【図書館戦争 革命のつばさ】ついに“革命”がアニメ映画に!待望の名シーンをご紹介!

「図書館危機」まででシーズンが終了してしまった「アニメ 図書館戦争」。劇場版として作られた、ファン待望の本編完結編、「図書館戦争 革命のつばさ」の魅力をご紹介!見たかったあのシーンも!?

【ネタバレ注意】図書館戦争 革命のつばさのあらすじ

アニメ版唯一の映画作品「図書館戦争 革命のつばさ」。作中にも出てくる紀伊国屋書店とコラボした数種の表紙やパッケージを店頭で見たことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、多方面に話題を読んでいるアニメ映画「図書館戦争 革命のつばさ」の魅力をご紹介します!

シリーズ4作目「図書館革命」を完全映画化!

原作シリーズ4作目、「図書館革命」をアニメ映画化した本作品。郁の故郷水戸での大規模抗争お母さん襲来を乗り越え、基地に戻った図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)を待ち構える次なる事件と、新たな出会い・・・?待ちに待ったあの人やこの人、例の「あの」シーンももれなく見れちゃいます!

序盤からクライマックス!カミツレデートの行方は?

危機の抗争中に話した、「カミツレのお茶を飲みに出かける」という堂上と郁の約束。なんともくすぐったい、上司部下以上恋人未満な空気が漂う二人ですが、例によって緊急の電話がかかってきてしまいます。堂上には小牧から、郁には柴崎から、二人全く同時に。そして「デートの邪魔してごめんね」と言われ、「そんなんじゃないッ!」と叫ぶタイミングも全く同じ。仲がいいですねぇ〜とニヤニヤしつつ、心の中では(あの二人、わざと同じタイミングで聞いたな)とまたニヤニヤ。
 

基地へ帰る途中、良化隊員が基地を張っているのを見て、手をつないでバカップルのごとく(ごとくも何も実質そうなんですが)帰還する二人。しかも指摘されるまで、堂上は手をつないでたことに気づかない。慌てる二人にもそっと目をそらす手塚にも萌えしかありません!!
帰ってきた二人の前に待っていたのは、デート中も話題に出た堂上の憧れの作家、「当麻蔵人」。ニュースで報道されたテロ事件が当麻先生の小説、「原発危機」と非常によく似ていることから、メディア良化委員会に執筆規制をかけられる可能性が高い当麻先生を守って欲しいと、玄田の昔馴染みの編集者、折口から依頼されます。

当麻先生を守れ!国家権力と戦う図書隊

これを許しては一作家の表現の自由の規制にとどまらず、これを前例とした拡大解釈とメディア良化委員会に都合の悪い作家狩りが始まってしまいます。表現の自由を守るため、当麻先生の護衛を図書隊で引き受けることが決定。まずは当麻先生の外見を変えて良化隊員の目をくらますため、バカップルよろしくメガネと白髪染めの買い物を頼まれる堂上と郁。そして実際本当にイチャイチャしだす二人。これまたニヤニヤポイントです。

そうして外見を変え、稲嶺元司令の家に滞在場所を移し、堂上班もローテーションで警護を続けますが結局見つかってしまい、命からがら図書隊へ帰還します。途中、車に乗ったまま大型コンテナに入り、ヘリで運ばれるシーンがあるのですが(改めて考えると本当に派手・・・)暗闇で怯える郁の手を堂上教官がグッと握ってくれる、だけでなく!アニメ版ではググッと抱き寄せてくれちゃうんですね!後ろに当麻先生がいること忘れてませんよね?(笑)
そして着陸前のヘリに銃弾を浴びせられながらも隊に帰還した堂上、郁、当麻先生。警護の間にも裁判は進んでいきますが、テロ対策という大義名分があるため、形勢は不利のままでした。

奇貨を取れ!一発逆転の策発案者は・・・

もし最高裁まで上告しても、「執筆規制ができる」という判決が下ってしまった場合、どうするか?図書隊全体で考えを巡らせる中、普段はこういった頭脳労働では全く役に立たない系の郁がぽそっと言ったのが「最高裁まで行って表現の自由も守れないような国なら、当麻先生いっそ亡命しちゃったらどうですかねー」。会議室はしんと静まりかえり、「もう一度言ってみろ!」とものすごい形相で郁に詰め寄る堂上。普通に怖い。

堂上としては滅多にない郁のクリーンヒットに興奮しちゃっただけなのですが、あまりにも怖い詰め寄られ方をされた上に「お前の脳みそでよく思いついた!」と言われた郁はパニックになり、グーパンチをお見舞い・・・ぐしぐし泣きながら隊長室にこもる功労者の機嫌をとるため、隊員全員分+α(五十人以上)のケーキを買ってこいと玄田に申し付けられる堂上。2万以上になる出費に頭を抱える堂上。なんだこれ・・・なんだこれ・・・かわいいわ・・・

護衛半ばで倒れた堂上教官・・・そして郁と当麻先生は!?

