【血界戦線】クラウスは粛々と世界を救う! ライブラ最強のリーダー、3つの魅力を語り尽くす!

一夜にして異界(ビヨンド)と人界の入り混じる地球上で最も剣呑な緊張地帯と化した元紐育(ニューヨーク)=ヘルサレムズ・ロット。その街の片隅で、人類の存亡を賭けて超常的脅威と戦い続ける秘密結社ライブラの活躍と、ヘルサレムズ・ロットの超常的且つ非常識的且つデタラメな日常のドタバタを描いた人気コミック『血界戦線』。
今回は、秘密結社ライブラのリーダーにして主役の一人であるクラウス・V・ラインヘルツの魅力について語り尽くす!
というワケで、「征け! 手始めにこの記事を読むのだ!」

【血界戦線】クラウス・V・ラインヘルツってどんな人?

闘いは常に真っ向勝負! 心優しき愚直なまでの正義漢

クラウス・V・ラインヘルツは、血界戦線の主役の一人。シリーズ全体を通しての主人公といえる立ち位置のキャラクターでもあります。一夜にして崩壊、再構築され、異界(ビヨンド)と人界の交差する世界で最も剣呑な緊張地帯と化した元紐育(ニューヨーク)=ヘルサレムズ・ロット(以下、HL)で、日夜人界を脅かす超常的脅威と戦い続ける秘密結社ライブラのリーダーにして最大戦力。時に無数の悪鬼を、時に一騎当千の巨大な敵を、血の十字架が彫り込まれた白銀色のナックル一つで屠る様は、味方としては非常に頼もしい限りです。
一見無骨ながら、その人情味溢れるキャラクターが人気であるクラウスの魅力を、今回はたっぷりと語り尽くします。

【血界戦線】クラウスは年齢不詳のゴリマッチョ系メガネ紳士!

見た目と内面のギャップが激しい! そこが魅力の一つ

クラウスと言えば、まずはそのキャラクターデザインの妙。全体像を見ると白いワイシャツにネクタイ、ベスト、スラックスに革靴と、ファッションは至ってシンプルな紳士的正装。これを極自然に身に纏っているところが如何にも上流階級のお坊ちゃまです(実際お坊ちゃまなんだけど)。手足もスラリと長いし、シルエットは非常にシンプル。シンプル過ぎて特徴が無さ過ぎて、とてもデタラメドタバタ活劇の主人公なんて背負える柄には見えません。
ところがどっこい、そのシンプルさに隠された野獣の如く鍛え上げられた暴力的筋肉は、隠し切れずにシルエットに滲み出ています。一見スレンダーに見えるのですが、よく見ると上半身は非常に鍛えられており、逆三角形の体型をしているのです。余りに逆三角形が鋭利だから判り難いだけで、実はクラウス、かなりのゴリマッチョ体型です

さらに、顔も非常に厳つく、メガネで隠した鋭い三白眼、普通に閉じていても唇から飛び出ている下の犬歯と、そこら辺をほっつき歩いている異界人よりよっぽど恐い、本能的威圧感、恐怖感を感じさせる恐ぁ~い顔をしています。普段ですらそんなんですが、笑うともっと恐いんだから救いがありません。
見た目で勘違いされがちな上に不器用なので余計に勘違いされてしまう彼ですが、見た目に反して誰にも負けない優しさと、他者への敬意を常に忘れない紳士らしさを併せ持っています。
さらに、実直さを固めて塊にした様に真面目で、自分が傷つくことは厭わず、仲間やか弱き市井の人々が傷つくことに激昂し、一度敵と相対せば岩の如く一歩たりとも退くことを知りません

「私達の最強のリーダーで無類の紳士。獣のごとき生命力で武装した凶悪なまでの頑固者」
(血界戦線 第二巻収録 「世界と世界のゲーム」 K・Kの台詞より)
K・Kのこの台詞、シリーズ全般を通して見ても、クラウスをこれ以上的確に表現した言葉は見当たりません。己の信念に忠実である為に、巨岩の如く微動だにしない頑固者――それが、クラウス・V・ラインヘルツなのです。
ちなみに、こう見えてクラウスさん、まだ28歳ですってよ。嘘だ! 絶対もっと行ってるって! 誰が信じんだンなもん!

【血界戦線】クラウスが揮う“ブレングリード流血闘術”ってどんな技?

