藤原竜也出演のおすすめ映画TOP5!魂の演技を感じるならこの映画だ!

藤原竜也が出演する映画が毎年私たちを楽しませてくれている。どの作品も話題を呼び、大ヒットという結果をもたらし続けている。そんな数多くの映画の中でも、藤原の魂の演技を感じられる作品TOP5をご紹介する。

『藤原竜也』は映画でもすごい!!

藤原竜也のデビューは、舞台だったことをご存じだろうか。今から20年前、藤原が池袋に遊びに来ていたところ、ホリプロの女性社員の目にとまり、舞台オーディションのチラシを渡される。
チラシを藤原に渡した女性社員は、何度も落とされていた藤原の選考書類を紛れ込ませ、最後は見事オーディションに合格。蜷川幸雄が監督を務める『身毒丸』で華々しくデビューを飾った。若干15歳のことである。
デビューは舞台であったが、その後は舞台出演を続けながら、平行してテレビドラマや映画にも積極的に出演するようになり、次第に知名度と人気を得るようになった。
その舞台でたたき上げられた演技力で、さまざまな役柄をこなす藤原は、今や映画界でも引っ張りだこである。主役はもちろん、名脇役としても多数の映画に出演しているのは、みなさんもご存じのことと思う。
そこで、今回は藤原竜也出演のおすすめ映画TOP5をご紹介していきたい。

2000年『バトル・ロワイアル』

深作欣二監督による『バトル・ロワイアル』では、藤原は、考える暇もないほどの切迫した恐怖の中で、次々に同級生たちを殺していくという強烈な印象の役を演じた。本作は、その残忍な内容から、「R15+指定」とされた。
新世紀のはじめ、経済的危機により完全失業率15%という状況下で、失業者は1,000万人にも及んだ。そんな大人たちに不信感を募らせた子供達は暴走し、学級崩壊・家庭崩壊が大きな社会問題となる。校内暴力により殉職した教師の数も1,200人を突破した。
自信を失くし、暴走する子供たちを恐れた大人たちは、やがて新世紀教育改革法(BR法)と呼ばれる法律を施行する。これは、誰もが恐れる「死」の恐怖によって、暴走を続ける子供たちを支配し、大人の威厳を取り戻す目的で作られたのだ。

これは、毎年一回、全国の中学3年生の中から選ばれた1クラスが、全てをコンピュータ管理され、脱出することのできない無人島で、3日の間に最後の一人になるまで強制的に殺し合いをさせられるというもの。
無人島に送り込まれたのは、岩城学園中学3年B組の生徒たちだった。そこで、以前生徒たちによって虐げられ、教師を辞めた元担任・キタノ(北野武)が現れ、死のゲームを指導する。そして、その状況を回避できないと知った生徒たちは、極限状態の中でゲームを開始する。
生徒の一人である七原秋也(藤原竜也)は、同級生の女の子を守るため、武器を取ることを決意する。そして、島からの脱出を試みるのだった。

藤原が演じた七原秋也は、この作品の中では中心的な役柄である。切迫した状況下の中でも、勇敢に立ち向かい、友人を守ろうとするという重要な役柄だ。藤原だからこそ任された役といえる。
藤原の知名度も少しずつ上がってきていたこの頃、本作により、更に世間に知られることとなった。『バトル・ロワイアル』は藤原の出世作といってよい。

2006年『デスノート』

『デスノート』は、最近もシリーズ化された新作が上映されたばかりの人気の映画である。この中で藤原が演じたのは、主人公・夜神月(やがみらいと)である。
ある日、夜神月が拾ったのは、奇妙な黒いノートだった。そのノートに名前を書かれた人間は必ず死ぬという不思議な力のある「デスノート」だった。
父親の仕事を通して、犯罪者を裁く法律に限界を感じていた月は、この世の中の変えるため、「デスノート」を使って犯罪者を次々と葬り始める。
そんな夜神月の存在に気づき始めた人々が、彼のことを、殺し屋(=Killer)の意味から「キラ」と呼び始め、犯罪者を葬ってくれるとして、神と崇め崇拝する者まで現れ始める。

