【夏目友人帳】多軌の恋を検証!夏目や田沼との関係は?

漫画もアニメも大人気の「夏目友人帳」。今回は「人間の」女性キャラの一人・多軌の恋にスポットを当てます。友人・夏目、田沼との間に恋のフラグは立つのかなどを検証します。胸キュン必至のエピソード、アニメ(声優)も紹介します!

夏目友人帳の多軌、その恋模様は?

夏目&田沼と親しい女の子

緑川ゆき原作『夏目友人帳』(白泉社)は、夏目貴志(なつめ・たかし)と妖怪や人々との交流を描いた物語です。多軌透(たき・とおる)は夏目と同じ高校の女子生徒。夏目の妖怪が見える能力について知る、数少ない人間の一人です。
多軌は「姿写しの陣」を地面に描くと、妖怪を見ることができます。夏目や田沼とは秘密を共有する仲間として、信頼関係で結ばれています。普段から行動を共にしているわけではありませんが、いざという時には力を貸し合います
多軌の人物像は、無邪気で責任感が強い女の子。一見おしとやかな印象を受けますが、内面は人も妖も思いやれる優しい心の持ち主です。そんな優しい少女・多軌の恋は、一体どうなっているか検証していきます!

多軌の恋を検証①

多軌×夏目の関係。出会いのきっかけは陣

多軌の初登場回は、「少女の陣」(アニメ2期)です。当時多軌は、偶然目撃した妖怪に、呪いをかけられてしまいます。それは「特定の人物名を口にすると、その当人に身の危険が及ぶ」というものでした。以来、多軌は他人との会話を避けてきました。
夏目は、友人の西村が話題にしていることから多軌を知ります。やがて例の呪いをかけた妖怪と遭遇し、夏目と多軌の間に接点ができます。多軌は思わず「夏目くん」と口にしてしまいます。ニャンコ先生の助けもあり、妖怪を封印します。

呪いが解かれた多軌は、夏目の所持する「友人帳」や妖力を知り、理解者となります。その後西村が、夏目と多軌は付き合っていると勘違いするほど、親しくなります。夏目にとっては田沼に続き、同年代で秘密を共有する貴重な存在です。
無邪気な多軌の前では、夏目は落ち着いています。イメージとしては、兄と妹という感じで、恋愛相手というには友愛の感情が強いと思います。とはいえ、同じ年の主要な女性キャラは多軌だけなので、それを考えると可能性はありそうです。

多軌の恋を検証②

多軌×田沼の関係。夏目を支える仲間同士

田沼要(たぬま・かなめ)とは、夏目を通して知り合います。妖怪事情は共通認識だったので、その点で仲間としての結びつきができます。多軌は陣を使わないと、妖怪の姿を見ることができません。田沼も微かな気配やシルエットを認識できる程度です。
二人とも夏目ほどの強い妖力をもたない点が共通して、「十分に見えないなりに夏目の力になろう」という思いが強いです。性格的にも物静かな田沼と優しい多軌は気が合うようです。夏目の家に遊びに行くときも、二人で仲良く訪ねています。
アニメ6期で夏目が幼児化した時には、田沼と多軌の息の合ったやり取りが夫婦そのものでした。田沼×多軌コンビは恋の展開を簡単に想像できます。もはや恋人というより夫婦の印象があるので、穏やかな交際をしそうです。

多軌の恋を検証③

漫画とアニメで多軌が恋する?

多軌自身が胸をときめかせる存在について考えてみたいと思います。漫画とアニメのどちらからでもわかるのは、多軌はかわいいものが大好きなんです。実際、多軌のかわいい基準は普通の感覚とは違うようです。
それを象徴するのが、ニャンコ先生への愛です。最初の出会いから一目惚れし、大ファンとなります。多軌曰く「かわいいものを見ると心が乱れてしまう」そうです。ニャンコ先生は、多軌のかわいいものランク中で最上位に位置するようです。
普段はおっとりしているのに、ニャンコ先生を目にした途端、興奮気味に抱き着くのです。当のニャンコ先生は怯えていて、多軌の行動に苦手意識を持っているみたいです。これは、もはや多軌を語るには外せない要素となっています。

アニメの多軌に恋しちゃう

声優も紹介!多軌が動いて喋る!

