クエンティン・タランティーノ監督作品おすすめランキングTOP5!影響力抜群の作品を紹介!

過激な暴力描写や突飛な物語構成などでファンを虜にし続ける映画監督、クエンティン・タランティーノ。



日本での愛称は某国民的アニメの子供キャラを彷彿とさせる「タラちゃん」。今回はそんなタランティーノ監督の作品をランキング形式で紹介したいと思います。

鬼才 クエンティン・タランティーノ監督とは?

タランティーノ監督とはどういった人物か?

出典:https://ja.wikipedia.org

1963年3月27日、アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル生まれ。レンタルビデオ店の店員から今や押しも押されぬ人気監督になったタランティーノ監督。
その卓越した映像センスと構成力でカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールやアカデミー賞では脚本賞など、数多くの賞を手中に収めています。
まあ、カンヌの表彰式で中指を突き立てたりと、少しばかりロックンロールな行動をしちゃうときもありますが、そういうところも含めて愛おしさを感じさせる映画監督です。

クエンティン・タランティーノ監督作品おすすめランキングTOP5!

5位・ヘイトフル・エイト

一歩間違えればB級のクソ映画になりかねないのをギリギリで回避する感じが、タランティーノ監督の魅力だったりするんですよね。もちろん「ヘイトフル・エイト」にもそれは当てはまります。
「ヘイトフル・エイト」は、雪小屋に閉じ込められた八人の男女が織りなす暴力に満ちた群像劇です。その内容は南北戦争から十年後を舞台に、偶然集まった賞金稼ぎや犯罪者などの過去が繋がり始め……というもの。
登場人物はオッサン、オバサンばかりで、まともな神経をした人間はひとりもいません(タランティーノ作品でまともな神経をした登場人物がいること自体、稀といえば稀なんですが……)。

舞い上がる血しぶきに残忍で残酷な描写の数々。様々なB級映画に影響を受けているタランティーノ監督ならではの演出が、超A級の映像感覚で冴え渡りまくります。
ダラダラベラベラと長いこと続く無駄な会話……そのくせ、言葉選びはメチャクチャおしゃれ。画面から匂い立つ加齢臭がなんともくせになる、そんな映画です。

4位:イングロリアス・バスターズ

タランティーノ監督の戦争映画? ぜったい普通じゃないだろ、それ!?はい、普通じゃないです。ぶっとんでます。だがそれがいい!
時は第二次世界大戦中のフランス。ナチス兵を血祭りにあげまくっちゃうブラッド・ピット演じるレイン中尉やナチスに家族を虐殺されて復讐に燃える女性、バカなのか賢いのかよくわからんナチスの上官などが入り乱れての大騒ぎがパリで巻き起こる! という内容です。
この映画の特筆すべき点といえば、出身国や地域に合わせた言語で会話をしているところでしょう。それはつまりドイツの物語なのに会話が英語、というハリウッドあるあるがないということ。なんて英語圏に優しくない映画なんでしょうか。まあ、そこがいいんだけど。

そんな感じで完全に映画界に中指を突き立てちゃってるこの映画、戦争映画なのに戦闘機や戦車は一切でてこないです。あっ、銃はでてきますよ? 銃がでてこないタランティーノ映画なんて存在しませんので。
まあ話の内容自体、戦争のドンパチではなく、戦争という特殊な状況化での人間模様を描いているので、派手な兵器は必要ないのですが。逆に邪魔です、そんなもの。こういったところにも、ひとくせもふたくせもあるタランティーノ監督の拘りみたいなのを感じられまよね。

3位:ジャンゴ 繋がれざる者

黒人奴隷がひとりの白人との出会いによって賞金稼ぎとなり、富豪の白人に攫われた嫁を奪い返しにいく——なんとも男臭くて泥臭いタランティーノ版西部劇とも呼べる映画、それが「ジャンゴ 繋がれざる者」です。
この映画ってマカロニ・ウエスタンを現代風にアップデートした作品だと思うんですよね。だって黒人が主人公の西部劇なんて、ひと昔前ではぜったい考えられませんでしたし。
黒人奴隷から賞金稼ぎへと成り上がらせ、驕り高ぶった白人に鉄槌を下す。その話自体が、妙に挑発的でタランティーノ監督っぽいです。鑑賞後はさすがタラちゃん……もう一生ついていくぜ! ってなっちゃうますよ、マジで。

