アニメ図書館戦争の魅力を徹底解析!ほんの自由を守る人達が居る!

あの有川浩の大人気小説、図書館戦争がアニメに!今回はそのアニメ図書館戦争の魅力に迫ります。郁が、堂上が奔走したメディア良化法とは?本の表現の自由とは?様々な魅力溢れる図書館戦争の世界を徹底解析いたします!

アニメや実写にもなった「図書館戦争」って?

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図書館戦争とは、作家有川浩著書の図書館戦争シリーズの第一冊目の題名で、2006年2月から角川書店より発刊されました。本編2作と外伝2作の他に同著者の著作、ラブコメ今昔等の短編集にも図書館戦争シリーズに登場した登場人物たちが描かれています。

2007年には本シリーズ一作目の図書館戦争が2007年本屋大賞の第5位に入賞し、2008年には第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞、2007年には漫画家の弓きいろによって、2008年にはふる鳥弥生によってそれぞれLaLaと月間コミック電撃大王にて漫画が連載されています。

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2008年4月6月からテレビアニメとしてフジテレビ系にて放送され、テニスの王子様や獣の奏者エリンを手がけた浜名孝行が監督を務めています。

また、実写化も行われ2013年4月実写映画図書館戦争が公開、2015年の実写映画第二段にあわせてテレビドラマ図書館戦争~ブックオブメモリーズ~が放送され、同10月から図書館戦争~The Last Missonが公開されました。

実写版の監督はそれぞれ佐藤信介が担当しており、ダブルキャストの主人公の堂上篤役に岡田准一笠原役に榮倉奈々をそれぞれ起用しています。また、原作者の有川が本作執筆の際に登場人物である柴崎麻子のモデルにしたということから、モデル本人の栗山千明も柴崎麻子役で特別出演しています。

原作者 有川浩って?



原作者の有川浩(ありかわ ひろ)とは、2003年に第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞した塩の街で作家デビューした女性小説家で、代表作品に阪急電車、フリーター、家を買う、空飛ぶ広報室などがあります。

図書館戦争のアニメ化に対し有川はスタッフの皆さんが原作をすごく大事にして、愛情をいっぱいかけて作ってくださったとインタビューで答えており、製作現場に立ち会った数々のエピーソードの中でも最も心に残っていた出来事として、稲峰役の佐藤晴男のアドリブを上げています。



物語の中の重要ポイントである日野の悪夢の回想シーンで、本来原作では稲嶺が叫ぶ『君たちは──公序良俗を謳って人を殺すのか!』というセリフが、アニメでは当初セリフ落ち(尺の都合で削られるセリフ)として台本には書かれていなかったそう。

しかし、原作を読み込んでいた稲嶺役の声優佐藤晴男稲嶺として、あのセリフが落ちたらダメでしょうと思い、アドリブでそのセリフを突っ込み、尺にも問題なく演技も見事で鳥肌が立ったとその場でアフレコ現場の見学をしていた有川はコメントしています。

原作を愛し、キャラクターの心情をしっかりと汲み取っているからこそ出来る声優達の姿勢と、アニメ製作の現場の熱意に感動したと語っています。

自由を守るキャラクターを紹介!

アニメ図書館戦争のあらすじ

図書館戦争の世界は、元号が昭和から正化に変わった架空の日本。公序良欲のために人権を守るメディア良化法が制定されメディア良化委員会の執行機関、良化特務機関(通称メディア良化隊)によって検閲、情報の自由への侵害が行われる世界です。

メディア良化法に対抗するため、公立図書館図書館法に則った図書館の自由に関する宣言を元に図書館の自由法を制定。その実行部隊として図書隊を設立しました。良化特務機関と図書隊、二つの勢力が書籍の表現の自由を賭けて対立し、永い抗争を繰り返していました

そんな世界を本が好きで高校生の頃のとある出来事がきっかけで本を守ると誓った新人の図書隊員、笠原郁が駆け抜け、成長していくストーリーです。

笠原郁

図書館戦争の主人公笠原郁は本が好きな女性です。幼い頃から本を愛して育ちました。危険な戦闘職種である図書隊員を目指すきっかけになったのは、高校生3年生の頃、お気に入りの作家の本が発刊されて購入しに言った際、良化隊員達の検閲に会い購入する予定だった本がその規制対象になのを知りました。

その本を守るために苦闘していた郁を助けたのが図書隊員だったため、その隊員に憧れて図書隊に入ります。身体能力は高く、その中でも速力は図書特殊部隊随一を誇る俊足の持ち主です。性格は優しく仲間思いで純粋ですが恋愛に対してはとても不器用で純情な一面もあります。

そんな笠原の声優を勤めるのは進撃の巨人でアルミン・アルレルト役を務めている井上麻理奈で、インタビューでは郁と堂上の掛け合いにも注目して下さいと見所を語っています。

堂上篤

堂上篤は図書隊防衛部、図書特殊部隊に所属する堂上班の班長で笠原の直属の上官です。訓練生時代の頃の名残から笠原からは堂上教官と呼ばれ恐れられています。

性格、外見共に真面目で実直ですが、特殊部隊内では真面目さをネタにいじられることも多く、限度が過ぎると上官でも部下でもあほか貴様ら!と怒鳴り飛ばす一面もあります。仏頂面で居ることが多く滅多に笑うことはありませんが、わざとそういう顔を作っているときもあり食えない一面も持ち合わせています

