北斗の拳・名言ランキングTOP10!我が生涯に一片の悔い無し!

世紀末救世主北斗の拳は、1980年代の「週刊少年ジャンプ」の代表作品の一つといっても過言ではないほどの大ヒット作品です。一子相伝の暗殺拳、「北斗神拳」の伝承者ケンシロウの愛と闘いの生きざまが描かれました。さまざまなキャラクターの心に残る名言をランキング形式でご紹介いたします。

世紀末救世主 北斗の拳とは?

北斗の拳のあらすじ

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西暦199X年、核戦争によって地球は核の炎に包まれました。国家が機能を失ってしまい、文明はもちろん、人々の秩序も失われてしまいました。そこにあるのは暴力がすべてを支配する核戦争後の世界。
北斗神拳伝承者のケンシロウは最愛の婚約者であるユリアをかつての親友であった南斗聖拳継承者シンによって奪われました。シンはユリアのために巨大な街サザンクロスを築き、自らを”KING”と名乗り、関東平野を支配していました。再会を果たしたケンシロウはシンとの対決で勝利するが、シンからユリアの飛び降り自殺が伝えられ絶望してしまいます。

北斗の拳の主な登場人物

北斗神拳伝承者 ケンシロウ


主人公・ケンシロウ・北斗四兄弟の末弟。ラオウ、トキと、羅の国からリュウケンのもとへ北斗神拳の修行に。伝承者にほぼ決まりかけていたトキが病に倒れたためリュウケンから次期伝承者に指名されます。元々は暴力を嫌う心優しい青年でしたが、シンにユリアを奪われてから悪党を次々と北斗神拳で葬っていくようになります。
バットとリンを連れて旅に出るうちに、3人の兄の存在を知ることとなります。悪事を働いていた三男ジャギを撃破し、その後心優しい次兄トキを救い出し長兄ラオウとの決着をつけるべく闘いを挑むこととなります。
「強敵=友」として戦った哀しみを背負い、尊敬の念を持ち続けることが最強の技量の糧となるのも見どころです。

南斗最後の将 ユリア


ケンシロウの婚約者。南斗正統血統者であり、宿星が慈母の星。兄弟は天狼星のリュウガが兄で、腹違いの兄が雲のジュウザ。 
ケンシロウとの旅立ちの矢先に、シンによって連れ去られ、サザンクロスへ連れていかれる。シンが自分のために巨大都市サザンクロスを作ろうとし、そのために民の血が流れることが耐えられなかったユリア。ついに自ら城から身を投げますが、南斗五車星の手によって救出されます。その後五車星のもとへと預けられることとなります。
母性にあふれていて、聖母のようなユリアにあこがれた男性は多いのではないでしょうか?

世紀末覇者 ラオウ

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北斗四兄弟の長兄。自らを世紀末覇者「拳王」と名乗り、恐怖と暴力で人々を支配。
トキ、ケンシロウと共に修羅の国からリュウケンのもとへ修行に。圧倒的な強さを身につけ、北斗神拳の伝承者を目指しますが、リュウケンはラオウを選びませんでした。あまりにも強い野望を持っていることに危険を感じたためでした。
ラオウは自分の拳を封じようとした師父リュウケンを殺害します。その後恐怖と暴力でこの世を支配しようとその領域を広げていきます。暴力的な面と、じつはユリアへの深い愛を秘めているという両面の深さが忘れられない人物となっていますね。

北斗四兄弟の次兄 トキ


北斗四兄弟の次男。ラオウの実弟。得意な拳に死ぬ前に天国を味わう北斗有情拳があります。
トキは、北斗神拳の歴史の中で最も華麗な技の持ち主でもあります。ラオウ、ケンシロウと共に修羅の国に修行に旅立ち、リュウケンの養子となります。次期伝承者にほぼ決定していたときに、死の灰を浴びて不治の病を発病してしまいます。
伝承者をケンシロウに譲り、自らは秘孔の突き方を変えることで北斗神拳を医療として使うことを決意します。心優しさと強さを持ち合わせる理想的な人物でありながら病を抱えてしまい、余生を人のために尽くそうとするトキは正に「神」のような存在ですね。

