【戦国自衛隊・関ヶ原の戦い】オリジナルストーリーで描く新たなる戦い!壮絶なラストに耐えられるか?

2006年、東映によって製作されたテレビドラマ「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」。前編・後編と2週にわたって放送されました。タイムスリップによって、戦国時代へ飛ばされた自衛隊員たちを描いたドラマです。アナタは過去へ飛ばされたら、どんな行動を取りますか?

映画「戦国自衛隊」千葉真一が飛ばされた過去

出典:https://www.amazon.co.jp

日本海側で行われる演習に参加するため、移動していた伊庭隊。陸上自衛官、海上自衛官合わせて21名の隊列を組んでいた。その隊全員が、いきなりタイムスリップの渦に巻き込まれてしまう。気が付くと、そこは400年前の「戦国時代」だった。

その時代で勢力をふるうのは、織田信長。他の武将たちも天下を取ろうと、画策している時代だ。伊庭たちは、その時代で長尾平三景虎という男に出会った。伊庭たちは、様子がおかしい周りを見てもタイムスリップという事実を受け入れられない。

しかし、本物の合戦を目の当たりにした彼らは、この事実を受け入れるほかなくなった。この時代で生きていくすべを持たない伊庭隊は、景虎に味方しなんとか生き抜こうと決めた。景虎は、伊庭たちの持っている近代的な武器を心強く思う。

出典:https://www.amazon.co.jp

そんな中、伊庭隊の中で色々な意見が出ている。この時代に馴染もうと、地域住民と交流を図る者。なんとしてでも、現代に帰ることを念頭にタイムパラドックスを心配する者。やけを起こし、女性をレイプした隊員は伊庭に銃殺された。

伊庭は「景虎に天下を取らせることにより、歴史を変える。そうすれば現代に帰れる」と考えていた。その考えに同意した隊員は、景虎のために戦った。その姿を見た朝廷は、景虎を非難する。「得体のしれない者たちと手を組むとは!」

その言葉に恐れをなした景虎は、伊庭たちを皆殺しにする。その遺体を葬る景虎の目には涙があふれていた…。

「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」新しいあらすじ

出典:https://www.amazon.co.jp

富士山麓の演習地に向かっていた自衛隊員2小隊、総勢26名は突然400年前の世界にタイムスリップした。小隊の長:伊庭と嶋村は琵琶湖周辺だと気付くが、確証はない。直ちに隊員を偵察に向かわせた。

その結果分かったことは、徳川家康と石田三成がにらみ合う「関ケ原の戦い」直前の時代。そして、ここは、合戦の舞台になる関ヶ原にとても近い場所だった。自衛隊員の存在に気付いた家康は、見たこともない武器に驚愕しながら、戦いの加勢を仰ぐ。

その時に出会った、爽やかな若武者:小早川秀秋と仲良くなる伊庭たちだったが、この出会いが後の混乱を生む…。 ネタバレへ続く…。

「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」慶長5年に生きたキャストを紹介

嶋村隊と伊庭隊



嶋村拓也/渡部篤郎:小隊を率いる隊長。伊庭のライバル。持病で長く生きられないことを知っていて、元の時代に戻ることもあきらめていました。そのため、戦国時代で名を残そうとしていた嶋村は、石田勢に付くことを決めます。

直井瑤子/辺見えみり:嶋村が石田三成に成り代わっても、嶋村に従い続けた女性隊員。最後は敵に襲われ槍で殺されてしまいました。

伊庭明義/反町隆史:小隊を率いる隊長。必ず帰ることを念頭に、仲間を守る正義感溢れた隊長です。嶋村とは意見が合わないことが多いが、熱血魂で何度でも説得に走りました。

深見萌/佐藤江梨子:ただ一人、生き残ってしまった隊員。仲間に助けられながら、戦国時代を生き抜いた彼女は、最後に何を思ったのか…。

えっ?あの人も出ていたの?



少年武士/須賀健太:第二部に少しだけ出ていた少年武士。須賀健太君は、2017年7月現在22歳になっています。時の流れの恐ろしさを感じますね…。

小早川秀秋/藤原竜也:伊庭に友情を感じ、危機になると駆けつけた小早川秀秋。最後は、伊庭と一緒に殺されてしまいました。今となっては、あの藤原竜也さんがこの役で出演していたことに、驚きを感じます。まあ、キーパーソンではありましたが…。

大物兄弟も参戦!

徳川家康/津川雅彦:本多正信/長門裕之 長門さんの方が兄ですが、共演シーンでは家康(弟:津川さん)に跪いて従う部下を演じました。津川さんの方が、役者として知名度と人気があり、徳川家康=津川雅彦という図式も浸透してきているのではないでしょうか?

更に、このドラマでは長門さんの妻:南田洋子さんも出演しています。なぜか親族が集まったドラマになりました。南田さんはこの作品を最後に、芸能活動をお休みしているので、遺作となってしまいました。

【ネタバレ注意!】「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」伊庭が遺したものとは

出典:https://www.amazon.co.jp

関ケ原の戦いが始まり、石田三成に取って代わった嶋村隊は東軍を攻撃。しかし、家康が放った忍者部隊により戦車やヘリは大破してしまう。そんな中、伊庭は嶋村を助けようと駆けつけるが、嶋村に拒否されてしまう。

結局、嶋村のたくらみは失敗し、石田三成として処刑されてしまった。一方、伊庭隊は戦場でプラズマを見る。これをタイムスリップの予兆と感じた伊庭隊は、希望を見出した。「やっと帰れる!」と思った矢先、家康軍が伊庭隊に襲い掛かった。

家康は、戦いに優れた「自衛隊」に脅威を抱いていた。関ヶ原の戦いに勝った今、戦闘員はいらない。伊庭たちを邪魔に感じた家康は、抹殺を家康軍に命じた。 危険を察知した小早川秀秋は、伊庭隊の元へ向かう。

そして、伊庭の元に着いた小早川もろとも、矢や銃弾の嵐が襲った。残されたのは、伊庭たちに守られた深見隊員のみになった。その体をプラズマが覆う…。 現代に戻った深見は、記憶を失いフラフラと彷徨っていた。

「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」第二部で描かれた壮絶なラスト

このドラマはSFという枠ですが、自衛隊員の人間臭さや、戦国時代の過酷さを密に描いていました。

「どうして、嶋村は三成として受け入れられたのか?」「パラドックスは?」など謎も残りましたが、現代人が戦国時代でどういう思いを持つか?という所は「なるほど」という発見でもありました。

タイムスリップが出来るとしたら、時代もの好きな筆者は喜んで飛びつくでしょう。しかし、戻れずに時代の渦に巻き込まれたら…。と思うと尻込みしてしまいます。皆さんは、戻れる保証はない「過去」へ行きたいですか? このドラマを見てもう一度考えましょう。