藤原竜也出演のおすすめドラマTOP5!40作以上の中から選ばれるのは……

15歳で、舞台『身毒丸』で華々しくデビューを果たした『藤原竜也』だが、今や映画やドラマでも引っ張りだこの人気俳優となった。出演ドラマは40作以上にものぼる。その中から、おすすめドラマ5選をご紹介したい。

舞台俳優『藤原竜也』のテレビドラマへの挑戦!

藤原竜也は、15歳のとき、池袋に遊びに来ていたところを、現在の所属事務所であるホリプロの女性社員に声をかけられ、舞台のオーディションを受けたのをきっかけにデビューした。その時の舞台監督・蜷川幸雄は、藤原の才能を見いだしていたのだろう。舞台俳優として、厳しくも温かく藤原を鍛えていった。その後も数多くの蜷川氏の舞台に出演し続けている。
そんな、舞台俳優ともいうべき藤原が、はじめてテレビドラマに出演した作品が、フジテレビ系列で1997年に放映された、『それが答えだ!』である。1997年といえば、藤原はまだ舞台デビューしたばかりの年で、テレビ界ではあまりその存在は知られていない頃である。
現在では、深田恭子など、若手人気俳優のデビュー作品ということで、注目を集めることが多い作品なので、藤原にとっても、そういった意図があったと想像できる。

藤原は、その後も積極的にテレビドラマに出演していくが、知名度も上がってきた2001年に、『新・星の金貨』で、星野真里と共に初主演を務めた。
デビュー以来、舞台出演と平行して、映画にドラマにと活躍の幅を広げていった藤原竜也。今回は、藤原が出演してきた40作を越えるドラマの中から、みなさんにおすすめしたいTOP5をご紹介していきたい。

2010年『おじいちゃんは25歳』

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2010年に放映されたTBS系ドラマ『おじいちゃんは25歳』は、久々に連続ドラマに出演した作品だ。そして、こちら藤原にとっての初コメディとあり、シリアスな役柄とは違った新しい役柄を藤原がどう演じるのか大きな期待が寄せられた。
46年前に、雪山に写真を撮りに行ったっきり、帰ってこなかった祖父が、冷凍状態で発見され、奇跡的に25歳当時のままの姿で家に帰って来た、というSFタッチの設定のホームドラマ。

スカイツリーの建設が進む東京・押上の下町を舞台に、46年ぶりの日本の姿、そしていつのまにか成長していた息子や初めて見る同じ年頃の孫など、おじいちゃんはカルチャーショックの連続である。この不思議な役どころを演じるのが藤原である。
孫たちも今どきの若者ながら、祖父が奇跡の生還以来、しだいに家族の絆を取り戻すというストーリーだ。 46年の時を経て、中年になっていた息子と、おじいちゃんと同世代の孫というコメディタッチで家族が再生されていく様が描かれている。この配役や設定にしても、なんとなく面白さが想像できるほどだ。藤原にとっては、新境地を開いたドラマになったことは間違いないであろう。

2013年『いねむり先生』

2013年にテレビ朝日系列で放映された『いねむり先生』は、伊集院静氏による自伝的小説を元に制作された、スペシャルドラマである。伊集院氏の役を藤原が演じている。
妻・マサコ(夏目雅子)を失った悲しみで、荒みきった日々を送っていたサブロー(伊集院静)は、ある一人の男性を知人から紹介される。先生(西田敏行)と呼ばれるその男性とは、直木賞作家であり、ギャンブルの神様とも呼ばれていた阿佐田哲也(色川武大)であった。サブローがマサコと暮らしていた思い出のマンションを処分し、故郷に帰ろうとしていた矢先のことだった。
先生と呼ばれるその男性に会うため、新宿の路地裏のバーへ入ると、その人物が、薄暗いバーの一番奥の席で眠り込んでいた。実は、彼は自分の意思とは無関係に睡魔に襲われる「ナルコレプシー」という難病を患っており、目覚めて腹が減っていれば食事をするという生活を送ってきた。ただ、先生自身はこの病に悩まされていた。

次第に、このチャーミングな先生の人柄にサブローは惹かれ、不思議な安堵感を覚えるのである。そんな出会いをきっかけに、麻雀や競馬を一緒に楽しむようになる。ある日、先生とサブローは、旅をしながらギャンブルを楽しむ「旅うち」に出ることになる。旅をするうち、サブローは先生に対し、離れがたい敬愛の念を抱くようになる。 
しかし、旅の途中、マサコがかつて主演した映画のポスターを見かけたサブローは、またひどい幻覚に悩まされるようになる。
主人公の最愛の妻を亡くした悲しみや苦しみから再生しようとする夫の心の機微を演じるのは、簡単ではないと思うのだが、藤原は、ベテラン俳優・西田敏行とも引けをとらないほどの見事な演技力を見せた。非常に見応えのあるドラマである。

2014年『ST赤と白の捜査ファイル』

2014年日本テレビ系で放映されたのが『ST 赤と白の捜査ファイル』である。現代犯罪の多様性に対応するために警視庁科学捜査研究所に新設された、ST(科学特捜班)と呼ばれる架空の組織の活躍を描いた作品。STの実質的リーダー・赤城を藤原が演じている。
警視庁の百合根友久警部(岡田将生)は、上司に呼び出され、創設時の華々しい活躍以降はすっかり警視庁の邪魔者扱いされているSTのキャップを任せられる。
STの面々は、それぞれが一芸に秀でた優秀な捜査官ながらも、性格的に難を抱え、通常の組織ではやって行けないはみ出し者ぞろい。中でも優秀な法医学医師で天才的頭脳を持ちながらも「対人恐怖症」を抱える赤城左門は、百合根と顔を合わせようとすらしない。
個性が強すぎる面々がそろったSTを束ねるため、百合根は苦労を強いられるが、キャップとして警察組織と赤城らSTとの板挟みになりながらも奮闘する。

