【ネタバレ注意!】黒木華のおすすめドラマTOP5!「西郷どん」はヒロイン役!?

朝ドラから大河まで、実に様々な作品に出演する女優・黒木華。「文学的」「昭和的」とも言われるその面立ちや佇まいは、老若男女を惹き付ける魅力に溢れています。今回は、そんな黒木華の出演するテレビドラマから、特にオススメの作品をランキング形式で紹介します。

文学的!?昭和的!?大和撫子・黒木華の魅力

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私がその女優さんに惹かれたのは、ある映画がきっかけでした。タイトルは「小さいおうち」。中島京子の同名タイトルの直木賞受賞作を、あの山田洋次監督が映画化した作品です。東京の郊外の、赤い屋根の小さいおうち。黒木華演じる布宮タキは、その家に女中として勤めます。とは言っても、これは辛い女中の生活を描いた映画では微塵もなく、松たか子演じる美しい奥様と、可愛い坊ちゃんと、優しい旦那様との日々、そして布宮タキが終生隠し続けた秘密の物語なのです。
原作ファンだった私は「小さいおうち」を始めて観た時、その原作の空気感を余すこと無く再現した物語に、そして何よりも布宮タキそのものの黒木華に、深い感銘を受けたのでした。

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「小さいおうち」で日本人女優として4人目、そして日本人史上最年少でベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した黒木華のプロフィールを調べてみました。
黒木 華(くろき はる、1990年3月14日 – )は日本の女優。大阪府出身。パパドゥ所属。人物像として「昭和的」「純日本的」なイメージであると評されることがある。岩井俊二はCMの演出を手掛けた際に黒木を評して「文学的な香りがする女優」と語っている。

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読みは「はな」ではなく、「はる」なんですね。そんな黒木華出演のオススメドラマを、ランキング形式で紹介します。

黒木華が出演するおすすめドラマ:第5位

「花子とアン」/過酷な女工の仕事を抜け出し自分の人生を切り開く・安東かよ

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2014年上半期のNHK朝ドラ。不朽の名作、モンゴメリ著「赤毛のアン」を日本語に翻訳した村岡花子。その生涯を、村岡花子の義理の娘・村岡恵理が書いた「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」を原案に、フィクションとしてドラマ化した作品です。主演は吉高由里子。脚本は中園ミホ。朝ドラでは、それまでの10年で最も良い視聴率を叩き出したヒット作です。
時代は明治から昭和。山梨県の貧しい農家から東京の女学校に編入し、編集者から翻訳家になる道のりを花子とアンを重ね合わせたり、柳原白蓮と花子の友情も絡めて描いた物語です。本作で黒木華が演じたのは、村岡花子の妹、安東かよです。経済的な事情で花子のみが上の学校へ行く中、製糸工場に女工として働きに出て、過酷な労働を味わう事になります。その後工場から脱走し、洋服店やカフェー勤務を経て、喫茶店を開業。

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実は喫茶店を始める前に、プロポーズをされた恋人を関東大震災で亡くすという悲しい出来事を経験していた安東かよでしたが、それを乗り越えて生きる逞しい女性でした。喫茶店「カフェータイム」も東京大空襲で無くなってしまうのですが、戦後は露店を始め、浮浪児を引き取って育てる様になります。
黒木華は「花子とアン」以外にも、明治から昭和期の作品に幾つか出演しています。落ち着いた素朴な雰囲気が、あの時代の女性にぴったりです。「花子とアン」には他にも、後に朝ドラ「まれ」に主演する土屋太凰が花子のもう一人の妹・安東ももを演じていました。更に花子の友達の娘・富士子には、同じく朝ドラ「べっぴんさん」に主演する芳根京子がいました。豪華キャスト勢揃いのドラマですね。因みに黒木華もこれが朝ドラ初出演ではなく、「純と愛」にも出ていました。