あとノリノリで悪役を演じるレオナルド・ディカプリオは必見です。というかディカプリオが助演とか……どれだけ贅沢な使い方なんだろうか。
後にも先にも、ここまでダーティーなキャラを演じるレオ様は見られないんじゃないと思います。だって彼ってば、基本ベビーフェイスの役ですから。

2位:レザボア・ドッグス

我らがタラちゃんのデビュー作にして出世作。この映画、イギリスのとある映画雑誌で行われたインディーズ映画ベスト50って企画で、「ターミネーター」や「ユージュアリー・サスペクツ」などの往年の名作を下して、1位を獲得してるんですよね。
もうそれだけで素直にすげぇ、ってなりますが、本当に恐ろしいのはここから。なんとこの映画の脚本、レンタルビデオ店でアルバイトをしながら書き上げたらしいんです。しかも「本当にこいつ、新人かよ?」と思わせるほどの完成度。さすがはタラちゃん、半端ないです。
「レザボア・ドッグス」は互いをコードネームで呼び合う六人の男たちが宝石強盗を実行するが、その内容が警察に漏れており、仲間に重傷者や死亡者が続出。そのせいで仲間の中に警察の犬がいるという疑惑が生まれ…という話。

過激な暴力描写や無駄にオシャレな言い回しなど、現在に至るまでのタランティーノ節は既に確立されており、映画監督デビューの新人なのにカンヌ国際映画祭の正式出品作に選ばれちゃうのも納得の出来となっています。
それと上映前に「心臓の弱い方は観賞をお控えください」とかいわれちゃうのも、タランティーノ監督らしいですよね。あとオープニング前のマドンナの歌の下劣で下品でアホ丸出しな歌詞の解釈、最高に好きです。

1位:パルプ・フィクション

タランティーノ監督の作品といったら、これ以外に1位は思い浮かばないですよね。もし反論があるならいってみてください。はい、ないですね。みんな納得です。
この作品は、当時、落ち目であったジョン・トラボルタが再び脚光をあび、スターの地位に返り咲いた作品としても有名。作中でユマ・サーマンと踊るキレキレのダンスは、間違いなく一見の価値ありでしょう。
この映画はオムニバス形式の構成となっており、ふたりのギャングを中心とした五つの話から成り立つ群像劇です。

ハンバーガートークと呼ばれる本筋とはまったく関係ない無駄話、過激なブラックコメディ、自由奔放すぎる時間軸。これまでの映画の常識を覆す構成は、多くのフォロワーを生み出しました。
ちなみにこの映画、一回観ただけではその良さを理解するのが難しいと思います。ですがなんだか小骨が喉に引っかかってる感じがぬぐえず、「もう一回、観てみるか」となって知らず知らずのうちにどっぷりと独特の世界観にはまってしまう。
そうなったら事あるごとにこの映画のことを思いだしては、「もう一回、あの世界に浸かりたい!」となり、気がついたらブルーレイをセットしている自分がいる。「パルプ・フィクション」とはそんな作品であり、異常に強い中毒性を持った麻薬のような映画なのです。

今後の活躍にも大いに期待!

血と暴力を稀代の映像センスでスタイリッシュにみせつつ、群像劇仕立ての優れた脚本で多くのファンを虜にしてきたタランティーノ監督。
十本、映画を監督したら引退する」とか語っているらしいですが、そんなこといわずにもっと多くの映画を撮ってほしいですよね。だってB級映画テイストの作品を超A級映画に昇華させることのできる監督なんて、この人をおいて他にはいませんし。
何度みても楽しめて、観れば観るほどくせになる。まるでどこぞの駄菓子のような魅力を秘めるタランティーノ映画をどうぞご鑑賞あれ!
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