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そして、非常に優秀な能力を持ちながらも、それぞれの理由によって科学捜査に従事しているSTメンバーが、能力を生かして次々に事件を解決していく中、徐々に百合根への評価も上がっていく。
始めはぎくしゃくしていたSTメンバーと百合根だが、事件解決の成果とともに、特に赤城との間には強い信頼と絆が生まれていく。
このドラマで藤原が演じている赤城という人物は、元大学病院医師で法医学者。現場を一目見ただけで、遺体の状況から犯人像や犯行状況などを読み取る優秀な分析官。だが、過去に不正を告発しようとした結果、大学病院内の上司や同期からいじめに遭い、それが原因で極度の対人恐怖症や人間不信を抱え、さらに過去に扱った事件が原因で引き籠もりになったという設定だ。

こんな複雑な役柄を演じられるのは、藤原以外にはないのではないかとさえ思うが、いかがだろうか。これまで藤原が演じてきた役で、二枚目役はほとんどない。たいがい殺人鬼をはじめとする特異な役ばかりである。だからこそ、このドラマの赤城という人物は藤原にしか演じられない役ではなかろうか。

2016年『そして、誰もいなくなった』

2016年に日本テレビ系で放映されたのが『そして、誰もいなくなった』である。このドラマで藤原は、自分の存在すら消されそうになるどん底人生を送ることになる主人公・藤堂新一を演じている。
社会問題になりつつある、ネット上の画像データなどの拡散問題。大手コンピュータシステム会社に勤める研究者の藤堂新一は、それらデータをすべて消去することができる画期的なソフト「ミス・イレイズ」を開発し、一躍脚光を浴びることとなった。
容姿端麗、頭脳明晰、家族や友人、恋人にも恵まれて、人もうらやむような順風満帆の生活を送る藤堂新一なのだが、結婚を間近に控えたある日、突然会社に呼び出され、「お前は『藤堂新一』を名乗って潜り込んだ偽物ではないか?」と、あらぬ疑いをかけられる。そして、婦女暴行事件で逮捕された同姓同名の男に自分の名前と人生を丸ごと乗っ取られてしまうのである。

その後、何者かによって軟禁され、周りの信頼していた上司や同僚等の裏切りを知って絶望する。そしてパーソナル・ナンバーを持たない同じ境遇の仲間と共に、裏切った者たちへの復讐を開始する。
結局、一連の出来事は、味方だと信じていた義理の弟・瑛治が自分に復讐を企てていたからだと知ることとなる。最後は、血の繋がった親子である、瑛治と新一の母親が共に死んでいく現場にいた新一は、警察で事情を聞かれた後、婚約者の元へと戻ることができ、やっと以前の日常を取り戻すことになる。
以上があらすじである。最初から最後まで謎の多いストーリー構成で、視聴者は犯人推理に夢中になる作品であった

人もうらやむ人生から一転、自らが開発したネットシステムによって、存在自体が乗っ取られてしまうという災難に遭い、転がり落ちる人生。信頼していた人物に、次々に裏切られ、疑心暗鬼に陥り、最後は最愛の母親にさえ裏切られていたことを知る。
そんな、現実にありえないようなストーリーを、もしかしたら、現実に起こるかもしれないと思うくらいリアルに演じている藤原は、本当にすごいと実感させられる作品だ。

2017年『リバース』

こちらのTBS系ドラマ『リバース』は、みなさんの記憶に新しい作品だろう。このドラマは、湊かなえの推理小説を元に描かれた作品である。原作に限りなく近いが、新しい登場人物も加え、若干の脚色が加えられている。
藤原演じる、しがないサラリーマン深瀬と大学の友人たちが、深瀬の親友が死に至った真実の原因を探っていくストーリーとなっている。

ある日、深瀬や大学の友人たちが、殺人者だという噂をばらまかれる。お互いがお互いに疑いの目を向けながらも、協力して最後には真実をつきとめることとなる。
原作ではあまりクローズアップされていない、恋人との心の通じ合いや、共に事件の真相を追った大学の仲間との友情も、独自に描かれている。
今回藤原が演じた役は、これまでとは少し違った「さえないサラリーマン」の役だ。しかも、35歳である藤原が、大学生~20代前半の人物を演じている。ヘアメイクさんらの技術もさることながら、やはり、違和感なく演じる藤原の演技力には敬服するところだ。

今後も『藤原竜也』のテレビドラマから目が離せない!

藤原竜也が出演したおすすめドラマTOP5をご紹介してきたが、いかがだっただろうか。舞台俳優としてデビューした藤原だが、その舞台でたたき上げられた演技力を、映画やドラマの世界で惜しみなく発揮してくれている。
15歳で俳優デビューした藤原は、20年の役者人生を送っており、すでにベテラン俳優と言ってよい。そのため、どんなベテラン俳優陣と共演しても、引けを取らないほどの演技力を持っている。
また、現在35歳という年齢ではあるが、先ほど紹介した『リバース』では大学生を演じるほど、まだまだ若いルックスをもってすれば、幅広い役柄が演じられるだろう。これからも、だれもが簡単には演じることのできない役を、ドラマの世界で魅せ続けていってくれることだろう。ファンの1人として、今後もドラマ界での藤原竜也から目が離せない!
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