「憎み給え、赦し給え、諦め給え、人界を護るために行う我が蛮行を……」

異界と人界の間の街で、人類にとっての超常的脅威と闘う秘密結社ライブラ。しかし、彼らが日夜闘っている超常的脅威のほとんどはもののついでに屠っているだけで、彼らが闘うべき敵、彼らが今日に至るまで闘い続けてきた真の敵は別に存在します。血界の眷属(ブラッドブリード)、俗に言う吸血鬼です。
原作第2巻収録「BLOOD LINE FEVER(ブラッド ライン フィーバー)」にて、DNAに直接呪文術式を書き込むという出鱈目極まりない行為により、人智を超えた存在が人間を好き勝手に弄んだ末に誕生した――と解説された血界の眷属。これに対抗する為に彼らが糧とするが故に弱点足りえる血液を、あらゆる手段を講じて改造した対「血界の眷属」特化型強化人間兵器。吸血鬼を狩る牙狩りの集団それが本来のライブラの姿なのです。

当然、クラウスの“ブレングリード流血闘術”もまた、本来は対「血界の眷属」に特化された技であり、「滅極の術式」を付与された血液を十字架型に練成して攻撃、防護、封印に使用するという、血界戦線に登場する技の中でもトップクラスの多様さを誇る技です。
特に血界の眷属の封印に関しては、このブレングリード流血闘術の999式 久遠棺封縛獄(エーヴィヒカイトゲフェングニス)という技のみが可能であり、その使い手であるクラウスは、ライブラにとって、人類にとって、正に対血界の眷属の最終兵器。その揺ぎ無い強さこそ、クラウスの魅力の一つなのです。

【血界戦線】クラウス役の声優さんは?

さて、そんなクラウスの声を担当された声優さんといえば、小山力也さん。上の画像の左の方ですね。アニメ作品でなら、『名探偵コナン』で長らく毛利小五郎役をされていた神谷明さんが降板された際、同役に抜擢されたことでも有名ですね。
アニメやゲームでも活躍されている小山さんですが、当初は洋画の吹き替えを中心に活躍しており、特に『24』のジャック・バウアー役は余りにも有名。「ジャック・バウアーの声の人」と説明されて分からない人はそうそういないでしょう。
ちなみに、劇団俳優座所属で、声優業が主になってからはあまり活躍されていませんが、ヨーロッパでの舞台公演に積極的に参加していたり、アントーニオ役で出演した『ヴェニスの商人』で第9回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞していたりと、俳優さんとしても結構凄い人なのです。
役者としても演技を認められた小山力也さんの愁いを秘めた揺らぎを含む渋い声は、紳士であるクラウスのイメージにベストマッチ。魅力の一つとなっているのは間違いないでしょう。

【血界戦線】クラウスのフィギュア、グッズってあるの?

「例え千の挫折を突きつけられようとも、私が物欲を曲げる理由にはならない!!!!」(いや、曲げろよ!)

ラバーストラップやキーホルダー、ペンダントやリングなどのアクセサリー類。スマホケースやグラス、マグカップまで、血界戦線のグッズは結構多種多様なジャンルで発売されています。
――が、肝心のフィギュア類はほとんど出ていないのです。いやいや、ちょっと待ってよ、「トライガン」内藤泰弘作品ですよ? アメコミ、アメトイ大好き過ぎて、自分好みのアクションフィギュア作ってもらいたくてトイトライブなんて製作集団立ち上げた上、リボルバージョイントの開発にまで名を連ねた内藤泰弘の作品ですよ? アクションフィギュア出さないなんて、神が赦してもダメな方の大人全員が赦しませんよ? 私の様な玩具者にとって、大好きな作品のフィギュアが出てないとか、サハラ砂漠を水無し&徒歩で横断させられてるかの如き飢渇っぷりですよ。

――なんて取り乱しちゃいましたがご安心を。海洋堂のリボルミニしか発売されていなかったクラウスのフィギュアですが、なんと、この度figmaでも発売が決定致しました~!(パチパチパチ……)
うんうん、良さそうじゃないですか。可動部の仕込みにもう一捻り欲しい気がするけど、原型浅井さんだし大丈夫かな? レオも発売されるらしいし、これは発売が待ち遠しいっ!

そんなわけで、クラウスはカッコイイのです。(まる)

真のカッコ良さとは、見た目でなく背中が物語るのです。

デザイン面から考えると、およそ一般的な主役、主人公からは程遠いキャラクターであるクラウス。しかし、その魅力的なキャラクターは、外見を見ただけでは決して理解できません。作品に触れ、クラウスというキャラクターの生き様に触れた時、初めてその魅力に魅了されるのです。
誰よりも優しく紳士的であるが故、時にリーダーとしては頼りなく、その甘さが自らを窮地に陥れることもあります。しかしそれでも、己の信念を貫く鋼鉄の意思と、それを支える生命力を宿した肉体で、拳一つを武器に人界の危機と闘い続けるクラウスの生き様は、作品を通してでなければ解り得ません。
アニメ未見、原作未読の方は、この機会に是非、クラウスの生き様をご覧になって下さい。実際に触れてみてもらった方が、問答無用にカッコイイんですから