一方、夜神月の父親を含んだ警察側は、キラの行為はあくまでも殺人であるとし、解決のために送り込んだのが、数々の難事件を解決してきた世界的名探偵・L(松山ケンイチ)である。
ここから、キラとLという天才同士の攻防戦が始まる。悪を罰するという正義が転じて、殺人鬼と化したキラと、名探偵Lとの戦いにどちらが勝つのか・・・。最後までスクリーンから目が離せないストーリーである。
藤原竜也が演じる夜神月=キラは、「デスノート」というツールを手に入れたことにより、連続殺人犯と化し、次々に犯罪者を殺めていくという役柄である。
このような役は、人気を得ようとする若い俳優にとっては敬遠されるだろう。この作品以降、藤原が男の狂気を演じることが多くなった。そのような意味でも、藤原の新境地を開いた作品となったことは間違いないだろう。

2009年『カイジ人生逆転ゲーム』

私が最も好きな映画は、こちら。『カイジ人生逆転ゲーム』である。藤原の緊迫した状況下での演技は天下一品だと思う。では、あらすじを見ていこう。
ある日、自堕落な日々を送るフリーター・カイジの元に、金融会社の女がやってきて、「一夜にして借金をチャラにできるどころか大金を手に入れるチャンスがある船」に乗船することを勧めるのであった。
他に選択肢のないカイジは、その船に乗り、一攫千金を得ようと決意する。船の中では、心理戦ともいうべき「ゲーム」が行われようとしていた。簡単にはクリアできないゲームの数々だったが、もう引き返せない状況の中、カイジの人生を賭けた戦いが始まる。

しかし、結局ゲームに勝てなかったカイジは、地下帝国の強制労働施設に送り込まれることになる。1日も早く地下帝国を脱出したかったカイジは、ほんの少しの可能性にかけて、ブレイメンロードという過酷な挑戦を決意する。
ブレイブメンロードを渡り切ったものには、自由と共に1千万もの賞金を得ることができるが、参加者の中で渡りきることができたのは、カイジ一人であった。賞金1千万円から借金を差し引かれ、手にしたのはわずか75万円だった。
そんなカイジにもう一度チャンスが与えられ、再び大勝負に出る。カイジは見事勝利するも、またしても借金を返済して僅かなお金しか残らない。

普通、漫画を実写化する場合、登場人物の外見を寄せた俳優を選ぶことが多いと思う。その方が、見る者がストーリーに入っていきやすいからだ。しかし、本作において、主人公の藤原は原作とは全く風貌が違っている。
ストーリーもかなり簡素なものに変更されているようだが、それでも藤原をはじめとする俳優陣の、やりすぎとも思えるハイテンションな演技で、原作より更にエキサイティングな仕上がりになっている。
この後、2011年に『カイジ2~人生奪回ゲーム~』も公開された。臨場感たっぷりの手に汗握る映画『カイジ』の続編が見たいと願うのは私だけだろうか。

2013年『藁の楯』

『藁の楯』で藤原竜也が演じたのは、女児への強い性癖を持ち、何人もの女児を殺害した殺人犯という衝撃的な役である。
経済界の大物・蜷川隆興の孫娘が、清丸国秀(藤原竜也)によって殺害された。隆興は逃亡中の清丸を殺すために、裏から手を回して、全国紙の全面広告インターネットサイト上に、「清丸を殺した者に懸賞金10億円を出す。」と発表し、全国民に対して清丸殺害の協力を依頼した。
そのことをきっかけに、清丸は信用していた友人にまで命を狙われるという事態になり、恐れをなして、警察に自ら出頭してくる。
正当に罪を償わせるという使命をもって、警察は、福岡から東京までの清丸の移送に厳重なSPをつける。そして、護送がはじまるのであるが、その途中ですらも、様々な方法をもって清丸の命を狙う者が出てくる。

