【インセプション】あらすじ&ネタバレ紹介!この映画ジャンル不問?

数々の映画賞に受賞&ノミネートされたクリストファー・ノーラン監督作品「インセプション」
世界から賞賛された一方、複雑なストーリーに「?」を浮かべた観客は少なくありません。
その難解かつ複雑なストーリーや世界観、設定を紹介いたします。

映画界衝撃の奇作「インセプション」とは

まずは映画「インセプション」の出演キャスト&キャラクターの基本設定


ドム・コブ
演ーレオナルド・ディカプリオ(吹替:内田 夕夜
本作の主人公。人の夢に潜入してエクストラクション(抜き取り)を行う産業スパイ。自殺した妻モルに嵌められ妻殺害の容疑で国から追われ国外逃亡中。個人の犯罪歴も電話一本で消せるサイトーの依頼を成功させれば国に帰り愛する子供達に会える為インセプション(植え付け)の作戦を立てる。

アーサー
演ージョゼフ・ゴードン=レヴィット(吹替:土屋大
コブの相棒。常に冷静でターゲットの調査などの作戦の下準備なども担当する事多い。サイトーからインセプションを依頼され即座に「無理だ」と言ったり、イームスから「想像力に掛ける」と表現されたり頭の固いキャラだがインセプション作戦の第二階層で見事な機転を利かしキックを発動させる。

サイトー
演ー渡辺謙(吹替:渡辺謙
日本の実業家。長年ライバル会社との市場争いを行なって来たが限界が近づき、ライバル会社の跡取りに会社を潰すアイディアを植え付けようと企てコブ達にインセプション(植え付け)を依頼する。電話一本で外国の犯罪歴を消したり、まるごと航空会社を買収したりする謎のぶっ飛びキャラ。作戦の成功を、確かめる為作戦に参加


アリアドネ
演ーエレン・ペイジ(吹替:冠野智美
コブの義父のマイルズ教授の優秀な生徒で大学では建築学を専攻する女子学生。マイルズ教授の勧めにより建築士としてインセプションに参加。この映画においてアリアドネは「何故?」「どういうこと」って観客目線でいてくれるキャラクターです。


イームス
演ートム・ハーディ(吹替:咲野 俊介
夢の中でセクシーな女性から貫禄のあるおじさんまで老若男女に問わず、変装してターゲットを騙す、偽造士。コボル社のおひざもとのモンバサにいたがコブにインセプションに必要とされ作戦に参加。作戦会議時も積極的に意見を言ったり提案したりするキレ者。

ユスフ
演ーディリープ・ラオ(吹替:木村 雅史
夢を効率良く見るための睡眠薬を調合する調合士。イームスの照会で普段は薬を調合するだけで夢にはあまりどうこうしないようだが、作戦が第3階層まで行く為同行を依頼。コブに頼まれかなり強い薬を調合し、普通の夢の共有であれば死ねば現実の世界に戻るがインセプション作戦は薬が強すぎる為、夢で死ねば虚無に落ち目覚める事のできないデスゲームを作り出した。

モル・コブ
演―マリオン・コティヤール
自殺したコブの奥さん、夢で長時間過ごし過ぎ、夢に固執し夢から抜け出せなくなっていた。だがあるアイディアが頭を駆け巡った「この世界は現実じゃない」このアイディアに翻弄され、自分のいる世界を現実じゃないと信じ込み自殺、それ以来夢の中に現れてはコブ達の邪魔をする

映画インセプションのあらすじを紹介

物語は砂浜から始まる。

波打ち際に倒れるコブ。そんなコブを銃を持った兵士が見つける。兵士達に運ばれ、城のような屋敷の老人と対面するコブ。
実はこのシーンは物語の終盤のシーン。ここはどこか?コブはどうしたのか?この老人の正体は?などは物語終盤に分かります。
場面は変わり、サイトーと会食をするコブとアーサー、コブ達はサイトーに夢におけるアイディアのエクストラクション(抜き取り)の危険性を伝え、自分達がアイディアを守るのに協力すると持ちかける。しかしこれはコブ達の罠で実はこのシーンはすでに夢の中で、サイトーのアイディアのエクストラクション(抜き取り)が目的だった。しかし事前にサイトーがこの事態を察知していた為(また、モルが邪魔をした為)失敗に終わった。

作戦が失敗に終わり、依頼主のゴボル社から追われる身になったコブ達は一時身を隠すことにする。そんな中コブ達はサイトーからライバル会社の後継ぎに会社を潰させるアイディアを植え付ける、つまりインセプション(植え付け)の依頼を持ちかけられる。コブは成功したらサイトーの権力を使い自分の犯罪歴消してもらうのを条件にこの依頼を受ける。