北斗四兄弟の三男 ジャギ

北斗四兄弟の三男。その実力は他の兄弟達に大きく劣ります。弟のケンシロウが伝承者に決まったことを恨み、銃で脅しますが、返り討ちに遭い、頭を拘束する用具がなければ生きられない体となります。
そして、自らの体に7つの傷をつけ、ケンシロウになりきって悪事を働きその名を落とします。シンにユリアを奪うように持ち掛けたのもジャギの仕業でした。このことを知ったケンシロウの怒りを買い、敗北します。

南斗孤鷲拳伝承者  シン

南斗孤鷲拳伝承者。ケンシロウの婚約者、ユリアを奪い去り、ケンシロウの胸に七つの傷を残します。KING軍を創設し、サザンクロスを建設するなどでユリアを喜ばせようとするのですが、逆にユリアは自分のために民の殺生が行われることに心を痛めます。
その結果、城から身を投げてしまうユリア。しかし、ユリアは南斗五車星の手によって救われますが、シンは、自らユリア殺しの悪名を被ります。 その後、訪れたケンシロウと一年ぶりの再戦となるも、かつて自らが告げた「執念」により敗れますが、「お前の拳では死なぬ」と言い残し城から身を投げます。

南斗六聖拳 レイ

南斗水鳥拳の伝承者。妹アイリを連れ去った「七つの傷の男」を殺すため、復讐心に燃えて放浪していました。ケンシロウとの出会い、そしてアイリの奪還に成功した後、ともにカサンドラへと向かいます。
侵攻隊隊長ガロンを倒した後、目の前に現れたラオウと対決し完敗します。秘孔「新血愁」を突かれたレイは余命3日となってしまいます。その後、トキによる秘孔 心霊台で延命されます。愛するマミヤをユダから解放することを決意し、ユダとの対決に勝利します。ケンシロウにこの世の光となるようにと告げると、一人で絶命します。

南斗鳳凰拳伝承者 聖帝サウザー

南斗鳳凰拳の伝承者。自らを「聖帝」とし、この世の覇権を目指します。心臓の位置が逆、秘孔の位置、表裏も逆という体の秘密を持っています。師オウガイの下で南斗鳳凰拳の修行に邁進しますが、15歳の時に行われた伝承のための最終の修行で、相手を師オウガイとは気づかずに命を奪ってしまいます。
サウザーは深い哀しみに襲われ、苦しみます。さんざん苦しんだ挙句、苦しまないためには愛や情けを捨てればいいという結論に至るのでした。ケンシロウとの戦いで体の秘密を見破られ、秘奥義・天翔十字鳳を天破活殺によって打ち破られてしまいます。最後はケンシロウにより苦痛を生まない北斗有情猛翔破にて敗れました。

北斗の拳 心に残る名言TOP10

第10位 トキ「何人の人を助けることができるか。それが俺の生きていたという証だ。」


北斗神拳の中でも最も華麗な技を持つトキ。ラオウもケンシロウも技量を認めており、本来なら人格的にも技量的にも伝承者に一番ふさわしくほぼ決まりかけていました。
核戦争の際、ケンシロウ、ユリアとともに死の灰から逃れようとシェルターに入ろうとします。しかしシェルターにはあと一人か二人くらいの余裕しかなく一瞬戸惑ってしまう3人。トキは二人を押し込み、自らが犠牲となり死の灰をあびてしまいました。それにより病を発症し、伝承者をケンシロウに譲ることを決意します。

第9位 「哀しみや苦しみだけではない おまえもぬくもりをおぼえているはずだ」


愛深きゆえに愛に傷つき哀しみを背負ってきた聖帝サウザー。ケンシロウに対して、「愛や情は哀しみしか生まぬ…なのになぜ哀しみを背負おうとする なぜ苦しみを背負おうとする」と問いかけます。その時のケンシロウのセリフが「哀しみや苦しみだけではない おまえもぬくもりをおぼえているはずだ。」でした。
その答えをきいたサウザーは、幼き頃に愛して愛されていた師のことを思い出します。師を失った哀しみを背負っていたサウザーは温かかった師のぬくもり、優しかった笑顔を思い浮かべ涙するのでした。