アニメの多軌はとにかくかわいくて、見てる側が恋しちゃいます。多軌の声優は、佐藤利奈さん。『魔法先生ネギま!』のネギ・スプリングフィールド役、『みなみけ』の南春香役、『とあるシリーズ』の御坂美琴役などを演じられています。
初めて聞いたときから、はまり役で感動しました。「キャラクターイメージと一致する」とは、まさにこのことです。多軌は無邪気でも「活発」なタイプではないので、佐藤さんの控えめで落ち着いたトーンがぴったりなのです。

アニメで注目すべきなのは、徐々に多軌が表情豊かになっている点です。登場初期はどこか緊張して、周りから距離を置いていました。それが夏目や田沼と出会い、交友の輪が広がることで段々と自然体になっていくのです。
夏目友人帳でその変化が明らかなのは夏目ですが、田沼や多軌もどちらかというと人付き合いが苦手で、一緒に成長・変化しているところはあると思います。

多軌の恋を描いたエピソードは?

陣をめぐって芽生えた恋

原作では16巻64・65話、アニメでは5期5話、「結んではいけない」というエピソードです。陣を通して、彼女の優しさに触れたある妖怪が、自覚のない恋心を抱くのです。ネタバレ注意です。多軌が使う陣は祖父が遺したもので、実は禁術(使用を禁じられた呪術)とされています。
陣を使うと、モジャという巨大な毛玉のような妖怪が現れます。たまたま家を通りかかったところ、お札や術の力によって、出ていけないとのことでした。責任を感じた多軌は祖父の資料から解決策を見つけ、モジャを解放してあげます。後日、夏目とニャンコ先生が多軌宅を訪ねると、モジャがまだ出て行っていませんでした
モジャは夏目に、多軌に自分のことを言わないよう念を押します。実はモジャ以外にも術にはまった妖怪がいて、多軌たちは力を合わせて彼らを逃がしてやります。モジャがなぜ多軌のそばに居続けたのか、夏目は経緯を聞くうちあることに気が付きますが、モジャはそのまま家を去ります

モジャと夏目は一度学校で出会っています。誰もいない理科室の黒板に、モジャは名前の知らない感情を書き綴っていました。叶うなら連れていきたい、美しい風景を共に見たい、この気持ちを人は何と呼ぶのか、と自問していたのです。
多軌に想いこそ打ち明けられませんでしたが、こんなにも静かで優しい恋愛描写夏目友人帳ならではのものです。アニメでは多軌の優しさ、愛らしさがよく表現された回でした。
きっと多軌をよく知らないという人も、この回を見れば一瞬にして恋に落ちると思います。アニメシリーズは6シーズンもありますが、一番おすすめのエピソードです!

結局、多軌の恋の相手は誰?

まとめると、夏目とは兄妹、あるいは良い友人のままでいそうです。一方の田沼は夏目を支える同士のような関係です。けれどアニメ6期の親しさを見ると、二人の距離が縮まっていることがわかります。今は友達でも、恋に進展することが考えられます
そうなると多軌×田沼にフラグが立ちそうですが、人によっては「予想外で夏目とくっつく」と思っているでしょう。私の考えでは、多軌は「夏目と田沼どちらでもなく、一貫してあるキャラクターへ向かう」と思います。
もはや人ではないですが、ずばりニャンコ先生です。6シーズンをとおして多軌の先生への執心ぶりを見ると、まさしく「熱を上げている」としか言いようがありません。ファンゆえかもしれませんが、人間の男性にはあそこまで頬を染めていないのです

ニャンコ先生を上回るほどのイケメンか、妖怪が現れない限りは多軌はなびかないでしょう。
つまり、ニャンコ先生が多軌のベストです!