メンバー集める為パリに行くコブ。そこで義父であるマイルズ教授に会い、アリアドネを建築士として紹介される。(建築士とは、夢の中物や街、世界を創る人間)夢の中で変身し、ターゲットを騙す偽造士イームス、調合士のユスフと組み、作戦の成功の確かめる目的で同行するサイトーとインセプションの作戦を練る。
そんな最中、アリアドネはコブがモル殺人の容疑で国を追わてる事を知る。またコブの夢に侵入し、コブのモルに対しての執着を知り、このままでは作戦に影響が出ると考えたアリアドネは作戦の同行を決意する。そしてモーリス・フィッシャー(ライバル会社の会長)の死をきっかけに作戦は実行に移された。

モルの自殺

コブとモルは夢の中にハマり、何十年と夢の中で過ごした。しかし、夢の中での何十年が現実の世界での数ヶ月だということを知らなかった。コブが現実世界で目覚めた時若い体に年老いた魂が入っていた。そんな中モルにあるアイディアが生まれる「この世界は現実じゃない」この考えにとらわれモルは現実の世界に戻る為に自殺をした。

ターゲットはロバート・フィッシャー

ロバート・フィッシャーはエネルギー事業のライバル会社の後継ぎ。彼はプライベートジェットでロサンゼルスに向かう予定だったが突然のメンテナンスで急遽、旅客機のファーストクラスで向かうことにする。しかしこれはコブ達の作戦。なんとサイトーが航空会社ごと買収し、まんまとファーストクラスにロバートとコブ達だけのみとなり(もちろん、旅客機内の職員も作戦を擦り合わせ済み)ロバートを睡眠薬で眠らせと夢に入って行った。

第一断層「雨のロサンゼルス」

夢の第1階層はユスフの夢。シャンパンを飲み過ぎた為、雨のロサンゼルス。タクシーでアーサー達がロバートを誘拐する所までは良かったが、突然武装部隊の銃撃を受ける。これはロバートの防衛本能、大企業の会長の息子のロバートはアイディアのエクストラクション対策を受けていた。その防衛本能が発動し、アーサー達を銃撃した。またコブとアリアドネは走行中列車に激突されアーサー達とはぐれていた。
なんとか逃げ切り合流したコブ達、しかしサイトーが被弾してしまっていた。苦しむサイトーを楽にしてやる為に殺そうとするイームス(通常では夢の中で死ねば現実世界で目を覚ます為)しかし、必死にそれを止めるコブ。実は今回は調合した薬が強すぎて夢の中で死んだら現実世界では目覚めず虚無に落ちてしまう事を知り、騒然となるメンバー

コブ達はロバートから金庫の番号を聞く為に尋問を行う、イームスが会社の法律顧問、そしてロバートの名付け親のブラウニングに変装し、ロバートに遺言の話をする。会社を潰させ自分の道を行けとかかれた遺言書があるとロバートに伝える。しかしロバートはブラウニング(イームス)に父の死に際に「失望した」と言われたと話す。
アリアドネはコブに真実をみんなに伝えてないと詰め寄る、コブ達の車に突撃した列車はコブが出した列車だった。コブはアリアドネにモルの自殺の真相を語る。防衛本能に発見され為、車で逃走しながら夢の第2階層…

第二階層「ホテル」

夢の第2階層はアーサーの夢のホテル。ここでロバートにコブが「これは夢だ」と明かしアイディアを守るとターゲットに擦り寄る「ミスターチャールズ作戦」を実行。作戦は成功し、ロバートに法律顧問のブラウニングが遺言狙っていて、今回の誘拐の黒幕はブラウニングだと思わせる。ブラウニングを528号室で拘束し、ブラウニングの真意を探る為にブラウニングの夢に入ろうとロバートに提案するコブ。ロバートにブラウニングの夢に入ると思わせ、第3階層へ

第三階層「雪山の病院」

第1階層にユスフ、第2階層にアーサーを残し、夢の第3階層に進むコブ達。イームスの夢の雪山の病院(全く病院には見えませんが)手分けして進むコブ達、そんな中第1階層での武装防衛本能の攻撃が激しく、車ごと川に飛び込み予定より早くキック(夢を覚ますためのきっかけ)が来てしまう。第2階層は影響を直に受けてしまい無重力状態になってしまう。その結果、ホテルの床を爆破し床を抜かせて落とす第2階層のキックが成立しなくなってしまう。

予定外のキックにより時間がなくなるコブ達。なんとか病院まで辿り着くサイトーとロバート。この階層でロバートに「父の影を追うのではなく自分の道を行け」というアイディアを植え付けるまであとの一歩の時、なんと突然モルが現れロバートを射殺してしまう。作戦の失敗に肩を落とすコブ。だがアリアドネが射殺されたロバートが落ちる虚無(第4階層)に潜ってロバートを救出する提案。コブとアリアドネと共に第4階層に向かう。

第四階層「虚無」

第4階層「虚無」にロバートを救出に向かうコブとアリアドネ。第2階層でキックを成立させる為にメンバーをエレベーターに運ぶアーサー、第3階層で病院に爆弾をつけて回るイームス、瀕死の状態でロバートの死体を守るサイトー。第4階層でモルとロバートを発見し、モルと話すコブ。