第8位 「きさまの奥義をやぶったのは怒り、執念にまさるおれの怒りだ!」 

ケンシロウからユリアを「貴様には執念がないから俺には勝てない。」と言って奪い去ったシン。
シンもまたユリアを愛しており、サザンクロスに連れて帰ったユリアのために大都市を作ろうとしていました。ケンシロウがついにシンの居城に踏み込んだ戦いのシーン。ケンシロウの執念の元であるユリアの命を奪ったことで「ケンシロウの執念」を断ち切ったと思っていたシンは、ケンシロウに奥義を破られてしまいます。執念の元を断ち切ったはずなのになぜ・・・とシンが訊いた時のケンシロウのセリフ。

第7位 「てめえらの血はなに色だ―――っ!!」

南斗水鳥拳の伝承者のレイ。妹のアイリを連れ去ったとされる「七つの傷の男」を殺すため、復讐に燃えて放浪を続けていました。牙一族の用心棒として雇われ、マミヤの村に入ったレイ。
その後牙一族のアジトで妹のアイリの奪還に成功たレイはケンシロウとともにカサンドラに出向き、トキの救出を手伝います。そんな時、マミヤの村が拳王侵攻隊に襲われていることを知り、一人で帰還します。
マミヤの村で拳王侵攻隊にたった一人で抵抗して気丈に振る舞っていたリンは、レイに助けられた瞬間に安心し、レイの腕の中で気を失ってしまいます。レイは幼い子供にまで忠誠を誓わせようするがあまり、容赦無く死を与えようとする拳王侵攻隊に対して怒りを込めて放ったセリフでした。

第6位 「こんなに苦しいのなら・・・ こんなに悲しいのなら・・・ 愛などいらぬ!!!!!」


南斗六聖拳最強と言われている南斗鳳凰拳の伝承者であるサウザー。この世の覇権を目指し自らを「聖帝」と名乗ります。心臓の位置、秘孔の位置も逆という特異体質も強さの秘密でした。
オウガイに拾われたサウザーは、南斗鳳凰拳の修行に邁進します。しかし15歳の時に行われた伝承のための試練で、襲ってくる相手を師オウガイと気づかず、その手にかけてしまう事になってしまいます。サウザーはこれまで味わったことのない深い哀しみに襲われ、こんなに苦しい思いをするのなら、愛や情けを捨てればいいという結論に至るのでした。

第5位 「お前はもう死んでいる………。」


北斗神拳は、人体に点在する、経絡を司る秘孔に指を突き入れ、気を送り込み、人体に様々な変化をもたらします。 
秘孔は突く箇所、強さによってその効果が変化します。作品の中であったように、「1分30秒後に爆発する」など時間差を加えることも。また、相手を意のままに操ることができるので、自分に銃口を向けて撃ち抜いたり、記憶を抹消するなど様々な効果をもつ秘孔が点在します。
自分でも秘孔を突かれたことに気づかない悪党が「お前はもう死んでいる。」と言われて「そんな馬鹿な!」と言いながら死んでいく場面も見られました。

第4位 「き…きかぬ、きかぬのだ!!」


死の灰を浴びてから、人のために生きることを決心したトキ。兄ラオウの拳を封じなければならないという宿命のために戦おうします。トキは北斗二千年の歴史の中で、もっとも華麗な技を持ち、今その真髄が発揮されようとしていました。
軽やかに宙を舞うトキの体は、ラオウの間合いへに入り、天翔百裂拳を突き入れます。そしてそのトキの剛拳は、あのラオウの両手を地につかせるほどのダメージを与えました。トキはとどめの一撃を突き入れるも、その腕を掴まれ、ラオウに事も無げに体から引き抜かれてしまいます。再度拳を突き入れますが、ラオウの秘孔をとらえることはありませんでした。自分の拳が通用しないことを悟ったトキが見たのは涙を流すラオウでした。