黒木華が出演するおすすめドラマ:第4位

「真田丸」/真田信繁の早世する側室・梅

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2016年放送のNHK大河ドラマ。そう、黒木華は既に朝ドラにも大河ドラマにも出演しているのです!戦国末期、武田家や豊臣家に仕え「日本一の兵」と呼ばれた真田源次郎信繁(幸村)の怒涛の生涯を描いた本作の主演は堺雅人。陽気な青年が脂の乗った智将になってゆく姿を、時にはユーモアを交えながら演じきりました。そして黒木華が演じたのは、堀田作兵衛(真田領の地侍)の妹・。主人公、真田信繁の側室です。史実では堀田作兵衛の妹の名前は明らかになっていないので、名前はドラマオリジナルです。
真田信繁との間に、長子である娘・すえをもうけます。しかし、上田城の戦の際徳川方の攻撃により、真田信繁と娘を残して亡くなってしまう役でした。側室入りの際には祝言(結婚式)を挙げない事が多いこの時代、梅との祝言を挙げるほど梅を愛していた真田信繁は、梅の死を知り悲痛に暮れるのです。後の真田信繁の正室・が娘に「梅」と名付けるなど、大きな存在感のある役どころでした。

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また梅は純粋でけなげな女性に見えますが、武士では無く農民として乱世を生き抜く術に長けた、意外としたたかな面を持っていました。真田丸のヒロイン・きり(長澤まさみ)は自分に正直で真っ直ぐすぎる女性な為、物語の序盤ではきりと梅の対比が、身分上でも性格上でも際立っていました。一途な女性を演じる事の多い黒木華が、腹黒い役を演じるのを観るのもまた面白いですよ。

黒木華が出演するおすすめドラマ:第3位 

「重版出来!」/週間コミック誌の新人編集者・黒沢心

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第3位にして初の現代を舞台にしたドラマが登場!黒木華の記念すべきテレビドラマ初主演作です。とは言っても、このお話は全10話で、毎回中心人物の変わる1話完結に近いドラマでした。2016年春TBS系列にて放送。柔道経験のある黒沢心(黒木華)は、大手出版社・興都館に就職。週刊青年コミック編集誌「バイブス」の編集部に所属する事になります。
松田奈緒子による原作の黒沢心はちょっとゴツい人物造形だったので、この役をあの可愛らしい黒木華が演じるなんて!と最初は驚きましたが、意外や意外、コレがまたハマリ役でした。出版業界の内幕を、漫画家だけではなく、編集者、アシスタント、デザイナー、校正、営業、書店員など本を売る「裏方」の仕事をリアルに描いたドラマの中で、黒木華は自然に、漫画家に寄り添う編集者としてドラマの中に存在していました。

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「バイブス」の面々には他にも、個性的な役者さんが揃っています。まず第2話で中心人物だった営業担当・小泉純には、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」などの坂口健太郎。「バイブス」副編集長・五百旗頭敬(いおきべけい)にはオダギリジョー。ベテラン編集者・安井昇として、「TEAM NACS」の安田顕も出演しています。
また、原作者の松田奈緒子によるネームを基に、そうそうたる漫画家が劇中の作品を書いている魅力の一つです。藤子不二雄A、ゆうきまさみ、村上たかしなどです。漫画好きには特にオススメしたいドラマです。

黒木華が出演するおすすめドラマ:第2位

「みをつくし料理帖」大阪生まれ天涯孤独の料理人・澪の、江戸での成長物語

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孤児の(黒木華)は、大阪で料理の修業をしていたが、店が火事で焼失。江戸へ出て食文化の違いに戸惑いながらも腕を磨き、勤めている店「つる家」を繁盛に導いてゆきます。原作は髙田郁。ハルキ文庫より全10巻が出ており、累計で300万部突破の大ヒットシリーズです。2012年と2014年に北川景子主演でテレビ朝日系にてドラマ化もされましたが、黒木華主演のものは、2017年にNHKにて連続ドラマ化(全8回)されました。
脚本は「ちかえもん」で向田邦子賞を受賞した藤本有紀です。いやあ、やっぱり黒木華には時代劇が良く似合う!黒木華が努力の末マスターしたという、澪が困った時にする「下がり眉」もチャーミングです。黒木華は朝ドラと大河ドラマを経た後、この作品でNHKドラマ初主演も果たしています。NHKのドラマとの相性が良いんですね。