モルにアイディアを植え付けのはコブ

コブとモルは夢の中で何十年と共に過ごしていた。コブはその中で現実に戻らなくてはないならと考え始める。現実にはフィリッパとジェームズが待っている。しかしモルはどうしても夢から抜け出そうしない。モルは夢にとらわれ夢に留まろうした。そこでコブは深い階層でのアイディアの植え付け(インセプション)という考えに辿り着く。「この世界は現実じゃない」このアイディアによりモルとコブは列車のレールに横たわり自殺。
そして現実の世界に戻ったコブとモルだったが、モルにはあるアイディアがずっと残っていた「この世界は現実じゃない」これによりモルは現実を信じなくなりました。「ここは現実ではない、現実の世界に戻らなきゃ」そうアイディアにとらわれたモルは弁護士にコブに殺されるという文章を残してコブにこの世界の居場所を潰し、一緒に自殺しようと誘う。しかし、コブは子供達を残して死ぬ訳には行かないとモルを説得しようとしたが叶わず、モルは投身自殺した

キックの連鎖、帰還

第4階層ロバートを発見し、アリアドネに一人で元の層に戻れと指示するコブ。コブにこのままここに居ようと言うモル。コブは残らずサイトーが虚無に落ちて来るから探しに行くと言い、ロバートを第3階層に戻した。サイトーを連れて必ず戻ると約束し戻るアリアドネ
第3階層で生還したロバートが金庫を開けると父のモーリスのいた、モーリスに「私を真似るな、自分の道を行け」と言われるロバート。そしてイームスが仕掛けた爆弾を爆発させキックを発動させる。第2階層ではエレベーター付近に仕掛けた爆弾でエレベーターの箱を飛ばし、成立してなかったキックを成立させる。第1階層ではユスフの車が川に着水し、キックを発動させる。キックの連鎖で現実の世界に戻って行くメンバー達

コブ、サイトーの帰還

ロバートを守り、武装防衛本能を撤退させるも生き絶えるサイトー。砂浜に倒れるコブ。(ここで冒頭のシーンと繋がります)老人となったサイトーに会いに来たコブ。サイトーを連れて帰り現実の世界へ
飛行機の中目覚めるメンバー達。そしてアメリカに着陸し、一本の電話をかけるサイトー。無事に入国したコブ、迎えに来た義父マイルズと共に家に帰ります。そして映画は話題のラストシーンに向かいます。

難解かつ複雑!インセプションのラスト

家に帰り、子供達に迎えられるコブ。そしておもむろにトーテム(今いる世界が現実か夢を判別する為にそれぞれが持ってるアイテム。コブの場合今いる世界が夢ならトーテムは回り続けます)を回す、そしてトーテムの軸がブレ始めて映画は終わります。
このラストは大きな反響を呼びました。コブはまだ夢にいる説、現実に戻れた説など、しかし、子供達(フィリッパとジェームズ)が成長した。しかもわざわざ別キャストを用意したり、映画の終了間際にはトーテムが軸が大きくブレていたことから現実に戻れたと言う声が多かったと思います。

インセプションに対する評価は如何に!?

数々の映画賞に受賞&ノミネートし、世界から賞賛された「インセプション」ですが、その一方「わからない」「長い」「説明が多い」と言う声もありました。時間に関しては「本編148分!」うん、確かに二時間半は長いですね。人間の集中力を考えると、後半に行けば行く程情報量が増えて行くのがインセプションが「難解」と言われる理由の一つだと思います。
また「説明が多い」と言う声の反面「説明不足すぎてわからない」と言う声もありました。確かにこの映画中で夢を共有する機械「パッシヴ・デバイス」については全く触れていないし、この映画に何度も出て来るワード「潜在意識の投影」も一度も説明してくれません!ですが「長い」「説明が多い」「説明不足でわからない」と言うのは、インセプションのと言う映画の「情報量が本当に多い」からだと思います。

インセプションには続編映画がある!?

インセプションの続編については、やはりないと思っている方多い様です。もともと、続編を考えてない作品でも興行収入や評価によって続編が決定すると言うのはよくある話ですが、クリストファー・ノーラン監督の多忙さを見ると、やはり続編は望み薄と言えるでしょう。少なくともクリストファー・ノーラン監督のインセプションを観れる可能性は低いでしょう。

めくるめく「インセプション」の世界へ

まとめ

最後に私は「インセプション」と言う映画は、本当に素晴らしく面白い映画だったと思います。確かに「長い」「解りづらい」「説明が多い」など観辛い部分はありますが、乱暴で本末転な言い方ですが多少はわからなくても面白いと言える作品だと思います。また観れば観る程発見がある、それだけパワーがある映画だった私はそう思います。非常に面白く是非オススメしたい映画でした。
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