清丸の警護には、銘苅一基警部補と、女性SPの白岩篤子巡査部長があたるのだが、護送中に白岩は清丸に殺される。清丸の数々の許し難いの言動に、銘苅は何度も手をかけそうになりながらも、なんとか最後まで務めを果たす。
本作で藤原が演じた清丸という人物は、本当に憎むべき殺人犯として描かれている。見ている私たちですら、「憎たらしい」「殺してやりたい」などと思うほどだ。
スクリーンを離れて、やっと、これは「映画」だったか・・・。と我に返る。そして、ここまで見ている者を引き込む演技ができる藤原に、もう敬服するばかりだ。狂気を演じさせれば天下一品である。

2014年『るろうに剣心』

『るろうに剣心』では、シリーズ2・3作目にあたる『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』で志々雄真実という重要な役を演じている。
警官を次々と火の中に落とし入れ、殺害していく志々雄真実(藤原竜也)には政府に対する強い恨みがあった。
かつて、志々雄は剣心(佐藤健)と比類する剣術を持つ「影の人斬り」であったが、鳥羽・伏見の戦いで維新派が勝利した後、同士に裏切られて体を焼かれた経験を持つ。
そして、ついに、志々雄が京都大火を実行する。一時志々雄らの劣勢かのように見えたが、本当の狙いは東京にあり、かつて自身の身を焼かれた恨みを晴らすべく、戦いを挑む。
ようやく東京にたどり着いた剣心と志々雄の戦いが始まるが、なかなか決着がつかない。そこへ、軍隊が剣心たちの巻き添えを承知で砲弾を撃ち込むのである。

藤原の演じた志々雄は、かつて維新軍に裏切られてその身を斬られ、焼かれたせいで、体温調節もできないほどの火傷を負っていた。当然、目と呼吸器以外は体中を包帯でぐるぐる巻きの状態で登場する。
ちょうど、撮影の最中に行われたファンイベントで、藤原本人がこう話していた。「見えてるのは、目ぐらいなもんなんですよ。あれ、僕じゃなくてもいいと思うんですけど(笑)。」
いや、目しか見えないからこそ、藤原にしか演じられないと思う。目力と声だけで演じるなど、他の役者には到底できないだろう。あの役だからこその、抜擢だと思うのだが、いかがだろうか。

2016年『僕だけがいない街』

『僕だけがいない街』は、みなさんの記憶に新しいだろう。藤原竜也が主人公の藤沼悟を演じている。
藤沼悟(藤原竜也)は、「悪いことが起こる原因が取り除かれるまで」直前の時間に何度も短時間でタイムスリップすることができるという特殊能力の持ち主である。
そんな中、悟の母親が、ある誘拐事件の真犯人に気づいたことにより、何者かに殺害され、そこに居合わせた悟が犯人と疑われて追われることになる。
そこで、今まで持てあましていた特殊能力を使い、20年近く前の小学生時代にタイムスリップし、母が殺害された原因を探り、原因を取り除くために奮闘する。

とうとう真犯人を追い詰め、その男は死に至るのだが、悟自身も命をおとし、未来には存在しない人物となる。
未来で出会った女性との恋も、過去が塗り替えられたことで、結ばれることはない・・・というちょっと切ないエンディングでもある。
さて、藤原が演じた悟は、最近放映されたばかりのドラマ『リバース』で藤原が演じた深瀬とどうしても被ってしまうのは、私だけだろうか。藤原の演じる冴えない男は、何故かはまり役ばかりである。また、生死をかけた、手に汗にぎるストーリーも、藤原の得意とするところである。

今後も映画界の『藤原竜也』から目が離せない!

以上、藤原竜也が出演したおすすめ映画TOP5をご紹介してきたが、いかがだっただろうか。最近は、数々のものまね芸人たちが、こぞって藤原ネタでブレイクしているが、これも俳優冥利につきる出来事ではなかろうか。
藤原が演じれば、どんな役も生き生きと輝いて、作品の深みが増す。カメレオン俳優と言っても過言ではないかもしれない。そんな実力と魅力を知っているからこそ、彼を映画に起用する制作者も多いことだろう。
これからも、藤原竜也が演じる様々な役を映画を通して見られることが、楽しみでならない。
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