最高裁の判決が出た日、東京には激しい台風が上陸。予想通り完全勝訴が叶わなかった図書隊は当麻先生のオランダ大使館への「亡命」を目指しますが、敵に情報が漏れており襲撃を受けます。最終候補としてあげていたアメリカ大使館にも向かいますがやはりギリギリで良化隊員に阻まれ、囮の緒方、小牧、手塚組と別れた堂上、郁は当麻先生と共に地下鉄駅からすぐのイギリス大使館への駆け込みを狙います。
しかしここで皮肉にも、良化隊員の親切心から当麻先生が見つかってしまい、逃げる途中で堂上は良化隊員に撃たれてしまいます。堂上を担いで地下鉄に乗り、書店に助けを求めた当麻先生と郁。玉は急所を外れていたものの、激しい雨のせいで失血量が多く、堂上は体温が低下して肺炎を起こしかけていました。

大阪の領事館への駆け込みならまだ良化隊員に貼られていないと踏んだ当麻先生と堂上。自力で着替える力もない堂上は、「ここからはお前が一人で護衛するんだ」と二正のカミツレがついた襟章を貸して、頭をポンポンしてくれます。
そんな堂上に、郁は「「帰ってきたらカミツレ返して、堂上教官に絶対好きって言いますから!だから絶対元気になってください!元気にならなかったら許さない!」と堂上の胸ぐらを掴んで唇を奪い、堂上を残して大阪へ旅立ちます。書店員さんたちにヒソヒソされながら救急車で病院に運ばれる堂上教官、不憫可愛いです・・・。

ただでさえ粗忽な上に絶賛ペーパードライバーの郁がひどい台風の中、。携帯すら水没して使えない中、時に野生の勘を働かせ、時に成長した頭を働かせ、ついには当麻先生を「大阪で一番目立たない格好」に変装させて領事館への駆け込みを成功させます。原作からするともっとどぎつい紫な感じを予想していましたが、これはこれで大阪のおばc・・・いえなんでもありません。「お金に糸目はつけません」とか一度でいいから言ってみたいですね。

スタッフの遊び心!?ファンにだけわかる「あの」シーン

「革命のつばさ」本筋のストーリーには関係ないのですが、原作小説の作者有川浩先生の著作のパロディがあるシーンがあります。こちらの教官が持っているのは作中話題の「原発危機」ですが、どうみても徒花スクモ先生表紙の「図書館危機」です・・・スタッフさんありがとうございます。

こちらも有川先生の人気著作、「植物図鑑」と「阪急電車」のパロディです。動物図鑑(笑)の「犬追ってたのになんでやねん!」のアオリは、植物図鑑で主人公のOL、さやかに「噛みません、良い子です」と言ってお手して拾われた「犬」である所のイツキをもじっているのでしょうか。阪急電車も「各駅停車」で様々な他人が偶然少しずつ関わりあって紡ぐ物語ですが、「途中下車から始まった出会い」・・・当麻先生版はどんなお話なのか、気になる所です。

アニメ版声優さん達に加わった当麻先生の声とは?

本作でアニメ初登場の当麻蔵人を演じるのは俳優のイッセー尾形さん。実に軽妙洒脱で、茶目っ気のある当麻先生を演じられています。原作の当麻先生もおっとりした性格ながらちょこちょこツッコミが秀逸だったり冗談を言ったりしていたので、イメージ的に違和感は全くなかったのですが、アニメの絵の方であまり表情の変化が見られなかったので、そちらが惜しい所です。

キャラデザインはぴったりなのですが、ちょっとふわふわと弱々しい印象のアニメ当麻先生。もう少し絵や動きでも当麻先生のお茶目さを出していれば、声ともぴったり合っていたのではないかと思います。雨で道路標識が見えず、役に立たなかったカーナビを無視して中央道に入り、カーナビに「人間様の叡智を思い知ったか!」と叫ぶ郁に「今のは叡智というよりお見事な野生の勘だと思いますが」とズバッと言っちゃうような当麻先生なのですから。

映画主題歌「初恋」にも注目

出典:https://www.amazon.co.jp

主題歌はBase Ball Bearの「初恋」。テンポよく歌い上げられる曲は、「堂上教官!」と呼ばれてエンディングを迎えるこのお話を爽やかに締めくくるのにぴったりです。「10代の頃に戻ったみたいだ」という部分は特に、王子様の一連が思い出され、懐かしい気持ちにさえなります。
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