーと同じような方法でベットを行いチップを賭けます。
単純に呼吸ができなくなった方が負けで溺死となります。

その12 ハンカチ落とし



単純にハンカチ落としです。ハンカチを落とす方を「ドロップ側」になり、振り向いてハンカチが落ちたのを確認する方を「チェック側」とし、交互に担当していきます。

一分以内にハンカチを落としたか落としていないかを判断しなければなりません。そして失敗した場合には臨死薬を投入され一度死ぬことになります。そこからは蘇生を繰り返しターンを変えて死ぬまで続けられます

「嘘喰い」格闘での最強は?



「嘘喰い」は、オリジナルゲームだけが魅力ではありません。「賭郎」に所属している立会人とそれを取り巻く格闘もまた見ごたえがあるのです。警視庁「密葬課」に所属する者や各国の暗殺を生業とする者たちが、最強を目指してぶつかり合う姿に思わず力が入ってしまいます。

その中でも最強と呼ばれる人間がいますので、紹介していきます。

第6位 マルコ



通称「廃ビルの悪魔」で、薬物投与により常人ではありえないほどの身体能力を手に入れた人間です。

二重人格者「ロデム」の人格が出ると異常なまでの殺人者に切り替わり、身体能力までもががらりと変わります。一見「ロデム」になった方が強いのでは?と思いますが、マルコのままの状態の方が冷静に戦いを組み立てられることができるので、「ロデム」よりも強いです。

第5位 夜行妃古壱


賭郎最年長の立会人で、通称「無敵の死神」「完璧(パーフェクト)取立人」などと呼ばれています。

組織においては最古参の人間であり、立会人としてのみならず、賭けの代償を取り立てる「取立人」としても凄腕です。立会人同士の「號奪戦」では無敗を誇っている実力者です。

第4位 切間撻器


賭郎の零號立会人で、足技を主に得意としていて、その威力は凄まじく立会人に相応しい高い身体能力を持っています。

性格は明るく砕けていますが、基本的に「強い男が好き」だと語っているので、自分が認めた強者には特に寛大です。しかしそれはあくまでも「自分より弱い」という前提なので、自分より強い相手の場合は殺意をむき出しにしています。

第3位 カラカル



ビンセント・ラロの側近で、左耳に虎の縞の様な黒い痣がある事から、「カラカル(黒耳の捕食獣)」と呼ばれています。
ドーパミン、ノルアドレナリンなどの物質が体内で異常分泌される事で覚醒して、高い凶暴性と身体能力を発揮するようになり、周囲の人間全てを虐殺する理性なき怪物になります。

第2位 キョンホ・ジョンリョ


韓国語で「護衛の終わり」を意味する呼び名を持ち、伝説のボディーガードとして恐れられている裏社会の韓国人です。

幼い頃に難病を患い、ある教団の人体実験を経た治療によって復帰し、眼筋が異常に発達しました。それによって高度な反射神経と視野を手に入れたので、更なる高みに立つと同時に自分を神と過信するようになり、家族や教団の教主を殺害します。

第1位 伽羅


賭郎の元零號立会人です。香港の暗黒街でその暴を振りかざしていた所を立会人としてスカウトされ、「伽羅」と名付けられました。

薬物や人体改造などを行わず、自然に頑強な肉体と超人的な力を持ち、その強さはマルコや傭兵のレオを圧倒し、カラカルと夜行丈一の二人を相手に互角に渡り合うほど凄まじいです。

屋形越えは果たして成るのか?



現在もお屋形様こと切間創一と真剣勝負の最中の斑目貘ですが、この勝負に勝つことが出来るのか?もありますが、切間創一とは赤の他人などではなく、絆に近い形での繋がりがあるのだけに、最終的にはどのようにしたいのか?に注目が集まります。

数々の名勝負を生み出してきた「嘘喰い」は、ゲームを題材にした漫画の中でもたくさんの魅力が詰まった作品であり、一つ一つのゲーム内容が作り込まれているので、読んだことのない人にも是非お勧めします!

格闘漫画とも呼べるほどの高度な戦闘描写もあるので、格闘漫画が好きな人も読んでみてはいかがでしょうか?