電脳コイル名言・名シーンTOP10!不思議な眼鏡で謎を追え!

今こそ見るべき、不朽の名作!
2007年に放映されたNHK系列アニメ「電脳コイル」。近未来ハイテクノロジーと昭和ノスタルジックの混じり合う独特な雰囲気を持ち、今なお懐かしむ声が絶えません。今回はそんな「電脳コイル」の魅力を探るべく、10のセリフとシーンを選び抜き、ランキング形式でまとめました!

電脳コイルとは?

202X年、今よりもちょっと未来ー。

電脳コイル」は、2007年5月から12月にかけてNHKで放送されたアニメ作品です。
 純粋なアニメ作品としては初めての快挙となる、日本SF大賞を受賞しています。
メガネ型のウェアラブルコンピューター「電脳メガネ」が子供達の間で大流行していて、「電脳」技術を使ったペットや道具があたりまえに存在している世界。そんなハイテク技術を描写しながらも、流れる雰囲気はどこか昭和ノスタルジック……。このギャップがとにかく魅力的です。
また、ほのぼのとした絵柄でコミカルな展開もありながら、ホラーチックなシーンはトラウマレベルの迫力。それもまた魅力の一つです。
今回はそんなギャップがたまらない「電脳コイル」から、名場面・名セリフを10選んでみました。
ランキング形式でみていきましょう。

「電脳コイル」の名言・名シーンTOP10!

第10位「ボク、サッチー! ヨロシクネ!」(各話:サッチー)

物語の舞台、大黒市の空間管理室が導入した強力な「違法電脳体駆除ソフト」、「サーチマトン」通称「サッチー」の挨拶。
無表情な笑顔が印象的。「サッチー!」と甲高い声を出しながら電脳世界で違法行為をする子供達を追い詰めます。ちょっと怖い
駆除対象にビームを放ち、電脳物質のデータを初期化します。電脳世界での警察といったところでしょうか。
ただ、識別能力があまり高くないため、違法とまではいえないものも駆除対象と認識し襲ってきます。子供のイタズラ道具やちょっとしたバグ持ちの電脳ペットなども対象となるわけです。序盤での攻防戦は、作品の世界観を掴むうえでなかなか重要な箇所と言えるでしょう。
サッチーは「郵」の文様を使い、自らを転送できます。そんな神出鬼没のサッチーですが、実は神社に入ることができません。お役所の管轄が違う場所には入れない設定になっているのです。それを利用し、子供達は神社を隠れ蓑にしています。
ハイテク警察に追われ、子供達が必死で逃げる先は神社ー。なんともワクワクする設定ではないでしょうか。

第9位「家庭とは全裸!全裸とは家庭!」(第12話:ダイチの父)

出典:https://www36.atwiki.jp

なんともインパクトある第9位。NHK教育テレビで放送されたセリフとは思えません。
主人公・ヤサコのクラスメイトであるガキ大将・ダイチの父親のセリフです。このお父さん、家庭では常に全裸で過ごしているよう。
あろうことかモザイクシーンもあります。文字通り全てをあけっびろげにしてくつろぐことのできる場所……それが理想の家庭である!と言いたいのかもしれません。
ちなみにこの問題発言を聞くことのできる第12話は、電脳コイルでも屈指のギャグ回です。タイトルは「ダイチ、発毛ス」。くだらないギャグかと思いきや、それだけではないのです。未知の生物たちが、農耕社会を作り文明を発展させ、ついには核戦争を起こし星間戦争を勃発させるに至る、そんな文明史とでも言うべきストーリーが盛り込まれています。爆笑に次いでちょっとしんみりできる、そんな回でした。

第8位「相手してやるわ。 先に仕掛けたあんたが悪いのよ」(第4話:イサコ)

出典:http://koryamata.jp

高い電脳スキルを持ち、なにかを探している謎の少女、イサコ。物語上重要な役目を果たします。
イサコは主人公ヤサコに次いで金沢市から大黒市に引っ越してきた転校生です。友達になろうとして近づくヤサコを拒絶したり、電脳スキルを見込まれ、ダイチ率いる悪ガキ電脳集団「大黒黒客」に勧誘されてもぴしゃりと断ったりとなかなか棘のある性格の女の子。ここでは、この勧誘を断ったためダイチの怒りを買い、対決することになります。
このセリフは「大黒黒客」と対決するときにイサコが言い放った言葉。不屈な笑みを浮かべたイサコが印象的です。戦場と化す放課後の学校。電脳コイル初の、迫力ある電脳バトルがここで描かれます。子供の戦いとは思えない動きのあるバトルシーンは必見。