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他キャストは、武士(実は徳川家に仕える若年寄)小松原(本名は小野寺数馬)に森山未來。澪の料理に的確な批評をする小松原に澪は惹かれてゆきます。そして澪の事が好きな町医者の永田源斉に永山絢斗(「重版出来!」でも共演)。澪の母親代わりの芳に安田成美、澪の幼馴染で吉原の「幻の花魁」あさひ太夫に成海璃子などなど実力派俳優ばかりです。

黒木華が出演するおすすめドラマ:第1位 

「天皇の料理番」/黒木華にしか出来ない、昭和の強く気高い女の生き様・高浜俊子

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そして堂々の第1位は「天皇の料理番」!個人的に好きなドラマ歴代ベスト3に入る名作です。杉森久英による小説が原作。1979年に発表されて以来、3度もドラマ化されていますが、黒木華は2015年版に出演しました。時は明治から昭和、激動の時代です。「花子とアン」と同じ位の時代ですね。後に宮内省にて天皇の料理も担当する「大膳職司厨長」となる青年・秋山篤蔵(佐藤健)。その生涯を映画のような壮大なスケールで描いた作品です。TBSテレビ60周年特別企画でした。
黒木華が演じるのは、そんな秋山篤蔵の妻・高浜俊子です。地方の海産物問屋「松前屋」の娘として生まれ、篤蔵を婿養子にもらいますが、篤蔵はなんと料理人を目指して上京。俊子は一度は篤蔵の為を思い離縁しますが、後に東京で再会。再婚して3人の子宝にも恵まれ、自らも産婆として働きながら、篤蔵を支える強く優しい女性です。

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料理人の地位が低かった時代。息子に自分の仕事を告げられずに苦悩する篤蔵をけなげに支え続ける俊子の姿は、控え目ながら芯の強さを感じました。そして、関東大震災後。俊子は心不全を起こし、やがて終戦を待たずに亡くなってしまうのです。「美人薄命」とは言いますが、「真田丸」と同じで子供や夫を残して亡くなる辛すぎる役です。
不器用な親父ながら、自ら必死に俊子に食養生をし、看病を続けた篤蔵。一太郎、初江、周二郎の3人の子供達と篤蔵、そして最後の力を振り絞って年を越した俊子のシーンは、ドラマ界に残る名演です。そしてその死後、戦後の混乱期に篤蔵の心の拠り所であり続けた2人の絆にむせび泣いた人は数知れず。黒木華が気になる方はゼヒ観て欲しい、黒木華にしか出来ない、「昭和の日本の女」の気高さが滲み出たドラマです。

大河ドラマ「西郷どん」でも大注目!

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紹介した作品以外にも、黒木華は「母と暮せば」「舟を編む」など沢山の映画やドラマ、更には「お勢登場」他の舞台にも出演しています。そして2018年の大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)にも出演が決定しています。
主演は鈴木亮平。薩摩藩(後の鹿児島県)の下級武士の家に生まれ、やがて明治維新の立役者になってゆく西郷隆盛を演じます。原作は林真理子。脚本は「花子とアン」と同じ中園ミホです。本作で黒木華が演じるのは、岩山糸(後の西郷糸)。西郷隆盛の妻の役です。史実では薩摩藩士の娘で、西郷隆盛との間に3人の子をもうけます。他には北川景子や瑛太の出演も決まっています。これからも黒木華の活躍から目が離せません!
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