第3位 「ひ…退かぬ!!媚びぬ、省みぬ!!」


ケンシロウに臓器も秘孔も逆だという肉体の謎を見抜かれてしまったサウザー。奥義・天翔十字鳳で決着を付けようとしますが、ケンシロウの天破活殺で秘孔を射貫かれてしまいます。サウザーは秘孔の位置が露わになり、さらに鳳凰拳の要である脚の自由も奪われてしまいます。
敗北を悟りつつも自由を奪われて震える脚でケンシロウに向かうサウザーが最後の力を振り絞り、決着間際に放ったセリフです。聖帝サウザーらしいプライドが感じられます。

第2位 「同じ女を愛した男だから・・・」

ケンシロウからユリアを奪い、ユリアのために新たに軍団を作り、サザンクロス以上の都を建設しようとするシン。しかしユリアの心の中には常にケンシロウがいました。自ら命を絶ってしまったユリアを殺したかのように見せかけて、ケンシロウの執念の元を断とうとしたシンでしたが、逆にケンシロウの怒りが爆発し、宿命の対決でケンシロウの北斗十字斬に敗れてしまいます。
シンは、「お前の拳では死なぬ。」と自ら命を絶ったのでした。ケンシロウはシンを抱きかかえて弔います。バットの「なんでそんな奴のために墓なんて・・・。」という問いかけに答えたときのセリフです。

第1位 「わが生涯に一片の悔いなし!!」


凄まじい闘気のラオウに対し、ケンシロウはこれまでのすべての想いを込めた拳で迎え撃つのでした。ケンシロウの拳が、ついにラオウの全身を砕きます。永かった二人の戦いはケンシロウの一撃で終わりを告げました。そして、ラオウは生まれて初めて自らの敗北を認めます。
ケンシロウがこれまで背負ってきた強敵の重さと自分には唯一の強敵がトキだけであったことが勝敗を分けたのだと。
そして、ケンシロウは、ラオウが自分の闘気をユリアに与え、命を延ばす秘孔を突いていたことを知ります。死期が迫るラオウに駆け寄ろうとするケンシロウを制し、「天に帰るに人の手は借りぬ!」そして「わが生涯に一片の悔いなし!」と天に右手を突き上げたまま息絶えたのでした。

番外編 心に残る名言

番外編①「サウザー!きさまの髪の毛一本もこの世には残さぬ!」


TOP10には入らずとも、印象に残ってやまない名言です。TV版でのこのセリフはかなり印象的でした。「サウザー!」という叫びにありったけの怒りが込められていました。
十字稜を完成させるため、サウザーはシュウに聖碑を背負わせ、積むだけでなく、「南斗の血が漆喰となれば、十字稜はより堅固なものとなる。聖碑を抱えたまま死ね。」と、仁星の最後を見届けようとします。頂上に達したとき、無数の矢がシュウの体を貫き、やがてゆっくりとシュウの体を覆うように、聖碑が十字稜の頂きに積まれたのでした。その時のサウザーへのケンシロウの怒りを込めたセリフです。
「髪の毛一本も」というフレーズは、単に「この世から消し去ってやる!」よりも強烈に伝わりますね。

番外編②「トキよ、これがオレがこの生涯で流す最後の涙となろう!!」

「トキよ、これがオレがこの生涯で流す最後の涙となろう!!さらば、わが生涯最強の敵!!さらば!!わが最愛の弟!!これがきさまがめざした兄ラオウの拳だ―――っ!!」
トキとラオウの対決の末、ラオウがトキにとどめを刺そうと拳を振り上げて言い放ったセリフです。
しかし、ラオウの拳は、トキの頭上の地面に叩きつけられます。そして、ラオウは「今 拳王をめざした男トキは死んだ!! ここにいるのはただ病と戦う男トキ!!体を愛えよ トキ……」と言い残して去っていくのでした。

北斗の拳が永く愛され続けている理由とは?

人類の秩序が失われ、恐怖と暴力によって支配される世の中において、ケンシロウは一体何と闘ってきたのでしょうか?本当の敵とは何だったのか?
中には残虐な行為を重ねてきた強敵(友)もいました。しかし、彼らは残虐さの裏には必ず「愛」があり、ケンシロウの心に強く残るのはそれぞれのその「愛」の形に共感することができたからなのかもしれません。
単に「悪」と闘い続けるというストーリーではなく、そこには常に「愛」が存在するキャラクター達、誰もがどこか共感できるからではないでしょうか?
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