第7位「人は死んだらどうなるのか、本当の事は誰も知りません」(第17話:ヤサコ)

出典:https://www.amazon.co.jp

主人公・ヤサコのセリフ。正確には「人は死んだらどうなるのか、その心がどこへ行くのか、本当の事は誰も知りません」です。電脳コイルでは、各話の最初にひとつ、ヤサコのナレーションが入ります。このセリフはそのうちのひとつです。
実は電脳コイルの物語には、「死」がつきまといます。画像左側の女の子、主人公のヤサコは祖父を亡くし、右側の男の子・ハラケンは幼馴染を亡くしています。ハラケンは幼馴染が交通事故で亡くなったのはメガネが関係しているとして、幼馴染が事故にあった原因を調査しています。そして、ヤサコはハラケンにほのかな想いを寄せています。亡くなってしまった幼馴染よりも、私を見てほしい……端的に言ってしまえばこんな気持ちが、このセリフには隠れているのかもしれません。

第6位「死人なんかに、あなたを渡してなるもんですか」(第18話:オバちゃん)

出典:https://blogs.yahoo.co.jp

ハラケンの叔母・オバちゃんが、幼馴染の死を究明しようとするあまり電脳世界にのめり込むハラケンを抱きしめ呟いた言葉。オバちゃん、などと呼ばれていますが、彼女は、17歳の女子高生です。本名はタマコ。黒のライダースーツを身にまとい、巨大バイクを華麗に乗り回します。
実は大黒市市役所空間管理室の客員顧問という凄腕。サッチーを導入したのもこのオバちゃんです。甥のハラケンを溺愛しており、強気な性格で、違法行為も厭いません。メインキャラクターが小学6年生の電脳コイルの中では、大人のグループに属します。
大切な人が、死者に後ろ髪を引かれ続け、あまつさえ自分の生命をも危うくしていたとしたら……オバちゃんの焦燥も理解できる気がします。そんな必死の気持ちが伝わってくるような名台詞です。

第5位「人は必ず自分の進むべき道を知っているそうです」(第13話:ヤサコ)

出典:http://www.graphic-equalizer.net

第13話「最後の首長竜」冒頭のヤサコのナレーションです。正しい全文は「昔の人の言葉によると本来、人は必ず自分の進むべき道を知っているそうです。でも、一番大事な道こそ、見失いがちなのだそうです」

第4位「必ず道はあると信じ続けなくちゃならないんだ」 (第23話:イサコ)

第4位、少し長めのセリフになります。
「人と人の間には、距離がある。遠い距離が。私と兄さんの間にも。でも、ゆっくりと丁寧にさがせば、隔りをつなぐ道が見つかるかもしれない。その道はすごく細くて、ちょっと目をそらすと、すぐに見失ってしまう。だから、必死に目を凝らしてさがさなくちゃいけないんだ。道があることを信じられなくなったら、その道は本当になくなってしまうかもしれない。だから、必ず道はあると信じ続けなくちゃならないんだ」

第3位「手で触れられるものだけ信じるんだ。 さもないと私みたいに、メガネに殺されるぞ」 (第23話:イサコ)

メガネで見えるものなんて、すべてまやかしだ。もうメガネなんて捨てろ。そして、手で触れられるものだけ信じるんだ。さもないと私みたいに、メガネに殺されるぞ

第2位「手で触れられないものはまやかし。本当に?」(第24話:ヤサコ)

主人公・ヤサコが自分と対話するシーン。正確にはこのようなセリフです。
手で触れられないものはまやかし。だから、この悲しい気持ちも、きっとまやかし。本当は悲しくなんかない。こんなつらい気持ちも、きっとすぐに忘れる。だって、まやかしなんだもの。本当に? 本物って何? 手で触れられるものが本物なの? 手で触れられないものは、本物じゃないの? 今本当にここにあるものは何? 間違いなく今、ここにあるものって、何? 胸の痛み…。今本当にここにあるものは、胸の痛み。これはまやかしなんかじゃない。手で触れられないけど、今信じられるのは、この痛みだけ。この痛みを感じる方向に、本当の何かがある

第1位「 痛みを感じる方向に、出口がある」 (第26話:ヤサコ・イサコ)