堂上篤の声優を勤めるのはログ・ホライズンで直継を演じた前野智昭で、原作の大ファンだと言う前野は、アニメを見ておもしろいから原作も読んでみよう!と思う人を増やしたいという意気込みで挑んだとインタビューで語っていました。

小牧幹久

小牧幹久は堂上班の副班長を勤める笠原の上官で、堂上の同期です。図書大学校卒業後、笠原が高校時代に王子様に助けられた一件の真相を知っている人物の一人です。

温和な性格ですが笑う正論と言われるほど、常に正論を他者にも自身にも厳しく突きつけている人物です。笑い上戸で、時には暫く笑って帰ってこれなくなることもあります。笠原にとっては良き上官で、アドバイス役相談役といった役目を班内では引き受ける立ち位置に居ます。

そんな小牧の声優は銀魂で桂小太郎を演じている石田彰で、インタビューで図書館戦争の見所をたずねられた際には“堂上”と“郁”の幼い恋模様ですね。と語っています。

柴崎麻子

柴崎麻子笠原と同期で同じ寮のルームメイトの女性で所属部署は業務部。仕事は武道派の笠原たちとは違いカウンター業務がメインの部署になります。

かなりの美人で図書館内外にも柴崎のファンは多数存在しますが、本人は外見や仕事用に作っている柴崎というキャラクターによってくる人には興味がないそうで、普段は常に猫をかぶっているという性格をしています。性格的には誰に対しても容赦がなくとても勝気な女性で、自分とは違う裏表のない性格の笠原の事をとても大切にしています

恋愛面では奥手で、外見だけで判断されるのが嫌いなため臆病な面も見受けられます。そんな柴崎を演じるのは声優の沢城みゆきで演じる際にはキャラクターの心情表現に重きを置いて演じたと答えており、柴崎の人生を役を通じて体感できたことは幸せだったと語っています。

映画「図書館戦争 革命の翼」のストーリーをネタバレ!

いつか革命を。を合言葉に分かれたスタッフ達が再集結!

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映画 図書館戦争革命の翼2012年6月から公開されました。アニメ終了から四年もの月日が経過した後に公開されており、観客動員数が初登場第10位とまさにファン待望の映画として話題を呼びました。ストーリーはアニメ版の最終章、原作の図書館危機の続きとなる図書館革命の話が中心となって繰り広げられており、主人公は笠原と堂上のダブルキャストという形で描かれています。

原作者の有川はアニメ終了当時、アニメの放送範囲が図書館危機までだったことからいつか(図書館)革命を!必ずやりましょう!といって声優を含め、アニメスタッフたちと別れたそうです。そして、原作の図書館戦争シリーズが角川文庫から出版されることになった際、有川本人から図書館革命のアニメ化を提案し、当時の製作スタッフがほとんど再集結し作り上げられました。

あらすじ

物語は原子力発電所を舞台にしたテロから始まります。笠原と堂上はデート中にこのテロのために呼び出され、今回のテロが当麻蔵人の著作した本がテロの参考文献になった可能性があるため良化委員会から当麻が狙われていると聞かされます。

メディア良化委員会は今回のテロをきっかけにテロ特赦法を引用して当麻をはじめ、規制のために作家狩りを始めようという魂胆があり、笠原や堂上を含める図書館隊は作家狩りを食い止めるために当麻の身柄を捕獲、保護するために奔走します。

原作者の有川は映画化に際したインタビューで、アニメ放送の終了時に図書館革命のアニメ化を誓い合ったことを明らかにし、それが実現したこの映画版では、声優たちが各々のアニメ時のキャラクターの雰囲気や性格を忘れることなく大切に持っていたことに感動したと語っています。

アニメ版「図書館戦争」のオススメしたい魅力はココ!

図書館戦争の一番の魅力はなんと言ってもその完成された世界観です。メディア良化委員会の規制が厳しく著作の自由を規制される世界、そしてそれを守るために戦う図書隊と良化特務機関が激しく戦闘を繰り広げる。そんな世界観が小説よりも細やかに描き挙げられています

次に、小説では普段本を読まない人から見て若干想像し難い戦闘シーンや主人公の笠原たちの葛藤や成長が、アニメ版ではキャラクターの表情や声色、物音などからさらに小説の表現をよりわかり易く再現されており、普段本を読まない人でも親しみやすい作品に仕上がっています。

アニメ版「図書館戦争」を見て表現の自由について考えよう

ここまで読んでくださりありがとうございます。今回はアニメ版図書館戦争について書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

有川浩著書の原作の図書館戦争シリーズは私も好きですべて読んでおり、アニメも当時毎週待ち遠しく見ていました。書籍の表現の自由を掛けて戦うという普段何気ない生活をしていると気づかない部分が題材にされており、図書館戦争の世界では本やメディアに関心のない人が増えたために統制する側が力を持ちすぎてしまったという背景に、つい昨今の様々なメディアのあり方を浮かべながら読んでしまいます。

この作品は、原作ファンはもちろん、本が好きな方アクションものが好きな方恋愛、純愛ものが好きな方にオススメです。